プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:女性
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師としても活動。2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。
MIDO9459.JPGAAJJ0027.JPGAAJJ9949.JPG撮影森幸一c_0056.JPG撮影森幸一(舞台写真)・御堂義乘(ブロマイド)

NEWS!奈々福のCD発売中! 
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」
(発売元:有限会社武春堂 販売元:バウンディ)XQBT-1155 定価2500円。
取り扱い店:山野楽器(銀座) ミュージックテイト(新宿) ヨーロー堂(浅草) イサミ堂(浅草)
アマゾンほかのネットショップでも購入可能。
奈々福後援会でも取り扱います(別途送料200円がかかります)。ご注文はtamamiho55@yahoo.co.jp へお願いします。
CDジャケット.jpgこおゆう感じです。

「和装人インタビュー第50 玉川奈々福」by辻屋本店

玉川奈々福への仕事のご依頼は、ななふく本舗へ 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
◎ おもいっきり笑える浪曲が聴きたい!
◎ 甚五郎さんや、忠臣蔵や、次郎長や、昔ながらの浪曲が聴きたい!
◎ 子供に、読み聞かせをしてほしい。三味線の音色も聴かせてほしい。
◎ 浪曲漫才もありえるんですか?
◎ 結婚式や、〇回忌で、一代記をやってほしい。
……などなど、お気軽にご相談ください。

奈々福自主公演の予約お問合せも、ななふく本舗へ(090-7001-6867 
ななふくonついった
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2018年04月24日

語り芸パースペクティブ第九回「浪曲の会」ご挨拶

ようこそご来場くださいました。「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第九回目、
年内最後の会は、浪曲でございます。

今回扱う「語り芸」の中で、もっとも新しい、
逆に言えば歴史の浅い、
そして全盛時は日本を覆うほどの勢い、
そこからの衰退の早さ激しさもとんでもないという、
ジェットコースターのような道を歩んできた、「語り芸」の中の鬼っ子です。

江戸時代までは大道芸であったちょぼくれ、ちょんがれ、阿呆陀羅経、でろれん祭文などの諸芸が集まって、
明治時代になって「浪花節」で鑑札を取得しました。
雨風にさらされる辻々で育ってきた芸だから、
道行く人たちを捕えんと、極端な声を出し、臆面もない感情表現をし、三味線という鳴り物も使いました。
社会の最底辺の者たちが担い、それゆえに最底辺の人たちの心に響いた、
もともとは多分に珍芸的要素もある芸だったのではないかと思います。

近代化を超特急で急いだ明治という時代とともに、ぐわんと成長し、
大正という時代に磨かれ花咲いた、その急成長のひずみも背負いこみ、
時代の空気を吸いこみ過ぎたゆえに、凋落も激しかった……ああ、自分の人生賭けてる芸のことだと、
ご挨拶などで言うべきではないことまで、筆が先走ってしまいます。

浪曲は、昭和十八年の時点で全国に3000人も実演者がいたそうです。
さまざまな興行の形があり、さまざまな浪曲がありました。
大看板の先生方による大劇場型の浪曲、
寄席の浪曲、
そしてもっぱら旅巡業の人たちの浪曲。
紅涙振り絞る浪曲もあれば、粋で笑いだくさんな浪曲もあった。
いくつものジャンルにわけられそうなくらいです。
本日ご出演いただく澤孝子師匠は、二代目広沢菊春門下でいらっしゃいます。
菊春先生は、大看板でしたが、落語の寄席に入り、座布団に坐ってサゲのある浪曲を演じてもおられました。
その薫陶を受けられ、また一本立ちしてからは看板として一座を組んで全国を巡業しておられました。
大劇場、寄席、旅、三つの要素を兼ね備えておられるのが澤師匠です。

そして曲師を務められる佐藤貴美江師匠は、奈々福と同期、浪曲三味線教室出身です。
浪曲の魅力は、譜面もないなかで、浪曲師と曲師がセッションすることの中にもあります。
だからこそ、一人前に舞台が弾けるまでが難しいんですが。

本日は、開口一番を短めに奈々福がつとめ(曲師は、名人・沢村豊子師匠)、
そして澤孝子師に、二代目広沢菊春ゆずりの「竹の水仙」を演じていただきます。
仲入り頂戴し、演芸作家であり、浪曲についての著作もある稲田和浩さんによる講義、最後が鼎談という流れです。

2017年12月18日
玉川奈々福
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2018年04月23日

語り芸パースペクティブ第八回「上方落語の会」ご挨拶

ようこそご来場くださいました。
「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第八回目、上方落語の回でございます。

いよいよ、演芸の世界に入ってきました。
前回の能から時代はぐっと下って、江戸時代に生まれた芸になります。

なぜ、落語を二回にわけたのか。
私は研究家でもなんでもありませんけれど、感覚として江戸の落語と上方の落語はベツモノ、という気がしております。
それは、生まれ育った場所によるもの、という気がしております。

上方落語に、「ハメモノ」というお囃子が入ること。
そして、基本的な口調が、到底小さな寄席やお座敷内でやるようなものとは思えないこと。
旅の話が多いこと――大道芸から起こった芸の匂いがふんぷんといたします。
そして浪花節の身からすると、そのことに、とっても親しみが湧くのです。

小佐田定雄先生からメッセージが届きました。
「江戸時代の中ごろ、江戸、京、大坂の三都で埋まれた『落語』は、それぞれの町で、それぞれの型で進化をとげてきました。
本日は、京と大坂の上方を中心として発達し、滅亡の危機に瀕し、また復活してきた『上方落語』の特色についてご紹介いたします。
『上方落語』の特色である『旅ネタ』と『芝居噺』をお聞きいただき、下座囃子や見台と小拍子という上方独自の演出がなぜ発生したのかのお話も申し上げます。
桂九雀さんから、上方落語界の現状や修業の方法などについてもうかがえるかもしれません」

九雀師匠とのご縁は、実はもう長いです。
私が曲師だった頃、さる素人さん主催の寄席で、お囃子をご指導いただいて以来。
最近は大阪にうかがうたび会に呼んでいただきお世話になっていますが、
後進を育てようという師匠の強い思いには、いつも感動しております。
お弟子さん、そして若いお囃子さんを育てておられます。
今回は、九雀師匠夫人でもいらっしゃるお三味線の高橋まき師匠、桂吉弥師匠のお弟子さんの弥っこさん、九雀師匠のお弟子さんの九ノ一さんにもお出ましいただき、贅沢なはめもの入りでお送りいたします。

そして小佐田定雄先生。
えっと、実は、私がまだ編集者だった頃、小佐田先生を担当させて頂いておりました。
小佐田先生のご著書をはじめ、米朝師匠、枝雀師匠の本、数々の本をご一緒につくらせていただきました。
亡き枝雀師匠の座付作者。
サラリーマンをさらりとやめて、上方で、落語作家として単身自立という道なき道を開拓してこられたフロンティアでいらっしゃいます。
大尊敬。

2017年11月15日
玉川奈々福

桂九雀「七度狐」

小佐田定雄「解説」より

桂九雀「蛸芝居」

〜仲入り〜

鼎談
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語り芸パースペクティブ第七回「能の会」ご挨拶

ようこそご来場くださいました。
「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」、早くも中盤第七回目、能の回でございます。

このシリーズに「能」を入れたことに驚かれた方が多かったようです。

はたして、能は、語り芸であるのか。
能は、舞である、との言い方もあり、能は演劇であるという言い方もあり。

実は三年ほど前から、安田登先生に師事し、下掛宝生流(ワキ方)の謡を習っています。
能を習い、それにまつわる安田先生のお話をうかがっていると、芸能の始原の、想像も及ばない深淵のとばくちに立つ気がします。
能というと、観阿弥、世阿弥の名前がまっさきに挙がるかと思いますが、秦河勝(はたの・かわかつ)という、聖徳太子の側近であった渡来系の人物を皆さんはご存じでしょうか? 能の始祖、芸能の神とも言われ……ここから先のお話は、安田先生にお任せいたします。
能は、語り芸であるか。はい、そう言えると思います、が。

それを問うよりも、このシリーズにどうしても入れたかったのは、
能が、今現在続く伝統芸能の中で最も古いものの一つであり、
その起源と歴史、そして詞章の内容はどういうものであるのか、
語りがどういう質のものであるのか、
誰に向けられて語られるものであるのか、
それについてわずかなりとも学ぶことが、私がこのシリーズを企画した意図の核心につながると思ったからです。

安田登先生。親しく教えを乞うている能楽師の先生ですが、中国古代哲学、甲骨文字、金文、古典ギリシア語、シュメール語、アッカド語等の何千年前の言語や哲学から、最先端のAI、AR、VR、ゲームに至るまで、射程距離広すぎて深すぎて、正体不明の先生です。

槻宅聡先生。コラボ公演でお舞台をご一緒させていただいておりますが、その笛の音色、息で打つような音に、ひゅんと、異界へ連れて行かれる思いを何度もしました。

本日は、能「隅田川」の語りを実演していただき、そして、能のメソッドを用いて(何故か奈々福も三味線で参加して)夏目漱石を聞いていただきます。

2017年10月30日
玉川奈々福
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2018年04月22日

語り芸パースペクティブ第六回「女流義太夫の会」ご挨拶

ようこそご来場くださいました。
「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第六回目、女流義太夫の回でございます。

浪曲は、男性演者の多い芸能ではありましたが、古くから女流浪曲師がいました。
いま現在「浪曲」というひとつのジャンルに、男性も女性もいて、曲師(三味線)も男性女性ともどもいる状況です。

ところが、義太夫は男性と女性が分かれています。先月、第四回目に「義太夫節」を開催いたしましたが、お出ましいただきました豊竹呂勢太夫さんと鶴澤藤蔵さんは、人形浄瑠璃の文楽協会の会員さんで、文楽協会所属の演者さんたちは全員男性です。
それとは別に、義太夫には女流の伝統があります。

女流義太夫は江戸時代に生まれたそうです。明治時代、浪花節人気が沸騰する前。
つまり日露戦争が終わって桃中軒雲右衛門が登場する前、東京で大人気だったのが娘義太夫。
一時期の東京には、娘義太夫の演者が1000人以上もいたそうで、その演者を追いかけ、客席から「どうするどうする!」という声をかける「堂摺連」という、女義オタクたちが生まれ、それはそれはすさまじい人気だったとか。

本日は人間国宝であられる太夫・竹本駒之助師匠と、私にとって尊敬するお姉さまである三味線の鶴澤寛也さんをお招きし、
また解説には、義太夫節のときにもご登壇いただきました、早稲田大学教授の児玉竜一先生に再度お出ましをいただきます。
太夫一人と三味線一人。女性が演じる語り芸。女流浪曲師としては、もっとも興味津々な今回です。
もともと男性が演じる芸として骨格をつくられたものを、女性が演じるためには、越えなければならないハードルがいくつもあります。
また、義太夫の回のときに指摘された、義太夫節が上方言葉で語られることのハードル、もあります。
先月の義太夫節は、語り芸ここに極まれりと思うような、声、音の激しさ、臆面もないと思うほどの表現の直截さでありました。
これを女流で、どうやって身に背負いうるのか?……と考えながらも、結局、駒之助師匠の語りの深さに溺れてお終いな気もします。
駒之助師匠……この空間で拝聴できるなんて、実に、大変なことなんですよ! 耳をダンボにして拝聴してください。

2017年9月26日
玉川奈々福
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語り芸パースペクティブ第五回「講談の会」ご挨拶

ようこそご来場くださいました。
「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第五回目、講談の回でございます。
浪曲は、多くの演題を、講談からいただいております。前回、義太夫が、さいたる長編戯曲であると、児玉竜一先生がおっしゃいましたが、講談も、長編の物語の多い芸能です。
それを浪曲はいただきながら、多くの浪曲師(含:奈々福)は、いい場面だけやって、ダレ場はやらず……なんてこともありまして。

ところが浪曲はやはり芸質が違うのでしょう。三味線があり、節がある中で、力の入れどころ、味付けが違うんですよねえ、これが。
そういう、語り芸ごとの質の違い、に強く興味を持ちます。

というわけで、今日は講談。講談は「語り芸」ではありますが、「語る」とは言わないようで「読む」というようです。
そして、どうやら東西でいろいろ違うようです。

東から、以前よりさまざまに教えをいただいております神田愛山先生。
そして、西から、旭堂南海先生、超尊敬するお二人の先生にお出ましいただきました。

愛山先生は、私の師匠・二代目玉川福太郎亡き後、「天保水滸伝」の連続読みをされると聞き、勉強させていただきに通いました。
南海先生も、勉強させていただくために大阪にうかがいました。そのとき拝聴した「難波戦記」、真っ赤な甲冑を付けた真田幸村が騎馬で走って来るさまがまざまざ見えて、奈々福、ひっくり返りました。
そして六年前、私のプロデュースで、お二人の先生方のご出演で「悪党列伝」という企画をやらせていただきました。二日間、長講一席ずつ、翌日は前日の続きを読んでいただく。愛山先生が「徳川天一坊」より2席、南海先生が「浪花五人男」より2席。お二人の語りの怒涛のうねりに、二日間、ぶっ飛びました。本当に、すんごかった……。

説経祭文にもごぜ唄にも、義太夫にも、三味線という武器がありました。講談は……語りひとつです。その語りひとつのすごさを、どうぞご体験ください。
演目は、愛山先生が「徳川天一坊」より「網代問答」(これを「悪党列伝」でやっていただいたとき、演じ終わった先生が私をじろり睨んで「命を削ったぞ」と言われたことが忘れられません。これを演っていただけるなんて、もう、胸がいっぱいです)。南海先生が「浪花侠客伝」より「木津勘助」(これ、浪曲にもあります)です。

2017年8月25日
玉川奈々福
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2018年04月21日

語り芸パースペクティブ第四回「義太夫節の会」ご挨拶

ごあいさつ

「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第四回に、ようこそご来場くださいました。 
 先月の番外編「パンソリ×浪曲」までを終えて、すでに語りの表現の多様さ深さに、そしてそれを楽しまれる皆様の懐の深さに、企画した私自身がちょっとくらくらきておりますが、今回はまた、超贅沢な回です。

豊竹呂勢太夫さんと鶴澤藤蔵さんのお二人、この組み合わせを、この空間で聞ける。
しかも、早稲田大学教授にして、早稲田演劇博物館副館長、新聞紙上で毎度すんごい歌舞伎評を書いておられる児玉竜一さんの解説つきで!「なんとかこの回だけ、すべりこませていただけませんか?」というお申し越しをいくつもいくつもお断りしました。
超貴重ですから、堪能してくださいね。

 日本は節つきの語り芸の多い国で、古くは平家琵琶、中世に入って能楽、近世の浄瑠璃の代表格として義太夫節、近代に入って浪花節……これを「四大叙事曲」というと、ものの本で読みました。
ではそれが、発展関係にあるかというと、義太夫の歴史の本には義太夫節は謡の影響をうけて発達したと書いてあるのですが、義太夫節と浪花節には、そういう明らかな関係はなさそうです。
ただ、関西の浪曲は、義太夫節の影響を受けているなと感じることがあります。
上方の芸は、音が複雑。江戸の浄瑠璃は男性の声も高く澄んでいるのに、義太夫節は声に濁り成分があり、三味線も太棹で、音も太く重い。そして、これほど臆面もなく感情表現をする語りは、義太夫節と浪曲に極まる、気が私はしています。

これだけ語り芸が多様であるということは、それぞれの芸にゆだねるものが別々にあるということです。人々は、義太夫に、何をゆだねたのか。そして義太夫を受け継ぐ方々は、それをなんだととらえておられるのか。ああ、聞きたいことがいっぱいだ!

2017年8月15日

玉川奈々福
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語り芸パースぺクティブ 番外編「浪曲とパンソリの会」ごあいさつ

ごあいさつ

ようこそご来場くださいました。「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」番外編でございます。
日本の語り芸最新モデル「浪曲」と、韓国を代表する語り芸「パンソリ」。
かたや三味線、かたや太鼓。音を相手に物語を語る、姉妹のような二つの芸です。

そして、貴顕に守られ育った芸ではなく、地べたに立って、低きところから声をあげ、物語を歌い語り続けてきた「声」でもあります。
そんな二つを、ご堪能いただき、また、奈々福・聖民二人の縁をつないだ、作家・姜信子の解説をお聞きいただきたいと思います。

<浪曲>
もともと「浪花節」と呼ばれた、明治時代初期に成立した語り芸。鎌倉時代の平家琵琶、室町時代の謡曲、江戸時代の浄瑠璃(義太夫節)に続く、日本四大叙事曲の一つ。三下りに調弦された三味線とともに、物語を節と啖呵(台詞)で演じる。その母胎は説経節、デロレン祭文、阿呆陀羅経などの大道芸で、その先祖は宗教音楽時代の説教、祭文である。大正時代から徐々に、「浪曲」と呼ばれるようになった。
【陸奥間違い】
将軍家台所小役人年三十俵をいただいております穴山小左衛門。年三十俵をいただいて奥さんと二人、傘張りの内職をしながら、食ったり食わなかったり。今日は大みそか、どうしても三十両というお金がないと年が越せない。そこで、古くからの友人に借金をするため、下僕をつかわしたのだが……間違いが間違いを呼ぶ波乱万丈の展開!

<パンソリ>
一人の唱者(チャンヂャ)が太鼓の伴奏・鼓手(コス)に合わせて歌とせりふ、身振りで物語を語っていく伝統芸能。18世紀末に原型ができた頃には祭りや市の日に村の広場で、パンノルムと呼ばれる大道芸の一つとして演じられるものだった。その後、支配層である両班(ヤンバン)が自宅の庭や座敷に唱者を招くようになり、室内でも演じられるようになり、語りの内容もその嗜好に合わせ、漢詩や故事成語などが多く引用されるようになった。
【水宮歌(スグンカ)】




2017年7月8日
玉川奈々福

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2018年04月03日

5月と6月、あとちょびっと7月の予定!

ちょっと先の予定まで更新しておきます。

1日(火)みちゆき〜奈々福×吉坊 二人会 第六夜@木馬亭19:00〜
出演:玉川奈々福「亡霊剣法」(伊藤桂一原作 奈々福作 曲師:沢村豊子)
桂吉坊「天神山」(お囃子:恩田えり 他)
濃ゆいトークあり。
木戸銭:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:akagi@f-1994.co.jp、090-3206-5871(おひつじ亭 赤城)
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★吉坊さんとの「みちゆき」は全十回予定。早くも折り返しです。吉坊さんは上方落語のひとで、ずうっと年下なんですけれど、ものすご芸能詳しくて、血中芸濃度が非常に高く、私はそれに甘えるような感じで毎回楽しんでおります。今回のテーマは、「男と女、この世ならぬみちゆき」。チケット、奈々福持ち歩いています。

3日(木・祝)渦41 うごめく2018春「伝渦」@しもきた空間リバティ13:00〜
出演:バロン(ボードビリアン)、ヘルシー松田(コミックマイム)、玉川奈々福(浪曲)+沢村美舟(曲師)渡部八太夫(説教祭文)、坂本頼光(活動弁士)
木戸銭:3000円/自由席/予約者優先当日整理券番号受付順入場
予約問合:件名「渦41予約」uzumarishiro@icloud.com  電話 03-5856-3200渦産業
公演渦名、日にち、お名前、枚数、連絡先を明記、もしくは留守電吹き込みよろしく。メール予約の場合、返信PCメール受信を可能な設定で、電話番号明記よろしく
下北沢駅南口の改札口が3/25より閉鎖されました!以下の方法で御無事に到着なさいますように。小田急線の場合は、 下北沢駅 南西口改札出て左へ、Recipe下北沢の看板を左へ(ホテルレファの角)、道なりに進むと旧南口。マクドナルドと携帯電話屋の間の坂を下ってもらって1階にABCマートがあるいさみやビルの4階です。井の頭線の場合は、下北沢駅北口からが近いみたいです。いずれにしろ、道に迷う分を見越して、少し余裕を持ってお出かけくださいませ。
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★道なき道を開拓する芸能者たちを集め、会を催してこられた、われらが木村万里さんプロデュースの渦。今回はお初の方々との顔合わせで、非常にたのしみです!

5日(土・祝)浪曲定席木馬亭「特別企画公演 甚五郎と名工」@木馬亭12:15〜
出演:東家恭太郎「団子一本物語」曲師:沢村美舟
   富士実子「愛染松坂城」曲師:馬越ノリ子
   木村勝千代「五郎政宗孝子伝」曲師:伊丹明
   玉川奈々福「甚五郎旅日記 掛川宿」曲師:沢村美舟
   東家若燕「甚五郎 京都の巻」曲師:佐藤貴美江
   講談:田辺鶴瑛
富士琴美「名工二代」曲師:伊丹明
澤孝子「竹の水仙」曲師:佐藤貴美江
★毎年5月の定席は企画ものを入れておりますが、今年は三日間。3日が大義士祭、4日が遊侠の日、そして奈々福出演の5日が「甚五郎と名工」をテーマに。いや、こういうテーマ別で浪花節聞くと、深く浸透しますよ。とくに甚五郎モノはたくさんあり、この日は、三本。澤師匠の「竹の水仙」は絶品!!!です。

7日(月)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:天中軒景友 国本はる乃 玉川奈々福 澤順子〜仲入り〜玉川太福 宝井梅福(講談)富士琴美 三門柳
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
★バラエティに富んだ顔づけの日です。男女のバランスも、関東節、関西節のバランスも。多彩な浪曲を聞いていただける日かと思います。

11日(金)入船亭小辰の武者修行「聴きたいっ!!」第3回@道楽亭19:00〜
出演:入船亭小辰(落語)
ゲスト:玉川奈々福(曲師:沢村美舟)
木戸銭:ご予約2000円・当日2500円 終演後打上げあり(会費3500円/希望者のみ)
予約:道楽亭03-6457-8366
★小辰さんの会のスケに呼んでいただきました。落語以外の芸を聴きたいそうなんです。なに聞きたいかなあ。こんな呼ばれ方初めてなんで、どきどきしますけど、楽しみです。

12日(土)第一回ながめ浪曲会〜奈々福華芝居〜玉川奈々福独演会@ながめ余興場13:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)天中軒景友(曲師:沢村美舟)
会場:ながめ余興場(群馬県みどり市大間々町大間々1635)
アクセス:わたらせ渓谷鐵道大間々駅下車0.5km、車約2分・徒歩約5分
     東武鉄道赤城駅下車1.6km、車約4分・徒歩約20分
     75番バス停「ながめ公園前」(電話でバス)下車すぐ
入場料:2,000円
問合:上州話芸研究会 電話 070-6420-1320(留守電対応) 
mail. gunma41105@yahoo.co.jp
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★長年あこがれであったながめ余興場で、独演会をさせていただきます! 先月、開演時間を14時と書いてアップしましたが、13時になりました。昭和十二年建設の古い芝居小屋(豊子師匠とおない歳!)です。数々の芸が、小屋に沁みわたってます。そこで浪曲やれるの、超嬉しい。渡欧前の、壮行会に位置付けます。東京からも、他からも、日帰り遠足と思って、赤城のお山も見える大間々へ、来てください。

14日(月)渋谷らくご@ユーロライブ20:00〜
出演:古今亭志ん五 春風亭昇々 玉川奈々福(曲師:沢村美舟) 隅田川馬石
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円
ご予約・お問い合わせ:ユーロライブ
★毎月楽しみ渋谷らくご。砥石であり、励みであり。

19日(土)もー吉ライブだ浪花節!@神楽坂・もー吉18:00〜
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:6000円(食事+飲み放題つき)
予約:もー吉(新宿区神楽坂2-10)03-5261-2128
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★もー吉ライブも、十四回目です。太福さんの文化庁芸術祭新人賞受賞を肴に飲みましょう。また、ここも奈々福渡欧前の壮行会と位置づけます。しばしのお別れなの、会いにきてね。

20日(日)三遊亭兼好、神田阿久鯉、玉川奈々福 三人会〜喋る、読む、唸る@横浜にぎわい座13:00〜
出演:三遊亭兼好(落語)、神田阿久鯉(講談)、玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)
木戸銭:3200円
予約問合せ:横浜にぎわい座045-212-5555
〜落語、講談、浪曲の三大話芸を楽しむ日曜日 滑稽を生きる座布団宇宙、ぱあっと明るく兼好落語。史実を元に、釈台前に凛と構える阿久鯉講談。沢村豊子三味線と丁々発止、熱ほとばしる奈々福浪曲。さあ、横浜の地で贅沢舞台の緞帳上がり
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★兼好師匠、阿久鯉さんとの嬉しい会。落語講談浪曲、それぞれの芸の違いを体感できる、貴重な公演です。

25日(金)福岡天神イムズ寄席 特別企画「柳家喬太郎まつり」第三夜「喬太郎・奈々福 二人会」@イムズホール(福岡市中央区天神1-7-11 9階)
出演:柳家喬太郎(落語)玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)2席ずつ
入場料金:全席指定3,900円(税込)
お問合せ:アム・サポート 092−272−1550
(月〜金10:00〜18:00 ※土・日・祝日除く)
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★超うれしい。アコガレの喬太郎師匠に、呼んでいただき、福岡で、なんと二人会です。

5月27日〜7月10日奈々福欧州・中央アジア浪曲公演

これが今年の奈々福の一大プロジェクト、です。
一か月半ほど日本を留守にして、欧州と中央アジア七か国ほど、美舟ちゃんを連れて浪曲でまわってきます。7月10日帰国予定です。海外の芸能、とくに語り芸と出会いたいです。外国で演じる浪曲、外国から見える日本……いろいろ勉強してきたいとおもってます。
以下、いまのところ決まっている公演予定。日本からの参戦も大歓迎!

五月二十七日 出発
五月二十九日 イタリア・ローマ公演@ローマ日本文化会館
六月二日  スロベニア・シュコフィアロカ公演@スコルスキドモ
六月五日  スロベニア・スロベングラッツ公演@文化ハウス
六月六日  スロベニア・リュブリャナ公演@リュブリャナ大学
六月六日  スロベニア・リュブリャナ公演@市役所ホール
六月十一日 イタリア・ミラノ公演@エルフォ・プッチーニ劇場
六月十二日 イタリア・トリエステ公演@トリエステ市立美術館
六月十四日 オーストリア・ウィーン公演@ウィーン大学
六月二十日 ハンガリー・ブダペスト公演@エドヴェシュ・ティーズ
六月二十六日 ポーランド・クラクフ公演@日本美術技術博物館
六月二十九日 ポーランド・ワルシャワ公演@日本情報工科大学
七月三日  キルギス・ビシュケク公演@トゥングチ劇場
七月七日  ウズベキスタン・タシケント公演@
七月十日  帰国予定

45日間、13公演。
ヨーロッパの、日本文化研究についてレベルの高い大学や、研究者の方々とご縁をいただき、まわらせていただきます。学生さんたちや、研究者の方々と意見交換をできるのも楽しみ。
イタリアは、大好きな国。ローマとミラノは三回目ですけれど、初めて行くトリエステは、スロベニアとの国境の町で、須賀敦子さんを読んで以来、行きたかったところ。
できれば歌劇場で、オペラ鑑賞をしたいです。
初めて行くスロベニアは、この時期最高に美しいですよときいてるので楽しみ。
ウィーン大学の日本文化研究はかなりハイレベルで、院生の方々は、源氏物語を原文で読めるレベルだとか。そんな中で浪花節。
ハンガリーのブダペストは温泉大国だそうですよ。も〜楽しみ!
ポーランドのクラクフの現場は、「漫画博物館」と呼ばれ、やはり日本文化研究が盛んに行われている場所です。
中央アジアのキルギスは、世界最大の長編叙事詩マナスがある国。その語り部の方々がいるそうです。その方々との共演ができるかも。
ウズベキスタンは、ちょっとしたご縁があり。首都での公演ですが、できればサマルカンドに行きたいようっ! 
というわけで、しばらく留守にいたしますので、5月の公演には、ぜひぜひ来てくださいませませ。
といっても、留守にするのは一か月半ばかしです、すぐです。

7月、帰国後、21日(土)に、帰国祝い公演として、こんなことしますから、予約してね。

玉川奈々福・木村勝千代二人会 〜東海道浪花節道中〜
曲師:沢村豊子 沢村美舟
演題:慶安太平記 善達箱根山 勝千代(美舟)
甚五郎旅日記 掛川宿 奈々福(豊子)
清水次郎長伝 お民の度胸 勝千代(美舟)
寛永三馬術 大井川乗り切り 奈々福(豊子)

2018年7月21日(土)13:30開場 14:00開演
会場:木馬亭(台東区浅草2-7-5)
木戸銭:全席自由 前売り3000円 当日3500円
予約問合せ:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
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2018年03月07日

4月の予定!

1日(日)玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!vol.43@木馬亭10:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
ネタおろしの演題「まだ発表できませんけど新作です」
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付!)
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★とある戯曲を浪曲化したいんですけれど、いま許諾交渉中です。朝、木馬亭でやるのに到底ふさわしいと思えないものですけれど、やってみます。

2日(月)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:東家恭太郎、港家小ゆき、玉川奈々福、浜乃一舟〜仲入り〜澤惠子、神田京子(講談)、玉川こう福、澤孝子
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
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★関東節と関西節のバランスのいい日です。恭太郎さん、一舟師匠と男性も入り、浪花節の幅を感じていただける日になるかと。トリの澤師匠のスゴさは言うまでもありませんが、ここのところ続けて拝聴して、本当に圧倒されるので、ぜひ聞いていただきたいです。

4日(水)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:小そめ 涼月舞子太福〜仲入り〜奈々福 貞寿(講談)勝子 路子
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
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★弟弟子の玉川太福さんが、このたび、第72回文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞を受賞いたしました。それを木馬亭、浪曲協会挙げて祝う、定席の中での企画公演です。彼は初の中トリという、出番で口演いたします。師匠亡きあと、四年間も彼にお稽古をしてくださった大利根勝子師匠もこの日はご出演。姉弟子として私も出演できることを喜んでおります。トリは会長・富士路子。平日昼間なんですけれど、有給とって、弟弟子をぜひとも祝いに来てやってください。

5日(木)「第7回奈々福・太福『龍鳳』浪曲会」@中華レストラン「龍鳳」(小山市羽川487−6)18時30分〜
出演:玉川奈々福、玉川太福 曲師:玉川みね子
木戸銭:3000円(ラーメンと餃子付き)
※お酒を飲まれる方は、+2000円で飲み放題でございます。
ご予約・お問い合わせ:0285-23-5504(龍鳳)

7日より一週間、関西公演です!

7日(土)堺・観音院様にて浪曲会17:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村さくら)

8日(日)第12回凱風館寄席@神戸市・凱風館14:00〜
「お江戸の浪曲師・玉川奈々福 独演会」
【日 時】 2018年4月8日(日)14時開演(受付:13時半) ※16時頃終演予定
【木戸銭】 2,000円(学生1,000円) ※小学生以下は無料
【演 目】 「仙台の鬼夫婦」、ほか新作一本(曲師:沢村さくら)
【場 所】 凱風館(JR神戸線住吉駅より徒歩約3分)
【対 象】 凱風館まわりの方(合気道凱風館、甲南麻雀連盟など内田家の皆さん及びそのご家族・ご友人)、MTK会員
★四度目の凱風館! 超聞き上手なお客様、ナマの響きのいい、畳の香る道場で、浪曲二席。半分クローズドの会です。内田樹先生に、奈々福の定番をまだ聞いていただいてないので、古典は「仙台の鬼夫婦」にして、あとなんか新作します。MTKは随時会員募集しておりますので、事務局にお問い合わせくださいませ。mottonanafuku@gmail.com

9日(月)天満天神繁昌亭 昼席@天満天神繁昌亭13時00分〜
こちらに出演者情報があります。https://www.hanjotei.jp/date/2018/4/?cat=3
木戸銭のご案内はこちらにあります。https://www.hanjotei.jp/price/
奈々福の曲師は、沢村さくらです。
 お問い合わせ:06‑6352‑4874 https://www.hanjotei.jp/price/
★繁昌亭再び!嬉しいなあ。東京で落語の寄席はシブラクに出るだけですが、大坂で、上方落語の並み居る師匠方の中で、短めですが浪曲やらせていただきます。今回はなにをしようかな。

10日(火)天満天神繁昌亭 昼席@天満天神繁昌亭13時00分〜

10日(火)桂吉坊・玉川奈々福二人会@天満天神繁昌亭)18時45分開演
 出演:桂吉坊「愛宕山」ほか一席
玉川奈々福「英国密航」ほか一席(曲師:沢村さくら)
 入場料:前売2700円/当日3000円 
 お問い合わせ:06-6131-5173 https://www.hanjotei.jp/
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★吉坊さんが、早くも二回目の二人会を企画してくださいました。東京での二人会「みちゆき」は、一席ずつですが、関西はトークがないかわりに、二席ずつ。長い(笑)。吉坊さんの愛宕山、楽しみだなあ!

11日(水)天満天神繁昌亭 昼席@天満天神繁昌亭13時00分〜

12日(木)天満天神繁昌亭 昼席@天満天神繁昌亭13時00分〜

12日(木)奈々福姐さん京都の陣―玉川奈々福独演会@京都・瑞泉寺19時00分〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村さくら)演目:「金魚夢幻」、ほか古典一席
場所:慈舟山瑞泉寺(京阪三条駅より徒歩5分)
入場料:2000円
 お問い合わせ:info@zuisenji-temple.net http://zuisenji-temple.net/
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★京都木屋町の瑞泉寺さんは、豊臣秀次公のお墓のあるお寺さんです。太閤秀吉の甥であった秀次公は秀吉に切腹させられ、一族三十九人もの方々が処刑された場所に建てられています。その場所を守っておられるお寺のご住職さまは、素晴らしい絵を描くイラストレーター、デザイナーさんでもいらっしゃいます。こちらの、ご案内をいただきました。http://zuisenji-temple.net/infomation/%ef%bc%94%e6%9c%8812%e6%97%a5%e6%9c%a8%e7%8e%89%e5%b7%9d%e5%a5%88%e3%80%85%e7%a6%8f%e7%8b%ac%e6%bc%94%e4%bc%9a%e4%ba%ac%e9%83%bd%e7%91%9e%e6%b3%89%e5%af%ba.html


13日(金)天満天神繁昌亭 昼席@天満天神繁昌亭13時00分〜

13日(金)玉川奈々福独演会@練心庵18:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村さくら)2席
場所:練心庵(阪急曽根駅より徒歩約5分)
 詳細は練心庵ホームページ(https://renshinan-sone.jimdo.com/)での発表をお待ちください。
★釈徹宗先生の練心庵には、一度うかがったことがありますが、浪曲で呼んでいただきました。うれし〜。先生からも「金魚夢幻」のリクエストをいただいております。2席の間に、釈先生とのトークも入ります!

15日(日) 玉川奈々福純情浪曲集@なかの小劇場16時〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:全席自由2700円
ご予約:オフィス10 03-6304-8545 office10.jyu@gmail.com
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★純情浪曲集も、もう4回目です。コンパクトないい会場で、さっぱりと二席。この日は直前同じ舞台で、弟弟子の会もあります(13時半より)

16日(月) 渋谷らくご@ユーロライブ20:00〜
出演:柳家緑太 玉川奈々福(曲師:沢村美舟)春風亭百栄 橘家文蔵
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円
ご予約・お問い合わせ: http://eurolive.jp/shiburaku ユーロライブ
★毎月楽しみ渋谷らくご。二番目という出番は久々(定番で三番バッターなので)、気分ちがうものです。

19日(木)奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会@らくごカフェ19:00〜
出演:玉川奈々福「忠治旅日記より 忠治山形屋」玉川太福「清水次郎長伝より 石松三十石船」(曲師:玉川みね子)
木戸銭:予約1800円 当日2000円
@らくごカフェ(神保町交差点より九段方向へ30秒歩いた左手。古書センタービル5F)
予約:らくごカフェrakugocafe@hotmail.co.jp 03-6268-9818
★記念すべき20回目(!)の、弟弟子との会。いずれもやくざの話ですが奈々福は侠客伝、弟弟子はいわゆる三尺モノ、となります。通常この会は、4月のおはようライブでネタおろしする演題を再度かけることにしているのですが、ちょっとらくごカフェでやりにくいモノになる(?)予定なので、久々に蔵から出す演題にさせていただきます。毎度の二人のトークコーナーもあります。

23日(月)談四楼奈々福二人会@上野広小路亭18:00〜
出演:立川談四楼(落語)2席 玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)2席
木戸銭:前売り2000円 当日2500円
予約問合せ:お江戸上野広小路亭(台東区上野1-20-10 TEL:03-3833-1789)
受付時間:12:00〜18:00
★立川談四楼師匠は浪曲応援団でいらっしゃいます。心を寄せていただいていて、本当にありがたくおもっておりますが、またお声掛けいただき、広小路亭にて畏れ多くも二人会をさせていただくことになりました!うわあい。

26日(木)玉川奈々福・沢村豊子たっぷり浪曲とおしゃべりの会@道楽亭19:00〜
出演:玉川奈々福 沢村豊子(2席+トーク)
木戸銭:2500円(別途打ち上げあり3500円)
予約問合せ:道楽亭 
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★七か月ぶりのおしゃべりの会。前回お師匠さんが「もう節はいいよ」と言ったのですが、最近聞いたら「稽古しとくよ。稽古すれば声は出るんだよ」と意気込むようなことをおっしゃったので、今回も通常どおりで参ります。人気企画につき、ご予約お早目に。

【速報!】これだけは来てね、東京からも来てね、ツアー組んできてね、企画!
◆ご案内◆
ながめ浪曲会(第1回) 奈々福華芝居〜玉川奈々福独演会〜

日時:2018年5月12日(土)   13時開演(開場は30分前)
会場:ながめ余興場(みどり市大間々町大間々1635)
アクセス:わたらせ渓谷鐵道大間々駅下車0.5km、車約2分・徒歩約5分
     東武鉄道赤城駅下車1.6km、車約4分・徒歩約20分
     75番バス停「ながめ公園前」(電話でバス)下車すぐ
入場料:2,000円
出演:玉川奈々福、天中軒景友
曲師:沢村豊子、沢村美舟
問合:上州話芸研究会
   電話 070-6420-1320(留守電対応)
   mail. gunma41105@yahoo.co.jp
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★長年あこがれであったながめ余興場で、独演会をさせていただきます! 足尾銅山華やかなりしころの古い芝居小屋です。収容数600! いっぱいお客様入れますから、いっぱいきてください!


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2018年02月05日

語り芸パースペクティブ第三回「ごぜ唄・説経祭文」の会のご挨拶

今年度開催している、「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ」。
六月に第三回「説経祭文 ごぜ唄」の会を開催しました。
ご出講いただいたのは、説経祭文の渡部八太夫師匠と、ごぜ唄継承者の萱森直子さん。
いずれも、ナマで聞く機会のとても少ない、貴重な芸です。
その二つは、遠くないはず、と予想して組み合わせたものですが、お二人の実演を聞くと、やはり全然違う芸なのでした。声から、三味線から、伝わってくる、その芸能の出自の匂い、に、多くのお客様が震えた、会でした。そのときのご挨拶を掲出します。

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ようこそご来場くださいました。「玉川奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ〜この国の物語曼荼羅〜」第三回目でございます。
私は浪曲師ですが、浪曲の源流にある芸能として挙げられている芸のなかに「説経節」「祭文」があります。でもその二つがくっついた「説経祭文」という芸があることを最近まで知らず、その流れを教えてくれたのが、渡部八太夫師匠です。一度は説経節の名跡を継承されたものの、それを返上し、現在古説経の復活に取り組んでおられます。
萱森直子さんとは、新潟にお仕事で行ったときに出会い、最後の長岡瞽女と呼ばれた小林ハルさん伝授のごぜ唄を聞かせていただきました。
仏教の唱導から生まれた「説経」。
神を祭る文章、つまりは神道の流れの中から生まれた「祭文」。
古い芸能です。もともとはどういう音楽性のものであったのか、それがどう変遷してきたのか、音の歴史は記録に残らず、たどるべくもありません。「梁塵秘抄」の撰者であり、自らも今様に狂い、遊女に歌を教わって声節を磨き続けた異形の法皇、後白河院がこう言われたそうです。
「おおかた詩を作り、和歌を詠み、手を書くともがらは、書きとめつれば末の世までも朽つることなし。こえわざのかなしきことは、わが身かくれぬる後、とどまる事のなきなり」
そう、声は、この世にとどまってくれない。
記録できないから、体から体へと伝えるしかなかった。でも、だからある意味、より確実であると、私は思うのです。
古形を残しているかどうかを問いたいとは思いません。それよりうかがいたいことは、実演者であるお二人が、中世このかたの、一番底辺に近いところから生まれ、地を這うようにしながら残って来たこの芸にどう惹かれ、どうして受け継ぐことになり、その芸の本質を、どうとらえておられるのか、ということです。
演目は、萱森直子さんが「葛の葉子別れ」、渡部八太夫さんが「小栗判官 鬼鹿毛」です。


<ごぜ唄>
瞽女(ごぜ)と呼ばれた盲目の女性芸人たちがうたい継いできた芸能。飾り気のない荒々しい響きと「目で見る」事に頼らないがゆえの自由さが生み出す「迫力」……越後の地でのみ生き続けてきた民謡やはやり歌などさまざまなジャンルを取り込み、涙も笑いも、縁起担ぎや祝い唄も、何でもありの豊かな娯楽芸だが、その要となるのが「祭文松坂」。長い物語を一定のリズムの三味線に乗せてしみじみと展開してゆく。
萱森 直子(かやもり なおこ)
「最後の瞽女」とよばれ「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」保持者として国から認定された長岡瞽女、故小林ハル(2005年105歳で死去)に師事。
小林ハルの伝えた3種類の節回しで祭文松坂を唄い分けることができる唯一の唄い手であり、師のすすめにより高田瞽女・故杉本シズを通して高田系瞽女唄も習得するなど、広範な演目を伝承。長岡、高田、両系統の瞽女唄を直接伝授された唯一の伝承者でもある。

<説経祭文>
その源流は、室町の頃より語りつがれてきた「説経節」にある。だが、説経節は舞台芸能としては江戸初期には衰退、代わって山伏姿の辻芸人が法螺貝や錫杖を片手に「祭文」として語るようになる。江戸後期、その山伏祭文に薩摩若太夫が三味線を合わせて寄席芸として再生させたのが「説経祭文」である。主な演目は「山椒太夫」「小栗判官」「信徳丸」「葛の葉」「刈萱」等。他の芸能にも大きな影響を与えたが、先の大戦を境に衰え、1960年代に断絶。それから30年後、渡部八太夫の「説経祭文」再生の取り組みが始まる。
渡部八太夫(わたなべ はちたゆう)
東京生まれ。小学校教員として東京の地芝居「二宮歌舞伎」の復活に関わり、子供歌舞伎創設のために邦楽(長唄、義太夫、説経節)の道に入る。 1997 年「小栗判官一代記」で初舞台。2005年薩摩派説経節家元十三代目若太夫を襲名。 2011 年 文弥人形 猿八座の座付き太夫として八太夫を名乗り、若太夫は廃業。現在は文弥節を活用して古説経、古浄瑠璃の復活上演に取り組むとともに、説経祭文の現代的再生に挑戦している。
2017年6月14日
玉川奈々福
posted by ななふく at 02:26| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする