プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:女性
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師としても活動。2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。
MIDO9459.JPGAAJJ0027.JPGAAJJ9949.JPG撮影森幸一c_0056.JPG撮影森幸一(舞台写真)・御堂義乘(ブロマイド)

NEWS!奈々福のCD発売中! 
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」
(発売元:有限会社武春堂 販売元:バウンディ)XQBT-1155 定価2500円。
取り扱い店:山野楽器(銀座) ミュージックテイト(新宿) ヨーロー堂(浅草) イサミ堂(浅草)
アマゾンほかのネットショップでも購入可能。
奈々福後援会でも取り扱います(別途送料200円がかかります)。ご注文はtamamiho55@yahoo.co.jp へお願いします。
CDジャケット.jpgこおゆう感じです。

「和装人インタビュー第50 玉川奈々福」by辻屋本店

玉川奈々福への仕事のご依頼は、ななふく本舗へ 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
◎ おもいっきり笑える浪曲が聴きたい!
◎ 甚五郎さんや、忠臣蔵や、次郎長や、昔ながらの浪曲が聴きたい!
◎ 子供に、読み聞かせをしてほしい。三味線の音色も聴かせてほしい。
◎ 浪曲漫才もありえるんですか?
◎ 結婚式や、〇回忌で、一代記をやってほしい。
……などなど、お気軽にご相談ください。

奈々福自主公演の予約お問合せも、ななふく本舗へ(090-7001-6867 
ななふくonついった
http://twitter.com/nanafuku55
奈々福on facebook
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2015年12月01日

破天荒であれよかし!

師走、となりました。
今日は、予定がふっと抜けたので、気持ちを落ち着けて明後日の準備をしています。
「玉川奈々福の浪曲破天荒列伝」最終回が、いよいよ明後日です。

木馬亭で、数々公演をさせてもらってきましたが、一年に5回、自分を看板にして、ひとつのテーマで、などということはやったことがない。2004年から2年にわたって師匠・福太郎の連続公演をプロデュースしましたが、今回は自分が看板です。
大きな負荷で、できるかどうかと思いましたが、全五回、早かったなああああ!!!
なんとか形になりそうで、本当に我ながら驚きます。
ひとえに、毎回お運びくださったお客様のおかげです。

最後のこの会を、精いっぱい盛り上げなければ。

いま、俵星玄蕃の解説を書いています。
なぜ私はこの人に色気を感じ、惚れこんでいるのだろう。

昨日、水木しげる先生が亡くなられて、ツイッターの、私のタイムラインは死を惜しむ声があふれています。
そのなかで、先生の「幸福の七カ条」というのを見つけました。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条 しないではいられないことをし続けなさい。

第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条 好きの力を信じる。

第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条 怠け者になりなさい。

第七条 目に見えない世界を信じる。


私の求めているものに、ぴたっと来ます。
いまこういう価値感ではなかなか生きられないのでしょう。なにかに責めたてられて、あおられて。
私が惚れる主人公たちは、この七カ条を漏れなく実践している人たちかと思っています。
平手造酒も、お民さんも、度々平も、甚五郎も、そして俵星玄蕃も。
だいたい、世間的な成功や栄誉と無縁だし。
己の赴くままにほとばしっているし。
全員、大酒のみだ(人生の効率を考えたら酒は無駄以外のなにものでもない)。
また、武術をはじめ、なにかしらすぐれた身体技能を持っている人は、目に見えない世界を信じていると思います。

頭の中で三波先生の長編歌謡浪曲が鳴っている。もう、超カッコイイ。
嗚呼、破天荒であれよかし!
落ち着いて、この大きな演題を、演じきれますように。
ご予約締め切りましたが、当日券を少し出します。
ちょっとお天気が心配だし、寒いですけれど、どうかあたたかくしておでかけくださいませ。
心からお待ちしております。
posted by ななふく at 21:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1月暫定予定。

1月の予定です。

2日(土)浪曲定席木馬亭正月特別公演@木馬亭11:00〜奈々福は12:35アガリ予定
出演:国本はる乃 澤勇人 東家一太郎 玉川ぶん福 玉川奈々福 国本晴美 イエス玉川(漫談)神田紫(講談)国本武春 東家浦太郎(出演順)
木戸銭:2500円

3日(日)浪曲定席木馬亭正月特別公演@木馬亭11:00〜奈々福は12:35アガリ予定
出演:富士実子 港家小ゆき 玉川太福 木村勝千代 玉川奈々福 天津ひずる 柳家松太郎(切り絵)神田紅(講談)国本武春 富士路子(出演順)
木戸銭:2500円

4日(月)浪曲定席木馬亭正月特別公演@木馬亭12:00〜奈々福は勝子師匠の曲師
出演:廣澤虎康 澤勇人 花渡家ちとせ 玉川こう福 大利根勝子 宝井琴梅(講談) 浜乃一舟 澤孝子(出演順)
木戸銭2500円

5日(火)新春スペシャル「オペラ寄席すぱげっ亭」@NHK−FM18:00〜18:50
「蝶々夫人」 浪曲・玉川奈々福
3日から5夜連続の企画で、私は「蝶々夫人」を、浪曲で語り、合間にオペラの曲が入る構成で50分お送りします。

5日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 東家孝太郎(曲師:沢村豊子)
木戸銭:1500円(お茶+お菓子つき)

8日(金)浪曲日本橋亭@お江戸日本橋亭13:00〜
出演:玉川太福 玉川奈々福 国本武春 富士路子(出演順)
木戸銭:予約1500円 当日2000円(日本浪曲協会 03-3844-1611)

9日(土)玉川奈々福後援会懇親会(^^♪
★昨年はできず、結局新年会になってしまいましたが、後援会のみなさんこぞってご参加くださーい。

10日(日)渋谷らくご@ユーロライブ14:00〜
出演予定:立川志ら乃、春風亭昇々、玉川奈々福(曲師:玉川みね子) 橘家圓太郎 
木戸銭:当日券=大人1,200円/学生900円/高校生・落研600円/会員1,100円
前売券=大人1,000円/学生700円/高校生・落研400円/会員900円
会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員 当日券は開演1時間前より販売
全自由席(178席)券面記載の整理番号順に入場
◆電話による前売り予約 (平日10:00〜18:00):0120-240-540(カンフェティチケットセンター)

