プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:乙女
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994(平成6)年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995(平成7)年7月7日玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001(平成13)年より浪曲師としても活動。2004(平成16)年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005(平成17)年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006(平成18)年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。2007(平成19)年、関西の若手、菊地まどか、春野恵子とともに浪曲ユニット「浪曲乙女組!」結成。2010(平成22)年より、春野恵子と「浪曲タイフーン」公演を毎年行う。一声二節三啖呵。修業修業の日々にて候。
M5108002.jpgnamii5.JPGIMG_0241.JPG撮影森幸一112.JPG撮影森幸一・明石雄介

奈々福公演予定詳細はホームにリンクしております浪曲カレンダーをご覧ください。

NEWS!奈々福の初CD発売! 
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」が、5月30日に発売されます。
(発売元:有限会社武春堂 販売元:バウンディ)XQBT-1155 定価2500円。
取り扱い店:山野楽器(銀座) ミュージックテイト(新宿) ヨーロー堂(浅草) イサミ堂(浅草)
アマゾンほかのネットショップでも購入可能(すでに予約始まっています)。
奈々福後援会でも取り扱います(別途送料200円がかかります)。ご注文はtamamiho55@yahoo.co.jp へお願いします。
img100.jpgこおゆう感じです。

2012年奈々福直近予定

5月31日(木)浪曲十八番放送「陸奥間違い」曲師:沢村豊子

6月2日(土)浪曲定席木馬亭出演

6月2日(土)爆音傑作浪曲会第二回@入谷なってるハウス 19時〜
昔の傑作浪曲を「爆音」で聞こうという会の第二回。「スゴ声男声関西節編」。浪曲中興の祖・桃中軒雲右衛門、初代雲月、寿々木米若、初代梅鶯、鹿島秀月、松平国十郎、広沢菊春、五月一朗……などを聞いていただきます。
ナビゲーター 玉川奈々福 鬼塚武志 チャージ1000円+1ドリンク
img094.jpg

6月9日(土)玉川奈々福と愉快な仲間たち〜たっぷり浪曲と今回は尺八!〜@新宿二丁目 道楽亭
出演:玉川奈々福(曲師:玉川みね子)2席
ゲスト:今井祐介(尺八)
木戸銭:2500円(別途3000円で打ち上げあります)
予約問合せ:道楽亭 03ー6457ー8366
20120609_dorakutei.jpg

6月10日(日)笑う浪花節vs.泣く浪花節@木馬亭
出演:「笑組」チーム司会:玉川奈々福
   玉川奈々福「浪曲シンデレラ」港家小柳「水戸黄門漫遊記 尼崎の巻」澤孝子「竹の水仙」
   「泣組」チーム司会:国本武春
   富士琴美「赤垣源蔵徳利の別れ」天津ひずる「瞼の母」国本武春「佐倉義民伝 甚兵衛渡し」
   総合司会:東家一太郎
12時半開場13時開演 全席自由3000円 tamamiho55@yahoo.co.jp
img092.jpg

6月16日(土)かつしか下町寄席@郷土と天文の博物館14時〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)立川吉幸(落語)ほか

6月16日(土)合羽橋演芸ホール@入谷なってるハウス20時〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席 予約2000円 当日2300円 +1ドリンク
予約問合せ:なってるハウス knuttelhouse@mb.point.ne.jp 03-3847-2113 (18時から23時。演奏中・お休みの日はつながらない事があります。)

6月17日(日)講釈と浪曲でつづる今日はとことん天保水滸伝@カメリアプラザ6F和室15時〜
出演:神田愛山(講釈「笹川の花会」「三浦屋孫次郎の義侠」
   玉川奈々福(浪曲「鹿島の棒祭り」「平手の駆けつけ」曲師:沢村豊子)
木戸銭:2500円(60席限定)予約:プロジェクト福太郎090-7001-6867
img096.jpg

6月23日(土)「きぼうのかんづめ」浪曲会@原宿ペーターズギャラリー
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「金魚夢幻」「きぼうのかんづめ」2席
19時開演 会場:ペーターズギャラリー(渋谷区神宮前2-31-18) 木戸銭1500円
電話:03-3475-4947(最寄駅:JR原宿駅、千代田線副都心線明治神宮前駅)


6月24日(日)玉川奈々福独演会@イギリス館(横浜市・港の見える丘公園内)
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)リクエスト大会(10席より演題お選びいただきます)
ゲスト:楠美津香(きゃーーーー!奈々福大尊敬の超カッコイイおねいさま!)
入場料:予約2500円 当日3000円
予約問合せ:芸人三昧 enbu@kf.netyou.jp 045-568-5947(fax兼 留守番電話)

7月7日(土)玉川福太郎没後丸五年 もー吉ライブだ浪花節!第七回@神楽坂 もー吉
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:6000円(食事+飲み放題付)
予約問合せ:もー吉(新宿区神楽坂2-10)03-5261-2128
img095.jpg

「浪曲タイフ〜ン!」および玉川奈々福への仕事のご依頼は、プロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
奈々福自主公演の予約お問合せも、プロジェクト福太郎へ(090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp)
奈々福onついった
http://twitter.com/nanafuku55
奈々福HOMEhttp://www.geocities.jp/tamamiho55/

2012年05月25日

6月の奈々福と、「浪曲タイフーン!」チケット発売開始。

写真(4).JPGSN3V0015.jpg

某日某所で、春野恵子ちゃんと衣装合わせ。
今年のあとまわシスターズの相談をしながら、あれを着てみたり、これを着てみたり。
ふだん着ないキラキラのドレスに目が惹きつけられて……着てみちゃいました!
オーマイガッ!
……私たちは浪曲師です。
首から上は見られるものとして管理しておりますが。
首から下は「健康第一」という主旨のもとに管理しております。
頼りがいありそうな互いの太腕に爆笑!
img105.jpg
今年も「浪曲タイフーン!」やります。
今年のゲストは、私の伯父さんがリーダーになった、新生「玉川カルテット」の師匠方!
浪曲バラエティの大・大・大先輩にたっぷりとやっていただきます。
チケットが6月9日には発売になります。
奈々福、手持ちでいい〜〜いお席持ってます。直接ぜひ買ってくださいませ。
買っていただける機会は、6月はとりあえず、以下の会!!!!!

6月2日(土)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭
出演:澤雪絵 玉川奈々福 富士琴美 神田紅葉(講談) 藤田元春 港家小柳 澤孝子(出演順)
12時半開演 2000円

6月2日(土)爆音傑作浪曲会第二回@入谷なってるハウス 
昔の傑作浪曲を「爆音」で聞こうという会の第二回。「スゴ声男声関西節編」。浪曲中興の祖・桃中軒雲右衛門、初代雲月、寿々木米若、初代梅鶯、鹿島秀月、松平国十郎、広沢菊春、五月一朗……などを聞いていただきます。
ナビゲーター 玉川奈々福 鬼塚武志 
19時開演 チャージ1000円+1ドリンク
予約問合せ:なってるハウス 03-3847-2113 knuttelhouse@mb.point.ne.jp

6月9日(土)玉川奈々福と愉快な仲間たち〜たっぷり浪曲と今回は尺八!〜@新宿二丁目 道楽亭
出演:玉川奈々福(曲師:玉川みね子)2席
ゲスト:今井祐介(尺八)
15時開演 木戸銭:2500円(別途3000円で打ち上げあります)
予約問合せ:道楽亭 03ー6457ー8366

6月10日(日)笑う浪花節vs.泣く浪花節@木馬亭
出演:「笑組」チーム司会:玉川奈々福
   玉川奈々福「浪曲シンデレラ」港家小柳「水戸黄門漫遊記 尼崎の巻」澤孝子「竹の水仙」
   「泣組」チーム司会:国本武春
   富士琴美「赤垣源蔵徳利の別れ」天津ひずる「瞼の母」国本武春「佐倉義民伝 甚兵衛渡し」
   総合司会:東家一太郎
12時半開場13時開演 全席自由3000円 
奈々福、チケットいっぱい持っております。御用命は奈々福まで!!! tamamiho55@yahoo.co.jp

6月16日(土)かつしか下町寄席@郷土と天文の博物館
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)立川吉幸(落語) 立川らく人(落語)ほか
14時開演 前売り1300円、当日売り1500円
問合せ:郷土と天文の博物館

↓注目! フリージャズの殿堂たるライブハウスで、浪花節が!!!
6月16日(土)合羽橋演芸ホール@入谷なってるハウス
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席 
20時開演 予約2000円 当日2300円 +1ドリンク
予約問合せ:なってるハウス knuttelhouse@mb.point.ne.jp 03-3847-2113 (18時から23時。演奏中・お休みの日はつながらない事があります。)

↓必聴企画!!!
6月17日(日)講釈と浪曲でつづる今日はとことん天保水滸伝@カメリアプラザ6F和室
出演:神田愛山(講釈「笹川の花会」「三浦屋孫次郎の義侠」
   玉川奈々福(浪曲「鹿島の棒祭り」「平手の駆けつけ」曲師:沢村豊子)
15時開演 木戸銭:2500円(60席限定)
予約:プロジェクト福太郎090-7001-6867

6月23日(土)「きぼうのかんづめ」浪曲会@原宿 ペーターズギャラリー
2011年3月11日の東日本大震災。宮城県・石巻漁港を襲った大津波で、多くのものを失った水産加工会社、木の屋石巻水産。泥の中から出てきたのは、傷だらけになりながらも流されずに残っていた、たくさんの缶詰でした。悲しみをシェアすれば、半分になる。希望をシェアすれば、倍になる。 絵本「きぼうのかんづめ」(文:すだ やすなり 絵:宗誠二郎)は、宮城・石巻と東京・経堂の人と人のつながりから生まれた、確かな希望の物語です。その原画展会場にて「きぼうのかんづめ」を浪曲化して演じます。
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「金魚夢幻」「きぼうのかんづめ」2席
19時開演 会場:ペーターズギャラリー(渋谷区神宮前2-31-18) 木戸銭1500円(缶詰付き)
電話:03-3475-4947(最寄駅:JR原宿駅、千代田線副都心線明治神宮前駅)

6月24日(日)芸人三昧六周年記念特別公演 玉川奈々福独演会@イギリス館(横浜市・港の見える丘公園内)
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)リクエスト大会(10席より演題お選びいただきます)
ゲスト:楠美津香(きゃーーーー!奈々福大尊敬の超カッコイイおねいさま!)
14時開演 入場料:予約2500円 当日3000円
予約問合せ:芸人三昧 enbu@kf.netyou.jp 045-568-5947(fax兼 留守番電話)
posted by ななふく at 23:42| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

師匠!

師匠、見てくださってましたか。
嬉しい会だったんです。
いつもいつも、独演会の前は、企画した自分を呪うくらい、嫌な気持ちにさいなまれて、熱が出そうになって、企画したことを後悔して、緊張しまくった中で幕を開けるのに。
今日はそうでもなかったんです。ちょびっとは辛かったけど。
師匠も独演会、いつもいつも、緊張しておられましたね。
今日は、私、この演題を演じられるのが嬉しかったです。
ばんたび、演じられるものじゃない。長編の一挙口演は自分で企画しないと、演じられません。
とはいえ、3席はきついです。
でも、お客さんいっぱい来て下さって、治りきらない風邪、げほげほ、下では咳が止まらずにいたのに、舞台では咳がでなくて、声も、とりあえず出たんです。
そして、お客様と、その時を、場を共有できた充実感があったんです。
師匠。
芸人の冥利です。
師匠。五年です。私はちっとは成長してますでしょうか。

御来場賜りましたお客様、心からお礼申し上げます。ありがとうございました!


posted by ななふく at 02:30| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

誰もいない木馬亭にて。

mini_120522_16570001.jpg
誰もいない木馬亭。
舞台、前日にきゅきゅっと磨いとく。毎度、願掛けみたいなもん。
明日、ここがいっぱいになりますように。

皆様
明日です。レア企画です。こんな大変なこと、そうそう奈々福やりません。
体力と集中力ふりしぼりますです。
千人斬です。
「すごい。二股を超えてる!」(byY売新聞S記者)
どころか。
「河内十人斬り」の百倍です。
「吉原百人斬り」の十倍です。
……しっかし、体力あるよな、この物語の主人公。

塩谷瞬ファンも河内音頭ファンも歌舞伎ファンも見届けてもらわなくちゃ困ります。
当日券、ございます!!! よろしくです。

「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」
5月23日(水)18:30開場 19:00開演
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
前説:玉川太福
於:浅草木馬亭 木戸銭:全席自由2500円
posted by ななふく at 23:00| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

もうすぐ三艸子(みさこ)が演じられるぅぅぅ♪

いよいよ、10日後に迫りました「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」の会。
豊子師匠にお稽古していただいておりますが、久しぶりに通しで演じてみて、ああ、やはりこの演題大好きだ、と思いました。
もともと、小沢信男先生の原作に惚れこんで、四苦八苦しながらつくった自作の新作全4席。
幕末から明治にかけて、動乱の時代を生きた実在の歌人。
新しい時代を生きながら、最後まで江戸の気風を張り抜いて生きた女性のお話です。
私はきっと、この演題を演じるために、浪曲師になったんだよな、と思う程です。

妙齢のステキな男性から「だめでしょ〜」と、教育的指導を受けて、びっくりしました。
「ダメでしょ姉さん、千人斬なんて!」とチラシを見ながら奈々福にコンコンと説くのはY売新聞のS記者。
なぜかS記者、奈々福を「姉さん」と呼びます。
あの、Sさん、もしかして、おどろおどろしいものを想像してますか?
「そりゃそうでしょ。だって、男の千人斬は、なんか勲章っぽく伝わるけど、女の千人斬って……」
違うんです。あのね、この話、爽やかな話なんですよ。
「え?」
爽やかに、千人、斬ってくんです。
「さ、さわやかって……」
でね、悲願の千人斬を達成した折には、盛大な宴を開いて、ご存命の御関係各位にお赤飯配ったんですよ! もう、ブラボーでしょ?
「……」
S記者、呆然自失。
――そうか。やっぱり殿方は「千人斬」にドン引きするか。
そういえば初演のときも、ずいぶん心配されたっけ。
奈々福さん清純派じゃなかったんですかって……(言われてない言われてない)。
このお話の主人公に、私、惚れております。
こんな窮屈な時代に、なんて自由に生きた人なんだ!

S記者からもう一件、教育的指導が入りました。
「ダメでしょ。嫁に行けなくなるでしょ」
S記者の御指摘は、CDのジャケット裏のこの百面相。
img103.jpg
「女捨ててるでしょ?」
……す、捨ててませんってば!
「だって、面白すぎるでしょ、これとかこれとかこれとか」
面白い女は嫁に行けないんだろうか。
教育的指導施しつつも、いつも優しいS記者。
読売新聞に、CDの件と、独演会の件の記事が、21日に掲載される予定です。
あ、ジャケット表もアップしとこう。
img104.jpg
一般発売は30日ですが、23日の独演会が先行発売の会になります。
全国のCDショップで注文できますが、いまのところ銀座の山野楽器さんは発売と同時に店置きしていただける予定。う、うれしい。
それから奈々福の後援会でも扱います。奈々福迄申し込んでいただきましたら、送料別途かかりますが、お送りします。詳細は決まり次第、またお知らせします。

さーーーーーてっ! 「悲願千人斬の女」一挙口演できる機会は、ほんとうに少ない。
没入するぞーーーーっ! お早めにご予約を!!!

「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」
5月23日(水)18:30開場 19:00開演
於:浅草木馬亭 木戸銭:全席自由2500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
img084.jpg
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」
XQBT-1155 発売元:有限会社 武春堂 定価:2500円 


posted by ななふく at 22:31| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

GWは夢のように過ぎゆき……さてっ!

お散歩日和のGW最終日。お休みはあっという間にすぎますね。

1日は、「毎週通うは浪曲火曜亭!」記念すべき第一回。
日本浪曲協会1Fの広間にて、毎週火曜日夕方催されることになった浪曲会です。
18年前、この場所に足を踏み入れたことから奈々福、人生が変わってしまいました。
プロになる気で来たわけじゃない。お三味線触ってみたい〜なんて軽い気だったのに。
運命としかいいようがありません。
以来、この場所は私たちの修業の場。玉川美代子師匠の音色の虜になり、武春師匠に、三味線を扱う作法を教えていただき、大会のお稽古をし、事務作業をし……。
とはいうものの、この場所で実演をしたのは、実は今回が初めて!!!
お客様が入っていらして、開演を待っておられる様子を襖の陰から見ておりましたら、なんだか心がトリップしました。
久保田万太郎先生や安藤鶴夫先生が描いた往年の寄席とは、こんな雰囲気だったのではないか……。
夕涼みがてらに、ちょいと寄席の扉を開く。
畳敷きのクラシカルな空間。柿渋色の座布団には浪曲協会のロゴ。孫文筆の額。
ぺたりとくつろいで坐って、浪花節三つ聞いて、お茶を飲んで帰る。
……どうですか。ちょっといいですよ。盆暮れ正月にかかわらず、毎週火曜日夕方六時半。
8日は、天中軒雲月、富士鷹雄、天中軒涼月の出演です。ぜひぜひ。
浪曲協会玄関.jpg浪曲協会玄関。撮影・東京かわら版さとうさんの、使わせてもらっちゃいました。

2日はNHK「浪曲十八番」の収録。「陸奥間違い」5月31日放送予定です。

5日は定席。お客様いっぱい入っていただきましてありがとうございました。
楽屋の名人お二人。
120505_1445~01.JPG
三味線の糸は、爪で押さえる。
曲師の爪には、糸道がついておりますが、秀敏師匠と、豊子師匠の糸道の場所は全然違います。
豊子師匠の左手。
120505_1444~02.JPG
爪のまんなかで糸をとらえておられます。だから糸道は真ん中についてる。
秀敏師匠の左手。
120505_1443~03.JPG
独特です。指をおもいきり捻じ曲げて寝かせて、爪のはじっこのほうで糸をとらえておられます。
だから、糸道は、人差し指も中指も、爪の左のはじっこにふか〜くついています。
でも、浪曲のお三味線の名人の技術というのは、「弾く」ことではなく、浪曲師の背中を押す「腹」だなあと、つくづく感じます。

奈々福がそしていま、まっつぐ見つめておりますのは、23日の会です。

幕末から明治にかけ「男千人斬」をやってのけた実在の歌人、松の門三艸子(まつのと・みさこ)の生涯を綴った「悲願千人斬の女」一挙口演。
小沢信男先生の原作を、2006年に奈々福が四苦八苦しつつ浪曲にしたもので、三年半ぶり、三度目の一挙口演になります。
演題からは、オドロしいものを想像されるかもしれませんが、奈々福、この三艸子に惚れております。
如何にも江戸の女らしい、さばさばとした生き方。あとくされのなさ。
そして、この作品は、失われていく江戸という時代への挽歌でもあります。
当日は、私の師匠、玉川福太郎の丸五年の命日。師匠の命日にそんな不謹慎なものを……と思われる向きもあるかもしれませんが、浪曲の将来を案じていた師匠に向かって、いまの私の精一杯を捧げる気持ちで演じたいと思っております。
30分の浪曲を、3席。名曲師・沢村豊子師匠の糸に支えていただき、一人でうなります。
また、当日は、奈々福の初めてのCDの発売記念の会を兼ねております。
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」と題し、浪曲2席を収録いたしましたCDを、武春堂から出していただくことになりました。
生のライブに来られるお客様は限られていますので、少しでも浪曲を知ってもらうためのなにがしかのツールになりますように、願っております。
ぜひご来場賜りたく、心よりお願い申し上げます。

「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」
5月23日(水)18:30開場 19:00開演
於:浅草木馬亭 木戸銭:全席自由2500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
img084.jpg
「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」
XQBT-1155 発売元:有限会社 武春堂 定価:2500円

あっ! そのまえに、9日は浪曲日本橋亭の出番もありますようっ!!!


posted by ななふく at 13:59| 東京 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

四連荘の二日目無事終了!

ふうう〜。
昨日は女流浪曲華舞台。雲月師匠の企画公演。
天中軒涼月、澤華丸、玉川奈々福、富士琴美、玉川こう福、鳳舞衣子、天中軒雲月(出演順)、互いに「絶対負けない芸」を出し合って、火花散りまくりの舞台に……なったでしょうか。
第二部では、浪曲手品の琴美さん、涼月さんの民謡、奈々福の女道楽、舞衣子姉の舞踊、華丸さんの演歌、こう福姉の安来節、雲月師匠の歌謡浪曲。ふだん出さない芸のオンパレードでした。
奈々福、体力振り絞って「大井川乗り切り」やったんですけれど、お客様が口々に言われたことは「いやあ、奈々福ちゃん、司会、うまいねーっ!」……なんですの、ソレ???

今日は上野の森美術館にて「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」。
奈々福はふだんやらない関西節で壇ノ浦の場面を。
前日に雲月師匠に、関西節のアテ節を聴いていただき、ちゃんと形になっているかをチェックいただき合格いただいてたんで、安心し、あとは声を出すだけじゃーーーーーっ!
やはり琵琶で聴く平家物語はいいです。鎮魂の物語と琵琶の倍音は、やはり合う。
高杉稔さんと塩原宏三さんの朗読、鳴り物も入って、楽しいコラボでした。
この公演は、琵琶デュオの後藤幸浩さんと水島結子さんの肝入りによるもの。
お二人のご尽力に感謝を。
スタイリストのモリマチさんに、結子さんと豊子師匠と奈々福のヘアメイクと着付けをお願いし。
120430_1736~01.JPG120430_1807~01.JPG
こんな二人でした。
平家は王朝だから、十二単っぽい装束してみたかったの。で、髪の毛も、嵐のように立ててみたかったの♪ 楽しかった〜。

さて。明日は、「毎週通うは浪曲火曜亭!」の記念すべき第一回です。
18時半より、日本浪曲協会広間
初回の出演は、澤孝子、玉川奈々福、東家一太郎。曲師は玉川みね子、佐藤貴美江。3席聞いていただいたあと、お客様との軽い茶話会があります。2000円。盆暮れ正月関わりなく、「毎週通う」は、「浪曲火曜亭!」、新しい浪曲の定席です。よろしくねんねん♪ 来週以降のスケジュールはこちら
posted by ななふく at 00:54| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

GW前半。楽しい会になりますように。

世の中はGWです。海外に飛ばれる人も多いみたいで、いいな〜。
奈々福はお仕事です。明日はお稽古。明後日から四連荘。

29日の女流浪曲華舞台のチケットは完売。当日券が出るのかどうかは、木馬亭か雲月師匠に問合せてください。
女流ばっかり7人。
声自慢もいれば。節自慢もいれば。美貌で勝負もいれば。愛嬌だけは、もいれば。
雲月師匠の命令により「誰にも負けない芸を出す」ということになっておりますので(涙)。
でもって、第二部はマジック、民謡、女道楽、舞踊、演歌……いったい何の会なんだかわやくちゃ状態で出し物があるのを司会・奈々福さばくことになっておりますので、お楽しみ頂ければと思っております。

30日の「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」はまだチケットあるようです。
奈々福は、壇ノ浦のシーンを、琵琶とのコラボで語ります。
私は関東節の演者ですが、このたびは、関西節でうなります。
目下、節付けを身体になじませているところ。関西節のほうが、情感的な気がします。
歌い込んでいく感じ。場面や言葉に合わせて節付けを考えていく作業はけっこう好きです。
上野の森美術館はナマ声の響きのよいところ。さて、どうなるか、楽しみ!!!

そして1日からいよいよ始まる「毎週通うは浪曲火曜亭!」
日本浪曲協会の広間で毎週火曜日の夕方、定例の公演になります。
浪曲協会の建物だけでも一見の価値アリです。
正面には、孫文先生が桃中軒雲右衛門先生に送られた額が飾ってあります。
110912_1859~02.JPG
その右側には、雲右衛門先生のお写真が私たちを見守っておられます。
110912_1859~03.JPG
歴代会長の写真が飾られ、欄間には、浪曲協会のロゴが彫り込んであるし……自慢の協会広間です。
夜席の少なかった浪曲。会社帰りに3席聞いて、演者との茶話会でなごんでいただいて、という会。
盆暮れ正月関わりなく、火曜日に来れば、浪曲やってます。覚えてくださいね、火曜亭!
初回は、澤孝子、玉川奈々福、東家一太郎の三人。曲師は玉川みね子、佐藤貴美江。
18時半から、2000円です!

そしてその翌日はNHK浪曲十八番の収録。がんばりま〜〜〜す!
posted by ななふく at 23:30| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

刺激的な週末でした!

大変刺激的な週末でした。
21日。後藤幸浩・水島結子の琵琶デュオと、30日に上野の森美術館で催される「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」のお稽古。
芳一が語る平家物語「壇ノ浦」のシーンを、琵琶と浪曲のコラボでつくっていくのですが、お稽古してみたらスムーズにコラボできて、すんなりいい形に収まりました。楽しい楽しい。
平家の滅亡の物語を語るには、どうやっても関東節は合わず、今回、奈々福は、関西節でうなります。
また、別に浪曲一席やる予定でしたが、「耳なし芳一」が大変充実したものになりそうなので、浪曲は、このコラボ作品のみになりました。
夜。入谷のなってるハウスにて、「爆音傑作浪曲会」第一回。なってるハウスのすぐ前にある、台東区の中央図書館でお客様に配る資料をコピー。だって、こんなすごい声がどういう顔の人のノドから出るのか、見せたいじゃないですか。初代重松も、三代目虎丸も、私好みの美男子。資料抱えてなってるハウス入り。音出し+打ち合わせ。そして本番。いっぱいのお客様! 以下、かけた音源たち。

初代木村重松「慶安太平記 善達京上り」「慶安太平記 皿回し」
初代重友(曲師:木村友香)「河内山宗俊 上州屋玄関先」
三代目鼈甲斎虎丸「安中草三郎表題付け」(曲師:鼈甲斎ひさごバージョン・おかめバージョン)
二代目玉川勝太郎(曲師:玉川菊江)「笹川の花会」(曲師:瀧とよ)「俵星玄蕃」
浪花亭綾太郎「壺坂霊験記」(曲師:三桝家つば女)
初代東家浦太郎(曲師:玉川美代子)「野狐三次」
小金井太郎「高橋お伝」
木村重浦「祐天吉松」
春日亭清吉「孝子萬兵衛」
初代友衛(曲師:木村玉子)「河内山宗俊 河内山と直侍」
木村若衛(曲師:山本太一)「河内山宗俊 上州屋玄関先」
木村忠衛「河内山宗俊 上州屋玄関先」
木村重成(曲師:木村八重子)「櫓太鼓出世角力」

濃厚なイベントだとは思っておりましたが、その面白さは想像以上で大興奮。
よくぞこんなにたくさんのお客様が奈々福と鬼塚さんの酔狂におつきあいくださいました。
浪曲通のIさん、Kさん、演芸音源について大変お詳しいKさんがいてくださったお陰で、その音源の録音年代、曲師についての知識その他、またアドヴァイスをいただくことができ、話が深まりました。
私の自慢の音源を聞いて、お客様から溜息が洩れたときの嬉しさよ。
ね、すごいでしょ。ね、すてきでしょ。
でも、この音源は私一人で集めたものではありません。
音源をいただいた経緯を思いだすと、くださった方々のお顔がうかびます。
落語も講談も含めて沢山の音をくださったOさん、貴重な音源を「奈々福に託す」と言ってひっそり亡くなった天国のSさん、「奈々福さん勉強しなさい」と選り抜きの音を数々くださったIさんほかの方々、デジタル化してくれたりリマスターしてくれたりしたYくん、奈々福と鬼塚さんを蔭で支えて下さっているもう一人の企画者Sさん、大感謝です。
私にとって、浪曲にとって、とっても嬉しい日でした。
この企画、聞かない手はありません。第二回は「スゴ声男性関西節編」、6月2日、夜7時からです!

22日。大興奮おさまらず、仕事があるってーのに飲んでしまった。朝、綿のように重い身体を布団からひきはがし、支度。靖国神社春季例大祭で、奉納浪曲。
出演は、二回目。もう何年前かしら。
舞台は野外の能楽堂で、舞台前には、テントとパイプ椅子でちょびっと客席がつくってあるだけ。
前回のときは、浪曲をやりながら、いかに神社の境内を行く人々を立ち止まらせようかと思っているうちに、浪曲はもともと大道芸だったんだよなあ……と、その頃の芸人の気持ちがちょっとわかったような気になったものだった。
今回も一緒。外に向かって、空に向かって、声を出す。
もとは大道芸の浪花節よ。道行く人を立ち止まらせてなんぼである。最初のお客さんの数より、最後のお客さんの数の方が多くなるように。いや、この浪曲は神様に奉納しているんだから、もっとはるかなものを思え。とどけ、どとけ、はるかかなたまで届け! 
みたままつりの真っ最中。明治時代の陸軍兵士の扮装をした人たちが行軍ラッパを鳴らしながらてけてけ行進していく。口では浪曲うなりつつ、目は兵隊さん追ってしまう。
ちょびっと寒い。豊子師匠の手はかじかんでしまわないだろうか。こっちは声だしているから、寒くはないが、困ったのはこのたびも鼻水。つめたい空気を吸い込む鼻だけは冷えて、鼻から涙がつつ〜〜〜(涙)。
なんて、いろいろな事が最初は心をよぎったが、どんどん演題に集中していき、飲みすぎの喉にしてはよく保って、頑張った「牧野弥右衛門の駒ぜめ」でありました。

豊子師匠と昼だってえのに、御苦労さんビール+チャーハン。
そのあとお稽古。29日の「女流浪曲華舞台」。雲月師匠の「一番の芸を出せ」というきびしい指令に、どうしましょうとお師匠さんに相談。昨日、お客様にも聞いてみたりしました結果、「大井川乗り切り」となりました。「女流浪曲華舞台」は、前売り完売! 当日券がわずかに出るか出ないか微妙です。大入り満員予定です。わーい。頑張ろう!

1日から、毎週火曜日、日本浪曲協会広間にて、「毎週通うは浪曲火曜亭!」が始まります。奈々福、いきなりしょっぱな出演させていただきます。平日の夜席。若手から看板まで、3席聞いていただいたあと、茶話会。盆暮れ正月にかかわらず、とにかく火曜日は、必ず催しますので、「通う火曜亭」に、ぜひ通ってきていただきたく!!!
地図はこちら

げ。もうすぐ5月なの??? いや〜〜〜ん。月日の経つの、はやすぎ!
posted by ななふく at 22:44| 東京 雨| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

明日は爆音傑作浪曲会です!

明日はスゴ声男性関東節編。音、選ぶために聞きまくってます。
でも、基本的な音源は相方の鬼塚さんが用意してくれちゃっていて、奈々福はオプショナル分。
必ず聞かせるものたち。
初代木村重松。かの談志師匠が「重松を聞け!」とおっしゃっていた人。正岡容が「「ある夜半の佃がよひの汽笛(ふえ)の音か君が嗚咽か木村重松」なんて〜歌詠んじゃうほど惚れまくった人。私の大伯父の師匠。こんな声の人いません。なんという粋。カッコイイ。
初代木村重友。重松に入門したかったんだけれど、入門時すでに妻子がいる28歳、「給料下さい」と言って重松に「了見違い」と退けられ、重松の師匠重勝に入門。たちまち大人気の看板になった天才。血管切れそうな魅惑の高音。キレのいい啖呵も聞き物。
三代目鼈甲斎虎丸 超絶声節。ジェットコースター浪曲と私が名付けた調子のよさ。この方は中京節です。でも、三味線の合わせ方は高調子なので、関東節編で扱います。
……ああ、こんなん書いてったら夜があけちまう。
浪花亭綾太郎、初代木村友衛、二代目玉川勝太郎、初代東家浦太郎、ここまでは、必ず聞かせられると思います。こんな大物が、まるでそこにいるような音できけて、奈々福卒倒しちゃわないか心配です。
相方の鬼塚さんは、以上を聞かせるだけで精いっぱいとおっしゃる。
え〜〜〜。もっと聞かせたいわあ。
「時間ありません」
2分ずつでもいいから、春日亭清吉、小金井太郎、木村重浦、東家小楽燕、木村若衛、木村重成、木村忠衛などなどを……。
「全五回もあるんですから! それに少し出し惜しみするくらいの方が浪曲っぽいです」
え〜〜〜〜〜〜〜。
「『残念時間となりました』は十八番でしょ!」
……くそ〜。
たしかに、明日は2時間の範囲内。ぜんぶは無理かもね。
全五回シリーズにおさまんなかったら、補講をすることになるかも♪
というわけで明日は入谷・なってるハウスでお待ちしてます!
でもって、明後日はみたままつり奉納浪曲。
12時くらいに靖国神社の能舞台で「牧野の駒攻め」うなる予定ですが……。
お天気が心配。お天気がよければ、あの能舞台でうなるのは、いにしえの大道芸の感覚が想像できるような気がして、ステキなのだが……。プログラムはこちら。無料です。
お近くにいらしたら、みたままつり、ぜひいらしてください。

4月21日(土) 爆音傑作浪曲会 第一回@入谷・なってるハウス19時〜
ナビゲーター 玉川奈々福 鬼塚武志 チャージ1000円+1ドリンク
posted by ななふく at 00:23| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

来週の、よてい〜〜〜〜っ!

ひつこい風邪の治りきらぬなか、なんとか喉を保って、お仕事させていただいております。
強くなったよなあ、喉。
一昨日は、日本橋亭で「みねこう会」=玉川みね子に孝行する会、でした。
主催者は奈々福の後援会。奈々福になる前からずっと応援してくださる方々です。ありがたいです。
この会、続く予定ですのでよろしくお願いします。
昨日は、川口メディアセブンにて、実演とトーク。豊子師匠がいろいろおしゃべりされまして、楽しかったです。お客様からの質問もいっぱいあり。たいへん刺激受けました。

さて、来週は、弟弟子との二人会。
太福も入門六年目に入りました。日々成長しております。たぶん。
この会、一人でやっていたときには季節に合わせた古典演題でしたが、これからは、おはライブでネタおろししたものを再演する会として私は続けて行く予定です。というわけで、「椿太夫の恋」をかけます。悲恋モノの王道をゆく作品!!!……と言うほどにこっぱずかしくなっちまう。
19日(木)「奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会」vol.2.@らくごカフェ
出演:玉川奈々福「椿太夫の恋」玉川太福「松坂の宿」曲師:玉川みね子
予約1800円 当日2000円 予約問合せ:らくごカフェ

それから、刺激的なシリーズ企画を始めます。「爆音傑作浪曲会」という。
大正時代から、戦後の浪曲ブームに至る間の、全盛時代の傑作浪曲を、限りなく昔の環境に近い状況で聞いてみようという企画。入谷のライブハウス「なってるハウス」にご協力いただき、いろいろな音源を爆音で聴いていただきます。
昔の大先輩方、声、スゴいですから。中でもスゴいのを選びぬいて聞いていただきますから。
5回シリーズで、第一回はスゴ声男性関東節編(含・中京節)。立川談志師匠がものすごくお好きだった「初代木村重松」なんて、超カッコイイ声節のほか、三代虎丸、初代重友、綾太郎、初代浦太郎、などなど。
めくるめくミラクルボイスの世界へ、皆様を御招待。
よろしくねんねん♪
21日(土) 爆音傑作浪曲会 第一回@入谷・なってるハウス19時〜
昔の傑作浪曲を「爆音」で聞こうという会。全五回で、初回は「スゴ声男声関東節編」。重松、重友、虎丸、綾太郎、勝太郎、浦太郎……などを聞いていただきます。
ナビゲーター 玉川奈々福 鬼塚武志 チャージ1000円+1ドリンク
予約問合せ:なってるハウス
posted by ななふく at 22:30| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

心底、感謝!

昨日のおはようライブ、御来場くださいましたお客様、本当に、ありがとうございました。
おはようライブ、始まって以来の入場客数でした。
朝の一人勉強会を始めて9年目(途中1年休みましたが)、少しずつ、少しずつ広がっているようで、本当に嬉しい。
自作の新作「椿太夫の恋」、奈々福には珍しく、笑いどころがひとっつもなくて、皆さんしーーーーーーんとしておられるので、いいんだか悪いんだか、でも自分を信じて演じきるしかないと思いました。
台本の出来がいいと、何人かのお客様から言っていただきましたので、あとは口演を重ねて、練り込んでいけば大丈夫なのかしら……いずれにしても、奈々福的には異色のネタです。
実に、病み上がりというか、まだ風邪が治りきっていない状態で、ひやひやの舞台でした。
喉は大丈夫だったんですが、困ったのが鼻水(涙)。
風邪引いてないときでさえ、夢中になって演じていると、わりと鼻水出やすい性質。
2席とも、鼻の下、照明に映えてキラキラしてたと思います(涙)。
「アンタ、鼻水ぬぐう所作がもうちょっと上手になればねえ」(by豊子師匠)
ぐいとぬぐえば糸をひき、それが怖さにぬぐうタイミングを逸してしまう。
「奈々福さん、女流は顔に汗をかいてはいけないのよ!」(by葵わか葉師匠)
わか葉師匠、汗どころじゃないんです、鼻水なんですぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(涙)。
修業すれば、わか葉師匠における顔の汗のように、自力でぴたり止めることができるんだろうか。

朝ライブで2席。定席で1席。3席体力的にも、喉もまったく大丈夫だったことを、神様に感謝!!!
夕方からは武春まつり7日目をお手伝い。
公演がハネてから、おともだちと、焼き肉パーティ→夜桜見物。
病みあがりのするこっちゃねえな。

11日は、「みねこう会」@お江戸日本橋亭18時半〜
12日は、「玉川奈々福 三味線とともに語る変幻自在の話芸の魅力」@メディアセブン 19時〜
http://www.mediaseven.jp/event.html?no=147&prv=top
です。よろしくよろしく。
29日の「女流浪曲華舞台」で、一部は浪曲やりますが、二部では司会と、女道楽をやることになりました。三味線抱えて、「さのさ」やります。
この会のチケット、奈々福手持ち分、まだあります!!!あります!!!あります(涙)!!!
posted by ななふく at 23:57| 東京 晴れ| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月06日

ぎゃあ、明日だよん♪♪

皆さま。明日は早起きしてください。
お花見日和ですから、早く家を出て、人のまだあまり出ていない早朝の隅田公園を眺めてから来られるもよし。
朝の勉強会を聴いたあとに浅草ぶらぶらも、よし。
とにかく、奈々福の自作新作ネタおろしが聴けるなんてェ機会はめったにないことですから、どーかどーか、お付き合いくださいませ。
明日は定席出演もあるから、3席よ。ひー。

で、CDの件、情報少なすぎ! とお客様にご指摘いただき。
タイトルは、「ほとばしる浪花節! 玉川奈々福の寛永三馬術 曲垣と度々平/大井川乗り切り」。
発売は5月23日、発売元は武春堂、定価2500円です。
5月23日の「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」で発売させていただきまして、買ってくださいました方には、もれなくサイン&握手させていただきます。
2枚買ってくれたらハグします。
で、会に来られない方も、CDショップで注文していただければ買えますし、その他購入方法詳細、発売元に問合せまして、近くまたお伝えします。

まずは明日です。
それが終わっても10日の浪曲講座、11日は「みねこう会」(お民の度胸)@日本橋亭、12日は「トークライブ」(陸奥間違い)@川口メディアセブン、と続きます。その次は、19日、弟弟子との「清き流れの玉川姉弟会」(椿太夫の恋)、21日が「爆音傑作浪曲会」、22日の昼間は靖国神社の奉納浪曲(牧野の駒攻め)、24日がまた浪曲講座、29日「女流浪曲華舞台」(たぶん寛永三馬術曲垣と度々平)30日「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」(耳なし芳一と、浪曲シンデレラ)、1日「毎週通うは浪曲火曜亭!」(演目未定)……今月から来月頭、盛りだくさんです。

あ、5月から、日本浪曲協会広間で始まる「毎週通うは浪曲火曜亭!」のことはまた追って!!!
豊子師晴美師.JPG
8日の「武春まつり」昼の部のゲスト、武春師匠のお母様、国本晴美師匠。
豊子師匠とは修業仲間で、仲よしさんです♪
posted by ななふく at 21:02| 東京 晴れ| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

奈々福の初CD発売決定!

只今木馬亭は、昼間は定席、そして夜は、「国本武春31周年、武春まつり」の真っ最中。
武春師匠の背中を毎日、息をつめて見つめております。
すごい公演だと思います。武春師匠の魅力の、すみからすみまで、一挙に見られるのですよ!!!
浪曲の可能性を、ぎゅわんっ!と、比類なき腕力の強さで広げて見せてくださった大先輩です。
ご病気になられたときは、目の前が真っ暗になりました。
木馬亭復帰の舞台を袖で拝聴して、泣きました。
どんなに追いかけたって遠くなるばかりの武春師匠の背中を、私はそれでも追いかけ続けている気がします。
今日の、「田村邸の別れ」なんて、アタクシ、もう、何回聞いてるんだよ。
覚えてないよ。それでいて、今日またなんで泣いてんだよ。
8日間、9公演(最終日の8日は昼夜公演です)。ぜひぜひ、お見逃しなく!
公演内容、スケジュールはこちら。
http://takeharudo.music.coocan.jp/news/news.html

さあ、武春師匠に感動している場合じゃない。オノレはどうなっているんだ!!!
そうなんです。毎度オソロシキ、ネタおろし勉強会が3日後に迫っております。
4か月に一度やってるネタおろし勉強会なんですが、新作をおろすときには格別の怖さがあります。
古典浪曲なら、自分の芸の未熟はあっても、自分が選んだ台本に、まだ頼れる。
でも、新作って、物語の構成、啖呵の一言一句、節の内容、ぜえーーーーーんぶ、自分の責任ですから。
たとえ豊子師匠がいいネタだと誉めてくれていても、こればっかりはお客さんの前に出してみなくちゃあ、わからない。
ああっ!!! 怖いよう!
震える小鳥のような奈々福を、不憫に思って聞きにきてねんねん♪ お願いねんねん♪

そしてこの日は、いろいろチケット販売させていただきます。
4月29日の「女流浪曲華舞台」
4月30日の「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」
5月23日の「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」
6月10日の「笑う浪花節vs泣く浪花節」

……なにかと切ない「チケットノルマ」というものもございまして、どうかお力添えくださいませ。
えっとえっと、それからね、いちおうちゃんと決まったみたいなんで、発表しちゃいますけれど。
師匠の丸五年の命日である5月23日の「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」の会は、奈々福の初CDの発売記念公演となります。
はい、自分の芸が記録に耐えるものとはまったく思っておりません。
ですが、勧めてくださる方もあり、また諸事情ありまして、つくることになりました。
決め手となったのは、やはり武春師匠の「記録しておきなさい」という言葉でした。
CDの内容はともかく、中に入っているライナーノーツと写真は、いいですよ〜〜〜。

というわけで、よろしくお願いします!!!!!  平身低頭。

4月7日玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
出演:玉川奈々福「椿太夫の恋(原作:アレクサンドル・デュマ・フィス「椿姫」)」+1席
曲師:沢村豊子
10時半〜 @浅草・木馬亭
木戸銭500円+朝一番の笑顔付!

5月23日「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」奈々福・初CD発売記念公演
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
前説:玉川太福
19時〜 @浅草・木馬亭
全席自由2500円 予約問合せ:プロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp




posted by ななふく at 23:56| 東京 晴れ| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

照夫師匠、定席に御出演くださああああああい!

120326_1813~01.JPG
厩橋から眺めるスカイツリー夕景。

絶賛風邪ひきちうの奈々福です。ずびずば。

今日は木馬亭にて、「暁照夫モノガタリ万華鏡-うなる・かたる・ひく」という会を見にゆきました。

往年のキングオブ浪曲ショー、宮川左近ショーの名曲師・暁照夫。東京初の独演会。
さらに。音頭最古老・鉄炮博三郎師、初代・桜川唯丸師等音頭名人をゲストに迎え、
浪曲・音頭から、十八番・三味線曲弾き、はては漫芸に到るまで八面六臂の大活躍、
永年、培ったマルチな才能を遺憾なく披露するこの春一番のお奨め企画。


という触れ込みのこの会。
ご出演は、暁照夫師匠、江州音頭の桜川唯丸師、河内音頭の初音家秀若師、初音家歌月師、三味線、曲師の虹友美さん。スペシャルゲストに河内音頭の鉄砲博三郎師。
博三郎師と友美さん以外は、昨年に、木馬亭で御一緒させていただいた師匠方。
司会進行は、メディア・プロデューサーの澤田隆治さんでした。

客席で勉強させていただきますと師匠方に御挨拶して、勉強させていただきました。
冒頭、暁照夫師の弾きたがり「たぬき」。
そして、江州音頭、河内音頭と並びましたが、師匠方の音頭はすばらしさもさることながら、三味線を合わせた照夫師のすごさよ。
河内音頭の三味線は、浪曲でいう「アイノコ節」の手を主に使っておられて、なるほどなるほど。
そしてなんと、照夫師匠は、50年ぶりの浪曲を一席、虹友美さんの三味線で演じられたのです。
これがもう、圧巻!……師匠、浪曲定席にぜひ御出演いただきたい〜〜〜!!!

さて、明日から、定席木馬亭です。
http://www.rokyokukyokai.org/index.php?%CC%DA%C7%CF%C4%E2
そして、明日の夜から8日まで、武春師匠の芸歴31周年記念「武春まつり」です!
http://takeharudo.music.coocan.jp/news/news.html
4月から、「浪曲日本橋亭」が始まり、「若手浪曲広小路亭」は「浪曲広小路亭」とリニューアルし、「しぶや亭」もあり、「女流浪曲華舞台」もあり……今月は、協会所属浪曲師の出演の場がてんこ盛り。
予定は、以下、浪曲カレンダーをご覧ください。
http://calendar.yahoo.co.jp/tamagawadaifuku

奈々福は、まず風邪なおすのが第一! で、お稽古積んで、7日を万全で迎えたいっ!
新作ネタおろし、おはようライブは、7日です。

4月7日(土) 玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
10時半〜@木馬亭
ネタおろし新作「椿太夫の恋」+1席(曲師:沢村豊子)
 木戸銭500円+朝一番の笑顔付き!

この日は、定席の出番もありますから、一日3席!

4月7日(土) 浪曲定席木馬亭出演 
12時半〜@木馬亭
出演:澤雪絵 玉川奈々福 鳳舞衣子 田辺一邑(講談) 浜乃一舟 港家小柳 澤孝子(出演順)
木戸銭2000円(25歳以下半額)

本日の豊子師匠。
偶然木馬亭に現れて、「アンタ! 今日のこの会のこと教えてくれなかったね!」といきなり叱ったかと思ったら、私の隣に座って、最後まで楽しんで帰られました。
120331_1857~01.JPG
水森亜土さんじゃありませんよ。誰も豊子師匠とにわかには気付かなかった。





posted by ななふく at 00:07| 東京 曇り| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月24日

ふうううううう!

4月はいろいろ会があって、準備ちうの奈々福です。

今日は豊子師匠にたっぷりお稽古していただきました。
「ここは琵琶みたいな音出したいね」
「お師匠さん、ここは、繊細な雰囲気、出したいですよね」
二人でクリエイティブな(笑)作業が続いております。
7日のおはライブの新作ネタおろし。
奈々福にしては、大変珍しく、ベタな恋ネタ、紅涙振り絞り系……。
原作はアレクサンドル・デュマ・フィスの「椿姫」。
しかし。どうしたものか、こういう演目、照れて照れてしかたありません。お民もお貞も松の門三艸子も別に照れないのに……「新宿お七」とかこの演題とか、ベタなものに弱い。
没入しちゃうしかありませんね。今回も客席の照明は消させてもらおう。
自分で書いた台本ってのは覚えやすい。でも、いわゆる古典の啖呵の寸法にのっとってないから、啖呵のリズムをつくるのに苦労をします。

それから、21日の爆音傑作浪曲会@入谷・なってるハウス。
昔の浪曲師のデカイ声を音環境のいいライブハウスで、デカイ音で聞こう、声に溺れようという企画。
これは二カ月に一回、5回シリーズでやることにしました。
初回は、「スゴ声男性関東節編」。持っている音源を聞きまくっております。
木村重松、重友、鼈甲斎虎丸、二代勝太郎、初代浦太郎は必須として、その他あれこれちょこちょこ、聞いていただきたく思っております。
ナビゲーターは奈々福と、若手浪曲ファンの鬼塚武志さん。
この会、たぶんすんごく楽しいですよ。

それから30日の「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」@上野の森美術館。今年は平家物語ですからね。
台本が来て、これから読みこむところ。耳なし芳一は、二代目の先生が演じておられる音源がありますから、それも聞かなければ。

その前日の「女流浪曲華舞台」は、雲月師匠から、「これが自分の一番だ!という演題を出せ、若手が全力でぶつかりあう舞台にしろ」と命令が来ております。
奈々福の「これが一番!」って、どれですか(涙)。第二部では、司会、およびに三味線抱えて「さのさ」をやるようにとも言われておりまして、雲月師匠には大変お世話になっておりますので、奈々福、言うこときくのです。はい、師匠、頑張ります。
奈々福のこれが一番ってどれだろう……え〜〜〜ん。

それとは別個に、4月中にひとつ、新作台本を書かねばなりません。
これが実は一番の大仕事。ふうう……。

4月から、浪曲協会、かーなーり、活性化します。
定例の会が増えます。定席が3日少なくなったのを補って余りある浪曲会ができます。
企画公演も増えます。情報発信も、今まで以上にやっていく予定です。
協会員、一丸!
詳細情報は追ってアップしますが、その準備も着々としておりまして、ふうううううう……。
posted by ななふく at 21:51| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

浪曲愛のKさん近況。

お客様から、「浪曲愛にあふれたKさん」の消息を聞かれました。
Kさんお元気です。御了解を得て、最近いただいたメールを掲出します。私の、NHKの「浪曲十八番」の感想の私信なんで、ためらわれるところはあるんですが、ご本人は「OK!」と言ってくださり、相変わらずの浪曲愛に満ち溢れているので。

奈々福さん!
「仙台の鬼夫婦」見合い無しバージョン。あそこカットすると、こうなるんですね。
味わいが変わりますね。私が言うのも 誠におこがましいですが m(_ _)m
凄い進歩ですよね。前回とは別人。行く人というのはこうやって行くのですね。
節も変わっていくんですね。素晴らしい。

それに引き換え この俺は 蝦夷はまん中旭川 切羽詰まって上京し 流れ流れて下総で 落ちて上がって繰返し 思えば藪蚊に恥ずかしい〜
(←奈々福注:「鹿島の棒祭り」のパロディ)

素人が生意気言ってすみません。
前回の録音はいつもの奈々福さんより若干力みとか上ずりを感じました。
まあそれがフレッシュで初登場という案内がぴったりでした。

今回は これ失礼な言い方かも知れませんが。
売れっ子や看板になる落語家の二つ目から真打ちに上がる頃(実力で)の感じ。
噺をどんどん手の内に入れていって、観る度に上手くなっていく、あの感じでした。
たまに、その演者さんの永年のファンが二つ目から真打ちに上がる頃が一番好きだった、
っていうの、わかります。何か高揚感があるんですよね。
面白さと、いろいろなことが、いろいろなものが、消化されているなという印象を受けます。本当に 奈々福さんは 観るべき 観続けておくべき 演者さんだと思います

嗚呼!それなのに…この俺は…
奈々福さん お願いします 平日もやって下さい。奈々福さんの 活躍がとても励みになります。

奈々福は、このメールのあと、平日の公演のご案内をしました。
具体的に申し上げますと、4月11日の「みねこう会」と、19日の「らくごカフェ」。
そのあと、お返事。


ありがとうございます。平日の浪曲と聞いただけで元気が出てきた!ってそりゃげんきんだよ
(←奈々福注:「鹿島の棒祭り」のパロ)

Kさんにお会いになりたい方、11日の日本橋亭か、19日のらくごカフェで遭遇できる可能性があります。ぜし、ぜし!

夜の椿。奈々福、ただいま、「椿太夫の恋」に没入ちう。
120315_2329~01.JPG

posted by ななふく at 22:35| 東京 晴れ| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

4月の奈々福♪

この週末は笹川。
玉川のお家芸である「天保水滸伝」の故郷、千葉県東庄町で、三回目の「大利根にぎわい座 天保水滸伝の会」でした。

笹川へ来るのは、遊びにくるのも含めたら、もう10回は超えたと思います。
高速バスで降りる「東庄」。平手造酒が斬り死にした諏訪神社の横に降り立つと、「ただいま〜〜〜!」という感覚です。

前回に引き続き、講談の神田愛山先生との、「天保水滸伝」連続読み。
前回は、奈々福「鹿島の棒祭り」→愛山先生「笹川の花会」。
今回は、奈々福「平手の駆けつけ」→愛山先生「三浦屋孫次郎の義侠」。前座が太福。

「三浦屋孫次郎の義侠」。先生の演じられたこのくだりは、大利根河原の喧嘩で兇状旅に出た繁蔵が、笹川へ帰って来て、闇打ちに遭って殺され、その首が飯岡助五郎のもとに届けられて、そののちの顛末。
浪曲も講談でもどなたもされたことがないくだりで、先生が、講談本、子母澤寛先生の「游侠奇談」をもとにつくられたオリジナルです。
きらくの広い座敷いっぱいにつめかけた80人以上のお客様、しーーーーーーーーんと聞きいっておられました。
私も体中耳になって拝聴しておりました。
……すごかった!
客席には三浦屋孫次郎五代目の方もおられ。
その土地で、土地の物語を語る、おもしろさ。

毎度お世話になっている方々と、お酒も入った打ち上げでいろいろお話をして。

朝起きると、大利根河原は、まっしろなもやの中!
今日は、寺田本家で酒蔵まつりがあるという。……行きたい!
でも、本日は上野広小路亭の出番。後ろ髪をひかれつつ、みね子師匠と一緒に再び朝早くの高速バスに乗りました。

上野広小路亭は「春休み名作劇場」として、すでにネタが出してあります。
奈々福は本日「お民の度胸」(曲師:玉川みね子)。
虎造先生の、名作中の名作ですけれど、難しいけれど、やるほどに好きになるなあ。
……でも、「奈々福のお民は色っぽくない」と言われました。く、く、くそ〜〜〜。
私生活が充実していないせいね。くくう〜〜〜。
愛山先生との会は、釈台に坐り高座なので、翌日、太ももが、あいててててて……。
どんなに長く正座していても、翌日べつに腿が痛くなるなんてことはないのに、正座で浪曲だと、翌日の腿はぴきぴきです。

愛山先生と、6月に、「講釈と浪曲でつづる 今日はとことん天保水滸伝」の会を催す予定です。

さて、明日から私は「椿太夫の恋」に没入します。
アレクサンドル・デュマ・フィスの「椿姫」。パリの高級娼婦の物語を、吉原の花魁の話にしました。
……色っぽくなくちゃできないわね(笑)。やったろうやないかい。
嗚呼、色気に磨きをかけるにはどうしたらいいのっ!!!
4月は会が目白押し! ちょいと早めですがご案内。

4月7日(土)「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」
10時半〜@木馬亭 
新作ネタおろし「椿太夫の恋」+1席(曲師:沢村豊子) 
木戸銭500円+朝一番の笑顔付き!

4月7日(土)「浪曲定席木馬亭出演」
12時半〜@木馬亭
出演:澤雪絵・玉川奈々福・鳳舞衣子・田辺一邑(講談)・浜乃一舟・港家小柳・澤孝子(出演順)
木戸銭2000円(25歳以下半額)

4月11日(水)「みねこう会」
18時半〜@お江戸日本橋亭
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)あっち亭こっち misako(社会人落語家)
木戸銭1500円
予約問合せ:03-3806-5527(飯田 fax兼)

4月12日(木)「玉川奈々福 三味線とともに語る変幻自在の話芸の魅力」
19時〜@川口市立映像情報メディアセンター メディアセブン(川口駅東口 キュ・ポラ7F)
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
参加費500円
予約問合せ:メディアセブン event@mediaseven.jp(参加希望イベント名・日時・郵便番号・住所・参加者指名・ふりがな・年齢・電話番号明記の上)

4月19日(木)「奈々福・太福の浪曲浮かれナイト 清き流れの玉川姉弟会」第二回
19時@らくごカフェ
出演:玉川奈々福「椿太夫の恋」玉川太福「松坂の宿」(曲師:玉川みね子)
予約1800円 当日2000円 予約問合せ:らくごカフェrakugocafe@hotmail.co.jp 03−6268−9818(平日12時〜18時受付)

4月21日(土)「爆音傑作浪曲会 第一回 スゴ声男声関東節編」
19時〜@入谷・なってるハウス
重松、重友、虎丸、勝太郎、浦太郎……などを聞いていただきます。
ナビゲーター:玉川奈々福 鬼塚武志 チャージ1000円+1ドリンク
予約問合せ:なってるハウス 03-3847-2113 (18時から23時。演奏中・お休みの日はつながらない事があります)

4月29日(日)「女流浪曲華舞台」
12時〜@木馬亭 
出演:天中軒雲月 鳳舞衣子 玉川こう福 富士琴美 玉川奈々福 澤華丸 天中軒涼月
浪曲と、歌謡舞踊ショー。
木戸銭3000円  
チケットの御用命は奈々福まで!!! tamamiho55@yahoo.co.jp

4月30日(月休)「琵琶と浪曲と朗読、決定版トリプルコラボ「耳なし芳一」
18時〜@上野の森美術館
出演:後藤幸浩(薩摩琵琶)水島結子(鶴田流五弦琵琶)玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)高杉稔(賛助出演塩原宏三)
入場料3000円
予約問合せ:びわホーシ 070-6577-1818

そしてそして! ずえったい来てほしいのは以下公演。
師匠の丸五年の命日に、なんという不謹慎な演題を! と言われたけれど。
これが奈々福の心意気。私が超カッコイイと思う女を、精いっぱい演じます。

5月23日(水)「悲願千人斬の女」長編浪曲一挙口演
19時開演@木馬亭
出演:玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 前説:玉川太福 
木戸銭:全席自由2500円
予約問合せ:プロジェクト福太郎 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp

よろしくねんねん♪♪♪

posted by ななふく at 21:43| 東京 曇り| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

沁みる沁みるよ、郷土の地酒と人の心……。

昨日は「浪曲と古河の地酒を楽しむ会」@古河市・和田家
お酒は、古河の蔵元、青木酒造さんの「御慶事」。

この会は、師匠生前から続けていただいていて、去年一年のブランクがあって、今回九回目でした。
私はそのうち八回呼んでいただいています。
九年前の私はまだ奈々福になってない。
よちよちの頃からずっと聞いて下さっているお客様です。

去年は3月19日の予定でしたが、中止になりました。
会場の料亭・和田家さんの塀が崩れてしまうということがあったり。
青木酒造さんのお酒が、ずいぶんこぼれてしまったとうかがいました。
そのほかにも、茨城県内の、太平洋側にお住まいの方もお客様にはいらして、ご自宅が大きな被害に合われた方もおられました。
それぞれに御事情を抱えられ、それはこの一年で、復旧されたこともあり、いまだもとには戻っていない方もあり。

でも一年経って、それぞれのことはありつつ、また呼んでいただけました。
それが嬉しくて。
舞台から、お一人お一人のお顔を見られて、無事で、いままたここに集えた喜びよ。
もう、奈々福、ほとばしるしかありませんでした。
「大井川乗り切り」は、長い関東節の間に、国友先生が独特につかっていらした早い愁い節をアンコに挟み込んであり、最後はセメから長いバラシという、三味線弾きにとってはものすごく苦労の多い演題なのですが、みね子師匠、ものすご頑張って下さって、二人で汗ぽたぽた、一生懸命やらせていただきました。
太福は四年ぶり、二度目。髪の毛が伸びて、お客様には男っぷりがあがったように見えたようです。よかったよかった。

浪曲が終わって第二部は古河の地酒を楽しむ会。
今年の新酒「寒造り新酒」これは特別本醸造を生で。
それから「朝しぼり原酒」、これは上記特別本醸造の無ろ過原酒。
つまりはろ過前とろか後の味わいを、飲み比べられるという、う、う、うふふふふふふ!
そして、三つめは去年作られた純米大吟醸。
兵庫県の特A地区の酒造好適米・山田錦を38%まで精米して造られたお酒。

いずれも火照ったのどを、すいすいとすずやかにとおっていくことよ!
いっぱいいただいてきちゃいました。
以下はお持ち帰り分。大吟醸酒。
120310_2257~01.JPG
青木酒造さんのお酒は数々の品評会で金賞をとっておられます。
特別本醸造、ろ過前とろか後の二本……んまかった。
120310_2259~01.JPG
今月号のdancyuが、恒例日本酒特集ですね。
日本酒好きは、うんちくが好きなんですねえ。やっぱり本買っちゃう。
dancyu4月号.jpg

来週は、笹川に行ってきます。愛山先生と「天保水滸伝」の会。
二回目の今回は前座が太福、そして奈々福が「平手の駆けつけ」愛山先生が「三浦屋孫次郎の義侠」。
繁蔵亡き後の、飯岡の身内三浦屋孫次郎の心の葛藤。
浪曲では聞けない場面です。
こういう会が、笹川繁蔵さんの御子孫も、三浦屋孫次郎さんの御子孫も客席におられるという、笹川ならではのシチュエーションで催されます。

3月17日(土) 浪曲で町おこし天保水滸伝@笹川駅前・喜楽食堂18時半〜
出演:神田愛山 講談「三浦屋孫次郎の義侠」
   玉川奈々福 浪曲「平手の駆けつけ」曲師・玉川みね子
   玉川太福 浪曲「大浦兼武」曲師:玉川みね子
木戸銭3000円
予約問合せ:東庄町商工会議所 0478-86-3600

翌日は、若手浪曲広小路亭です。

3月18日(日)若手浪曲広小路亭「春休み名作劇場」@上野広小路亭 
出演:澤雪絵「たけくらべ」
   花渡家ちとせ「神田松」
   玉川奈々福「お民の度胸」
   富士路子「三囲塚の由来」(出演順)
曲師:伊丹秀敏 玉川みね子
木戸銭 予約1500円 当日2000円
予約問合せ:日本浪曲協会 03-3844-1611

4月の「女流浪曲華舞台」(29日)「琵琶と浪曲と朗読でつづる耳なし芳一」(30日)、
そして5月23日の「悲願千人斬の女 長編浪曲一挙口演」チケット絶賛発売中。
御予約はお早めに奈々福まで!!!
posted by ななふく at 11:36| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

明日は二年ぶりの会です。嬉しい。

脱稿したはずの新作、大幅推敲……というか、書きなおしに近い作業。
でも、この作業が一番好きかもしれない。
これは、新しい演題を覚えるときにいつもする作業で、構成は大幅には変えないものの、登場人物の感情をたどり、その感情に添う言葉を選び直し、物語の肝はどこにあるのか、エッジを立てて行く。
リズムを整え、自分の身体で言える言葉、感情にぴたりと来る言葉に一言一句を吟味していく。
感情添わせていくから、べーべー泣いたり、けらけら笑ったりいきなり怒ったりしながら。
そして、節付けをしていく……。
持っている節のパターンを適用させるが、言葉のイントネーションや感情に合わせて、節付けは変わる。その演題、その節独特の節付けになる。
ああ〜、どうしよう、こういう切々と物を言うときに、関西節なら、キザミで来るんだが、関東節の場合、地節……じゃあ、明るすぎるよな、愁いの関東節を使おうか、いっそ早い愁嘆使おうか、アイノコはゼッタイ合わない、う〜〜〜ん、う〜〜〜ん。

今回、笑いどころひとっつもなし。
男女のごちょごちょです。得手ではない。
よし、この手の物語の表現は、二代目春野百合子先生の独壇場だ!
「女殺油地獄」「樽屋おせん」「おさん茂兵衛」「藤十郎の恋」……。
youtubeで、初代幸枝若先生と、春野先生の「瞼の母」掛け合い浪曲の音を見つけました!
同じ調子の三味線で、やっておられることにも、節をハモらせていることにも仰天しますが、
お若き春野先生の啖呵に、惚れまくり。
http://www.youtube.com/watch?v=Dtsrn5AFins
おし。春野先生の音を聞きまくろう。

それから、もうひとつ、超貴重な映像が、youtube上にアップされましたよ!
広沢瓢右衛門師匠の「雪月花三人娘」!!!
私は音持ってますけど、実演の映像見るの、初めて! 途中、若き小沢昭一さんが一瞬映ってる。もう、いろんな意味で仰天映像ですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=FrA301WQWjI&feature=youtu.be

さて、明日は「浪曲と古河の地酒を楽しむ会」。
茨城県古河市で、師匠生前より毎年開いていただいている会で、9回目が開かれる予定だった去年は震災直後で、会場の料亭や参加予定の方々にも被害があり、中止になりました。
みなさまのお顔を見るのも二年ぶり。
あのお顔にも、あのお顔にもお会いできる……楽しみです。
会の名前どおり、浪曲のあとは、古河の酒蔵、青木酒造さんの新酒をいろいろ味わいます。
青木さんによれば、お米のことや水のこと、いろいろ心配したが、今年のお酒の出来は大変いいとのこと。
……うふふふふ。





posted by ななふく at 22:58| 東京 雨| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月04日

新作脱稿、やたーーーーっ!

新作「椿太夫の恋」脱稿!

三年前に、上野浅草フィル定期公演で「椿姫」が上演されたとき、物語の狂言回しというか、「語り」役で参加させていただきました。
そのときにすっかり椿姫に魅せられて、いつか浪曲化できればと思っておりましたが、なかなかできずにいました。

新作を作るのは私にとってけっこう大事な作業。
なぜ浪曲なのか、なにが浪曲の浪曲たるゆえんなのか。
徹底的に考える。
そして、どうして浪曲化したいのか「思いの核」を確認し続ける。

3年ぶりに引っぱり出したこの課題、「思いの核」を再度探し当てるのに時間がかかりましたが、なんとか、形にしました。
ふうう〜〜〜。
脱稿したばかりで、出来不出来は、全然わからん。
「悲願千人斬の女」のときには、脱稿した瞬間「傑作……」とか思ってたけど、今回は、わからん。だって、椿姫ですよ。べたな恋物語ですよ。それを演じるなんて、超恥ずかしい。
でも、今は、「書きあがったーやったーやったーやったー!」というハイ状態です。

これから推敲して、節付けして、覚えて、豊子師匠とお稽古して……間に合うのか奈々福。
来月7日の「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」にて、ネタおろしします。
どあ〜〜〜もんのすごく疲れたぞ。
posted by ななふく at 23:23| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする