プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:女性
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師としても活動。2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。
MIDO9459.JPGAAJJ0027.JPGAAJJ9949.JPG撮影森幸一c_0056.JPG撮影森幸一(舞台写真)・御堂義乘(ブロマイド)

NEWS!奈々福のCD発売中! 
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」
(発売元:有限会社武春堂 販売元:バウンディ)XQBT-1155 定価2500円。
取り扱い店:山野楽器(銀座) ミュージックテイト(新宿) ヨーロー堂(浅草) イサミ堂(浅草)
アマゾンほかのネットショップでも購入可能。
奈々福後援会でも取り扱います(別途送料200円がかかります)。ご注文はtamamiho55@yahoo.co.jp へお願いします。
CDジャケット.jpgこおゆう感じです。

「和装人インタビュー第50 玉川奈々福」by辻屋本店

玉川奈々福への仕事のご依頼は、ななふく本舗へ 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
◎ おもいっきり笑える浪曲が聴きたい!
◎ 甚五郎さんや、忠臣蔵や、次郎長や、昔ながらの浪曲が聴きたい!
◎ 子供に、読み聞かせをしてほしい。三味線の音色も聴かせてほしい。
◎ 浪曲漫才もありえるんですか?
◎ 結婚式や、〇回忌で、一代記をやってほしい。
……などなど、お気軽にご相談ください。

奈々福自主公演の予約お問合せも、ななふく本舗へ(090-7001-6867 
ななふくonついった
http://twitter.com/nanafuku55
奈々福on facebook
http://www.facebook.com/nanafuku.tamagawa

2015年08月27日

これ一枚で浪曲の有名演題がわかった気になる解説その3「寛永三馬術」

25日の「浪曲破天荒列伝」第三回、木馬亭いっぱいのご来場を賜りまして、無事終えることができました。
お客様に心から御礼申し上げます。
自分のプロデュースする公演で、トリをとる一席、自分との戦いでありますが、使い果たします。
もうちょっと、抜くべき力があるような気がします。
頑張ればいいってもんじゃない。
抜くからこそ、自由になれるものもあるはずなのに、芸道未熟。

当日お配りした「これ一枚で浪曲の有名演題がわかった気になる解説『寛永三馬術』」をアップします。
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浪曲の有名演題がわかった気になる解説その3「寛永三馬術」
奈々福が唯一出しているCDに収録されているのが、「寛永三馬術」の中から「曲垣と度々平」「大井川乗り切り」の二席です。大好きなお話なので、まずはこれをと録音しました。
寛永三馬術。すなわち三代将軍家光公の時代の、三人の馬の名人のお話。講談から浪曲化されたものです。家光公の時代は、いわゆる「武芸もの」のお話が最も数多く生まれました。戦国の気風がここまでは残っていた、ということか。『宮本武蔵』『荒木又右衛門』『柳生三代記』『笹野名槍伝』『寛永三馬術』『寛永御前試合』……いまに伝わる主だった武芸ものは、みなこの時代の物語です。
私の手元にある講談本は、大日本雄弁会講談社刊行の「講談全集」第二巻(昭和3年刊)。馬術の名人とは、讃岐丸亀藩生駒家の馬術指南役・曲垣平九郎、肥前唐津藩寺沢家の馬術指南・筑紫市兵衛、そして筑後柳川藩橘左近将監の馬術指南・向井蔵人の三名。
 講談本は、大きくは、筑紫市兵衛にまつわる物語と、曲垣と向井の物語、そして三人が出会ってからの物語、という三部構成になっています。そのうち、いま最も多く演じられているのが、曲垣と向井の一連のお話。そりゃそうだ、面白いもん。
とはいえ、講談本には「大井川乗り切り」のくだりがなく、不思議に思っていましたが、今回「近世実録全書」(「実録」とは、江戸時代に書かれた、講談のネタになった、読み物群)を見つけて、その中に「大井川乗り切り」に該当する箇所を見つけました。
曲垣が編み出した馬術の極意「敵がくれ」「玉がくれ」がどういう術かも書いてあった!
 本日は弟弟子が、曲垣の物語の最初のくだり、「愛宕山梅花の誉」、そして奈々福がその続きである「曲垣と度々平」を演じます。
 讃岐丸亀十八万石・生駒讃岐守の馬術指南役で五百石をいただく曲垣平九郎。二代将軍秀忠公の命日墓参の帰路、芝・愛宕山の石段を、馬で乗り上げ乗り下ろして、頂上に咲きにおう梅の一枝折り取って参れとの三代家光公の無茶な命令。他家の馬術指南が失敗する中、曲垣はみずから名乗り出て、石段へと向かいます。そして、無事乗り上げ乗りおろし、将軍家からお褒めの言葉を頂戴し、日本一の馬術の名人と称えられました。
さて、その後江戸から丸亀に帰った平九郎のもとへ、一人の下郎が使ってくれと訪ねて来ます。身元引受人もない上に言葉遣いもひどいこの男を、ふと使ってみる気になった平九郎。雇ってみると、態度も口も悪いが、やることなすことスキがない。もしやどこかの馬術家ではないか。オレの極意を盗みに来たのではないか……平九郎はその素性を怪しむのですが……。
平九郎と度々平の主従の関係が変化してゆく様が楽しいです。自由人・度々平の愛嬌が楽しいです。そしてこの演題は、最後のバラシ(浪曲の一番最後盛り上がる節)で、豊子師匠のキラキラと輝くようなすばらしい曲弾きを聞くことができます。台本の構成も良く(この演題は、三年前に百歳で亡くなった木村若友師匠から奈々福がいただいたものです)、これぞ、浪曲という快感を体験していただけるかと……そうなるように、頑張ります(汗)。
余談。「寛永三馬術」で、三名人が腕比べをしたあとで、筑紫市兵衛が越前忠直公から「そちは謡をたしなむか」と聞かれ、「観世を少々」と答え、共に謡うシーンがあります。そのとき曲垣は笛を吹き、向井蔵人は仕舞を舞った……江戸時代の武士は、能が基礎教養としてあったんですね。

posted by ななふく at 00:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月17日

佐渡、稽古、墓参り。

ぽーんと仕事が空いたので、佐渡に行ってきました。

浅草に、行きつけの佐渡料理のお店があます。「奈々福謹製浅草ぶらぶらマップ」にも掲載した、佐渡料理「だっちゃ」。
そこで食べる佐渡の食材のおいしさ、酒のうまさに以前から驚いていたのと。
佐渡は、小沢昭一さんも「日本の放浪芸」で取材された場所、民俗芸能が数多く残り、能舞台が島に三十以上もあり、寿々木米若先生の「佐渡情話」で浪曲にも所縁深い土地であり、芸能の故郷のように感じていたことと。
盟友・姜信子さんから、佐渡に古くから伝わる人形浄瑠璃「文弥人形」のことを聞いていて、興味をもっていたことと。

人形浄瑠璃猿八座を主宰する、西橋八郎兵衛師匠のお導きで、元早稲田演博館長の鳥越文蔵先生が寄贈された「鳥越文庫」を見て来ました。佐渡の中でも秘境と言われる猿八集落……世にも美しい自然と棚田の風景でした。
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「猿八座」とは、来年共演企画がちかぢかご案内できると思います。

佐渡に芸能が豊かに残ったのは、いろいろ理由はありましょうが。
金山銀山があったからでしょうね。いま、佐渡の人口は六万人くらいだそうですが、あの小さな相川の町に、
五万人がひしめいた時代があったという。
そして、佐渡は水とコメがいいので、お酒がものすご、おいしいんです。
「金鶴」「北雪」「天領盃」「真陵」「真野鶴」……。
度々平は、一気に七合飲みますんでね。とりあえず試しとかないと。

その度々平を語る企画。一週間後に迫りました、「浪曲破天荒列伝」第三回。
この企画を、私自身が一番楽しんでいる気がします。
いずれも、大好きな演題ですけれど、それをもう一度勉強しなおし、見つめなおしています。
今回は「寛永三馬術」。毎度お客様にお配りしている「浪曲の有名演題がわかった気になる解説」を、この作品についてもただいま執筆しております。
そして豊子師匠と絶賛お稽古も重ねております。
今回、まだお席あります。
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8月25日(火)「玉川奈々福の浪曲破天荒列伝」第三回@木馬亭19:00〜
前読み:玉川太福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:玉川みね子
ゲスト:立川談四楼(落語)
玉川奈々福「寛永三馬術 曲垣と度々平」曲師:沢村豊子
談四楼師匠は、浪曲応援団です。「浪曲はキテる!」と言ってくださっていて、ありがたい……。
楽しい会になります。
予約3000円 当日3500円 プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867

12日は、亡き師匠・玉川福太郎のお誕生日、生きていたら、満70歳でした。
60歳であれだけ声が出た人です。70歳になっても、まだまだ芸盛りだったことと思います。
というより、70歳の師匠の浪曲を、聞きたかった……。
「忠治山形屋」が、「平手の駆け付け」が、どんなに懐深い物語になったことだろう。
そうか、師匠が私を弟子にとったのは、師匠50歳のときであったのだ。
いろいろ伝えたいことや、愚痴りたいことがあり、お墓に行ってきました。
いろいろ、一方的に。

posted by ななふく at 23:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月08日

なんだか三味線弾き。

猛暑が続いております。8月に入って一週間が過ぎました。ちょっと忙しかった。
1日。「おはようライブ ほとばしる浪花節」@木馬亭。川口松太郎原作「彼と小猿七之助」ネタおろし。
おわったのに、どなたも席を立たないので驚きました。あの光景は忘れない。「あの、みなさん、終わりましたよ」と、私が言うまで、皆さん呆然としてる……で、そのあと「すごくいい話!」「納得できない!」の賛否両論(笑)。それってとってもすごいことだと私は感じました。それだけ話に入り込んでくださったということでしょ? 登場人物の誰の気持ちに重ねるかによって、評価はいろいろ。私も練り込んでいきたいお話です。

2日。「能と浪曲とチェロでつづる怖くない怪談 耳なし芳一」@雑司ヶ谷拝鈍亭。
「耳なし芳一」と、「夢十夜」より「第一夜」+「第三夜」。
初めて私の浪曲のお客様たちに、昨年来取り組んでいる、お能(下掛宝生流ワキ方)の安田登先生や笛方の槻宅聡さん、チェロの新井光子さん、人形の百鬼ゆめひなさんとのコラボを見ていただきました。奈々福は語りと三味線。これもいろいろご意見をいただき、とても面白いです。
私はこのコラボで、浪曲三味線の万能性を発見しました。相手の息を盗んで、その感情に寄り添う音を、語りに添えていくことができる。間に斬りこんでいくことができる。場面の風景を、色を描いていける……。三味線弾いていてよかったなあと思えたことでした。そして、浪曲とはまた違う端正な語りができることも嬉しいのです。安田先生との語りの掛け合いも、本当にスリリング!
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怪談なので、真っ白の絽に真っ白の紗の帯を重ねました。当日お客さんで来てくれた豊子師匠と。

3日。「怪談が結ぶ二人の文豪 小泉八雲・夏目漱石」@銀座・日本デザインセンター
この日は八雲の「雪女」と「持田の百姓」、漱石の「第一夜」「第三夜」「吾輩は猫である」。
人形の舞に三味線を合わせるのはスリリングです。ゆめひなさんも全然台本のない人なので。
毎度安田登先生の無茶ぶりには参りますが、この日も、いきなり言われてはじめて「猫」に三味線を合わせました。場所が変わると趣も変わる。同じ演目でも、2日とはなんとなく違いました。この日の出来のほうが、自分では好きだった。

4日。大阪から沢村さくら来る。来年の豊子・さくら親子会(大阪公演・東京公演)の打ち合わせをしました。東京は来年2月27日、木馬亭にて公演、詳細はまた後日発表します。さくらちゃんは、修業仲間。ともに、国友忠先生の厳しい厳しい指導を受けました。来月、大阪の繁昌亭は彼女に弾いてもらいます。弾いてもらうの、いつぶりだろう……本当に久しぶり。2席さらってみましたが、さくらちゃん、関東節忘れてない。なんの心配もなし! 顔見合わせて笑いました。そのあと、6日定席で三味線弾かせていただく、大利根勝子師匠とお稽古。浪曲師→曲師、お稽古フルコース。

5日。老舗タウン誌「銀座百点」、嵐山光三郎さんにご指名いただき、対談させていただきました。9月末に出る号に掲載されます。出版社に勤めていた頃、嵐山さんを担当して7冊も本作らせていただいてました。
なんと嵐山さんのルーツは、遠州中の町在にあったとのこと!小松村七五郎の末裔か???
この日は対談のあと、グランドアーク半蔵門にて某団体の夏の宴で一席。

6日。定席木馬亭。曲師として大利根勝子師匠を弾かせていただきました。豊子師匠がびっちり聞いていて、合格点貰いました。とくに、強く引いた箇所ではなく、憂いかそかな入り方を褒めてもらって、勝子師匠もやりやすかったと言ってくださったし、うっひっひ。……と思っていたら、one ofお客様から、「一発の音色が、豊子師匠とは違うんだよなああ!!!」
…… あったりまえやないかいっ(怒)!!!あったりまえや。
あったりまえやけど……少しでも近づきたい。あのきらきらと美しく揺れる音色に……。
そのあとモタレで一席「金魚夢幻」。

そして今日。ここ数か月、浪曲の個人レッスンをさせていただいています。三味線も節も教えていて、今日も一時間半みっちり。
というわけで、浪曲もやりましたが、珍しく三味線弾きっぱなしの一週間でした。
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三味線を弾く奈々福。(撮影:矢幡英文)

豊子師匠と奈々福の三味線談義が聞ける会は、明日8日の道楽亭。
「奈々福+豊子 たっぷり浪曲とおしゃべりの会」@新宿二丁目道楽亭 
15時開演 2500円 40名様限定。予約03-6457-8366 終演後打上げあり(会費3,000円/希望者のみ)
posted by ななふく at 00:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

奈々福の”ガチンコ”浪曲講座@カメリアプラザ和室

昨年、一昨年と、入谷のフリージャズの殿堂「なってるハウス」で開催してきた「玉川奈々福の”ガチンコ”浪曲講座」。
今年はちょっと枠組みを変えて開催します。
来月から毎月一回、全七回@カメリアプラザ和室。
浪曲のテクニックをもれなく伝授し、日本の語り芸のテクニックを身に着けてもらいたいと思います。
昨年、また一昨年受講された方でも再受講はOK。教材は同じもので、お持ちでしたら教材費はかかりません。
昨年よりも回数が多いので、しっかりと身体的な基礎訓練に重点を置こうと思います。

これは、「イナンナの冥界くだり」に関連しての、イナンナプロジェクトの一環として開催するものです。
「イナンナの冥界下り」に出演するほかの方々のWSの詳細はこちらにあります。

とりあえず奈々福の講座は以下のような……でも、こんな都合よくは進まないなあ。
受講者さんの数が進捗状況に応じて、でも最後にはまがりなりにも一席うなってもらえるようにしたい!

玉川奈々福の“ガチンコ”浪曲講座(全七回)
―日本の「語り」のテクを身に付ける―

浪曲の「啖呵」の中に隠された、人の心を動かす“語り”のテクニック。
浪曲の、「節」の中に隠された、人を気持ちよくさせる“声”のテクニック。
この際、惜しみなく伝授いたしましょう。そして、7回の講座で、短い浪曲を覚えて(!!!)できるようになって頂きます。ますます浪曲が面白くなること請け合い!
一部参加、途中からの参加も受け付けます。

第一回 啖呵芸その1 ああなりましてこうなって……
第二回 啖呵芸その2 「カミシモ」というテクニック
第三回 啖呵芸その3 ちょうど時間となりました。
第四回 節その1 なにがなにまでなんとやら。三味線にのる声、まずはきっかけ節
第五回 節その2 きっかけからアイノコ節 リズムにのってみる
第六回 三味線必殺テク 語りに合わせる三味線芸を学ぶ
第七回 さあ、あなたも5分浪曲を演じましょう!

講師:玉川奈々福 場所:カメリアプラザ第一和室
(東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ6F 総武線亀戸駅より徒歩3分)
第一回 8月28日(金)18時半開場19時より
第二回 9月30日(水)18時半開場19時より
第三回  10月29日(木)18時半開場19時より
第四回 11月30日(月)18時半開場19時より
以後2月まで毎月一回平日夜開催。順次日程決定いたします。
受講料2000円(別途教材費:CDと台本1000円or音源ダウンロードと台本:500円) 
予約:プロジェクト福太郎 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
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posted by ななふく at 17:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「彼と小猿七之助」「耳なし芳一」「夢十夜」「雪女」そして、度々平。

ネタおろし勉強会、36回目でございます。2003年から足掛け13年続けています。
でも、これやんないと、ダメな気がするんです。そして昨今は積極的に新作を造るようにしています。
4月には、正岡容先生の「置土産」を浪曲化しまして、今回は川口松太郎先生の「人情馬鹿物語」の中の一編、「彼と小猿七之助」です。節付けも終わり、あとは、しっかり身体に叩き込む段階です。
朝ですけど来てね。
8月1日(土)玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!@木馬亭10:30〜
出演:玉川奈々福「彼と小猿七之助」(川口松太郎原作 曲師:沢村豊子)
木戸銭:500円+朝一番の笑顔付!
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8月2日(日)の「耳なし芳一の会」は、ご予約一杯になりました。当日券はございませんのでご了承ください。いちおう、どういう内容かを見ていただくために、チラシだけ挙げておきますが。
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8月3日(月)の「怪談がむすぶ二人の文豪 漱石と八雲」、これはキャンセル待ちです。確約はできませんが、奈々福までご連絡ください。
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八雲と漱石をここのところ語っています。すごく面白いです。原文からきちんと読み直すと、知った気になっていた物語が実は味わうべき点は別のところにあったのだということがわかったりします。
この試みは継続的にやっていく予定です。
本業は浪曲ですけれど、コラボレーションによって浪曲を再発見することもあり、他ジャンルとの交流は大変に刺激的です。能、人形、チェロ……それぞれの身体性を間近に感じながら。

8月25日(火)「玉川奈々福の浪曲破天荒列伝」第三回@木馬亭19:00〜

実は、今回のシリーズの中で、私が一番好きな主人公が度々平です。いや、みんな好きですが。
平手造酒には惚れておりますが、リアルにそこにいたら、面倒臭い男だと思う。
度々平はいい奴です。友達になりたい。喧嘩するだろうね。でも一緒に飲みたいね。
主人の曲垣平九郎と、度々平の間のスリリングな関係。三年という時間の間に出来上がる関係……。
ここのところやってなかったんで、演じるの、楽しみです。
また、この演題は、これぞ浪曲という構成になっています。快感があります。
ゲストは浪曲応援団、立川談四楼師匠。もう、楽しい会になっちゃいますよ、わくわく。
ご予約絶賛受付ちう。
前読み:玉川太福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:玉川みね子
ゲスト:立川談四楼(落語)
玉川奈々福「寛永三馬術 曲垣と度々平」曲師:沢村豊子
予約3000円 当日3500円 プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
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で、これも絶賛ご予約受付ちう。
9月12日(土)浪曲タイフーン!――語れ、かたれ、ものがたれ!@カメリアホール 14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「金魚夢幻」(奈々福作)
   春野恵子(曲師:一風亭初月)「大坂城落城の淀君」
   あとまわシスターズ(奈々福+恵子)
ゲスト:オジョウサンズ(桂あやめ 内海英華 めぐまりこ)
入場料:全席指定 予約3000円 当日3500円
チケットは奈々福の出番のときに奈々福から直接購入可能。それ以外は、カメリアホール(03-5626-2121)に申し込んでください。インターネット予約もあります。
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posted by ななふく at 16:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月22日

9月の予定。

2日(水)浪曲定席木馬亭出演@木馬亭12:15〜
出演:国本はる乃、東家一太郎、澤惠子、大利根勝子、玉川奈々福、神田紅葉(講談)、浜乃一舟、国本武春(出演順)

3日(木)浪曲定席木馬亭出演@木馬亭12:15〜
出演:国本はる乃、澤勇人、玉川奈々福、大利根勝子、木村勝千代、神田山吹(講談)、国本武春、澤孝子(出演順)

6日(日) 浪曲特選・夏@NHK Eテレ15:00〜
出演:京山幸枝若、国本武春、澤孝子、富士路子(五十音順) 【コーナー出演】玉川奈々福
司 会】国本武春、三輪秀香アナウンサー

6日(日) 浪曲で楽しむシンデレラ物語@銀座・コンチェルティーナ(中央区銀座4-8-14-2F)
  出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
  13時半の会 16時の会 いずれも木戸銭2000円
  完全予約制。申し込み:コンチェルティーナ 090-4752-8040 mail@konzertina.com
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8日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 港家小ゆき(曲師:沢村豊子
木戸銭:1500円(お茶+お菓子つき)

10日(木)町田・浄徳寺にて独演会

11日(金)立川高校にて浪曲会

12日(土)浪曲タイフーン!――語れ、かたれ、ものがたれ!@カメリアホール 14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「金魚夢幻」(奈々福作)
   春野恵子(曲師:一風亭初月)「大坂城落城の淀君」
   あとまわシスターズ(奈々福+恵子)
ゲスト:オジョウサンズ(桂あやめ 内海英華 めぐまりこ)
入場料:全席指定 予約3000円 当日3500円
チケットは奈々福の出番のときに奈々福から直接購入可能。それ以外は、カメリアホール(03-5626-2121)に申し込んでください。インターネット予約もあります。
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13日(日)渋谷らくご@ユーロスペース14:00〜
出演:雷門小助六 立川志ん八 玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 立川志ら乃
チケット詳細はこちら

【20日〜27日、九州→大阪ツアー】

20日(日)阿弥陀寺(熊本、益城)13:30〜彼岸会
出演:安田登(能 下掛宝生流ワキ方)百鬼ゆめひな(人形師)山本紗由(バイオリニスト)玉川奈々福(浪曲師)
 〒861-2235 熊本県上益城郡益城町福富916
 TEL:096-289-0424 FAX:096-297-9161
(金剛山 阿弥陀寺)
 ※熊本には他にも「阿弥陀寺」さんがございますのでお間違えのないように〜。

21日(月)北九州寺子屋(高見芸術祭プレワークショップ) 19時〜 高見神社
出演:安田登、百鬼ゆめひな、玉川奈々福
https://www.facebook.com/events/680340895435502/

22日(火)広島市南区民文化センタースタジオ18:30〜
「怪談が結ぶふたりの文豪〜小泉八雲と夏目漱石」

能と浪曲、人形で描く八雲と漱石。安田登+百鬼ゆめひな+玉川奈々福
2500円 予約090-9570-4579(上村)
namarakugo@ae.auone-net.jp
https://www.facebook.com/events/1657550094486929/

23日(水)凱風館(内田樹先生の道場) 14時〜  2,000円
http://blog.tatsuru.com/event/2015/09/11_0851.html

24日(木)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

24日(木)桂九雀・玉川奈々福二人会@八聖亭(大阪市福島区)18:30分開演。
2500円(55人限定)曲師・沢村さくら。ご予約090-9717-1375 またはkujaku@sky.sannet.ne.jp

25日(金)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

25日(金)曲師の会〜特別篇 何かが始まる予感〜@オーバルギャラリー(地下鉄阿倍野駅)19:00~
出演:玉川奈々福 沢村さくら
☆浪曲は、やるかもしれないですけどやっても1席、あとはさくらさんとおしゃべりしながら三味線弾きまくります。
場所:オーバルギャラリー(地下鉄阿部野駅@出口より徒歩2分)1500円。予約 hanamideippai@oct.zaq.ne.jp

26日(土)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

26日(土)〜落語と浪曲〜桂かい枝・玉川奈々福ふたり会@あべのハルカス・スペースナイン18:00〜
開口一番 桂華紋
「どうらんの幸助」ほか一席 桂かい枝
「浪花節更紗」(正岡容・原作)ほか一席 玉川奈々福(曲師:沢村さくら)「浪曲入門講座」あり
三味線:豊田久美子 前売:2000円 当日:2500円(全席自由)
会場:スペースナイン(あべのハルカス ウイング館9階)ご予約&お問い合わせ:オフィスビギニング(078-452-6814)

27日(日)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

30日(水)ガチンコ浪曲講座@カメリアプラザ和室 19:00〜
講師:玉川奈々福 受講料一回2000円 申し込み:プロジェクト福太郎 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
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満員御礼です。

破天荒列伝の第四回のチラシができちゃった♪
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ゲストは、三代目の先生や談志家元と大変お親しかった、寄席文字の橘右之吉師匠です。
ご予約絶賛うけつけちうです。
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2015年07月17日

直近の予定、などなど〜〜!!!

うわあ、7月に入ってブログ更新していなかった! めまぐるしくいろいろなプロジェクトが動いています。

朝日新聞に連載されていた小泉信一記者の「義理と人情をたどって」の連載第五回。取材を受けた記事が掲載されました。こんなエラソウなこと言った覚えはないんですが……小泉さんありがとうございます!
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日経新聞夕刊に、ノンフィクションライターの与那原恵さんが「浪曲破天荒列伝」第二回のことを書いてくださいました。うれし〜〜〜! 与那原さんありがとうございます。
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直近で、一般にお入りいただける会のご案内を再掲しておきます。

19日(日)玉川奈々福浪曲会@銚子アートバンクギャラリー(千葉県銚子市浜町10-1 0479-22-5511)14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席
予約問合せ:アートバンクギャラリー 0479-22-5511

20日(月・祝)東庄町浪曲会@東庄町公民会大ホール 19:00〜
出演:玉川奈々福「平手の駆け付け」玉川太福「繁蔵売り出す」(曲師:沢村豊子)
入場無料 問合せ:東庄町総務課 0478-86-6082

24日(金)NHK東西浪曲大会@ニッショーホール18:00〜
出演:澤孝子 国本武春 富士路子 京山幸枝若 玉川奈々福(コーナー出演)ほか
募集は締め切っております。

28日(火)ほとばしる浪花節! 玉川奈々福浪曲会@西徳寺(台東区竜泉1-20-19)19:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)18時半開場 19時開演
演目「仙台の鬼夫婦」
主催:西徳寺青年会 先着120名 無料(このブログを見られて行きたいという方は奈々福までお申し込みを)

8月1日(土)「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」vol.36@木馬亭10:30〜
新作浪曲「彼と小猿七之助」(川口松太郎原作  玉川奈々福作)
曲師:沢村豊子
川口松太郎先生の名作『人情馬鹿物語』の中の珠玉の一編です。これもまた芸道もので、「浪花節更紗」「置土産」と合わせ、三部作にしたいと。昨年、小倉充子さんと開いた「夜の宴」で朗読した短編です。
生きる価値は、人それぞれ。価値は自分の力で見出すものです。逡巡を経て、誰もそれをよしとしないものに、人生を賭けるに至る女心を描きたいのです。
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1日(土)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:富士実子 東家孝太郎 玉川こう福 浜乃一舟 玉川奈々福 神田紅佳(講談) 三門柳 富士路子(出演順)

2日(日)雑司谷拝鈍亭「能と浪曲とチェロでつづる怖くない怪談 耳なし芳一」@雑司ヶ谷本浄寺17:00〜
出演:安田登(能楽師 語り+仕舞)槻宅聡(能楽師 笛方)玉川奈々福(浪曲師 語り+三味線)新井光子(チェロ)
ご予約は締め切っております。

3日(月)人形(ひとかた)・能・浪曲公演〜漱石と八雲〜@日本デザインセンター19:00〜
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キャンセル待ち状況です。キャンセル待ちご希望の方は奈々福まで

6日(木)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:港家小ゆき 東家一太郎 鳳舞衣子 大利根勝子 富士鷹雄 神田すず(講談)玉川奈々福 東家浦太郎(出演順)
この日、モタレの出番をつとめ、なおかつ、勝子師匠の三味線を弾かせていただきます。久々、曲師!

8日(土)玉川奈々福+沢村豊子 たっぷり浪曲とおしゃべりの会vol.9@道楽亭15:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席 + たっぷりおしゃべり、豊子師匠がうなるなどなど(笑)
限定40名 予約問合せ:道楽亭03(6457)8366
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11日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 港家小そめ(曲師:沢村豊子)
木戸銭1500円(終演後、茶話会あり)

20日(木)奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会@らくごカフェ19:00〜
出演:玉川奈々福「彼と小猿七之助」玉川太福「寛政力士伝 越の海勇蔵」曲師:玉川みね子
予約1800円 当日2000円 らくごカフェ 03−6268−9818
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22日(土)渋谷らくご@ユーロスペース17:00〜
出演:昔昔亭桃太郎 玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 立川志ら乃 昔昔亭A太郎

25日(火)浪曲破天荒列伝第三回@木馬亭19:00〜
前読み:玉川太福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:玉川みね子
ゲスト:立川談四楼(落語)
玉川奈々福「寛永三馬術 曲垣と度々平」曲師:沢村豊子
予約3000円 当日3500円 プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
第三回は「寛永三馬術」!度々平は、私の大好きな登場人物です。曲垣との間に漂う主従の雰囲気を描きたい。
そしてゲストは、「浪曲はいまキテます!」といつも励ましてくださる立川談四楼師匠です。ご予約はお早目に。たぶん当日より前に、締切になると思います。
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28日(金)玉川奈々福お”ガチンコ”浪曲講座(全7回)@カメリアプラザ和室(亀戸駅前)19:00〜
去年までとは違う形で浪曲講座を始めます。講師は奈々福一人で、教材は「阿漕ヶ浦」です。
7回と、回数も多いですが、一席ぜんぶ、もしくは短いバージョンを覚えながら、しっかりと「語る」技術、声を出す技術を身に着けていきます。浪曲の聞こえ方が違って来ること請け合いです。
予約:プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
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それから、こちらの企画。チケット発売は8月1日を予定しております。
イナンナの冥界下り11月公演チラシ表.jpgイナンナの冥界下り11月公演チラシ裏.jpg
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2015年06月29日

8月の予定

8月の予定です。おーまいがっ! 
……後半、激ヒマ。
なので、ようし、遊んじゃえ、と思ったのですが……。
「アンタ、先の予定が真っ白だよ!」と、豊子師匠に言われました。
ヒマがなにより嫌いな(というか、一緒におしゃべりする時間がないと「あたしを一人でほっとくとボケるよ!」と脅す)お師匠さん。
ううう、ごめんなさーーーい。奈々福の不徳のなせるわざです。
7月が「それなり」に、また9月も「それなり」にお仕事ありますから、許して下さい。
曲師は、浪曲師と運命共同体です。お師匠さんのためにもがんばらなくっちゃ、なのです。
8月、奈々福、うちにきて浪曲やらない?というお申し出絶賛うけつけちう。
でも『浪曲破天荒列伝』第三回もありますし、ネタおろし勉強会もありますし、私の気持ち的には全然ヒマじゃない。

8月1日(土)「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」vol.36@木馬亭10:30〜
新作浪曲「彼と小猿七之助」(川口松太郎原作  玉川奈々福作)
曲師:沢村豊子
また新作つくる予定(まだ一行も書いてませんが)。川口松太郎先生の名作『人情馬鹿物語』の中の珠玉の一編です。これもまた芸道もので、「浪花節更紗」「置土産」と合わせ、三部作にしたいと。昨年、小倉充子さんと開いた「夜の宴」で朗読した短編です。
生きる価値は、人それぞれ。価値は自分の力で見出すものです。逡巡を経て、誰もそれをよしとしないものに、人生を賭けるに至る女心を描きたいのです。
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1日(土)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:富士実子 東家孝太郎 玉川こう福 浜乃一舟 玉川奈々福 神田紅佳(講談) 三門柳 富士路子(出演順)

2日(日)雑司谷拝鈍亭「能と浪曲とチェロでつづる怖くない怪談 耳なし芳一」@雑司ヶ谷本浄寺17:00〜
出演:安田登(能楽師 語り+仕舞)槻宅聡(能楽師 笛方)玉川奈々福(浪曲師 語り+三味線)新井光子(チェロ)
ご予約は締め切っております。

3日(月)人形(ひとかた)・能・浪曲公演〜漱石と八雲〜@日本デザインセンター19:00〜
 飯田美千香(百鬼ゆめひな)の人形と、玉川奈々福の語り、そして安田登の能の謡による公演です。
 申し込み先、決定し次第、アップします。

5日(水)蔦クラブ夏の宴@グランドアーク半蔵門18:00〜

6日(木)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:港家小ゆき 東家一太郎 鳳舞衣子 大利根勝子 富士鷹雄 神田すず(講談)玉川奈々福 東家浦太郎(出演順)
この日、モタレの出番をつとめ、なおかつ、勝子師匠の三味線を弾かせていただきます。久々、曲師!

8日(土)玉川奈々福+沢村豊子 たっぷり浪曲とおしゃべりの会vol.9@道楽亭15:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席 + たっぷりおしゃべり、豊子師匠がうなるなどなど(笑)
限定40名 予約問合せ:道楽亭03(6457)8366
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11日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 港家小そめ(曲師:沢村豊子)
木戸銭1500円(終演後、茶話会あり)

20日(木)奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会@らくごカフェ19:00〜
出演:玉川奈々福「彼と小猿七之助」玉川太福「寛政力士伝 越の海勇蔵」曲師:玉川みね子
予約1800円 当日2000円 らくごカフェ 03−6268−9818
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22日(土)渋谷らくご@ユーロスペース17:00〜
出演:昔昔亭桃太郎 玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 立川志ら乃 昔昔亭A太郎

25日(火)浪曲破天荒列伝第三回@木馬亭19:00〜
前読み:玉川太福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:玉川みね子
ゲスト:立川談四楼(落語)
玉川奈々福「寛永三馬術 曲垣と度々平」曲師:沢村豊子
予約3000円 当日3500円 プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
第三回は「寛永三馬術」!度々平は、私の大好きな登場人物です。曲垣との間に漂う主従の雰囲気を描きたい。
そしてゲストは、「浪曲はいまキテます!」といつも励ましてくださる立川談四楼師匠です。ご予約はお早目に。たぶん当日より前に、締切になると思います。

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2015年06月26日

浪曲の有名演題がわかった気になる解説その2「清水次郎長伝」

昨日の「浪曲破天荒列伝」第二回@木馬亭、いっぱいのお客様にお運びいただきまして、無事に終了いたしました。心よりお礼申し上げます。
破天荒であることを自覚もせず、ゆえに怖れもせず、自由に生きている人たちへのあこがれを、
ひとつひとつ、形にする会です。
石松を、七五郎を、お民を、躍動させてあげたい、それだけの想いでした。
満席になった木馬亭の客席には、他とは違う「圧」があります。
でも、この「圧」と対峙するときが、芸人としての一番の幸せなんだと思います。
尊敬する松元ヒロさんに、木馬亭に来ていただけたのも嬉しかったです。しかし、木馬亭においても微塵の遠慮も会釈もない大先輩でした(笑)。ドライブかかって、ギュンギュン! 惚れ惚れ。
前読みの弟弟子が、頼れる存在になりました。
芸もカラダもどんどん成長している。ちょっとカラダ、大きくなりすぎだ(笑)。
次回は8月25日、ゲストは、「浪曲はキテますよ!」といつも励ましてくださる、立川談四楼師匠です。
ご予約お早目に!
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さて、毎回お配りしている「浪曲の有名演題がわかった気になる解説」シリーズ。
「清水次郎長伝」のことを書いてご来場の方々にお配りしたものを、ここにアップします。

清水の次郎長。本名山本長五郎。文政三年(一八二〇)から 明治二十六年(一八九三)まで生きた侠客(きょうかく)。
「侠客」について詳しく知りたい方は、猪野健治著『やくざと日本人』をぜひお読みください。決定版の一冊です。
幕末期、関八州(武蔵・安房・上野・下野・常陸・上総・下総・相模)の街道筋に同時期的に現れた侠客たち。前回、「天保水滸伝」で語った飯岡助五郎、笹川繁蔵も、そしてまた国定忠治も侠客。博奕(ばくち)で稼ぐ、いわゆる博打打(ばくちうち)の親分です。
次郎長伝は広沢虎造先生の口演により浪曲で一番有名な演題になりました。
幕末明治の一侠客が全国区になったキーパーソンとしてまず、当時の政治家であり剣術家であった山岡鉄舟、そして門下の天田五郎を挙げます。
戊辰戦争収まらぬ中、咸臨丸事件で次郎長と出会った鉄舟は、門下の青年・五郎を紹介しました。磐城平藩士の子で、戊辰戦争で親兄弟と生き別れになった彼の悲願の親探しを、全国侠客ネットワークを持つ次郎長に頼んだらしい。次郎長も五郎を気に入って養子にまでしたのですが、結局親は見つからず、五郎は三年で次郎長のもとを去ります。
が、その三年の間に次郎長本人、また子分たちから聞いた彼らの遊侠談を、『東海遊侠伝』という書物にまとめたのです。次郎長へのお礼の気持ちが込められているから、描き方も、多少、盛られている(笑)。
これに講釈師がとびついた。三代目神田伯山の次郎長伝は凄かったらしい。そして伯山と親しかった二代目玉川勝太郎が浪曲で演じはじめました。
ところが次郎長伝に惚れこんで伯山を追いかけまくったのが、広沢虎造でした。弟子のろ山から演題を教わり、演じ始めたところ大当り。勝太郎は虎造と仲良しだったので、それなら次郎長伝は、お前がやるがいいさ、かわりに国定忠治は俺がもらう、と話もついて、以後「次郎長伝」は虎造の看板演目となり、全国的に流行したのでした。
同じ幕末の侠客の話でも、「天保水滸伝」とはずいぶん趣が違います。
「天保水滸伝」には大人の男のダンディズムが横溢しておりますが、「次郎長伝」は、能天気で乱暴ですっとこどっこいな男たちの切った張ったの物語群。その愛嬌あふれる乱暴者の典型が、「森の石松」。実在の人で、「いしまつ」ではなく「いわまつ」だったともいわれています。
本日は太福が「石松代参」。芸の上での曽祖父にあたる二代目勝太郎の音から学びました。
代官竹垣三郎兵衛と保下田の久六を討つまえに、次郎長は子分一同を連れて讃岐の金毘羅様へ願掛けをしました。仇討成就のお礼参りに金毘羅様へ行ってこいと言われた森の石松。ただし! 「行って帰って三月の間、一滴の酒も飲んでくれるな」。石松は無類の酒好きです。ここからの石松と次郎長のやりとり、そして三十石舟道中が聞きどころです。
代参の帰り道、石松は草津の親分、見受山(身受山とも)鎌太郎から次郎長の妻の香典として、百両の金をあずかります。
ところがこの金を、生まれ故郷にほど近い遠州都田村(現在の浜松市)まで来たところで、都鳥三兄弟の口車に乗せられて貸してしまいます。幼い頃からの兄貴分、小松村七五郎宅へ寄ったものの、再び都鳥一家のもとへ出かけて行く石松……そこからの顛末が、奈々福語る「お民の度胸」。
小松村七五郎の女房(史実では民ではなく「おその」)が、石松をかくまって切る啖呵の見事さよ。胸がすくとはこのこと。これが、浪曲の心意気の一つであります。シリーズ唯一の女性主人公。かっこいいなあ、憧れるなあ……これは、勝太郎スタイルではなく、広沢虎造スタイルで演じます。

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2015年06月12日

「浪曲破天荒列伝」二回目以降の予定

「浪曲破天荒列伝」全五回の、第二回目が二週間後に迫っておりますが、残りの予定も含めお知らせしておきます。

玉川奈々福の浪曲破天荒列伝 第二回 6月25日(木)
「清水次郎長伝」より、森の石松をかくまって胸のすく啖呵を切る、小松村七五郎妻お民(演題「お民の度胸」)
浪曲:玉川太福「清水次郎長伝」より「石松代参」(曲師:玉川みね子)
ゲスト:松元ヒロ(スタンダップコミック)
浪曲:玉川奈々福「清水次郎長伝 お民の度胸」(曲師:沢村豊子)
残席僅少!!!
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第三回 8月25日(火)
「寛永三馬術」より、名人の極意を盗まんと下郎に身をやつす度々平(演題「曲垣と度々平)
浪曲:玉川太福「寛永三馬術」より「愛宕山梅花の誉」(曲師:玉川みね子)
ゲスト:立川談四楼(落語)
浪曲:玉川奈々福「寛永三馬術 曲垣と度々平」(曲師:沢村豊子)
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第四回 10月22日(木)
「甚五郎旅日記」より、殿さま泊まる本陣で奔放に腕比べする狩野探幽と左甚五郎(演題「掛川宿」)
浪曲:澤勇人「甚五郎の首」(曲師:佐藤貴美江)
ゲスト:橘右之吉(江戸寄席文字)
浪曲:玉川奈々福「甚五郎旅日記」より「掛川宿」(曲師:沢村豊子)
 
第五回 12月3日(木)
「赤穂義士伝」より、鷹は飢えても稲穂はつまぬ。鬱屈を抱えつつ義士に寄り添う俵星玄蕃(演題「俵星玄蕃」)
浪曲:東家一太郎「安兵衛婿入り」(曲師:東家美)
ゲスト:春風亭昇太(もしかして、浪曲ううううう???)
浪曲:玉川奈々福「赤穂義士伝」より「俵星玄蕃」(曲師:沢村豊子)

いずれの会も18:30開場 19:00開演@木馬亭
木戸銭 全席自由:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp


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