12日(火) 埼玉某所で一席……らしいんですが、なんにもわかってません。

14日(木) 浪曲寺子屋@広尾・東江寺19:00〜
安田先生の寺子屋にて、浪曲をまたやらせていただきます。
出演:玉川太福 玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:お賽銭

16日(土) かつしか下町寄席@郷土と天文の博物館講堂(葛飾区白鳥)14:00〜 
出演:立川吉幸 玉川奈々福(曲師:沢村豊子)ほか

16日(土)  猿八座人形浄瑠璃「耳なし芳一」「件」公演にゲストとして参加@馬喰町ART+EAT18:30〜      出演:渡部八太夫 姜信子
     前売り2000円 当日2500円 
     会場 馬喰町 ART&EAT  〒101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202.
     予約・問い合わせ 03−6413−8049

19日(火) 立川談四楼・玉川奈々福二人会@上野広小路亭19:00〜

24日(日) 江戸東京博物館 浪曲公演「英国密航」―進化する伝統芸能“浪曲”と影絵のコラボ!
於:東京都江戸東京博物館 1階 ホール
全席自由:2,000円
全席自由(高校生以下):1,000円
(税込)
チケット申し込みはこちら

25日〜27日 福岡県赤村

28日(木) ガチンコ浪曲講座@カメリアプラザ6F和室19:00〜 満員御礼

30日(土) 能女義浪!@すみだトリフォニーホール小ホール14:00〜
出演:安田登(能楽師ワキ方)槻宅聡(能楽師笛方)「隅田川」より
   竹本越孝(女流義太夫 太夫)鶴澤寛也(女流義太夫 三味線)「碁石太平記」より
   玉川奈々福(浪曲師)沢村豊子(曲師)「悲願千人斬の女」より 
   演者による座談会あり。
入場料:全席指定¥3,000
問合せ トリフォニーホールチケットセンター 03−5608−1212
★昨年木馬亭で奈々福プロデュースで催した、能と女流義太夫と浪花節の会、墨田区が再度企画を組んでくださいました。座談会が超面白かったこの会。今回は北斎美術館のプレ企画として、隅田川に関連のある演題を並べます。

31日(日) 沢村豊子・さくら 曲師の親子会@大阪・大丸心斎橋劇場14:00〜
出演:沢村豊子 沢村さくら 京山小圓嬢 東家浦太郎 玉川奈々福 五月一秀
木戸銭:全席自由 予約4000円当日4500円
予約問合せ:070-6682-3551
親子会チラシ表.jpg
★珍しい「曲師」の、しかも「親子」会。さくらさんのプロデュースで、豪華な会になります。東京では2月27日にやります。奈々福、チケット売るほど持たされてますので、よろしくです。

posted by ななふく at 20:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

浪曲の有名演題がわかった気になる解説その4「左甚五郎」

破天荒列伝第四回でお客様にお配りした解説。アップするの忘れてました。

 左甚五郎……さて。その作とされる彫刻は全国各地に残っておりますが、この人は実在したのかどうか、いたとしてそれは一人の人物であるのか、「左甚五郎」を名乗る職能集団であったのか、生地も播州明石、紀州根来、讃岐高松と諸説あり、よくわかっていない人です。
 左家の末裔・左光挙氏の著『名工左甚五郎の一生』によれば、文禄三(一五九四)年播州明石に生まれ、足利家の臣下であった父親の亡き後、叔父である飛騨高山金森家家臣河合忠左衛門宅に寄寓。その後京伏見禁裏の大工棟梁の弟子となり、元和五年(一六一九)に江戸へ下り、堂宮大工棟梁として名を上げた。
 江戸城改築に参画し、西の丸地下道の秘密計画保持のために襲われたが、刺客を倒し、寛永十一年(一六三四)、老中土井大炒頭利勝のはからいで讃岐高松藩に亡命。その後京都に戻り、師の名を継いで禁裏大工棟梁を拝命、寛永一九(一六四二)年高松藩の客文頭領となったが、慶安四(一六五一)年頃に逝去。享年五十八……とのこと。
 前回、「寛永三馬術」の解説で、江戸も寛永年間までは武勇の風が残り武芸ものがこの時期に集中していると申しましたが、慶安はそのすぐ後。この時代には、「慶安太平記」つまり由井正雪の乱を扱った一連の物語がありますが、これが実に「トンデモ人物列伝」の態をなしており、この時期も、伝説的人物輩出期と、奈々福は勝手に思っております。
 私の持っている甚五郎の講談本は、昭和二十五年富士屋書店から発行された講談研究会篇「名匠左甚五郎」と題されたもの。三井の大黒、龍刻み、竹の水仙、蟹、偽甚五郎、天王寺の猫……数々のお話が載っております。
 私の甚五郎はいずれも、戦後放送浪曲で大活躍され、豊子師匠が長年相三味線を務められた国友忠先生からいただいたもので、「天王寺の猫」「小田原の猫餅」そして「掛川宿」の三つ。「なんでこんな老人臭いネタをやりたがるんだ」と先生から笑われ、呆れられたものですが、戦後、GHQから義士伝を禁じられたとき、甚五郎の話には大いに助けられた、大事な演題だぞ、と先生から何度も言われました。
「甚五郎」と「水戸黄門」「乃木将軍」は、同工異曲だと思っています。最後に「印籠」が出る。最後に「ええええええっ! それではアナタはッ!」……日本人の大好物な物語構造です。今日の演題は、気鋭の澤勇人が、大師匠・廣澤菊春先生ゆずりの「笑う首」。そして私が、日本画家・狩野探幽との腕比べのくだり「掛川宿」。これは講談本にもありますが、講談では鳴海宿になっており、またなりゆきも違います。こういう話って、その演者の出身地(場所を自分の出身地にしてしまう)やら、目の前にいるお客さんによって、物語の流れも自在に変えられてきた部分もあるのではないかと思います。浪曲の中においてさえ、「猫餅」のお話は、澤孝子師匠では掛川宿になっていますが、国友先生から教わった私のものは、小田原宿。筋はだいたい一緒ですが、描き方が違います。そういうところも、語りものを数々聞いていく楽しみです。
posted by ななふく at 10:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

12月の予定(随時更新)

11月前半まで異常事態でした。売れっ子になったのかと錯覚しそうになりましたが、12月は通常運転。
年末はすこしほっとできるかな。
とはいえ、12月は初の海外公演があります。
韓国のソウル大学にて浪曲。字幕付き(字幕担当:安聖民・趙倫子)。豊子師匠が楽しみにしてます。

12月3日(木)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:港家小ゆき 澤勇人 花渡家ちとせ 国本晴美 玉川太福 神田阿久鯉(講談) 玉川奈々福 澤孝子(出演順)
チラシでは浜乃一舟出演予定になっておりましたが、都合により休演、国本晴美が代演になります。ご了解くださいませ。

12月3日(木)「浪曲破天荒列伝!」最終回@木馬亭19:00〜
前読み:東家一太郎「義士銘々伝 安兵衛道場破り」曲師:東家美
ゲスト:春風亭昇太(落語……もしかして浪曲?)
浪曲:玉川奈々福「俵星玄蕃」曲師:沢村豊子
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp
全五回の破天荒列伝、いよいよ最終回です。浪曲ファンの昇太師匠に、ぜひとも浪曲をとお願いしておりますが、どうなることかっ!? そして私は、笑いどころ一つもありませんが、惚れ抜いております演題「俵星玄蕃」を、渾身で演じます。二代目の先生ゆずり。俵星の心意気を、お客様に伝えられますように!
ちなみにこの「破天荒列伝!」、番外編を、2月13日にやります。実は一番破天荒な人として、「悲願千人斬の女」長編浪曲一挙口演をいたします。豊子師匠と二人で二時間!

5日(土) セッション!仏教の語り芸@大阪市天王寺区應典院14:00〜
安田登(能楽師)+玉川奈々福(浪曲師 曲師:沢村豊子)
ホスト:釈徹宗
古来から、日本人は仏教の語りに心を震わせてきた。死者の鎮魂、弱者の嘆き、そして仏の讃歎……
他界から響く声とパフォーマンスが、あなたの五感を刺激する。
極上の仏教パフォーマンス、伝統と創造のセッション!
参加費  当日3,000円、前売一般2,500円、前売学生2,000円
TEL 0570-02-9999 チケットぴあPコード 630-950
問合せ 浄土宗應典院 TEL06-6771-7641 FAX 06-6770-3147 E-mail info@outenin.com

7日(月)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:富士綾那 港家小ゆき 玉川奈々福 富士路子 澤惠子 宝井琴柑(講談) 富士琴美 東家浦太郎(出演順)

10日(木)奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会@らくごカフェ19:00〜 
奈々福「団十郎と馬の足」太福「自転車水滸伝〜サドルの最期」
私は蔵から久々の演目を引っ張り出し、太福はネタおろしではないかと思います。
前回より、合間に、二人でトークを入れております。二人で公開でしゃべること、まず、ないです。
前売り1800円 当日2000円 らくごカフェ rakugocafe@hotmail.co.jp 03-6268-9818
玉川奈々福・太福の浪曲浮かれナイト13.jpg

11日(金)ふたりらくご@ユーロライブ18:00〜
出演:古今亭文菊 玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:当日券=大人1,200円/学生900円/高校生・落研600円/会員1,100円
前売券=大人1,000円/学生700円/高校生・落研400円/会員900円
会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員 当日券は開演1時間前より販売
全自由席(178席)券面記載の整理番号順に入場
◆電話による前売り予約 (平日10:00〜18:00):0120-240-540(カンフェティチケットセンター)
文菊師匠と二人の会。なんだか、四人出演の渋谷らくごよりも、気分はしっとりしますね。
素敵な師匠とご一緒させていただけるうれしさ……楽しみです。

13日(日) “等身大人形(ヒトカタ)と浪曲と音景のコラボレーション”
『椿太夫の恋』ほか 14:00〜@長野県飯島町文化館大ホール
出演/人形師 飯田美千香(百鬼ゆめひな)
ゲスト出演/浪曲師 玉川奈々福、曲師 沢村豊子、音楽 音景 木並和彦
2015年12月13日(日)14:00〜@飯島町文化館 大ホール
長野県上伊那郡飯島町飯島2489番地
TEL.0265-86-5877
料金/前売2,000円 当日2,500円
問合せ先/いいじま文化サロンTEL.0265-86-3111
百鬼ゆめひなTEL.0265-98-0383
美千香さんと、「椿太夫の恋」をコラボレーションします。私は語りに徹し、椿、その他登場人物を、美千香さんと人形が……どんな世界になるか、私自身わくわくしています。
椿チラシ表.jpg

14日 忠臣蔵でござる うなりあいますわ@イイノホール 19:00〜
出演:春風亭昇太 三遊亭白鳥 柳家喬太郎 林家彦いち 国本武春 玉川奈々福 沢村豊子
料金  5500円 (全席指定)
▼電話予約 TEL 03-5474-1929 (らくご@座)
どうやら昇太師匠の曲師を務めさせていただくようです。それから、後半のバラエティで……え?

17日 クリスマスライブ@東京都健康プラザ ハイジア(新宿・歌舞伎町)12:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
「浪曲シンデレラ」「豊子と奈々福の浪花節更紗」
オープンスペースでの浪曲会。無料です。

18日 ガチンコ浪曲講座@カメリアプラザ和室19:00〜(満員御礼)

20日〜24日韓国公演。23日 ソウル大学にて浪曲公演@ソウル大学
    出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 道案内:姜信子
    演題「仙台の鬼夫婦」(字幕:安聖民 趙倫子)

26日 日本舞踊の忘年会にて一席

27日(日)大忘年会@木馬亭13:00〜
   浪曲での出演:澤孝子 東家浦太郎 富士路子 玉川太福
   その他余興での出演:日本浪曲協会員多数 奈々福は「元禄名槍譜 俵星玄蕃」8分半歌います!
   当日券のみ。木戸銭:3000円
   
posted by ななふく at 22:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

破天荒列伝、次回が最終回です!

「自分はなにゆえ、浪曲を選んでいるのか。
浪曲を演じることで、何をやりたいと思っているのか、考えます。
最近、わかったのです。私は貴いオロカモノの話がしたいのだ。
浪曲の世界に入って、私の中にもふつうにある経済主義的な、効率優先主義的なものが、今に至るまで、暴力的に壊され続けています。
……それを至上として生きてたら、到底浪曲の楽屋になんざいられません。
一番荒療治をほどこしてくれたのは言うまでもなく、私の家に住み込んで帰らなくなっちゃって、2年間同棲した豊子師匠ですけれど。
……話がズレましたが。
オロカで勝手で、自由な魂を持っている人たちが、浪曲界にも、そして浪曲のお話の中にも数多く登場します。
私が心惹かれるのはそういう人たちであり、そういう人たちの物語を伝えたいと思っています。
世の中は、昨今窮屈になりゆくばかりであるからこそ、よけいに。
で、「破天荒列伝」なわけです」(ななふく日記2014/04/06より)

今年の4月、「浪曲破天荒列伝」第一回を二週間後に控えて、私はこう書きました。
第四回目まで終えて、浪曲という芸の強さを、今年は今までに増して、感じています。
強いなあ、浪曲は!!! 
今年も、今までになかった場をいただいて、自分の仕事を客観的に見られたこともあり、私の中で浪曲がさらに躍動しています。だから、破天荒なオロカモノたちも、躍動してくれているはずです。

いよいよ最終回です。
赤穂義士伝。浪曲の物語群のなかでも大きな柱です。
そして今回取り上げる「オロカモノ」は、四十七士、の中の人ではありません。
俵星玄蕃。なんといっても三波春夫先生の長編歌謡浪曲で超有名。
ところが、この人物を、二代目勝太郎が演じておりました。それを、覚えました。

赤穂義士に討入りの際、助太刀を申し出て、大石内蔵助に断られる……えっ!? そう、断られる人物。
……断られるんですよ、この人。活躍しないままに、一編の浪曲は終わってしまう。
これ、落語だったらツッコむでしょうね。
でも、その人に、私は色気を感じる。平手造酒より、ちょっと明るく、太い人です。
でも、生まれついての気性ゆえ国を追われ浪々の身の上。鬱屈を抱えています。
こうあるはずであった自分と、いまの自分とのギャップ。
鬱屈を抱える彼が赤穂事件を見たときに、浪士に心を寄せる気持ちを想像します。
おのれの場を見いだせない彼は、心を、義士に託す。その相手が、杉野十平次。
この二人の腹の探り合い、そして言葉にせずに心を通わせる様に、なんともいえない人間の色気を感じます。

とうとい、おろかもの。この人を、浪曲の中で躍動させたい。
奈々福にはめずらしく、笑いどころひとつもありません。
でも、懸命にこの人を演じたく思っております。

ゲストは、なんと、春風亭昇太師匠。しかも昇太師匠に、浪曲をやっていただきたいとお願いしております。
曲師は、不肖奈々福がつとめるという、世にも珍しい組み合わせ。
わくわく!
残席僅少。どうか、「破天荒列伝」、最終回の心意気を見届けてください。
あ、それから、来年2月13日(土)に、破天荒列伝番外編、実は一番破天荒な人「悲願千人斬の女」長編浪曲一挙口演の会を木馬亭にていたします。(たぶん14時開演)。そちらもご予約受付ちう。

玉川奈々福の浪曲破天荒列伝 最終回「俵星玄蕃」
出演:東家一太郎「義士伝より 安兵衛道場破り」(曲師:東家美)
ゲスト 春風亭昇太(もしかして、浪曲???)
   玉川奈々福「俵星玄蕃」(曲師:沢村豊子)
12月3日(木)18:30開場 19:00開演@木馬亭 木戸銭:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 tamamiho55@yahoo.co.jp


posted by ななふく at 22:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月20日

桃太郎師匠、ありがとうございました。「東京人」10月号、桃太郎+祐子インタビュー記事

玉川の、いえ、浪曲界の最長老、玉川桃太郎師匠が、14日、亡くなられました。
91歳、ほんとうに眠るようだったとうかがいました。
5月に、うちの弟弟子・太福主催の「玉川桃太郎・祐子師匠に太福がじっくり学ぶ会」が木馬亭であり、元気にご出演されました。
翌月の定席にもご出演。
……これが桃太郎師匠の、最後の浪曲の舞台になりました。
7月のアタマに、私は雑誌『東京人』のアラハン(around100歳)特集のために、ご自宅にうかがい、インタビューをしました。
この記事が、桃太郎師匠が公式に表に出られた最後、ということになります。

雑誌は9月アタマに書店に並びました。すでに次号が出ており、編集部からも許可を得ましたので、ここに、桃太郎師匠への思いを込めて、そのインタビュー記事を、転載します。

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「合わせて183歳! 夫婦で浪曲の舞台に挑む。」(文責:玉川奈々福)

 玉川桃太郎師匠九十一歳。妻で曲師の祐子師匠、九十二歳。浪曲界最高齢……いや、ひろく芸界を見渡しても、現役コンビの最高齢ではないだろうか。
 浪曲にはじつは長命の方が多い。大きな声で節を唸るので、心肺機能が鍛えられることも理由の一つだと思っている。
 桃太郎師匠は、♪利根の川風袂に入れて、月に棹さす高瀬舟……で始まる「天保水滸伝」で戦後一世を風靡した、二代目玉川勝太郎の弟子。私の師匠・玉川福太郎の、その師匠・三代目勝太郎の兄弟子に当る。私にとっては芸の上での大伯父さん。
 ……そもそも、浪曲という芸を、皆さんご存知でいらっしゃいましょうか。浪花節とも呼ばれ、落語や講談が坐って一人で語るのに対し、演台を前に立ち、三味線(曲師)一丁を上手側に据えて、節(歌うような部分)と啖呵(語り部分)で物語を織りなす語り芸。「赤穂義士伝」「清水次郎長伝」……武家ものから、侠客伝、はては現代モノまで、幅広い演目があり、明治末期から昭和三十年代までは、大人気をとっていた芸能である。
 いま、東京で浪曲の定席は、浅草の木馬亭一軒。毎月一日から七日の定席で、浪曲七席と講談一席を楽しめる。その木馬亭に、お二人は、毎月出演されている。
 ダンディな桃太郎師匠は、いつもジャケットに帽子。木馬亭に到着すると楽屋には入らず、客席の一番後ろの壁際に陣取る。そして開口一番の若手の舞台からじっと、お地蔵さんのように動かず、節に耳を傾けている。
一方の祐子師匠。小さな身体でご自分の三味線を背負い、桃太郎師匠の着物とご自分の荷物を両手に持って楽屋入り。歩く速度はめっぽう早い。若手にまで漏れなく「おはようございます!」「今日はよろしく」「あらあら荷物持ってくれてありがとねえ」と、明るい声で声をかけ、手早く三味線を立て、毎度持参の味付け卵をテーブルの上に広げる。「はい、食べて頂戴よ!」
浪曲の若手は、祐子師匠のこの味付け卵を大変楽しみにしている。
「夜のうちに作っちゃえば楽なんだけど、それじゃうまくないの。その日につくるからいいんだよ」
これが、むちゃくちゃ美味しいんである。
 祐子師匠はいつも上機嫌だ。
「あたしはぺらこんぺらこん、よくしゃべるでしょう?」
 いえいえ、祐子師匠のお顔を見たら、誰だって気持ちがほどけちゃいますよ。
その日の私の演題は、玉川派に伝わる「天保水滸伝」より「鹿島の棒祭り」。汗びっしょりかいて舞台を降りて来ると、ようやく桃太郎師匠が楽屋に入ってこられた。
「師匠、お先に勉強させていただきました」
「……おめえの『棒祭り』を聞いてっと、福太郎を思い出すなあ」
――不意打ちの一言。私の師匠、玉川福太郎は、八年前に不慮の事故で突然亡くなった。芸盛りの六十一歳、師匠を失うことは、この世界で生きる希望を失う出来事だった。支えを失いながら修業する私に、大伯父師匠からの言葉は、涙腺を決壊させるに十分だった。
さあ、桃太郎師匠の舞台だ。祐子師匠の裂ぱくの掛け声。夫の背中を、三味線が精一杯の気合で押している。
 演題は「小金井桜」、幕末の侠客の物語だ。桃太郎師匠の口癖は「自分の節は自分でつくるもんだ」。外題づけの声は、到底九十歳を超えているとは思えない。粋で男らしい節にのって、小金井小次郎の姿が見えて来る。
私が入門した頃の桃太郎師匠は瞬間湯沸かし器だった。舞台を降りてくるなり、妻に食って掛かる。
「クソツボに入りやがって!」(奈々福注:三味線の糸を、正しくない箇所で押えてしまうことの、テクニカルタームでございます)
 桃太郎師匠は真っ赤になって怒る、祐子師匠は涙ぐむ、おろおろしている前座っ子をよそに、先輩方は涼しい顔……お二人の喧嘩、毎度のことだったんですね。
 あれから二十年。夫婦喧嘩はめっきり減ったが、桃太郎師匠の姿には今も「侠気(おとこぎ)」が漂う。
 玉川の家の芸は「天保水滸伝」などの侠客伝が多いが、そこに流れる義理や人情といった価値観を、重んじておられるように思える。
「それじゃあ義理が立たねえ」
「お天道さまは見てござるだ」
 経済至上主義、効率主義の現代に生きる私たちがすっかり失ってしまった価値観が、桃太郎師匠の中に生きているのを感じる。
 ここでお二人の経歴を振り返る。
 玉川桃太郎。本名中村勝司。大正十二年十二月、栃木県宇都宮市生まれ。小さい頃に養子に出され、実の親の顔を知らずに育った。
小学校卒業後、青果店に勤めていた養父とともに働き、街で耳にする浪曲の声節に魅せられ、病みつきになる。小遣いをためてレコードを買い、覚えて唸ってみる。休みの日には店の仲間を集めて一席演じて人気者となる。
 そうなるとレコードでは我慢できず、劇場に浪曲が掛かると、やりくりをつけて聴きに行った。当時は浪曲全盛時代。数々の浪曲を聞きおぼえては、練習したという。
 遂には商売物を売るときにも、浪曲入りの口上をつけるのでお客が大喜び、「浪曲八百屋の勝ちゃん」は街中の評判になった。
 十七歳の春に、店から暇をもらって上京。二代目玉川勝太郎に入門し「桃太郎」。その年の秋に初舞台。ところがおりしも大平洋戦争が勃発、昭和十九年入営、二十一年まで北支に。帰国後、兄弟子らに負けぬよう頑張った。
「その頃の玉川派はすごくてねえ。太郎、次郎、勝正、桃太郎が、四天王って言われたんだよ」と祐子師匠。
その甲斐あって昭和四十五年、浅草国際劇場の大会に初出場。浪界に地盤を確立した。
かたや祐子師匠。本名、中村りよ。大正十一年十月、茨城県笠間の生まれ。農業に従事していた家は貧しかった。
「うちは貧乏で、どん底の生活してたんだよ」
小学校を出ると近くの呉服屋に奉公に出た。子守りをしながら聴いた浪花節のレコードに魅せられトリコになったが、近くに浪曲の一座が来ても、奉公の身で入場できず、楽屋口から漏れてくる節を聴いて心を慰めた。将来は女流浪曲家になって親孝行をしたいと、奉公を終えた十八歳のときに上京。当時大看板の広沢虎造に弟子入りを志願したが、弟子の多い虎造に入門はかなわず、少女横綱と言われていた、三つ年下の鈴木照子に入門。
 翌年「鈴木照千代」の名で初舞台。修業に励んだが、思うように声が出なかった。
「一年くらい経ったときに、師匠のお母さんに呼ばれてね。『おまえの声じゃお金にならないよ、家に帰るか?』って言われたときは辛かった。でも帰るわけにいかないでしょ」
三味線の師匠に手ほどきを受け、曲師の道を歩きはじめた。他の弟子よりうんと苦労したと祐子師匠はいう。
「あたしはね、この人とは、二度目なの」
 そう、桃太郎師匠とは、二度目の結婚。五十歳での大恋愛だったという。
「二十歳くらいのときから知ってたけど、昭和四十五年にこの木馬亭で浪曲が始まったときにばったり再会して、弾いたの。それまで一流の曲師に弾いてもらってた人だから、私の三味線じゃあ、どんなにか歯がゆかっただろうけれど、そのときに『いずれは姉さんに三味線弾いてもらうようになるんだよ』って、ぽろっと言ったんだよ。縁があったんだねえ」
――桃太郎師匠、それ覚えてますか?
「……ふふん」
――秘かにこの人とって、思ったんですか?
「へっへっへ。まあな」
 その一言から二年後の、昭和四十七年に、再婚。以来、二人三脚の浪曲の道。
「あたしはね、この人に拾われたの。玉川の一門に入って、玉川祐子って名乗って、なんて幸せなんだろうと思ったの。玉川は名門だからね。感謝してます。この人はあたしにとって、宝だよ。私を選んでくれたんだからね」
 この言葉に嘘はない。数年前、NHKのラジオ収録の帰り道、電車内で、祐子師匠が急に具合悪くなってしまったことがあったそうだ。ここからはその場に居合わせた、私の弟弟子・玉川太福の報告。
「お客さんにお願いして座席をあけてもらい、横になってもらったのですが、『ああ、このまま死んじゃうのは残念だなあ、お父さん残して死んじゃうのは、申し訳ない。私が死んだら、お父さんが心配だなぁ……』と、意識もしっかりしない中、か細い声で、ずっと桃太郎師匠のことを心配されているんです」
 家に着くころにはけろっと治ってしまったということだが、祐子師匠の愛情の深さとお人柄を実感する出来事だったという。
――一緒に舞台に立つのは幸せですか?
「そりゃ最高ですよ。何が幸せだって、二人でいまも舞台に立てる事」
「うん、おんなしだ」
――桃太郎師匠の芸でどこがお好きですか。
「やっぱり節だねえ。なんともいえない、人にない味があるから。小金井小次郎の『縞の合羽に三度笠〜』なんてとこ、いいよお」
――長生きの秘訣はなんですか。
「あまりくよくよしないことだねえ。辛いこと悲しいことはなるべく忘れて、物事をいいほうに解釈すること。あと、感謝の気持ちを忘れない」
――桃太郎師匠は如何ですか?
「……さだめられた運命じゃあねえか」
おお……イマドキ、桃太郎師匠じゃなきゃ言えない言葉だ!
「私は、この人と一緒になって幸せだった。だから、一日でも一時間でも、この人のあとに死ななくちゃね。いまんとこは、おかげさまで幸せ。元気だから。三味線でいろんな歌謡曲を弾けるように勉強して、お客さんの役に立てれば幸せだなあ」とけらけら笑う祐子師匠。不覚にも涙がこぼれそうになった。

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2015年10月01日

11月の予定(随時更新)

【31日〜3日 山口・広島・熊本ツアー】
広島熊本再び。山口にも。今回は語りではなく、純粋浪曲公演です。うれしーー!

31日(土)玉川奈々福を聴く会@山口県労働者福祉文化中央会館(労福協会館)4階ホール【住所/山口市緑町3-29】15:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席
木戸銭:予約2500円 当日3000円  
予約:山口で寄席を開く会(大宮)電 話/090-7544-2526
メール/ yamaguchiyose@gmail.com

1日(日)「ほとばしる浪曲!玉川奈々福たっぷりの会」@カフェ・テアトロ・アビエルト14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席たっぷり。
場所:カフェ・テアトロ・アビエルト(広島市安佐南区八木※JR可部線「上八木」駅下車すぐ)
木戸銭:3000円(全席自由)
予約&問い合わせ:
「広島で生の落語を聴く会」
namarakugo@ae.auone-net.jp
☎︎090-9570-4579

2日(月・祝)「玉川奈々福浪曲公演」@浄蓮寺本堂(東広島市河内町小田)18:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席
木戸銭:予約1000円 当日1500円
080-1926-2826武久

3日(火・祝)寺子屋「語りの秋」@熊本県益城郡阿弥陀寺14:00〜
講師:安田登師(東京・能楽師)。玉川奈々福師(東京・浪曲師)。沢村豊子師(東京・曲師)。終演後、本堂にて懇親会。寺子屋参加費はお賽銭。懇親会参加費1人1000円。
演目は当日のお楽しみ。お問い合わせは、お寺まで。096-289-0424


5日(木)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:富士綾那・東家孝太郎・玉川奈々福・大利根勝子・澤惠子・神田すみれ(講談)・三門柳・東家浦太郎(出演順) 2000円

5日(木)栃木県小山市中華料理龍鳳にて浪曲会

6日(金)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:港家小そめ・玉川太福・鳳舞衣子・港家小柳・花渡家ちとせ・田辺鶴遊(講談)・玉川奈々福・富士路子(出演順) 2000円

6日(金)落語のチカラ浪曲のチカラ3@亀戸駅前カメリアホール19:00〜
出演:柳家三三(「死神」ほか1席) 玉川奈々福(「悲願千人斬の女」ほか1席 曲師:沢村豊子)
木戸銭:前売り3500円 当日3800円
予約問合せ:道楽亭 03-6457-8366 info@ryus-dourakutei.com
img163.jpg

7日(土)なんか、文京区界隈でお仕事あるらしいです。

9日(月)浪曲日本橋亭「浪曲名作劇場」@お江戸日本橋亭13:00〜
「深川裸祭り」港家小ゆき 「石松金毘羅代参」玉川奈々福
「江戸城綺談千姫さま」富士鷹雄 「紺屋高尾」三門柳
予約1,500 円 当日2,000 円
予約/問い合わせ 一般社団法人日本浪曲協会 03-3844-1611
お江戸日本橋亭 03-3245-1278

9日(月)伝統芸能パースペクティブ「庭を読む<六義園>」
詳細はこちらに。

13日(金)イナンナの冥界下り@セルリアンタワー能楽堂
★この公演はすでに満席でご予約を締め切っております。
第一部 14:30開演
第二部 19:00開演
世界最古の神話を、世界最古の演劇形式である能楽を軸に、その他伝統芸能とともに、世界最古の言語と日本語を用いて、上演する企画。詳細は以下をご覧ください。
http://inanna.blog.jp/archives/1035497094.html

14日(土)玉川奈々福・沢村豊子たっぷり浪曲とおしゃべりの会特別篇@道楽亭15:00〜
出演:玉川奈々福 沢村豊子 港家小ゆき
奈々福が小ゆきを弾き、豊子が奈々福を弾き、奈々福と豊子が三味線弾き、たーっぷりおしゃべりする。道楽亭浪曲ウィークの最終公演
木戸銭2500円(別途3000円で打ち上げあり。希望者のみ)
予約問合せ:道楽亭 03-6457-8366 info@ryus-dourakutei.com
道楽亭浪曲ウィーク.jpg

15日(日)渋谷らくご@ユーロスペース17:00〜
詳細未定

24日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 富士実子(曲師:沢村豊子)
1500円(お茶+お茶菓子つき)

26日(木)写真家橘蓮二セレクション「焦点」第二回@北沢タウンホール
春風亭一之輔 / 立川吉笑 / 玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
チケット前売3,500円 当日3,800円 北沢タウンホール 03-5478-8006

30日(月)奈々福の“ガチンコ”浪曲講座第四回@カメリアプラザ和室19:00〜
満員御礼
posted by ななふく at 23:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

9月が無事乗り切れそうです、ほ……。

旅から帰って来ました。
前半四日間の安田一座興行。
熊本→北九州→広島→神戸。
お能の安田登先生、人形師の百鬼ゆめひなさん、そして熊本ではヴァイオリンの山本紗由さんとご一緒し、スリリングなコラボレーションをさせていただきました。
演目は、小泉八雲の「雪女」「持田の百姓」、漱石の「夢十夜」より「第一夜」「第三夜」、「吾輩は猫である」より「餅の段」「鼠の段」……以上の中からの組み合わせ。
人の息を盗む。
感情に添う音を出す。
……すべてアドリブである浪曲三味線の実力がいかんなく発揮される(笑)コラボでありました。
語り公演は、浪曲の啖呵と違って、端整にしゃべります。これもまた勉強になります。
広島語り公演.jpg広島楽屋2.jpg

後半は大阪。昼は天満天神繁昌亭昼席。相棒は、豊子師匠の弟子、沢村さくらさんです。
「笑い」が価値基準の大阪の、落語定席に、東京の浪曲で入る、その試練!!!
演題は、さんざん迷って、「浪曲シンデレラ」を上下に分けて、15分ずつ。
まくらも、たっぷり振りました。
そこで戦えたこと、お客様が受け入れてくださったことに、心底ほっとする思いでした。
20150925.jpg
初日夜は、九雀師匠との会@八聖亭。
驚いたことに九雀師匠は、浪曲の紹介になるような新作を、落語作家の小佐田定雄先生に発注し、それを覚え、浪曲の節真似まで入れて、演じてくださったのです!
こんな迎えてくださり方があるなんて……もう、大感激で、平身低頭でした。
お客様もあたたかく、「お民の度胸」「仙台の鬼夫婦」と2席。
九雀師匠の「帯久」に圧倒されました。

二日目は、さくらさんが「曲師の会」を催してくれました@オーバルギャラリー。
前半の語り仕事で、三味線を持参しておりましたので、実現した会。
浪曲の三味線にスポットを当てた会というのは珍しいと思います。
二丁ならんで弾いたときの、手や音色の違いなども、感じられたことと思います(なんちゃって曲師、圧倒的不利)。
マニアックでしたけれど面白い会だったと思います。
客席におられた京山小圓嬢師匠が、未熟者二人が関東節だの関西節だのやってるのをご覧になり、
「やらま、しゃあないなあ!」と、飛び入り参加、私の50センチの距離で、壺阪の言葉セメから早節までをやってくださったのには、私自身が大感激して、涙腺が決壊しそうになりました。
曲師の会.jpg曲師の会2.jpg

三日目の夜は、初めてお目にかかった桂かい枝師匠との会@あべのハルカススペースナイン。
武春師匠に雰囲気が似ておられるかい枝師匠、すごい腕力の噺家さんでいらっしゃいました。
旅も七日目でへろへろだったのですが、こちらも頑張ろうと「曲垣と度々平」「浪花節更紗」の2席。
いいお客様で、出ないはずの声ものび、気持ちよくやらせていただきました。
かい枝師匠ともども、熱演3時間……やりすぎですね。

そして最終日、昼席で「シンデレラ」下を語り終え、記念撮影をし、さくらちゃんと一杯やって、帰京しました。
20150927-2.jpg
今回の大阪公演は、小佐田定雄先生の全面的なご支援のたまもの。
場をつくっていただきました。
心からお礼申し上げます。
この大阪公演のことは、きっと生涯忘れません。
ものすごく疲れたけれど、楽しかった!!!
ああ、乗り切れるか心配だった9月が、もうすぐ終わります。

【書き忘れ情報】
現在書店に出ている「東京人」10月号は「すてきなアラハン around100歳」特集。
芸界現役最長老コンビ、玉川桃太郎師匠(91歳)と、玉川祐子師匠(92歳)ご夫妻を取材して記事を書かせていただきました!
それから、いま発行中の老舗タウン誌「銀座百点」で、嵐山光三郎さんと対談させていただきました。
銀座の名店でご入手ください。



posted by ななふく at 02:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月18日

浪曲旅芸人してきます。

13日のシブラクが終ってから今週は、打ち合わせやら台本づくりやら初のアニメアテレコ(!)やら……。
仕事しているけど実演はなくて、ちょっと休憩モードでした。
そして、明後日から、旅のお仕事に行ってきます。8日間の仕事旅は初めて。
前半は、安田一座の語りのお仕事です。「雪女」「夢十夜」を中心に、熊本、北九州、広島、神戸と旅をします。
24日からは大阪。天満天神繁昌亭に顔づけしていただきました。
東京の浪曲師で繁昌亭昼席に出演するのは初だと思います。
アガリオリ15分。初めての楽屋は緊張することでありましょう。
なにを、どう、やろうかな!
そして、24日夜は、今までに何度かご一緒させていただいたことのある、落語の桂九雀師匠、26日は、初めてお会いする桂かい枝師匠が畏れ多くも「二人会」をしてくださるということです。
25日は豊子師匠のお弟子さんで、今回の大阪ですべて曲師を務めてくれる沢村さくらさん主催の「曲師の会 特別篇」もあります。奈々福、三味線弾いて節真似もする予定。
東京などからもお客様が追いかけて来て下さるとのこと、なんと……嬉しい。百人力!!!
詳細は以下です。必ずご予約をお願いいたします。
【20日〜27日、九州→大阪ツアー】

20日(日)阿弥陀寺(熊本、益城)13:30〜彼岸会
出演:安田登(能 下掛宝生流ワキ方)百鬼ゆめひな(人形師)山本紗由(バイオリニスト)玉川奈々福(浪曲師)
 〒861-2235 熊本県上益城郡益城町福富916
 TEL:096-289-0424 FAX:096-297-9161
(金剛山 阿弥陀寺)
 ※熊本には他にも「阿弥陀寺」さんがございますのでお間違えのないように〜。

21日(月)北九州寺子屋(高見芸術祭プレワークショップ) 19時〜 高見神社
出演:安田登、百鬼ゆめひな、玉川奈々福
https://www.facebook.com/events/680340895435502/

22日(火)「怪談が結ぶふたりの文豪〜小泉八雲と夏目漱石」@広島市南区民文化センタースタジオ18:30〜
能と浪曲、人形で描く八雲と漱石。安田登+百鬼ゆめひな+玉川奈々福
2500円 予約090-9570-4579(上村)
namarakugo@ae.auone-net.jp
https://www.facebook.com/events/1657550094486929/

23日(水)凱風館(内田樹先生の道場) 14時〜  2,000円
http://blog.tatsuru.com/event/2015/09/11_0851.html

24日(木)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

24日(木)桂九雀・玉川奈々福二人会@八聖亭(大阪市福島区)18:30分開演。
2500円(55人限定)曲師・沢村さくら。ご予約090-9717-1375 またはkujaku@sky.sannet.ne.jp

25日(金)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

25日(金)曲師の会〜特別篇 何かが始まる予感〜@オーバルギャラリー(地下鉄阿倍野駅)19:00~
出演:玉川奈々福 沢村さくら
☆浪曲は、やるかもしれないですけどやっても1席、あとはさくらさんとおしゃべりしながら三味線弾きまくります。
場所:オーバルギャラリー(地下鉄阿部野駅@出口より徒歩2分)1500円。予約 hanamideippai@oct.zaq.ne.jp

26日(土)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)

26日(土)〜落語と浪曲〜桂かい枝・玉川奈々福ふたり会@あべのハルカス・スペースナイン18:00〜
開口一番 桂華紋
「どうらんの幸助」ほか一席 桂かい枝
「浪花節更紗」(正岡容・原作)ほか一席 玉川奈々福(曲師:沢村さくら)「浪曲入門講座」あり
三味線:豊田久美子 前売:2000円 当日:2500円(全席自由)
会場:スペースナイン(あべのハルカス ウイング館9階)ご予約&お問い合わせ:オフィスビギニング(078-452-6814)

27日(日)天満天神繁昌亭昼席出演(14:55アガリ予定 曲師:沢村さくら)
posted by ななふく at 10:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

「浪曲タイフーン!」無事終了、ありがとうございました!!!

六回目の「浪曲タイフーン!」ご来場賜りまして、こころからお礼申し上げます。
春野恵子さんと、一年間の成果をぶつけ合う会。
いまだにカメリアホールを満席にできてはいませんが、今までで一番お客様にお運びいただきました。
2004年にプロデュース公演を始めてから、いったい何回会を企画主催したのかわかりませんし、ずいぶん慣れたのですが、一年で一番疲れる会ではあります。
日取りを決め、ゲストを考えて依頼し、今年のテーマを考え、チラシの原稿をつくり、デザイナーさんに発注し、できたチラシを各方面に送り、カメリアホールと段取りを打ち合わせし、チケットを手売りし、その間に漫才の台本を脳みそしぼって考え、衣裳の打ち合わせをして依頼し、漫才の台本覚え、集客を心配し、赤字にならないか心配し、稽古のために大阪にゆき、当日の受付物販、弁当飲み物の手配、打ち上げの手配……。
今年は同時に「破天荒列伝」もやってるから、ちょっと大変だった。
いずれにしても、興行は一人ではできません、手伝ってくれるスタッフがいてくれるからこそ、できることです。チーム奈々福のみんなに感謝。
皆さんに楽しんでいただけたのならよいのですが。

今年は、自分の作品の中でもとても好きな「金魚夢幻」、聞いていただけてうれしかった。
赤、黒、白、黄色が「美の基準」である生け簀に、たった一匹放り込まれた青い金魚。
価値は、人から与えられるものではない。
価値は、自分で見出すものだ。
そして、思いは、時も、距離も、超えうるのだ。
一途であること、オロカであることの尊さも、言いたかった。
客席には、この作品を一緒に生み出した画家の深堀隆介さんも来て下さいました。

大変だけど、プロデュース公演をするということは、芸人としてものすごく体力がつくことなのです。
お客様とダイレクトにつながっている実感が持てる。
自分のやりたいことと、お客様の望まれることの方向性について、敏感になる。
そして次の公演の目論見がつく。

タイフーン!の前後もありがたいことにお仕事がつまっていました。
一昨日の、立川高校定時制の生徒さんたちの前でやったあとの質問がよかったなあ。
「ぶっちゃけ、儲かりますか?」
そうそう、以前定時制に行ったときも、給料はあるのか、いくらもらえるのかって責められた(笑)。
儲かりはしないけれど、お師匠さんと二人、ちゃーーーんと、食えてますよ。
自分の仕事は、自分でつくるんですよ。
……その意味、わかってもらえたかなあ。
まあ、いいや、いつか誰か思い出してわかってくれることもあるだろう。
今日のシブラクを終えて、やっと一息。喉は重だるいけど、今日もしっかり腹から声出た。
今週は打ち合わせやら稽古やら、それから、変わったところでアニメのアテレコやら(笑)。
そんなこんなをこなしつつ、週末からの旅に備えます。
来週は、熊本→北九州→広島→神戸→大阪という、巡業。
前半が安田一座の「人形と語り」で「漱石と八雲」の興行。後半が大阪で浪曲です。
初・天満天神繁昌亭!
浪曲の寄席育ちの私は、落語の寄席の中に入る経験は圧倒的に少ない。
シブラクで少し鍛えられましたが、シブラクと、繁盛亭じゃあ、全然違うと思いますもの。
とっても緊張しますが、東の浪曲の雰囲気を、お客様に感じて頂けるように頑張ります。
持ち時間が短いから、短いバージョンの台本作らなくちゃ。
大阪では、三味線は豊子師匠のお弟子さんのさくらさんに弾いてもらいます。
そして夜は、桂九雀師匠、桂かい枝師匠が、会に呼んでくださいました。怖れ多くも「二人会」!
小佐田定雄先生に感謝。

さ、お金の整理も終わったし、夏のきものも、今日で終わり、悉皆に出して、来週からは単衣にしよう。
ああ、夏が終わります。


posted by ななふく at 00:48| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする