プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:女性
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月7日、玉川福太郎に入門。三味線の修行をしていたが、師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回をプロデュースしたが、全10回公演がすべて大入り満席となる。2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。平成30年度文化庁文化交流使として、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタンの七か国で公演を行った。
MIDO9459.JPGAAJJ0027.JPGAAJJ9949.JPG撮影森幸一c_0056.JPG撮影森幸一(舞台写真)・御堂義乘(ブロマイド)

NEWS!奈々福の初DVD発売! 
「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ! 〜弾き語り浪曲シンデレラ+古典浪曲 仙台の鬼夫婦」
(企画・著作:ななふく本舗 製作:(株)秀真 発売元:ななふく本舗 販売:(株)クエスト 定価3000円(税別)。
全国のCDショップ、書店で取り扱うほか、アマゾンほかのネットショップでも購入可能。
奈々福後援会でも取り扱います(別途送料205円がかかります)。ご注文はtamamiho55@yahoo.co.jp へお願いします。
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ほぼ日学校長・河野通和×玉川奈々福対談
https://gakkou.1101.com/online/2018-06-25.html

「和装人インタビュー第50 玉川奈々福」by辻屋本店

玉川奈々福への仕事のご依頼は、ななふく本舗へ 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
◎ おもいっきり笑える浪曲が聴きたい!
◎ 甚五郎さんや、忠臣蔵や、次郎長や、昔ながらの浪曲が聴きたい!
◎ 子供に、読み聞かせをしてほしい。三味線の音色も聴かせてほしい。
◎ 浪曲漫才もありえるんですか?
◎ 結婚式や、〇回忌で、一代記をやってほしい。
……などなど、お気軽にご相談ください。

奈々福自主公演の予約お問合せも、ななふく本舗へ(090-7001-6867 
ななふくonついった
http://twitter.com/nanafuku55
奈々福on facebook
http://www.facebook.com/nanafuku.tamagawa

2019年01月17日

奈々福、独演。@銀座・観世能楽堂まで三週間!

浪曲は、落語・講談・義太夫節など、多くの日本の伝統芸能の「イイトコ」をちゃっかり頂いちゃってる、超オイシイ芸能だ!
……と思っております。
昔の名人上手の、足元にも遠く及ばないけれども、そのおいしさを伝えたいな〜とおもっていろいろやってまいりまして。
このたび、今までで一番大きな独演会を開くわけであります。

「奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる。銀座がうなる〜」@銀座・観世能楽堂。
ひと月を切りました。
なんといったって、銀座のど真ん中へ出て行くわけですから、通りすがりのあなたにもあなたにも聞いていただきたいわけで、初心者大歓迎な入口を作りつつ、古典、新作、トライアルな部分も含め、盛りました。とりあえず、先に情報を。

8日(金)奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる〜@銀座・観世能楽堂
第一日目「創作浪曲、ほとばしる!」18:30開場 19:00開演 
 演目:高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」
    正岡容原作「浪花節更紗」(ロングバージョン)
ゲスト:鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)

9日(土)奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる〜@銀座・観世能楽堂
第二日目「古典浪曲、練る練る!」12:30開場 13:00開演
 演目:「清水次郎長伝 お民の度胸」
    「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)
ゲスト:周防正行(映画監督)

入場料:全席指定4500円(税込)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)
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初日。

まずは初めての方々に向けて、「浪曲入門講座」から始めます。天中軒雲月師匠のお弟子さんの景友さんと、沢村豊子師匠のお弟子さんで新進曲師の美舟さんに登場いただき、奈々福が解説いたします。

そして初日は新作を二席。
まず、高畑勲監督作品「平成狸合戦ぽんぽこ」を浪曲化したものを。
原作である映画は、単純な文明批判ではありません。高畑監督の思想の深さを思いつつ、全部は浪曲に盛り込み切れていない、けれども、コアなところは、浪曲ならではの形でうなりたいとおもってます。

トークゲストは、その高畑勲監督を支えた、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー。
実は初対面です。高畑の追悼になるなら、とお引き受けいただきました。お会いするのとっても楽しみです。いろいろ、うかがいたいことがある。

仲入りをはさんで、もう一席。
正岡容原作「浪花節更紗」。これは、奈々福のお客様には、おなじみの演題ですが、今回フルバージョンで。
正岡容は作家で、演芸好き、浪曲好き。寄席演芸に関する随筆を数多く書き、若い演芸ファンを増やしました。
その数々の随筆を読んだ桂米朝、小沢昭一、大西信行、加藤武、永井啓夫……といった方々が次々弟子入り。
この方は、講談だった「天保水滸伝」を二代目玉川勝太郎のために浪曲化し、大ヒットに導いた恩人でもあります。
「天保水滸伝」は、そのおかげで玉川の家の芸になっております。
この「浪花節更紗」という短編小説は、モデルがいます。主人公の石川家浪太郎は、初代木村重松という関東節の大名人がモデル。
かの立川談志家元が「浪曲は木村重松を聴け!」とおっしゃった、すばらしい声節の先生です。
そして、主人公浪太郎を置いてきぼりにする、師匠・怒涛軒鮫右衛門は、浪曲中興の祖・桃中軒雲右衛門がモデル。
この木村重松という方。お腹に響く本当に素敵な声。江戸弁も気持ちよく、超かっこいいのです。
手持ちのウォークマンには何席も入っていつも聞いてます。Youtubeで聞けるのは、二代目(倅)さんです。
私の母方の祖母の一番上の兄さんが浪曲師だったらしい。入門後に知りました。そして、誰の弟子だったんですかと親戚に聞いたなら、なんと、この初代重松の弟子で、木村咲松と名乗っていたらしい!
石川家浪太郎は、私の大伯父の、師匠がモデルなんです。なんという深い縁。
浪花節になる、という言葉に、夢があった時代の物語、大好きなお話です。

二日目。

この日も、入門講座から始めます。二日目は奈々福が解説を務めます。

二日目は古典を二席。

今に至るまで最も有名な浪曲師である広沢虎造先生。浪曲の代名詞ともいえる「清水次郎長伝」。そのともしびを消したくない。長い長い次郎長伝の中で、唯一、女性が活躍する場面「お民の度胸」を演じます。このお民のかっこよさと言ったら。

トークゲストは、映画監督の周防正行さんです。周防さんは、新作映画「カツベン!」の制作中。大正時代、映画がまだサイレントで、活動弁士が活躍した時代の映画とのことです。その周辺を調べるうちに浪曲と出会い、いまではすっかりマニアに。ロケにお邪魔したら、スタッフの方々から「奈々福さん、大変なんですよ、監督の車に乗ると、広澤虎造がいつもかかっていて、『これを聴け!』って。解説されるんですよ」。
そんな周防さんに、これまたいろいろうかがいたいと思います。

二席目は「仙台の鬼夫婦」。これは、2011年に100歳で亡くなられた木村若友師匠からいただいた、私にとって宝物のような演題で、やはり奈々福のお客様にはなじみが深いものかと思いますが、今回、初のロングバージョンで演じます。お貞と仙三郎は、そもそも結ばれる運命にあったことが、初めて明かされます!

というわけで、まだお席ございます。両のおててに、お友達をお連れいただいて、初めての方にも、ぜひとも浪曲をナマで、聞いていただきたいとおもいます。
おまちしております!
posted by ななふく at 11:13| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月14日

「SWITCHインタビュー 達人達」が放映になります。

……あすこに坐ってるのは、周防正行監督じゃないかなあ。
去年の5月初め、木馬亭での上方落語の吉坊さんとの二人会。開演直前に、私は必ず客席をチェックします。
客席の半ばに、映画監督の周防正行さんと思しきお姿が。
「吉坊さん、お知り合いですか?」「いいえ」

その翌々日。下北沢で、木村万里さん主催の「渦」という寄席に出ました。
客席に、やはり周防さんのお姿が。
「何故?」

5月末から7月上旬まで奈々福は海外に出ておりましたが、
帰国後の舞台の、客席にも周防さんのお姿がありました。
一回じゃなかった。
そして同時に、NHKの「SWITCHインタビュー達人達」という番組への出演依頼が届いたのでした。
周防さんが、奈々福との対談を、望んでおられる、と。
び、び、びっくり!!!

周防さんは、いま、新作映画の制作中です。今年12月封切り予定の「カツベン!」。日本の映画史の中で、まだトーキーが生まれる前、「活動弁士」たちが活躍した時代の物語。その取材のために、周辺の芸能を見て回っておられたときに、浪曲に出会われたそうです。
最初に見たのは、弟弟子の「地べたの二人〜おかず交換」。
「浪曲」に抱いていたイメージがぶち破られたそうです。いまの浪曲はこんなことになっていたのか!?
そこから、浪曲に興味をいだいて聞きまくられたそうです。奈々福の舞台も何度も見ていただき(なぜか当初は新作ばかりにぶつかったそうで)。話したいと希望されたとのこと。

とはいえ、事前に会って話してしまうことは禁止!
初めまして、で対談できるように、一切事前にはお話ししませんでした。
ただ、互いの仕事の現場に行く、ということはあったので(周防さんはすでに何度も来てくださっていましたが)、周防さんのいま撮っておられる撮影現場を二度ほど訪問させていただきました。福島ロケ現場と、滋賀県のロケ現場。
でも、そこでも「しゃべっちゃダメ」(笑)。ほんのちょっと、ご挨拶のみ。
それでも、互いに聞きたいこと話したいことたまっているので、ご挨拶しながらつい話してしまうのを、スタッフに止められました(笑)。
その一瞬が映ってるんじゃないかなあ。

そして、いよいよ対談の日。木馬亭に周防さん来てくださいました。
奈々福、周防さん歓迎の節うなる。
で、周防さんに、ちょいと演台前に立ってもらって豊子師匠の三味線で……。

えっと、こっから先は本編見てくださいね。

1月19日(土)22時〜@NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」周防正行(映画監督)×玉川奈々福(浪曲師)
再放送 1月26日予定

http://www4.nhk.or.jp/switch-int/

posted by ななふく at 00:15| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

大利根勝子師匠の会をいたします。

大利根勝子師匠の会、奈々福主催で、三度目の開催をいたします。
「天にとどろけ、地に響け、大利根勝子in木馬亭vol.2」。
すごいタイトルですけれど、勝子師匠のお声、節そのまんま、というタイトルです。
最初は2011年。そしてDVD「大利根勝子 波乱万丈!」発売記念の会を、別タイトルで、2014年に開催しました。

言いたいことは最初の会から同じです。
師匠・玉川福太郎を亡くして以来、大利根勝子師匠に、私も、弟弟子も、たくさんたくさんお稽古をしていただきました。
私はいまでも、時折お稽古をお願いしております。
勝子師匠の浪花節。勝子師匠の、ひと声。「本気とはこういうことか」と、背中をびしりと鞭打たれるような、気迫の芸です。
そして、人が人を思う心が浪花節の魂であるとすれば、その魂を勝子師匠は大切にもっておられます。
また、浪花節の根っこ……私たちの先祖は大道芸であり、風にさらされ雨に打たれて育ってきた、
その圧倒的な強さも、勝子師匠の浪花節の中に感じます。
イマドキに育った私に決定的にかけているもの、渇望して得られないものを、
勝子師匠の中に光のように見て、追い求める私です。
目がご不自由な御身で、幼い頃に、この世界に入られました。
勝子師匠の行く末を心配された親御さんが示した人生の選択肢は、「イタコ」か「浪花節」だったそうです。
そうして旅回りの一座に入られた勝子師匠の自己紹介の外題付けの文句は、こうです。

 大利根勝子は五つの時に、流行り病をわずらって、
 三日三晩の高熱で、危うく命は助かるも、
 母の姿も見えぬ目に。
 咲き誇る花の薫りで春を知り、
 秋の夜長の虫の声、耳を傾けしみじみと、
 たとえこの眼は見えぬとも、
 聴いてくださる皆様の、熱い眼差し五体に受けて、
 行く末長くご贔屓を、高座(たかざ)ながらも願います

この文句読んだだけで泣いちゃう。
人一倍ご苦労されたはずだと思います。
なのに、どうしてそんなに思いやり深く、澄んでおられるのか、不思議で、知りたくて、
お稽古を口実に、勝子師匠にお会いする気持ちです。
一人でも多くの方に、大利根勝子師匠に出会っていただきたいと思います。

2月23日(土)天にとどろけ、地に響け! 浪曲の魂 大利根勝子in木馬亭vol.2@木馬亭13:00〜
出演:大利根勝子「妻妙と数右衛門」曲師:玉川みね子
   玉川奈々福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:沢村豊子
   玉川太福「河内山と直次郎」曲師:玉川みね子
   前読み:港家小そめ
奈々福、太福による勝子インタビューあり
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約・問合せ ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp

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posted by ななふく at 23:06| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月04日

2月の奈々福。

「研辰」通し、独演会、「天守物語」、そして3月のお芝居のお稽古!

3日(日)拝鈍亭 浪曲と講談の会――女性が語る、語り芸ふたつ 義士と、反・義士@雑司ヶ谷本浄寺17:00〜
出演:玉川奈々福(浪曲) 沢村豊子(曲師)「研辰の討たれ」(フルバージョン)
   一龍斎貞弥(講談)「赤穂義士伝より一席」
場所:本浄寺・拝鈍亭(豊島区雑司が谷1-51−18東京メトロ護国寺駅徒歩5分)
全席自由 千円以上のご奉志 限定50席
予約:ななふく本舗 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
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☆本浄寺ご住職さまからリクエストをいただいての公演です。
浪曲(浪花節)と講談を聞いていただきます。
いずれも、物語を語る語り芸。講談は一人、浪花節は語り手と三味線と二人。今回は、講談で義士を、浪花節で、反・義士の物語を聞いていただきます。つまりは、「研辰の討たれ」、初の通し公演なわけです!!! ナマの声の響きのすばらしい拝鈍亭にて。

4日(月)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:天中軒すみれ 国本はる乃 玉川太福 玉川奈々福〜仲入り〜澤惠子 一龍齋貞橘(講談)港家小柳丸 澤孝子(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
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7日(木)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:東家恭太郎 港家小ゆき 木村勝千代 玉川奈々福〜仲入り〜花渡家ちとせ 神田春陽(講談)鳳舞衣子 東家浦太郎
木戸銭:2000円(25歳以下半額)


8日(金)奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる〜@銀座・観世能楽堂
第一日目「創作浪曲、ほとばしる!」18:30開場 19:00開演 
 演目:高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」
    正岡容原作「浪花節更紗」(ロングバージョン)
ゲスト:鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)

9日(土)奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる〜@銀座・観世能楽堂
第二日目「古典浪曲、練る練る!」12:30開場 13:00開演
 演目:「清水次郎長伝 お民の度胸」
    「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)
     ゲスト:周防正行(映画監督)

入場料:全席指定4500円(税込)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)
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☆いよいよチャレンジングな独演会です。銀座には歌舞伎もあり、今回の舞台は、観世流のお能が上演されるひのき舞台。そこで浪曲で、ご来場の方々にお腹いっぱい楽しんでいただけるように……頑張ります! 土曜日のほうのお席が少なくなってきております。まだの方、どうか一世一代の独演会、ご来場を!

10日(日)創作舞台『天守物語』@松江市・島根県民会館中ホール14:00〜
【原作】泉鏡花 『天守物語』 【脚色・演出・出演】安田登
【出演・スタッフ】
百鬼ゆめひな(人形師)
奥津健太郎(能楽師狂言方)
笹目美煕(子方)
東雅夫(文藝評論家)
玉川奈々福(浪曲師)
空伊ナディア(ダンサー・翻訳家)
Junko☆(ダンサー/実験道場)
TAKEchan(ダンサー/実験道場)
RYUTA(ダンサー/実験道場)
KEKKE(ダンサー/実験道場)
WAGATSUMA(ダンサー/実験道場)
金沢霞
ヲノサトル(シンセサイザー)
上野賢治(フルート)
森山雅之(太鼓)
山下昇平(美術・造形作家/面・美術製作)
コロスの皆さん
禿・妖怪の子どもたち(公募)
イメージイラスト:波津彬子
◆日時:2019年 2月10日/開演 14:00 ◆会場:島根県民会館中ホール
◆前売料金:一般 2,500 円/高校生以下 1,500 円(3歳未満入場不可)
◆島根県民会館ホームページ/「天守物語」イベント情報 URL:https://www.cul-shimane.jp/hall/event/?fid=3060 
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☆独演会を終えた奈々福は、そのまま羽田空港から松江に向かいます。安田一座で、2017年に金沢21世紀美術館にて上演した「天守物語」を文学と縁深い松江にて上演します。さまざまなジャンルの芸能ごったまぜ! ところがこれが面白い化学反応を引き起こします。奈々福は、姫路城の天守に住まう富姫の声を担当します。

15日(金)mizhen裏参道フェス@ビラ青山20:15〜
三島由紀夫「憂国」語り:能楽師・安田登  浪曲師・玉川奈々福
詳細は、こちらのサイトをご覧ください。http://www.mizhen.info/the-last-villa
☆渋谷区神宮前にあるアパート「ビラ青山」。
築42年の歴史を終え、取り壊されるこのアパートで、「おわり」をテーマに、
mizhenが大好きなアーティストたちとともにつむぐ、おわりのお祭り。の中で、安田登先生と、語りをさせていただきます。しかし……三島の「憂国」とは……怖い。

16日(土)江戸まちたいとう芸楽祭クロージングイベント@浅草公会堂18:30〜
出演:花やしき振袖さん「花振袖の舞」
   天宝ふく丸「演歌」
   玉川奈々福「浪曲」曲師:沢村豊子
   ナイツ「漫才」
   竜小太郎・浅草芸者「大衆演劇と浅草芸者」
   フィナーレ(江戸芸かっぽれ 櫻川入船社中)
料金:2500円(1階席)2000円(2階席)
チケット扱い:Confetti
詳細はこちらに。http://www.taitogeirakusai.com/program24/index.html
☆台東区主催の、芸能イベントで、昨年夏からさまざまな形で開催されているお祭りのクロージングイベントで浪曲一席やらせていただきます。イベントの、名誉顧問は、ビートたけしさんだとのことです。

18日(月)玉川奈々福の“ガチンコ”浪曲三味線講座〜プロ志願者向け@カメリアプラザ6F和室19:00〜
曲師として入門し、途中から浪曲師に転向、浪曲三味線の勘所を、曲師の側からも、浪曲師の立場からもよく知る玉川奈々福が、プロ志願者に向けての講座を三か月限定(全六回)で開きます。
浪曲三味線の魅力、そして基本のキと、勘所を教えます。参加条件は、
●プロになりたいと思っていること。
●三味線を三下がりに合わせられること。
他のジャンルのお三味線の経験者でも構いません。浪曲三味線については、まったく初心者であっても構いません。
三味線はご持参ください。貸与はしません。
三か月経って、プロになりたい人は、望む師匠に弟子入りしてください。
講師:玉川奈々福 場所:カメリアプラザ第一和室
(東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ6F 総武線亀戸駅より徒歩3分)
第一回 2月18日(月)第二回 3月20日(水)
第三回以降未定(合計六回開催予定)
いずれも18時半開場 19時より
受講料5000円(各回申し受けます)
予約:ななふく本舗 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
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☆過去やったイベントの中で最高度のガチですね(笑)。こちらも真剣です。本気で学びたい方、大募集。

22日(金)浪曲と古河の地酒を楽しむ会@古河市
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)
☆古河で毎年続く、青木酒造さんの新酒と浪曲を楽しむ会ですが、クローズです。

23日(土)天にとどろけ、地に響け! 浪曲の魂 大利根勝子in木馬亭vol.2@木馬亭13:00〜
出演:大利根勝子「妻妙と数右衛門」曲師:玉川みね子
玉川奈々福「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉」曲師:沢村豊子
玉川太福「河内山と直次郎」曲師:玉川みね子
前読み:港家小そめ
奈々福、太福による勝子インタビューあり
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約・問合せ ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867
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☆師匠・玉川福太郎亡きあと、奈々福、太福が多大にお世話になった大利根勝子師匠。勝子師匠の浪花節は、「本気とはこういうことか」と、背中をびしりと鞭打たれるような気迫の芸であり、また、人が人を思う心が浪花節の魂であるとすれば、勝子師匠はその魂を、ずっと大切にお持ちでいらっしゃることを感じます。それをお客様に感じていただきたいと思っています。お目がご不自由な御身で、幼い頃に、この世界に入られ、人一倍ご苦労されたはずだと思うのに、どうしてそんなに思いやり深く、澄んでおられるのか。
一人でも多くの方に、大利根勝子という方に触れていただきたいと思います。

24日(日)玉川奈々福独演会@東庄町民会館ホール14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席
☆奈々福が観光大使を務める東庄町で、独演会です。さくっと二席。詳細は東庄町にお問い合わせください。詳細わかりましたら、こちらにアップします。

26日〜 「いや重けよごと 愛のもののふ大伴家持」のお稽古に入ります。
音楽朗読芸「いや重けよごと〜愛のもののふ大伴家持〜」大伴家持生誕1300年記念事業
出演:和泉元彌 紺野美沙子 山崎清介 玉川奈々福 山本恭司ほか
開催期間 2019年3月9日(土)
場所:とりぎん文化会館(鳥取県鳥取市尚徳町101-5)
料金 S席 5,000円(税込)/A席 4,000円(税込)/B席 3,000円(税込) 
詳しくはこちら:http://cms.sanin.jp/p/torikenmin/10/
問合せ:因幡万葉歴史館 0857-26-1780
チケット問合せ:日本海新聞事業課 0857-21-2885
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posted by ななふく at 00:08| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

私的2018年回顧録

あまり振り返ることをしないのですが、毎年、大晦日にだけ、過ぎた一年を振り返ることにしているんですが、明日の大晦日、お仕事なんで、今年は一日前倒し。

今年は二か月以上海外にいて、年明けからはその準備に忙殺されました。
でも現地に行ってしまえば、日本にいるときほどスケジュールがタイトではないので、舞台数は去年ほどではないだろうと思っていたら、ほぼ同じ。
ということは、国内での仕事は、去年よりも濃密だったということ。とくに秋は忙しかったです。
お仕事を順調にいただけて、本当に有難いことだとおもっております。

【今年つくったり覚えたりした演題】
○「浪曲 熱海殺人事件」(つかこうへい原作 奈々福作)
3月の、喬太郎師匠をうならせたい、という会のために作った新作です、4月の勉強会でもやりましたが、まだ前半しかやってません。来年5月に、紀伊国屋ホールで「熱海殺人事件」の会を開催、初めてフルバージョンをかけます。
○「浪曲 研辰の討たれ」(木村錦花原作 野田秀樹脚本 奈々福浪曲化)
歌舞伎演題です。13年、心の中で温めていたものを浪曲化。原作を生かした部分、野田さんのアイディアを生かした部分、またオリジナル部分もあり(そりゃ当然、浪曲の節の文句つくらなければならないのですから)。これもまだ半分しかやってなくて、2月の拝鈍亭で、全編通し公演します。
○「今年の味噌ができた日に」
12月の喬太郎師匠をうならせたい、のために作った、喬太郎師匠の「ハンバーグができるまで」へのリスペクトを込めたスピンオフ浪曲。奈々福流のお茶の淹れ方、味噌汁の作り方、味噌の作り方を読み込んだ前代未聞の内容です。独立した一篇として成立しているので、場によってかけていきたいと思います。
……こんなに覚えたものも新作製作も少なかった年は今までない。来年はもっと覚えよう。

【語り芸パースペクティブ】
昨年4月から始めた「奈々福がたずねる語り芸パースペクティブ」全11回+番外編1回が2月に無事終了しました。この企画は勉強になりました。視野が広がり深まりました。なぜ落語があるのに、講談があり、浪曲があるのか、が、わかった。近接芸能とおもっていたけれど、背負っているものが全然違うのだ。この視点からの勉強は続けていきたいとおもっています。
この会は、告知初日に通しチケット(全11回分30000円 限定60名様)が売り切れてしまい、結局80名様くらいぎちぎちに入っていただくことになり、せっかく刷ったチラシをほとんど使わなかった。ご存知なかった方もおられると思うので、チラシ画像上げておきます。
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以下、全11回+番外編の内容を掲出します。
2017年
4月17日 日本芸能総論 篠田正浩(映画監督)
5月26日 節談説教 廣陵兼純(説教師・満覚寺住職)釈徹宗(相愛大学教授)
6月14日 説経祭文+ごぜ唄  渡部八太夫(説経祭文)・萱森直子(ごぜ唄)
7月8日 番外編 浪曲とパンソリの会 安聖民(パンソリ唱者)・李昌燮(鼓手) 玉川奈々福(浪曲)・沢村豊子(曲師) 姜信子(作家)
8月15日 義太夫節 豊竹呂勢太夫(人形浄瑠璃文楽太夫)・鶴澤藤蔵(三味線)・児玉竜一(早稲田大学教授)
8月25日 講談 神田愛山(講談師・東京)旭堂南海(講談師・上方)
9月26日 女流義太夫 竹本駒之助(浄瑠璃・人間国宝)・鶴澤寛也(三味線)・児玉竜一(早稲田大学教授)
10月30日 能楽 安田登(下掛宝生流ワキ方)槻宅聡(森田流笛方)
11月15日 上方落語 桂九雀(上方落語)小佐田定雄(落語作家) 
12月18日 浪曲 澤孝子(浪曲師 曲師:佐藤貴美江) 玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 稲田和浩(浪曲作家)
2018年
1月29日 江戸落語 三遊亭萬橘(落語)和田尚久(演芸評論家) 
2月19日 語り芸の来し方行く末 安田登(能楽師)いとうせいこう(俳優、 小説家、お笑いタレント、作詞家、ラッパー、ベランダーとして幅広く活動するクリエイター)

【海外公演】
1月15日〜20日 中国公演(北京、蘇州、上海 能の安田登先生、狂言の奥津健太郎先生とご一緒に 曲師:沢村美舟)
2月12日〜18日 イナンナの冥界下り欧州公演(イギリス・リトアニア 安田登一座)
5月27日〜7月10日 文化庁文化交流使として中欧、中央アジア公演(イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタン 曲師:沢村美舟)
10月29日〜11月1日 中国公演(世界幽黙芸術週間に参加@張家港市 曲師:沢村美舟)

今年一番大きい出来事は、やはり海外公演でした。二か月以上、海外にいたことになります。
とくに5月末からの文化交流使としての公演は、行き先を考え、なんの縁もないところからご縁を作って一つ一つ交渉し、実現にこぎつけるまでの過程が大変でした。
いずれの旅も、多くの方にお世話になり、支えていただき実現できたことでした。
そして、海外で浪曲が受けたことがなにより嬉しかった。壁は、なかった。
この経験が自分にどんな影響を及ぼしたかはあまり自覚できませんが、帰国後、多くのお客様に声が変わったと言われました。
また、東京を離れ、日常を離れて旅に生きる、という経験は得難いものだったと思います。
同行してくれた若手曲師、沢村美舟さんにも感謝です。
現地語入れて浪曲やったり、子どもたち相手にワークショップをしたり、観光したり。
スロベニアの洞窟城。ポーランドの古都・クラクフの教会建築の美しさ。キルギスの、雪をいただいた山々と清流。ウズベキスタンの青の都、サマルカンド……思い出して切なくなります。
ものすごく、面白かった!!! 
未知の楽器、芸能と出会うこともできました。また行きたい場所も数々。
ああ、サマルカンドに、アーモンドと干し葡萄買うためだけにでも再訪したいぞうっ!

【自主企画公演】
1月「玉川奈々福のキネマ&ライブ」@カメリアホール 田島空監督作品「噂の玉川奈々福キネマ更紗」上映と、実演の会。
2月「愛山終活始めました。」@木馬亭 愛山先生の会をプロデュース
7月「奈々福・勝千代二人会 東海道浪花節道中」@木馬亭 木村勝千代さんと、東海道にちなんだ演題を
8月「田島空の、撮って出し!」@カメリアプラザ和室
文化交流使の、田島さんが同行してくれたスロベニアとキルギス、ウズベキスタンの動画の上映会。
9月「奈々福なないろvol.1」@カメリアホール
今年から始めた独演会。初回は、百鬼ゆめひなさんをゲストに迎え「椿太夫の恋」を人形とコラボしました。
10月、11月「浪曲。三味線の、視座」全三回で、浪曲を三味線の側から魅力を探る企画を、豊子師匠、みね子師匠、さくらさんをお迎えして開催しました。
……二か月海外行ったのに、語り芸パーだってまだやってたのに、こんだけ自主企画するって、われながら偉いわよね。

【語り公演・学校公演】
2月「イナンナの冥界下り」@ロンドン大学 @ビリニュス国立ドラマ劇場
7月「わたしはあんじゅひめ子である」@学習院大学 姜信子さん講座にて
8月「イナンナの冥界下り」「人食いおかあさん」@凱風館
9月「イナンナの冥界下り」@アーツカウンシル東京
12月「イナンナの冥界下り」「夢十夜」@代官山 晴れたら空に豆まいて

丸三年間の「イナンナプロジェクト」が2月の欧州公演で一段落しました。その後のイナンナは驚くほど進化して、いまや初演とはまったく違うものになっております。来年は2月に、松江で泉鏡花「天守物語」を(富姫役!)、3月には鳥取で、大伴家持の芝居に語り(言霊の精霊!)で参加予定。
学校公演も例年より多く行きました。子どもほど手ごわい観客はいない。腕力を鍛えられます。小学校、中学校。二時間もらって、口演とワークショップやると、こちらはへとへとになりますが、閉じていた子どもたちが如実に代わるのが面白いです。お子さんや、心身弱られている方々のもとへ行って、語りたいです。

【メディア】
大きなものとしては、
〇「ほぼ日の学校」編集長の河野通和さんにインタビューしていただいた記事。
〇雑誌「AERA」の現代の肖像で、千葉望さんにインタビューしていただいた記事。
〇東京かわら版11月号巻頭で、弟弟子・太福さんと二人で受けたインタビュー記事
……が出たことです。いずれも以前からお付き合いがあり、信頼関係があり、丁寧に話を聞いてくださったので、今まで話していなかったことなどもしゃべってしまいました。「ほぼ日」はこちらで今も読めます。https://gakkou.1101.com/online/2018-06-25.html

また、田島空監督が2014年暮れから二年半追いかけて奈々福の舞台・舞台裏を撮ってくれた記録をまとめた「噂の玉川奈々福 キネマ更紗」の上映会を1月に行いましたが、この作品が、映文連アワード2018の審査員特別賞を受賞し、11月に授賞式と上映会が行われました。
このあと、1月に沖縄で、2月に北海道で上映会があるようです。
これは、私の活動のドキュメンタリーではありますが、浪曲という芸能の舞台裏でもあり、二人芸である浪曲の、浪曲師と曲師の関係性の記録でもあり、浪曲を理解していただく上で大変いい導入であると思います。
田島監督には、感謝しかありません。
多くの方に見ていただきたく、DVDになっておりますので、これを上映してくださる場所を大募集しております。
ななふく本舗にご相談くださいませ。

それから、今年、初のDVDを製作しました。1月にカメリアホールで行った「キネマ&ライブ」のときのライブを収録したものです。
「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ!」(ご挨拶+弾き語りシンデレラ+仙台の鬼夫婦を収録)。定価3240円(税込)。
まだご覧いただいていな方、どうかご購入くださいませ。アマゾンでも入手できますし、ななふく本舗でも受け付けております。

それから、作家の姜信子さんが、膨大な時間と手間をかけて沢村豊子師匠の話を聞き、一代記にまとめてくださった文章が収録された本が出ました。
『現代説経集』(ぷねうま舎)。豊子師匠の一代記にとどまらず、時代と浪曲と、それに翻弄された「声」の物語です。https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%AC%E6%95%99%E9%9B%86-%E5%A7%9C-%E4%BF%A1%E5%AD%90/dp/4906791808/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1545615283&sr=8-1&keywords=%E5%A7%9C%E4%BF%A1%E5%AD%90

追記:大事なこと忘れてた。北海道以外の方にはお目に触れる機会がないと思いますが、北海道新聞の連載「玉川奈々福の本やら芸やら」続いております。書評連載で、今年は7回掲載されました。取り上げた本。松井今朝子著『師父の遺言』、須田泰成著『蘇るサバ缶 震災と希望と人情商店街』、高島幸次著『上方落語史観』、濱田研吾著『脇役本』、美馬勇作編『女優 山田五十鈴』、森薫著『乙嫁語り』、道野正著『料理人という生き方』、神田松之丞・長井好広著『神田松之丞 講談入門』。そして来年1月早々には、石牟礼道子『あやとりの記』のご紹介が掲載されます。われながら、いい選書センスだ………。
 それから、アプリ版のぴあで、12月から連載が始まりました。『玉川奈々福の浪花節的ココロ』。落語でも講談でもない、浪曲の中に流れる私が大好きと思う価値観について、書いていきたいと思います。月一回、全10回予定。とりあえず、PCで検索してみたURLをはっときますが。ぜひスマホでアプリをインストールしてみてください。https://www.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_8237ebe2-e8e6-4b33-9fb9-42b234885abf.html

【そして来年】

今日情報解禁になりましたが、来年早々、NHK Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達」で、映画監督の周防正行さんと対談させていただいたのが放映になります。
周防さんは、現在、活動弁士が活躍した時代を舞台にした「カツベン!(仮)」という映画を制作中。その取材の中で浪曲に出会い、ドはまりしてしまい、奈々福と対談をと望んでくださり、実現したもので、NHKの方々が「もう十分です、終了!」というのも聞かずに、聞きまくりしゃべりまくりました。周防さん、映画のこと語り始めたら止まらないです。ぜひ見てくださいませ。1月19日、22時〜NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2019-01-19/31/66351/2037199/?fbclid=IwAR1okL93dxVSkwzaSnqHQLwhOfa1YNWy4W-5VfnLwxTmJtHNFWA2EXiXLU8

でもって、来年……。
「浪曲破天荒列伝」「ほとばしる純情浪曲」「語り芸パースペクティブ」そして海外公演と、ここ数年、腕力のいる大きな企画を数々やってきて、やっと一息ついた感じです。
来年は、2月にチャレンジングな能楽堂独演会、5月に紀伊国屋ホールでの「熱海殺人事件」独演会、9月は恒例の「奈々福なないろ」があるほか、もう一つ、東京と関西と九州で大きな企画がありますが、来年は……すこしのんびりしたいのです。
プチ・サバティカル・イヤー(笑)。
というか……ちょっと考えていることがあり、それは今までの方向性とはまったく違うことであり、それに向けて仕込む年に。
そして、自分の中に貯める年にしたい。
実現したい夢があって、それは一人の力でどうなることではありませんが、ご縁を得て、ゆっくりゆっくり準備していきたいと思います。
そして来年5月は、師匠の十三回忌です。弟子たちで会をします。
師匠がどんなふうに、今の私を、弟子たちを、浪曲を見てくれているかと思いつつ。

年末に、とっても嬉しいニュースが飛び込んできました。関東の東家一太郎(曲師:東家美)、関西の真山隼人(曲師:沢村さくら)の、文化庁芸術祭大衆芸能部門の新人賞ダブル受賞。びっくりしました。心底嬉しい、よかったなあ。本当に頼もしく力強い。うちの師匠と武春師匠に、報告したい。うちの師匠、でっかい目をさらにでっかく見開いて驚くんじゃあなかろうか。若手の入門も相次いでいます。時代が変わってきたな、変わっていくんだなと、いうのを確実に感じます。とにかく浪曲が、今を生きるエンターテイメントとして認識され、多くの方々が楽しんでくださるようになることを願っています。

そして最後に。
奈々福を応援してくださるお客様。
今年もほんとうに、お世話になりました。支えていただきました。
どうか来る年も、よろしくお付き合いくださいませ。
来年が、より良い年でありますよう、心底祈りつつ。
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10月の浪曲大会。「豊子と奈々福の浪花節更紗」を演じてる最中のワンシーン。御堂義乘さん撮影。来年は豊子師匠に寂しい思いをさせずに済むと思います。
posted by ななふく at 17:09| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

1月の奈々福

更新遅くなりました。
なんせ今月入ってネタおろしが二つ(両方とも新作)があったもので。

まだ公開できない予定などもありますが、とりあえず1月はお仕事少なくて余裕がある!!!
今年の後半は忙しかったので、いまはそれを喜べますが、フリーの芸人は浮草稼業、オソロシイことでもあります。
ジェットコースター人生。
でも、ひさびさゆったり日程なので、お稽古したり、旅をしたりしたいとおもってます。命の洗濯、しながら、でも、2月の大事な公演の準備をしていかなければ!

2日(水)浪曲定席木馬亭新春特別公演@木馬亭11:00〜
出演:天中軒景友 港家小ゆき 東家孝太郎 玉川奈々福 澤順子 玉川こう福 イエス玉川(漫談)〜仲入り〜神田茜(講談) 大利根勝子 東家浦太郎
木戸銭:2500円(25歳以下半額)
☆お正月の奈々福は二日と五日の出番です。二日は開演が11時。新春特別興行で、木戸銭も500円高いですが、漫談で、伯父のイエス玉川師、講談の茜先生など、ふだん木馬亭定席にはあまりお出にならない先生方を堪能できます。初詣がてらおいでくださいませ。
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5日(土)浪曲定席木馬亭新春特別公演@木馬亭12:00〜
出演:東家恭太郎 国本はる乃 木村勝千代 玉川奈々福 鳳舞衣子〜仲入り〜一龍齋貞花(講談)富士琴美 東家浦太郎
木戸銭:2500円(25歳以下半額)
☆開演時間が12:00と、通常より15分早いです。講談は貞花先生がご出演!

7日(月)アプリ版ぴあ連載「玉川奈々福の浪曲的ココロ!」第二回掲載。
紙媒体ではなくなってしまった雑誌ぴあが、スマホアプリとして復活しております。
浪曲の中の、また浪曲界の中の、私がいいなあと思う人物、その価値観について、書いていきます。
https://www.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_8237ebe2-e8e6-4b33-9fb9-42b234885abf.html

10日(木)NHK−FM「浪曲十八番」放送 11:20〜
玉川奈々福「梅ケ谷江戸日記」曲師:沢村豊子


11日(金)奈々福なないろ番外編 ♪うたう奈々福♪@The GLEE 19:00〜
 歌+おしゃべり:玉川奈々福
 言い出しっぺ:相田毅
 音楽監督+ピアノ:吉川正夫
 アコーディオン:横内信也
 ウッドベース:大津昌弘
18:30開場 19:00開演(限定60名様)
場所:The GLEE(新宿区神楽坂3丁目4 AYビルB1F)
入場料:5000円【ドリンク代別途/予約制/先着順自由席】
※入場時にチケット代+ドリンク代800円を頂戴いたします。
http://theglee.jp/?p=23299&post_type=live&preview=1&_ppp=f53e057a85
問合せ:03-5261-3124(The GLEE 平日10:00〜18:00)
☆いよいよ「うたう」会です。なんでこんなことになっちゃってるのかなあ、いいのかなあこんなことして、なんて逡巡しつつ、でも一流のバックバンドに支えてもらって歌う超贅沢をかみしめながら、お客様にも楽しんでいただけるようにとおもっております。
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14日(月・祝)渋谷らくご@ユーロライブ17:00〜
出演:春風亭昇羊  玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 立川笑二  入船亭扇辰
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円
ご予約・お問い合わせ:ユーロライブ
☆新年の渋谷らくご、豊子師匠が三味線です。扇辰師匠がトリだ〜〜! 出番は二番目。

17日(木)都内でクローズの会

18日(金)柳家三三・玉川奈々福 二人会「落語のチカラ浪曲のチカラ」@ムーブ町屋19:00〜
出演:柳家三三(落語) 玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)各2席
●木戸銭:前売3500円・当日3800円 ※全席指定
●場所:ムーブ町屋 ムーブホール (東京都荒川区荒川7-50-9 センターまちや3F)
・東京メトロ千代田線、京成線、都電「町屋駅」より徒歩1分
e+(イープラス)
http://eplus.jp(PC・携帯共通)
道楽亭へ直接メール info@dourakutei.com
【公演日・公演名】【ご希望枚数】【お名前】【電話番号】【チケット郵送先の住所】明記のこと。
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☆三三師匠との会ももう六回目! 緊張する会ですし、楽しみな会でもあります。

19日(土)NHK Eテレ『SWITCHインタビュー 達人達「周防正行×玉川奈々福」』22時〜
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2019-01-19/31/66351/2037199/
☆一時間の対談番組です。新作映画「カツベン!」製作中の周防正行監督は、取材中に浪曲に出会い、完全にはまってしまったらしいです。5月くらいからかなあ。とにかく頻繁に客席にお姿を見かけるようになり、「なんなんだろう?」と思っていたのですが、いまや周防さんは立派な浪曲マニア。対談相手としてご指名頂き、おしゃべり致しました。周防監督のロケ現場にもお邪魔しました。1月19日22時NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人たち」。見てね。再放送は26日にあるそうです。

20日(日)新春寄席@八千代市市民会館大ホール14:00〜
出演:林家正蔵、林家彦いち 柳家喬太郎 林家二楽 玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
全席指定3,200円、フレンド2,800円
60歳以上・高校生以下3,000円 障がい者1,600円
*未就学児童入場不可
主催 八千代市文化・スポーツ振興財団
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29日(火)みちゆき〜奈々福×吉坊 二人会 第八夜@木馬亭19:00〜
出演:玉川奈々福「椿太夫の恋」(アレクサンドル・デュマ・フィス原作 奈々福作 曲師:沢村豊子)
桂吉坊「地獄八景亡者戯れ(お囃子:恩田えり 他)
濃ゆいトークあり。
木戸銭:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:akagi@f-1994.co.jp、090-3206-5871(おひつじ亭 赤城)
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☆全十回予定の吉坊さんとの「みちゆき」。今回のお題は「舞い散る命、死出のみちゆき」なんですが、奈々福と吉坊さんの演題の趣が、同じテーマでありながら、真逆で、すんごいふり幅になりそうです。チケット、奈々福持ち歩いています。

30日(水)都内でクローズの会


それから、2月の予定ですが、3日に「研辰の討たれ」フルバージョンお披露目をします。

2月3日(日)拝鈍亭 浪曲と講談の会@雑司ヶ谷・本浄寺17:00〜
出演:玉川奈々福(浪曲) 沢村豊子(曲師)「研辰の討たれ」(フルバージョン)
一龍斎貞弥(講談)「赤穂義士伝より一席」
時間:16時半開場 17時開演
場所:本浄寺・拝鈍亭(豊島区雑司が谷1-51−18東京メトロ護国寺駅徒歩5分)
全席自由 千円以上のご奉志 限定50席
予約:ななふく本舗 090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
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そしてなんといっても、皆様もれなく来ていただきたいのが、この公演です。
二日間、能楽堂いっぱいにして、精いっぱいの浪曲がやれたら、もう、本望! 当座の夢です。

「奈々福、独演。――浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる」@観世能楽堂(中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階)
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2月8日(金)「創作浪曲、ほとばしる!」18:30開場 19:00開演 
 演目:高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」
    正岡容原作「浪花節更紗」(ロングバージョン)
ゲスト:鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)

2月9日(土)「古典浪曲、練る練る!」12:30開場 13:00開演
 演目:「清水次郎長伝 お民の度胸」
    「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)
     ゲスト:周防正行(映画監督)

入場料:全席指定4500円(税込)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)
posted by ななふく at 20:42| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月01日

能楽堂公演、チラシに間違いがありました!!!(大汗)

来年2月の、「奈々福、独演。」@銀座・観世能楽堂公演のチラシ、
2月9日(土)の開演時間が、オモテと裏で違っておりました(大汗)!
土曜日の古典の日、12時半開場、13時開演が正しい情報です、どうかお間違いないようにお願いします。
チラシ刷りなおします!

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posted by ななふく at 22:12| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月13日

奈々福、歌手デビュー?(笑)

や、びっくりするタイトルでしょ?
私もこの事態にびっくりしております。
いやいや、メジャーレーベルからCD出すって、そこまでの話じゃあ、ないですよ。

ひょんなことから、歌を歌う会を開くことになりました。

きっかけは、ある方のお声がけによる。
奈々福の浪曲公演をご覧になった、作詞家の相田毅さんと、初めてお会いしたのは、今年の初め。
それ以来、いろいろお話をしてきたのですが。

相田さんたら気が早くて、「こんなのどう?」って、あっという間にオリジナル楽曲つくってくださいまして(びっくり)。
なおかつ、「ちょっと歌ってみて」と、デモテープまで作る羽目になり。
「いけるいける!」とおだてられてるうちに、すっかりその気になり。
「いっそ、歌だけのライブしてみましょうよ!」とご提案いただき、こういうことになりました。

とはいえ、こんなことは最初で最後、だからこそ、思いっきりたのしもうと、企画しました。
数々の思い出の歌の中から、精選した十数曲。浪曲はいたしません。
相田さんのつくってくださった、オリジナル曲の発表もあります。
というかですね、すごい方々がバックバンドについてくださることになっちゃったんですよっ!!

今回のライブにかかわってくださる方々。
まず言い出しっぺの相田さんは、SMAPのデビューこのかた主要スタッフだった方で、
他にもジャニーズ作品を数多く手がける作詞家です。
相田さんのコーディネイトで、
音楽監督兼ピアノに、NHK「みんなのうた」の作曲・アレンジなどを手がけた吉川正夫さんがついてくださり、
アコーディオンには「日本一のアコーディオン」、ちあきなおみさんの伴奏経験もある横内信也さん。
ウッドベースは、幅広いジャンルのコンサート、スタジオ録音に参加しておられる大津昌弘さん。

……超豪華な布陣です。奈々福、いま畏れおののいております。

プロデューサー:相田毅さん。SME (ソニー・ミュージック・エンターティンメント) を経て作詞家として独立。SMAPのデビュー以来主要スタッフとして参加。ジャニーズ作品を数多く手がけるが、他にもケミストリー、ゴスペラーズ、BoAなどの楽曲の作詞を手掛け、歌謡曲、Rock、R&B、演歌、アニメ、童謡、絵本制作と、幅広いフィールドワークが光る。

音楽監督+ピアノ:吉川正夫さん。作編曲家 ピアニスト 音楽プロデューサー。国立音楽大学大学院作曲専攻修了。代表作に、NHKみんなのうた「金平糖」BS11アニメ「ぱんどせる」主題歌「小さな背中」(共に歌唱太田裕美)組曲「森」(TBSラジオ大澤悠里のゆうゆうワイドコーナーテーマ曲)など。レギュラー出演番組にTBSラジオ「夢をかなえよう」フジテレビ系「テレビ寺子屋」などがある。2017年より被災地大槌の特別音楽顧問。

アコーディオン:横内信也さん。1981年全日本アコーディオンコンテスト総合優勝。西城秀樹、田原俊彦、ちあきなおみ、五木ひろし、美川憲一、三山ひろしなど数々のコンサートにゲストプレイヤーとして招聘。NHK「歌謡コンサート」、「にっぽんの歌」、「昭和の歌人たち」等々のTV出演、有名歌手のレコーディング多数。2017年キングレコードより「アコーディオンで奏でる 戦前・戦後歌謡曲」リリース。

ウッドベース:大津昌弘さん。1985年よりダークダックスのバックバンドに所属。現在もダークのバスの遠山一(愛称ゾウさん)としゅうさえこによる「歌の玉手箱」シリーズのバックをつとめる。また水越けい子のバックバンドにも参加、他にもジャズ、シャンソンなど幅広いジャンルのコンサートやスタジオ録音に参加。

1月11日金曜日夜。場所は、神楽坂の入り口にある、とっても素敵なライブハウス「The GREE」。
明日14日、10時発売開始。
限定60名様。二度と見られん珍しいモノを見ると思って、ぜひいらしてください。


奈々福なないろ番外編 ♪うたう奈々福♪

 歌+おしゃべり:玉川奈々福
 言い出しっぺ:相田毅
 音楽監督+ピアノ:吉川正夫
 アコーディオン:横内信也
 ウッドベース:大津昌弘

2019年1月11日(金)
18:30開場 19:00開演(限定60名様)
場所:The GLEE(新宿区神楽坂3丁目4 AYビルB1F)
入場料:5000円【ドリンク代別途/予約制/先着順自由席】
※入場時にチケット代+ドリンク代800円を頂戴いたします。
発売開始:11/14(水)10:00〜 The GLEEのサイトにて
http://theglee.jp/?p=23299&post_type=live&preview=1&_ppp=f53e057a85
問合せ:03-5261-3124(The GLEE 平日10:00〜18:00)


それから、2月8日(金) 9日(土)の能楽堂公演、発売初日に完売情報が流れて、現在もチケットぴあは完売になっているのですが、
主催会社がプレイガイドに出した数が少なかっただけで、お席まだまだ、まだまだあります。
ローソンチケット、イープラスで買えますし、主催にご連絡いただいても、購入できます。まだまだ、よいお席ありますので、一世一代大きな独演会、ぜひいらしてくださいませ。

「奈々福、独演。――浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる」@観世能楽堂(中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階)

2月8日(金)「創作浪曲、ほとばしる!」18:30開場 19:00開演 
 演目:高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」
    正岡容原作「浪花節更紗」(ロングバージョン)
ゲスト:鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)

2月9日(土)「古典浪曲、練る練る!」12:30開場 13:00開演
 演目:「清水次郎長伝 お民の度胸」
    「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)
     ゲスト:周防正行(映画監督)

入場料:全席指定4500円(税込)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)
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posted by ななふく at 22:22| 東京 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

ちょっと一世一代感ある、独演会です。

来年2月8日(金)、9日(土)に、ちょっと大きな独演会を開催します。

話は、今年の二月にさかのぼります。とあるイベント会社から奈々福に連絡があり、会いたいとのことでした。
昨年末の、朝日新聞の記事を見て、見込んでくださったみたいなんです。
で、なにか面白いことを一緒にやりましょうよ、ということで、何度も打ち合わせをし、ご相談していく中で、
思いもよらぬ流れで「観世能楽堂での独演会」という仕儀になりました。
自分一人では絶対思いつかなかったことです。
ザ・カンパニーの天野代表に、感謝。

「奈々福、独演。――浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる」@銀座・観世能楽堂。
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チラシ、可愛いでしょ! イラストは漫画家の岡村みのりさんです。そしてデザインはいつもお世話になっている倉地亜紀子さんです。

一日目は、「創作浪曲、ほとばしる!」と題し、自作の新作演目を演じます。
高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」、そう、あのジブリの映画を浪曲化したもの。
そして、正岡容原作「浪花節更紗」これを、通常は30分くらいのバージョンで演じておりますが、
今回、フルバージョンで演じます。

二日目は、「古典浪曲、練る練る!」と題し、「清水次郎長伝 お民の度胸」と、
「仙台の鬼夫婦」これも滅多にやらないロングバージョンで演じます。

ゲストがすごいです。
初日は、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー。
高畑勲の追悼になるなら、とお引き受けくださいました。
二日目は、新作撮影中、最近浪曲にドはまりしてるとの噂聞く映画監督の周防正行さん。
はい、「Shall we ダンス?」の監督です。
いま、新作映画の撮影真っただ中だそうです。

両日とも、冒頭に「奈々福の浪曲入門」というコーナーを設け、
初めての方にもわかりやすく浪曲を解説するところから始めます。

観世能楽堂という大変に格の高い会場で(キャパ480)、
二日間ざっと1000人様にご来場いただいて、持てる力を精いっぱい発揮し、
わくわくどきどき、楽しい浪曲を聞いていただこうと思っております。
浪曲が、銀座のど真ん中、能楽堂で二日独演会……
これは事件。見届けなければならぬ会、お客さん入んなかったね〜では済まされないと思っているのでございます。
どうかお力添えを頂戴したくおもっております。
ぜひとも、ご来場くださいませ!

「奈々福、独演。――浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる」@観世能楽堂(中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階)

2月8日(金)「創作浪曲、ほとばしる!」18:30開場 19:00開演 
 演目:高畑勲原作「浪曲平成狸合戦ぽんぽこ」
    正岡容原作「浪花節更紗」(ロングバージョン)
ゲスト:鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)

2月9日(土)「古典浪曲、練る練る!」12:30開場 13:00開演
 演目:「清水次郎長伝 お民の度胸」
    「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)
     ゲスト:周防正行(映画監督)

入場料:全席指定4500円(税込)
ぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード:490-489)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)
posted by ななふく at 23:27| 東京 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

12月の奈々福。

1日(土)玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!vol.45@木馬亭10:30〜
「浪曲版 研辰の討たれ」(木村錦花:原作 平田兼三郎:脚色 野田秀樹:脚本 奈々福:浪曲化 曲師:沢村豊子)
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付!)
☆13年前。亡き勘三郎丈襲名披露の歌舞伎座で見て、衝撃をうけました。私が浪曲でやりたいことは、これだっ! あれから13年、心にずっとあたためていて、七回忌を前に、いまやらなくていつやるのだ、と重い腰をあげました。だって、野田版すばらしすぎて、手が付けられなかったんですもの。でも、原作の木村錦花版「研辰の討たれ」「稽古中の研辰」「恋の研辰」をつぶさに読み、また浪曲の特性も生かしてオリジナルも加えながら、一席にしました。ただ、たぶん通しで一時間かかるシロモノになりました。ので、朝のライブでは前編になるかと。

1日(土)バラエティー生活笑百科出演@NHK総合12:15〜
☆先日収録してきました。大阪のご長寿バラエティ番組初出演。さくらちゃんの糸で、ご相談への回答を、節でお答えしております。桂南光師匠、桂吉弥師匠、宮川大助・花子師匠ともお会いでき、とっても楽しい収録でした。

3日(月)〜4日(火)福岡県の小学校にて実演とワークショップ
☆毎年うかがっている英彦山のふもとの小さな小学校で、二日間にわたって、能、狂言、浪曲の実演とワークショップ。贅沢ですー。お能の安田登先生、狂言の奥津健太郎さんとご一緒させていただきます。

5日(水)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:天中軒すみれ 港家小ゆき 天中軒涼月 玉川奈々福〜仲入り〜玉川太福 講談一席 大利根勝子 三門柳
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
☆雲月師匠のお弟子さん、すみれさんの定席デビューです。どうか応援しに来てやってください。

【完売御礼】6日(木)小沢昭一七回忌 日本の翻弄芸 爆笑三人組@木馬亭19:00〜
出演:松元ヒロ(スタンダップコメディ)玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)桂吉坊(上方落語 お囃子:恩田えり 桂華紋)
ゲスト:矢野誠一(芸能評論家)
木戸銭:予約3000円 当日3500円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
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☆浪曲は、小沢昭一さんに計り知れない恩があります。米朝師匠とともに、瓢右衛門師匠や松太郎師匠を売り出していただき、浪曲の魅力の幅の広さを示してくださった。そして、なんといっても、小沢さんの「日本の放浪芸」の記録は、浪曲が本来どういう芸であったのかを、想像するよすがとなる、今や消えてしまった様々な声の芸を記録してくださいました。大好きな小沢昭一さんの七回忌追善をやらせていただける光栄。よい会にします。秘蔵音源を出します!小沢さんが豊子師匠の糸でうなってる音。


7日(金)WEB版ぴあにて連載開始「玉川奈々福の浪曲的ココロ!」
紙媒体ではなくなってしまった雑誌ぴあが、スマホアプリとして復活しております。
そこに連載を開始します(現時点でまだ原稿書いてないけど)。浪曲の中の、また浪曲界の中の、私がいいなあと思う人物、その価値観について、書きたい。
説明は、こちらから。
https://iphone-mania.jp/news-218772/

7日(金)浪曲定席木馬亭@木馬亭12:15〜
出演:富士綾那 港家小ゆき 花渡家ちとせ 玉川奈々福〜仲入り〜港家小柳丸(講談一席)天津ひずる 東家三楽
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
☆ご襲名された、新・小柳丸、新・三楽、一緒にお目見えの日です。

8日(土)奈々福の、義士伝。@新宿二丁目道楽亭19:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「俵星玄蕃」「赤垣源蔵徳利の別れ」と、たぶんたっぷりおしゃべり。
木戸銭:2500円(別途3500円で打ち上げあり 希望者のみ)
予約問合せ:道楽亭 03-6457-8366 予約フォームはこちら
☆おしゃべりの会を11月末にやったばかりですが、12月、がっつり義士をやろうという会です。そもそも「忠臣蔵」と「義士伝」の区別がついていないお客様もおられるかと思いますので、そんなこともおしゃべりしながら。

10日(月)浪曲日本橋亭「忠臣蔵!義士外伝……」@お江戸日本橋亭13:00〜
出演:港家小そめ「足軽出世美談」東家孝太郎「討ち入り当夜 小林平八郎の最期」玉川奈々福「俵星玄蕃」玉川こう福「安兵衛長屋評判記」
木戸銭:予約1500円 当日2000円
予約:日本浪曲協会 03-3844-1611
☆義士銘々伝、外伝特集です。二代目先生由来の玉川の義士伝、やります。

10日(月)安田登の手猿楽ナイトvol.01 神話する身体『イナンナの冥界下り』他@代官山 晴れたら空に豆まいて19:30〜
【演目】 ●夢十夜 第一夜 ●夢十夜 第三夜 ●『イナンナの冥界下り』 ●『イナンナの冥界下り』のプレ・トークとアフター・トーク
【出演】
■イナンナ:安田 登
■エレシュキガル/ニンシュブル: 金沢 霞
■ネティ :大島淑夫
■クルガラ: 大金 智
■ガラトゥル: 名和紀子
■語り: 玉川奈々福
■音楽: ヲノサトル、森山雅之
■人形・美術: 山下昇平
■字幕送り: 丸山絵里子
■座談会: 山本貴光、大島淑夫、玉川奈々福、ヲノサトル、安田登
開 18:30 演 19:30 ・ 前 4,400/学割2,400 当 4,900/学割2,900 +1D 600
■ 入場は整理番号順■ 要別途1ドリンク代金600円■ 会場は畳敷き(椅子席あり)
申し込み、詳細は、晴れたら空に豆まいて まで。
☆演目は、サイトを見て初めてしりましたよ(笑)。毎度安田一座の自由自在さに翻弄されるばかりで、この夜もどうなることやら。世界最古の神話と、夏目漱石、です。

11日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 富士綾那(曲師:沢村豊子)
木戸銭:1500円(茶話会付き)
☆綾那さんと、火曜亭。年内最後の火曜亭だなあ。楽しく忘年会にしましょう!

12日(水)玉川奈々福、喬太郎アニさんをうならせたい@紀尾井小ホール19:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 柳家喬太郎
木戸銭:3500円
【完売御礼】
☆この会は喬太郎師匠との二人会(師匠は「おめえの会だよ!」とおっしゃいますが)。嬉しいんですが、ハードルが課せられています。師匠を「ううむ」とうならせる新作を作らなければならない。この月はおはようライブともども、二席ネタおろしになります。キッツー。早々に完売。ありがとうございます。

15日(土)ほとばしる浪曲!!玉川奈々福・春野恵子二人会@松山市 子規記念博物館18:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)春野恵子(曲師:一風亭初月)
木戸銭:4000円
お問い合わせ:松山市立子規記念博物館友の会「まつやま子規亭」係
〒790-0857
愛媛県松山市道後公園1−30
TEL. 089−931−5566
FAX. 089−934−3416
e-mail. tomo@sikihakutomonokai.jp
☆久々に恵子さんと二人会。「あとまわシスターズ」のご注文を受けておりますので、二人で浪曲漫才もいたします。

16日(日)奈々福ひとり会@広島工業大学広島公舎(広島市中区中島町5-7)14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席申し上げます。
 木戸銭:シングル(お一人) 予約3,800円,当日4,300円
    ペア(お二人) 予約のみ7,400円
予約問合せ:広島で生の落語を聴く会(上村)
電話: 090-9570-4579 メール: namarakugo@ae.auone-net.jp
▽公演名 ▽チケットの種類(シングルかペアか)▽枚数(注:ペアの場合は1枚で2名様分となります)▽お名前(フルネーム)▽ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号)※できれば当日も連絡のつくものをお知らせください。
☆広島で、今年も独演会をしていただけることになりました。昨年までとは趣のかわった内容になるように、考えます! 楽しい会にしたい。

18日 都内某所で某テレビ番組収録
19日 都内某所で某テレビ番組収録
☆情報解禁され次第、告知します。放映は来年1月予定。

20日(木)清き流れの玉川姉弟会VOL.22@らくごカフェ19:00〜
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:予約1800円 当日2000円
予約:らくごカフェ rakugocafe@hotmail.co.jp 03−6268−9818(平日12時〜18時受付)
☆演題は決まっていませんが、たぶん奈々福は1日にかける新ネタになるかと。この会も、チラシつくる間もなく、そうそうにご予約いっぱいになることが予想されますので、お早めにご予約くださいませ。

25日(火)年忘れ 柳亭市馬・玉川奈々福 二人会@紀伊国屋ホール14:00〜
出演:柳亭市馬(落語/歌謡浪曲) 玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)
料金:全席指定3500円
詳細はこちら。http://www.tomin-gekijo.or.jp/work/theater/
☆えらいこっちゃです。紀伊国屋ホールで、市馬会長と、畏れ多すぎる二人会です。都民劇場の企画ですが、市馬師匠が年忘れであの素晴らしい歌謡浪曲をご披露くださるのが、超楽しみです!!!

31日(月)ほとばしる浪花節!三味線とともに贈る語り芸@ホテルニューオータニ幕張2Fラピスの間16時半〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)16:30〜17:00
詳細はこちらへ。
☆今年の仕事おさめは、ホテルで浪曲だああああああ!

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2018年10月22日

学校で、浪曲。

ときどき、学校で浪曲というお話をいただきます。
私の場合、いわゆる「学校寄席」に顔付けていただいたことはなくて、
単独で、浪曲実演してくださいとか、ときには、ワークショップを含めてやってくれないか、
というお話が多いのです。

今までに、小学校も中学校も高校も大学も行きました。
東京近郊のこともあるし、地方のこともあります。
学校によって、地域によって、クラスによって、人数によって、様相は毎回全然、全然、違う。

こないだは山形の高校で650人入った体育館で二時間、古典と新作二演題とおしゃべりでした。
つい先日は、静岡県の小学校で、六年生の、午後の二時限をつかって、浪曲実演とワークショップ。
一校は50人。もう一校は100人。
今週は埼玉の小学校と中学校に行きます。300人くらいだそうです。
一時間いただいているけど、一時間じゃあ、短いなあ。

子どもは、もっとも手ごわい観客です。
浪曲会に来てくれるお客さんは、聴こうという意思をもって足を運んでくださる。
良かった悪かったの評価は別として、聴きたい意思はある。
子どもにはその動機が、基本、ない。

だから二時間、基本閉じてる心身を開いてお腹いっぱい浪曲を楽しんでもらうに至るまでには、
腕力を使います。
声も脳みそも知力も気力も、振り絞る。
いろいろおしゃべりして、子どもたちに質問してしゃべってもらって、
実演も聞いてもらって、声出してもらって、最後には、短い浪曲を実演してもらう。
へとへとになるんだけれど、そうして子供たちがみるみる変わっていくのを見るのは、何より面白い。
静岡の小学校で、校長先生がおっしゃいました。
「あんな生き生きしている子どもたちは、通常の授業では見ない。子どもたちを開いてくださってありがとうございました」。

教育環境が、厳しくなってきているんだろうなあというのは、感じます。
とある中学校に行ったときには、私が舞台に上がろうという直前、先生が生徒たちに
「お前ら、笑うなよ!」と大きな声で怒鳴った。
生徒も凍りついただろうが、私も凍りついた。
これから、「浪曲シンデレラ」やって、おもいっきしゆるんで笑って開いてもらおうってときに!!!

これは子どもの話ではないんですが、私が出会った女性。
大事な伴侶を亡くされ、悲しみのあまり、本を読むこともできなくなってしまったとおっしゃっていました。
ふとしたことから、私の浪曲を聞いてくださるようになり、物語に身を浸すことで、ちょっと元気になる、と言ってくださった。
まだ長編は無理だけれど、少しずつ本が読めるようになってきた、と。
身体に困難を抱えているお客様から、奈々福の浪曲を聞くと、元気になる、薬より効く、と言っていただいたこともあります。
聞いてくださる方が元気になってくれるのなら、私はそのためにどんなにか身を尽くすぞ、そのために浪曲を全力でやるぞ。
私自身、師匠が亡くなったときに、浪曲を聞くことさえいやになって、これは浪曲続けられないかとさえ思ったのに、
自分自身が浪曲を演じ、浪曲の物語に身を浸すことで、少しずつ救われたのです。

きっと、物語には、心身を再生させる力があるんです。

そういう時間を、子どもたちに過ごしてほしい。想像の世界に心を遊ばせる時間をすごしてほしい。
どうかのびやかに、どうかのびやかに……。

学校に行く仕事。いっぱいしたいなあ、と思う、今日この頃なのでありました。

呼んでくださる方法はさまざまで、
各県の文化財団のアウトリーチ事業だったり、
学校のOB会の主催だったり、
地元の篤志家の方々のお力だったりします。

ちなみに、学校がお金を負担しないでも、芸人を呼ぶことのできるシステムがあります。
文化庁の、「文化芸術による子どもの育成事業」。
実際にこれを使って毎年呼んでくださっている学校もあります。
書類書く手間はありますけれど。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kodomo/
学校の、お気持ちある先生に届きますように。

来月は学校、ないなあ。
再来月は九州の小学校に行く。
行くよーーーー!
posted by ななふく at 00:17| 東京 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

11月の奈々福

秋はいろんなとこ行きます。どこかで紅葉が見られるかなあ。温泉は無理でも……で、この繁忙期に新作つくんなくっちゃだよなあ。

10月31日の中国、張家港市で開催の「世界幽黙芸術週間」出演を終えて、1日に上海から帰国します。芸術週間そんぼものは、2日まで開催だそうで、オープニングの日の出演だけで帰国しなくちゃならないのが、残念無念! リハーサルでいっぱい世界の幽黙芸能を見よう!

★「東京かわら版」11月号巻頭インタビューが、玉川奈々福+玉川太福です! 見てね読んでねお買い上げプリーズ!

2日(金)『浪花節 玉川奈々福独演会』@佐賀市 浪漫座(佐賀市柳町2-9)19:00〜
出演 玉川奈々福(曲師:沢村豊子 )
料金 前売り 2,500円(当日 2,800円)久留米公演と2日間通し券 4,500円
前売り、当日共に1ドリンク付 全席自由
チケットぴあ( Pコード : 488-670 )
チケットぴあ( 2日間通し券Pコード : 488-673 )
浪漫座、シアターシエマ、シルクロ、あ・うん、ガッセ・クウ、stool coffeeでも販売
お問い合わせ  田辺( 090-5283-9883 ) 
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☆三年連続で、佐賀に呼んでいただきました。今回は去年と同じ、旧古賀銀行の洋館をリノベした浪漫座。すばらしい空間。豊子師匠の入門の地、佐賀にて、独演会です。

3日(土)玉川奈々福独演会@熊本県益城町 阿弥陀寺14:00〜
詳細はお寺さんにお問い合わせくださいませ。
阿弥陀寺 http://www.amidaji-kumamoto.com/
☆こちらも「11月3日はかならずうちね!」と、毎年呼んでいただいている熊本は益城町の阿弥陀寺さんにて、今回は安田先生はおいでにならず、奈々福の独演会のようです。二席申し上げます。

4日(日)『浪花節 玉川奈々福独演会』@久留米シティプラザ 4F Cボックス14:00〜
(福岡県久留米市六ツ門8-1)
出演 玉川奈々福(曲師:沢村豊子 )
料金 前売り 2,500円(当日 2,800円)佐賀公演と2日間通し券 4,500円
(11/2の佐賀と11/4福岡・久留米)全席自由
チケットぴあ( Pコード : 488-674 )
チケットぴあ( 2日間通し券Pコード : 488-673 )
くるめすたいる、くるめくらぶ、琥珀亭でも販売
お問い合わせ  久留米で落語の会( 松田 )( 090-2511-5371 )
☆久留米の、できたばかりという施設で、浪曲会を、と言っていただきました。九州で三日連続独演会。ありがたい! 嬉し!

5日(月)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:港家小そめ 港家小ゆき 東家孝太郎 玉川奈々福~仲入り〜玉川太福 田辺凌鶴(講談)富士琴美 東家浦太郎(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
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☆中国と九州の旅を終えて、ホームへ戻る、の巻。関東節の演者のほうが多い珍しい顔付けです。

5日(月)トークライブ 「あゝ浅草、あゝ浪曲、あゝ装幀」@根岸そら塾19:00〜
トーク:間村俊一(装丁家)×福島泰樹(歌人)×玉川奈々福(浪曲師)
2000円(1ドリンク付き)
予約・問い合せ:そら塾
(090-5525-4428 noirmam@sepia.ocn.ne.jp)
☆根岸の素敵な古民家ギャラリー、そら塾にて、高名なブックデザイナー間村俊一さんの装丁展「ボヴァリー夫人の庭 Le jardin de Madame Bovary 」の関連イベントとして開催します。絶叫歌人と、装丁家と、いったいなにをおしゃべりするのか。


11月5日(月)午後7時より

6日(火)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:東家恭太郎 港家小ゆき 玉川奈々福 大利根勝子~仲入り〜木村勝千代 神田こなぎ(講談)鳳舞衣子 東家浦太郎(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
☆二日連続浦太郎師匠のお出番と一緒。袖で勉強させていただけるのが楽しみです。

8日(木)「第8回玉川太福『龍鳳』浪曲会」@中華レストラン「龍鳳」(小山市羽川487−6)18時30分〜
出演:玉川奈々福、玉川太福 曲師:玉川みね子
木戸銭:3000円(ラーメンと餃子付き)
※お酒を飲まれる方は、+2000円で飲み放題でございます。
ご予約・お問い合わせ:0285-23-5504(龍鳳)
☆この会の名称は、お店の都合によりときどき変わるんですが、基本、弟弟子の勉強会です。

9日(金)「浪曲。三味線の視座」第三回@亀戸駅前カメリアプラザ6F和室19:00〜
出演:玉川奈々福 沢村さくら 特別ゲスト:真山隼人
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
☆浪曲を、三味線の立場から、魅力を解剖してみる三回シリーズの最終回。豊子師匠の一番弟子、さくらさん登場です。この会の構成はさくらさんにお任せします。関東節の奈々福と、関西節の隼人くん、二席でお送りしますし、もしかしてこの回が一番盛りだくさんかも。残席僅少!

10日(土)NEWTOWN@多摩 デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)
落語と浪曲の会は15時より。
出演:玉川奈々福(浪曲 曲師:佐藤貴美江) 柳亭小痴楽(落語)
詳細はこちらのサイトにて。http://newtown.site/
☆NEWTOWNは、多摩ニュータウンにある元小学校で開催する、大人が楽しめる文化祭のようなイベント、とのこと。若い人だけではなく老若男女のお客様と音楽やアート、芸能を楽しめることを目指しているイベントに、浪曲で参加させていただきます。

11日(日)神楽坂まち舞台 大江戸めぐり2018@神楽坂
奈々福は、毘沙門天境内特設ステージ「講釈場」に出演。11:30-16:30頃までに3回出演します。講釈場出演は、竹本越孝 × 鶴澤寛也(義太夫節)、神田鯉栄(講談)、琵琶デュオ(薩摩琵琶)、玉川奈々福 × 沢村豊子(浪曲)、石井要吉(司会/助六店主)
奈々福出番
12:55〜13:10 出演@  14:25〜14:40 出演A  16:15〜16:30 出演B
https://kaguramachi.jp/%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e5%9d%82%e6%a5%bd%e5%ba%a7%e3%80%9c%e8%ac%9b%e9%87%88%e5%a0%b4/%e3%80%90%e6%9c%ac%e7%a5%ad%e3%80%91%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e5%9d%82%e6%a5%bd%e5%ba%a7%e3%80%9c%e8%ac%9b%e9%87%88%e5%a0%b4/
詳細はこちらのサイトにて。https://kaguramachi.jp/
☆講釈場出演者のほとんどが知り合いという。久々お会いできるのも楽しみです。

12日(月)奈々福・太福姉弟会〜師匠の遺伝子・玉川福太郎十八番集@新宿区角筈区民ホール(新宿区西新宿4-33-7)19:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「鹿島の棒祭り」「陸奥間違い」
玉川太福(曲師:玉川みね子)「浪花節じいさん」「青龍刀権次」
木戸銭:前売り3000円ペア前売り5000円 当日3500円ペア当日6000円
チケットぴあ【488-991】イープラス
ミュージックテイト西新宿 03-5332-6396 ticket@musicteito.co.jp
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☆実は珍しい姉弟会。最後に、出演者全員で師匠・福太郎を語るコーナーもあります。

14日(水)渋谷らくご@ユーロライブ20:00〜
出演:柳家小八 三遊亭遊雀 玉川奈々福(曲師:沢村美舟)  瀧川鯉昇
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円
ご予約・お問い合わせ: http://eurolive.jp/shiburaku ユーロライブ
☆渋谷らくごの周年記念興行の最終日に顔付けていただきました。渋谷らくごが落語、講談、浪曲に及ぼしてくれた影響の大きさよ。おどろくべきものがあります。それにしても濃い顔付けでおののいております。

16日(金)恵比寿まめかな寄席@恵比寿エコー劇場 昼14:00 夜18:30開演
【昼の部】林家木久扇・桂雀々・立川生志・玉川奈々福(曲師:沢村豊子)・じゅんいちダビッドソン・どぶろっく・林家木りん
【夜の部】昔昔亭桃太郎・桂雀々・立川生志・玉川奈々福(曲師:沢村豊子)・じゅんいちダビッドソン・どぶろっく・林家木りん
入場料:前売り3500円 当日3800円
チケットぴあ Pコード:489-718 (昼夜共通)受付専用電話0570-02-9999
セブンイレブン・サークルK・サンクス店内マルチコピー機、ぴあ店舗で販売
潟Iフィスまめかな 窓口・電話03-5447-2215 受付時間:平日10:00〜19:00
住所:渋谷区広尾1-4-10 http://mamekana.co.jp/
☆はじめて「まめかな寄席」に呼んでいただきました。すごい師匠方ご出演の間にはさまって、昼夜です。どきどき。桃太郎師匠とは先日もご一緒させていただいたばかり。「売れてるみたいじゃないの」と言われて、どきっとしたなあ。売れてないです。

18日(日)第五回浪曲口演会@松江市テルサホール13:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席 林家ひろ木(落語)
前座:安部重利(浪曲愛好会会長)
料金:全席自由2000円(当日2500円)高校生以下無料
予約問合せ:家島080-7042-7165 安部080-1641-6753
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☆今年も松江に呼んでいただきました。主催の安部さんは、去年までipad浪曲でうなっていましたが、今年は豊子師匠の糸で、虎造節に挑戦です。

23日(金・祝)扶桑寄席〜豪華よったり競演会@扶桑文化会館(愛知県丹羽郡扶桑町)14:00〜
出演;林家彦いち、古今亭菊之丞〜お仲入り〜玉川奈々福(曲師:沢村豊子)林家正蔵(出演順)
詳細はこちらにhttp://www.md.ccnw.ne.jp/fusobunka/
☆愛知県に行くのは実は大変珍しい! すご師匠方の落語にまじって、頑張ります!


25日(日)浪曲広小路亭「いい夫婦浪曲」@上野広小路亭13:00〜
出演:国本はる乃「将軍の母」
 港家小ゆき「足軽出世物語」
 玉川ぶん福「壺阪霊験記」
 玉川奈々福「仙台の鬼夫婦」
木戸銭:予約1500円 当日2000円
予約問合せ:(一社)日本浪曲協会 03-3844-1611
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☆いい夫婦、なんだろうか、このラインナップ。いや、いい夫婦、なんだろうなあ。

26日(月)なかの満点座「奈々福すっごい浪曲の会」@なかの芸能小劇場19:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
演題:「平成狸合戦ぽんぽこ」他一席。定員100名
前売り2500円 当日2700円
予約・問合せ:グループうふ 070-2150-5252 uff.mantenza@gmail.com
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27日(火)明治150年記念 芸術祭寄席〜寄席芸に映る明治のおもかげ〜@国立演芸場13:00〜
出演:桂やまと「反対俥」玉川奈々福「英国密航」(曲師:沢村豊子)春風亭昇太「権助魚」~仲入り〜U字工事(漫才)桂雀三郎「胴乱の幸助」立花家橘之助「浮世節 たぬき」柳家権太楼「文七元結」
詳細はこちらに。https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/engei/2018/11228.html
☆国立演芸場の特別企画に呼んでいただきました。英国密航をみじかめに。客席にいたいですね、この会。

28日(水)映文連国際短編映像祭@ユーロライブ
奈々福のドキュメント映像を撮ってくれている田島空監督の「噂の玉川奈々福 キネマ更紗」が映文連アワードの審査員特別賞を受賞しました。
その上映会が、28日(水)、渋谷のユーロライブで開催されます(シブラクの会場階です)。
「キネマ更紗」の上映は、14:47〜(60分)、上映終了後、田島監督、奈々福、豊子師匠のトークがあります。
詳細はこちらです。
http://www.eibunren.or.jp/award2018/lineup/lineup.html?fbclid=IwAR01TmrkhgQogEBllkKWeuLBxjRx5AOmIi7bv-XGuClmwwpO184E4jYhKDo

28日(水)玉川奈々福・沢村豊子「たっぷり浪曲とおしゃべりの会」@新宿三丁目道楽亭19:00〜
出演:玉川奈々福・沢村豊子(浪曲二席+豊子師匠オンステージ)
木戸銭:2500円(別途3500円で打ち上げあり 希望者のみ)
予約問合せ:道楽亭 03-6457-8366 予約フォームはこちら
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☆16回目ですってよ奥様! 道楽亭超人気企画だそうです。毎度、豊子師匠が暴走しますんでね。けっこうあっという間にいっぱいになりますので、お早めにご予約を。この会、メディア取材で動画撮影が入ります。


【12月以降の早耳情報】

12月1日(土)NHK総合「バラエティー生活笑百科」12:15〜に、ゲスト解答員として出演予定!
☆たぶん初めてのバラエティ番組出演だと思います。あ、探検バクモンもバラエティなのかな……あ、わかんないや。とにかく、関西発ご長寿バラエティ番組で、沢村さくらさんの三味線でちゃんと節もやらせてもらえたんです。ご挨拶と、問題に対する解答を、節でやってます。わーい!http://www4.nhk.or.jp/shouhyakka/

12月6日(木)小沢昭一 七回忌追善 日本の翻弄芸 爆笑三人組@木馬亭19:00〜
出演:松元ヒロ(スタンダップコメディ)玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)桂吉坊(上方落語)
ゲスト:矢野誠一(芸能評論家)
木戸銭:予約3000円 当日3500円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
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★残席僅少!


12月12日(水)玉川奈々福 喬太郎アニさんをうならせたい@紀尾井小ホール19:00〜
出演:柳家喬太郎 玉川奈々福(ネタおろし含め2席 曲師:沢村豊子)
料金3500円(全席指定:税込み)
10月13日発売開始 イープラス扱い
予約問合せ:らくご@座 03-5474-1929 詳細はこちら http://rakugo-atto-za.jp/pg002.html
★完売御礼! びっくり!

12月25日(火)年忘れ 柳亭市馬・玉川奈々福 二人会@紀伊国屋ホール14:00〜
出演:柳亭市馬(落語/歌謡浪曲) 玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)
料金:全席指定3500円
詳細はこちら。http://www.tomin-gekijo.or.jp/work/theater/

そして、そして、そしてっ!

2019年2月8日(金)2月9日(土)に、開催するのは……。
奈々福、独演。〜浪曲師、銀座でうなる、銀座がうなる〜@銀座・観世能楽堂(GINZA SIX内)

玉川奈々福、銀座のど真ん中、観世能楽堂(キャパ480)で、二日連続独演会を開催します。
これは事件、これは見届けなければならない公演です。
発売開始までまだちょっと間がありますが、ご友人お誘いあわせの上、精いっぱいの奈々福を、どうか応援しにいらしてください。

□2月8日(金)「創造の巻 創作浪曲ほとばしる!」(19:00開演)
高畑勲原作 奈々福作「浪曲 平成狸合戦ぽんぽこ」
正岡容原作 奈々福作「浪花節更紗」(ロングバージョン)

トークゲスト 鈴木敏夫(スタジオジブリ プロデューサー)

□2月9日(土)「継承の巻 古典浪曲練る練る!」(13:00開演)
「清水次郎長伝 お民の度胸」
「仙台の鬼夫婦」(滅多にやらないロングバージョン)

トークゲスト 周防正行(映画監督)

全席指定:4500円(税込) 一般発売開始:11月8日(木)
ぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード:490-489)
ローソン http://l-tike.com/(Lコード:33808)
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
問合せ:ザ・カンパニー 03-3479-2245(平日10:00〜18:00)

posted by ななふく at 20:23| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月31日

10月の奈々福。

大阪、山形、静岡、北九州、個人的に京都、そして月末は中国! 旅の多い月になります。秋はわりと、ね。

10月1日(月)浪曲。三味線の視座 第一回@亀戸駅前カメリアプラザ6F和室19:00〜【ご予約締切】
出演:玉川奈々福 沢村豊子
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
☆浪曲は一人の芸ではありません。浪曲を、三味線の立場から、魅力を解剖してみようという試み。三回シリーズの初回。毎回、スゴ曲師をお迎えし、一席の浪曲の構造やテクニックを分解解説しながら、曲師の立場からの、難しさ、面白さ、浪曲師への希望(!)また、何故曲師の道を選んだのかのお話うかがった上で、最後に浪曲を聞いていただきます。浪曲三味線、こ〜んなに自由で多彩で魅力的、なのを発見してください! 初回は沢村豊子師匠。ご予約いっぱいで、キャンセル待ちになっております。


2日(火)天満天神繁昌亭昼席@天満天神繁昌亭13:00〜
出演:月亭遊真/笑福亭呂好/林家染雀/伏見龍水(曲独楽)/笑福亭達瓶/桂文太
〜仲入〜玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村さくら)/林家菊丸/桂団朝/桂福団治(出演順)
https://www.hanjotei.jp/performances/day/
木戸銭:前売り 2,500円 / 当日 3,000円
予約問合せ:天満天神繁昌亭 
☆大阪の落語の定席、繁昌亭にまた出演させていただきます。落語の寄席に出られるのは、その流れの中に身を置けるのは、嬉しい楽しい。緊張するけど。


2日(火)吉坊奈々福二人会 第三回@天満天神繁昌亭18:30〜
出演:桂吉坊「蛸芝居」ほか1席
   玉川奈々福「梅ケ谷江戸日記」ほか1席(曲師:沢村さくら)
開口一番:桂団治郎「開口一番」
開演:午後6時30分(6時開場)全席指定
前売2,700円 当日3,000円
お問合せ:事務局 06-6131-5173
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☆そして、その晩は、上方落語の吉坊さんにまたもお声がけいただき、大阪での二人会、早くも三回目です。これも嬉しいなあ。毎度すごく長くなるので、開演時間が、今回も早まりまして、18時半になっちゃいました。今度こそ、もう一席は短めにします。

3日(水)天満天神繁昌亭昼席@天満天神繁昌亭13:00〜
出演:月亭遊真/笑福亭呂好/林家染雀/伏見龍水(曲独楽)/笑福亭達瓶/桂文太
〜仲入〜玉川奈々福(浪曲)/林家菊丸/桂団朝/桂福団治(出演順)
https://www.hanjotei.jp/performances/day/
木戸銭:前売り 2,500円 / 当日 3,000円
予約問合せ:天満天神繁昌亭 

4日(木)山形県の某高校にて独演会

5日(金)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:富士綾那 国本はる乃 玉川奈々福 鳳舞衣子~仲入り〜玉川ぶん福 桃川鶴女(講談)大利根勝子 天中軒雲月(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
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6日(土)浪曲定席木馬亭@浅草・木馬亭12:15〜
出演:天中軒景友 富士実子 東家孝太郎 玉川奈々福〜仲入り〜東家若燕 田辺一邑(講談)鳳舞衣子 富士路子(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)

10日(水)奈々福の、惚れるひと。@東池袋あうるすぽっと 昼14:00〜 夜19:00〜【完売御礼】
出演:柳家喬太郎(落語) 玉川奈々福(浪曲)/曲師・沢村豊子  神田松之丞(講談)
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☆奈々福が、話芸語り芸の分野で "惚れるひと"、をご紹介する新企画です。毎年開催予定で、1回目の今年は、恐れ多くも喬太郎師匠、と、飛ぶ鳥落とす勢いの松之丞さんです。どこに惚れてるか惚れてないかは当日のお楽しみ、なのですが、さすがにこのお二人をお迎えする会、チケット瞬殺でした。チラシかっこいいので挙げときますけど、完売です。

11日(木)第52回 豪華浪曲大会@浅草公会堂11:00〜
「ザ・レジェンド 芸歴70年越え師匠ありがとう」「ザ・同時襲名2018」
☆浅草公会堂の恒例の浪曲大会、今回は、レジェンドフィーチャーと、襲名披露です。
同時襲名は、会長・富士路子が五代目東家三楽を、東家若燕が、四代目港家小柳丸を襲名いたします。
また、芸歴70年越え、と聞いただけで気が遠くなりそうになりますが、現在(一社)日本浪曲協会には、該当するレジェンドが四人おられます。芸歴82年の曲師・玉川祐子師匠、たぶん75年くらいの曲師・伊丹秀敏師匠、浪曲師としてのお名前は浜乃一舟師匠です。そしていずれも70年の国本晴美師匠と、曲師・沢村豊子師匠。
奈々福は、豊子師匠との出会いから同棲生活までを赤裸々につづったドキュメンタリー浪曲「豊子と奈々福の浪花節更紗」をご披露します。
チケットは、ぜひとも奈々福から買ってください(豊子師匠のノルマ分を「アンタ売って頂戴!」と預かってます)、tamamiho55@yahoo.co.jpまでご注文を。現在自由席4000円を多数持たされて(涙)おります。

内容構成は以下画像をどうぞ……!
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12日(金)都内某所でクローズの会。

13日(土)グランシップ寄席〜春風亭一之輔、玉川奈々福、神田松之丞〜@静岡市グランシップ14:00〜
出演: 春風亭一之輔(落語)、玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)、神田松之丞(講談)
会場:中ホール・大地 木戸銭:全席指定/一般3,500円 こども・学生1,000円
※こども・学生は28歳以下の学生、未就学児入場不可
プレイガイド グランシップ窓口
グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000
☆グランシップは長らく、故・国本武春師匠がご出演でした。それを引き継ぐ形のご縁です。すごい並びですね。残席僅少とのことですので、お早めに。

14日(日)静岡市にてクローズの会。

16日(火)高見芸術祭@北九州市 高見神社18:30〜
第一部 弦楽三重奏(北九州響交響楽団)+尺八(山崎箜山)・箏(宮本直美) 約1時間
第二部 浪曲 玉川奈々福(曲師:沢村美舟)
☆能楽の安田登先生のご縁で、過去に二度ほど公演させていただいた北九州の高見神社様の秋の行事にお招きいただきました。夜の野外能舞台で、一時間ほど、浪曲とトークを聞いていただきます。詳細は神社にお問い合わせくださいませ。

18日(木)浪曲。三味線の視座 第二回@亀戸駅前カメリアプラザ6F和室19:00〜
出演:玉川奈々福 玉川みね子
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
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☆「三味線の視座」第二回は、奈々福の三味線の師匠である玉川みね子師匠をお招きします。当然のことですが、入門のいきさつから、その当初以来の奈々福のことをよーくご存知の師匠。いまでも私の三味線の手や掛け声は、みね子師匠にそっくりだと言われます。みね子師匠の音をまねるところから、私の修行は始まりました。お師匠さんのお話を、そして三味線の音色を堪能してください。残席僅少、ご予約お早めに。

19日(金)静岡県のアウトリーチのお仕事で、静岡の中学校にいきます。

23日(火)入間市のアウトリーチのお仕事で、入間市の中学校にいきます。

25日(木)実験落語neo〜シブヤ炎上ミックス〜@シブゲキ!!19:00〜【前売完売、当日券在り〼】
[出演]三遊亭円丈
柳家権太楼
玉川奈々福(浪曲)
神田松之丞(講談)
立川吉笑
[日程]2018年10月25日(木) 19時開演
18時開場(ロビーにて三遊亭はらしょうによるウエルカム落語上演)
[料金]前売・当日とも 3,800円(全席指定・税込)
チケットぴあ
インターネット以外
店頭:チケットぴあ/セブン-イレブン
電話:0570-02-9999
[お問合せ]CBGKシブゲキ!!
info@cbgk.jp
TEL:03-6415-3363〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階
東京メトロ半蔵門線/東急田園都市線 渋谷駅 出口1 ザ・プライム口 直結
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☆円丈師匠がいらしたからこそ、現在の新作落語の隆盛はあるのでしょう。そこにお招きいただきました、光栄です。顔付けがすごい。前売りは完売しているそうで(この顔付けですからね)当日券のみあるそうです。新作ですよね。はい、頑張ります。

26日(金)都内某所クローズのパーティ

29日(月)〜11月1日(木)世界幽黙芸術週間@上海近郊の張家港の、どこだかわかりません。
☆今年1月、北京と蘇州と上海をまわったの中国公演のあと、中国曲芸家協会から、「世界幽黙(ユーモア)芸術週間」への招聘の打診をいただき、嬉しくお受けしました。ユーモア。中国語で「幽黙」と書く。世界からユーモアの演者が集まるそうで、奈々福の浪曲は一月の中国公演で、めでたくお笑い認定をいただいたということになります(複雑)。でも、世界の楽しい芸能を見られるチャンスですので、行ってきます!
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2018年08月24日

新しいDVDと伊勢さんのこと。

「木馬亭の浪曲師たち」というDVDboxがあることを、浪曲ファンでもご存知ない方が多いかもしれません。
2009年に発売された、浪曲のDVD5巻(19席収録)、特典映像1巻の、6巻セット定価15000円の浪曲boxです。
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内容は9年前の、このブログに書きました。
http://tamamiho55.seesaa.net/article/129280166.html

19人の浪曲師の木馬亭での舞台が、一席ずつ収録されています。
1巻目に、国本武春、玉川桃太郎、春日井梅光、四代目東家三楽。
2巻目に、藤田元春、木村若友、二代目東家浦太郎、五月一朗。
3巻目に、港家小柳、三門柳、澤孝子。
4巻目に、富士路子、天津ひずる、五代目天中軒雲月、富士琴路。
5巻目に、玉川奈々福、大利根勝子、国本晴美、葵わか葉。

……9年間に、実に8人が鬼籍に入られ、2人が引退されている。
大きなため息。

この貴重な記録を、な、なんと私費を投じて(!!!)撮影し、製作発売してくれたのが、(株)秀真の、伊勢哲さんです。
発売されたのが2009年ですから、撮影に入られたのは、それより数年前。
伊勢さんと初めて会った日のことは覚えていないけれど、たぶん、2000年くらいから、木馬亭に通い、楽屋に入り、浪曲師たちの信頼を得て、いろいろ面倒な撮影の許諾をとって、撮り始めておられたのではなかったか。

そう考えると、伊勢さんとのお付き合いも、もう15年以上になります。
このBOXは、(株)秀真にご注文いただければいまでも入手可能です。
ご注文はこちらまで!→ ise@hotsuma.co.jp

このDVDboxを出されたあと、伊勢さんは、大利根勝子師匠のDVDを製作発売されました。
「唸りをあげる浪曲ソウル 大利根勝子波乱万丈!」
……すごいタイトル、伊勢さんの勝子師匠への思い入れが、タイトルにも、映像にも、あふれまくってます。

そしてその後の伊勢さんは、奈々福を撮りはじめてくださいました。
私のほうから、撮影を依頼したことも数々ありました。
たぶん最初の撮影から数えると10年くらい、撮影してもらったもの、たまってます。
もう、挙げたらきりがない。
長編浪曲一挙口演も撮ってもらったし、あの作品もこの作品も、あのときもこのときも、撮ってもらってる。
しかも伊勢さん、スタッフ依頼して、撮影隊つくって、いくつものカメラで、撮ってくれてる。

伊勢さんから、サンプルのDVDまで届く。
「奈々福さん、もう編集したから。あと、商品にするだけだから!」
タイトルからジャケットデザインまでしてもらったものが、届く……。

なのに、奈々福は、自分の映像チェックして、出す気に、なれなかった……。

「奈々福さん、そりゃあ、演者から見れば傷あると思うよ。でもね、これはオレから見たら、もう、絶対いいんだよ、絶対出して欲しい、出さなくちゃダメだよ!」

熱を込めて説得される。伊勢さんに本当に申し訳ない、と、思うのだけれど、出す気になれなかった。

10年。奈々福の記録がなさすぎると、伊勢さんのみならず各方面から言われまくり、さすがに追い詰められました。
今年の一月に、カメリアホールで開催した田島空監督「キネマ更紗」の上映会のときに、伊勢さんに撮ってもらった実演部分のライブ映像。
を、DVDにすることにしました。
伊勢さんの思いに、やっと、やっと、ほんのちょっと報いることができます。
どうせつくるなら、いい作品にしたい。
DVDに入っている冊子には、エッセイストの平松洋子さんに、すばらしい奈々福評を、そして漫画家の岡村みのりさんには、すばらしいイラストと漫画をいただきました。
これを見るためだけでも、価値があるDVDになりました。

そしたら伊勢さん、勢い込んで、PVまでつくってくれました(本当に涙出る!)。
東映の健さん映画大好きな伊勢さんの、強い好みが出てるPVです。奈々福の二の腕ぷるぷるから始まってる。
https://www.youtube.com/watch?v=TRSG0KX-Z8A

伊勢さんの、浪曲への思い。なんでこんなに、してくれるんだろう……本当に、不思議であったかくて、素敵な人です。

9月15日の「奈々福なないろ」@カメリアホール にて、先行発売します。(お買い上げいただいた方にはサインします)
15日(土)奈々福なないろvol.1「傀儡師(くぐつ)と奈々福」@亀戸駅前カメリアホール14:00〜
プログラム
開口一番 天中軒景友(曲師:沢村美舟)
浪曲 玉川奈々福「おたのしみ」(曲師:沢村豊子)
ゲストコーナー 百鬼ゆめひな(オリジナル作品)
〜仲入り〜
コラボ演目「椿太夫の恋」(人形:百鬼ゆめひな 浪曲:玉川奈々福 三味線:沢村豊子)
全席指定:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:カメリアホール 03-5626-2121


一般発売は、17日らしいです。アマゾンではすでに予約が始まっています。
https://www.amazon.co.jp/DVD-%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%81%B0%E3%81%97%E3%82%8B%E6%B5%AA%E8%8A%B1%E7%AF%80%E7%8E%89%E5%B7%9D%E5%A5%88%E3%80%85%E7%A6%8F%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96/dp/4863088000/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1535119517&sr=8-2&keywords=%E7%8E%89%E5%B7%9D%E5%A5%88%E3%80%85%E7%A6%8F

伊勢さんの思いを背負ったこのDVD。ぜひともお買い上げいただきたいと思います。
ジャケットはこちら。
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冊子の表紙はこちら。
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発売記念ライブは、9月30日にミュージックテイトにて。
30日(日)DVD発売記念ライブ!@西新宿ミュージックテイト14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:予約1500円・当日2000円(DVD購入者限定)
予約:03-5332-6396 もしくは、ticket@musicteito.co.jp
場所:ミュージックテイト西新宿(新宿区西新宿7-16-13)







posted by ななふく at 23:41| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月17日

「奈々福なないろ」……浪曲をはばたかせたい!

帰国以来、豊子師匠が超ご機嫌です。
機嫌悪いことを、ちょっと予想していたのです(一か月半もアタシを放置するなんて! と怒ってもしかたない状況)。
奈々福がかえってくるまでに、三味線も撥も調整しておくのだと、みね子師匠を駆り出して、三味線屋さんに行ったり、撥屋さんに行ったり、
……いない間に、いったいいくら使っちゃったんだか、私ははらはらしているのですが、
帰ってきたら奈々ちゃんを弾くのだと、いろいろ準備して待っていてくれたその気持ちに、もう、泣きます。
先日、一席弾いてもらったと、ふっとお師匠さんが言いました。
「アンタを弾くのは、やっぱり面白いよ」
名人であり、私を育ててくれた人でもあるお師匠さんに、そんなこと言われたら、もう、もう、冥利です。

つくづく、一人の芸ではないこと、そして譜面のない即興性を命とするところが、浪曲の醍醐味であり、困難でもあります。

浪曲という芸は、なんというか、ちょっと乱暴な言い方かもしれませんけれど、
精巧に組み立てる細工のようなものではなく(そういう浪曲もあります。それを否定しませんし、大好きです!)、
その場その場の偶然性によってくるくると色の変わる、つむじ風のようなものではないか、という気が、最近はしています。
外国で浪曲をやって、その場によって、自分がくるくる変わってしまうことに驚き、感興が乗ったときにぐわん、とドライブがかかるのを何度も感じながら、その意を強くしました。

この浪曲というものの、くるくる色の変わる不思議さを、企画意図にできないだろうか。

「奈々福なないろ」。新しい会を始めます。

浪曲の会ですが、浪曲をさらに自由にはばたかせ、その可能性や、見せ方の方法を広げることを意図した会です。
毎年恒例の、亀戸のカメリアホール公演を、今年からこの企画で開催していこうと考えております。

初回は、「傀儡師(くぐつ)と奈々福」。
人形師の百鬼ゆめひなさんを迎えて、人形と浪曲で、一つの世界を描く試みをしてみたいと思います。つまり、人形浄瑠璃のような形式を、文楽人形ではなく、ゆめひなさんの等身大人形で、義太夫節ではなく、浪曲でやってみようということです。

人形を扱う傀儡師(くぐつ)は、原初の芸能のひとつです。浪曲ともども、社会の底辺から生まれた芸能同士です。
ゆめひなさんのサイトはこちら。人形がとにかく、魅力的です。全部彼女自身による手作りです。

ゆめひなさんとは今までに、泉鏡花の「海神別荘」「天守物語」、小泉八雲「雪女」、夏目漱石「夢十夜」……など、さまざまな舞台をご一緒してきましたが、今回はアレクサンドル・デュマ・フィスの「椿姫」を翻案した、奈々福オリジナル浪曲「椿太夫の恋」を、ゆめひな人形が演じ、奈々福が、うなります。
そして、今回の見もののひとつは、情念世界を舞う人形に、譜面もなしに、その場面の感情・感覚で音をつけていく、名人・沢村豊子の三味線。浪曲の節に合わせるのではなく、人形の舞に、即興で三味線をつけていくのです。
場面の感情を感じて、それがそのまま三味線の手になっていく、なんていうことは、豊子師匠だからできることです。

そのほかに、通常の形での浪曲、またゆめひなさんのオリジナル作品もあります。

ぜひ、見ていただきたいと思います。チケットは、奈々福手持ちでいいお席がまだまだ残っております。
どこかでつかまえて、チケットゲットしてくださいませ。

「奈々福なないろvol.1」〜傀儡師(くぐつ)と奈々福〜

プログラム
開口一番 天中軒景友(曲師:沢村美舟)
浪曲 玉川奈々福「おたのしみ」(曲師:沢村豊子)
ゲストコーナー 百鬼ゆめひな(オリジナル作品)
〜仲入り〜
コラボ演目「椿太夫の恋」(人形:百鬼ゆめひな 浪曲:玉川奈々福 三味線:沢村豊子)
奈々福なないろ表.jpg奈々福なないろ裏.jpg


2018年9月15日(土)
13:30開場 14:00開演
入場料・全席指定 前売3000円 当日3500円
於:亀戸 カメリアホール(JR総武線で秋葉原から4駅8分「亀戸」駅下車 北口徒歩2分)




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2018年07月29日

沢村豊子一代記。

あれは、中国地方での旅で、公演先へ移動する、ローカル線の鈍行電車の中でだった、ように記憶しています。
「アンタはさ、姜さんや、安さんたちと、仲良しだろ?」と、突然、豊子師匠が言いだしたのです。
その言い方が、いつものたわいないおしゃべりとはちょっと違う感じだったので、な、なにを言い出すんだと、ぎょっとしました。

姜さんは、作家の姜信子さん。
2005年に私が初出演した「ナミイと唄えば」(本橋成一監督作品)という映画の原作者で、以来、深いお付き合いが続いている、私にとっては盟友のような人。
安さんは、パンソリ唱者の安聖民さん。姜さんの紹介で、2012年に出会いました。
パンソリは韓国の語り芸。パンソリは半島で育ち、浪曲は列島で育った、ともに相方の鳴り物と二人で物語をつむぐ、姉妹のような芸。
知り合ったとき、ちょうど初めてのヘイトデモが新大久保で行われていた。
私たちは、芸でそれを乗り越えようね、つながっていようねと、それ以来、毎年一緒に公演をしている、
彼女もやはり私の大事な友人です。

「アンタがさ、姜さんや、安さんと仲良くしてて、ああ、奈々ちゃんは、大丈夫なんだなって思ったんだよ」
え、お師匠さん、大丈夫って、なにが?
――芸の世界には、在日の方々はたくさんいらっしゃいます。豊子師匠は、十一歳で入門して以来、浪曲の幕内にいて、さまざまな場面や、人の感情を見てきたのでしょう。私には、なんでもかんでもぱあぱあしゃべるお師匠さんが……私はちょっと身構えました。

「韓国っていうところに、行きたいんだよ。アンタ、連れてってくれないかなあ」
お師匠さん、どういうこと?
「アタシのお父さん、話したことあるだろ?」
うん。
――福岡で生まれて、佐賀で育った豊子師匠のお父さんは、もと節劇(浪曲と大衆演劇が合わさったもので、特に九州である時期まで盛んでした)専門の浪曲師でした。声があんまりよかったから、友達から妬まれて、お茶に水銀入れられたことで声が止まってしまって、浪曲廃業して、行商の呉服屋さんになった、とお師匠さんからきいていました。
お師匠さん、そのお父さんだよね?
「そうだよ。お父さんの友達で、やっぱり浪曲師だったキムさんていう人がいたんだよ。お父さんと兄弟みたいに仲良くしていて、私にとってはもう一人のお父さんみたいな人なんだよ。でもね、故郷に帰れなくて死んじゃったんだよ。キムさんの故郷に、アタシ、行きたいんだよ」
そこから、うわああああああああっと、堰を切ったようにあふれでた豊子師匠の思い出話。入門する前の話だから、70年近く、お師匠さん、だれにも言わずに秘めてきたのです。正直、仰天した。くらっくらした。というか、これを、話せると思う相手が、70年間、いなかったのか……。
「年のせいかねえ。キムさんのことがやたらと思い出されて、キムさんの代わりに、キムさんの故郷へ行ってあげたいんだよ」
……えらい宿題をもらったものだ。
私はこれを、盟友・姜信子に相談しました。姜信子はぽんと胸を叩いた。どういう苦労をしてくれたのか、彼女は私に言わないけれど、手を尽くして、韓国はソウルでの仕事をつくってくれました。なおかつ! 豊子師匠のほそぼそとした記憶や情報から、キムさんの故郷を、なんと、探し当ててくれた!
そうして、2015年の12月、私とお師匠さんと姜さんは一緒に韓国に行き、ソウルで公演をし、ソウルよりずっと南にあったキムさんの故郷を訪ねたのです。
ああ、一つの思いを遂げた、お師匠さん、よかったねと、ほっと顔を見合わせて、帰国の途につく直前に、私たちのもとに届いたのが、
武春師匠の訃報だった……。
武春師匠が亡くなったんだよ、ということを、私からお師匠さんに伝えられてよかったと思う。
そこにいてあげられたから。
そのときのお師匠さんの顔、忘れられない。

胸に刻むっていうのは、深い痛みを伴うことです。この旅に至るまでのことと、旅が終わるまでのことは、私の胸に深く刻まれています。

その前から、姜信子さんとは、一緒に公演旅行を何度もしていました。旅をするとき、つねに豊子師匠のそばにいて、ずうっと豊子師匠の話を聞いてくれていました。この韓国旅行のことがあってから、これは豊子師匠の中にうずもれている話が、きっともっともっとあるに違いないと、姜さんは豊子師匠のもとに通い、それこそ膨大な時間をかけて、豊子師匠の話を聞いてくれました。

そうして書き上げた、聞き書き。
本にまとまりました。
タイトルは『現代説経集』。
え、沢村豊子一代記じゃないの?
いえ、豊子師匠一代記も入っています。写真もたくさん入って。
姜さんは、名もない声を拾う人です。権力者の声は増幅され喧伝され、名もないものたちの声は奪われる。それは、現代の状況を見ても、よくわかります。
名もない声を拾って、語り継いできたのが、浪花節のご先祖たち。たとえは説経節、祭文。
そして、姜さんも、それを聞くことで、拾いあつめる人。
その現代の説経たらんと、編んだ本のなかに、かなりの文量で、「沢村豊子一代記」が入っています。
奈々福と豊子師匠の出会いも、姜さんと安さんと奈々福の出会いも。

豊子師匠ファンの方々にぜひとも読んでいただきたい。
ただ、私はこれを冷静には読めないのです。

姜信子「現代説経集」
https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%AC%E6%95%99%E9%9B%86-%E5%A7%9C-%E4%BF%A1%E5%AD%90/dp/4906791808/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1532869053&sr=8-1&keywords=%E5%A7%9C%E4%BF%A1%E5%AD%90
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2018年07月20日

9月の奈々福。

暫定的にアップしておきます。

1日(土) 玉川奈々福独演会@山口市 鍵山記念館15:30〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)「英国密航」「浪曲シンデレラ」
15:30〜17:00(15:00開場)
場所 朴(ほお)の森 (鍵山記念館)http://ho-no-mori.jp/
木戸銭 2500円(中高生1000円 小学生無料)当日払い
申し込み方法 【数楽の会】ホームページhttps://suugakunokai.jimdo.com/ の「問い合わせ」より申し込んでください。
お問い合わせ先 090-8248-5744【数楽の会】(藤野)

2日(日)玉川奈々福・神田松之丞二人会「講談と浪曲で明治150年」@光市民ホール14:00〜
出演:浪曲 玉川奈々福「英国密航」(曲師:沢村豊子)
   講談 神田松之丞「青竜刀権次」
場所:光市民ホール小ホール(光市島田4-13-15)
入場料 一般 3000円(当日3500円)・学生(大学生以下)1000円
主催 光がんざき亭
共催 公益財団法人光市文化振興財団・光の文化を高める会
後援 光市教育委員会・瀬戸内タイムス・Kビジョン・新周南新聞社
チケット取り扱い:光市民ホール・コーヒーボーイ光店(Be st.内)・虹の文具館(光駅前)
チケットぴあ(Pコード 486471)
光がんざき亭.jpg
☆光市で、昨年に引き続き、会をやってくださいます。今年は明治150年をテーマにということで、「英国密航」をリクエストいただきました。講談の松之丞さんとご一緒。たのしみ。

4日(火)浪曲定席木馬亭@浅草 木馬亭12:15〜
出演:廣澤虎康 国本はる乃 玉川奈々福 大利根勝子 玉川太福 田辺南北(講談) 富士琴美 東家浦太郎(出演順)
木戸銭:2000円(25歳以下半額)

4日(火)毎週通うは浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19:00〜
出演:玉川奈々福 廣澤虎康(曲師:沢村豊子)
木戸銭:1500円(茶菓付き)

6日(木)浪曲定席木馬亭@浅草 木馬亭12:15〜
出演:富士実子 木村勝千代 花渡家ちとせ 玉川奈々福 東家一太郎 神田春陽(講談) 富士琴美 三門柳
木戸銭:2000円(25歳以下半額)

10日(月)発売雑誌「AERA」の「現代の肖像」にて6頁、取材記事掲載予定。ライター、千葉望
☆朝日新聞出版から出ている週刊誌AERAに、「現代の肖像」というコーナーがあります。6頁(週刊誌で6頁!)にわたる、個人を追いかけた長期取材記事で、ライターの千葉望さんが、奈々福を取材してくださいました。千葉さん、京都や群馬まで追いかけて、取材してくださいました。奈々福がおしゃべりしたのはもちろんですが、周囲の関係者へも多数取材してくださいました。どんな記事になるのか、ちょっとどきどき……ぜひ買って読んでくださいませ。

12日(水)第44回生らくご会「喬太郎&奈々福二人会」@広島市西区民文化センタースタジオ 18:30〜
出演:柳家喬太郎、玉川奈々福、沢村さくら
シングル3800円(当日4300円)、ペア7400円(予約のみ) ※全席自由席 ご予約方法は下記HPをご参照ください。
http://sat3.jp/namarakugo/reserve-contact/ …

13日(木)鶴川のお寺にて2席。

15日(土)奈々福なないろvol.1「傀儡師(くぐつ)と奈々福」@亀戸駅前カメリアホール14:00〜
プログラム
開口一番 天中軒景友(曲師:沢村美舟)
浪曲 玉川奈々福「おたのしみ」(曲師:沢村豊子)
ゲストコーナー 百鬼ゆめひな(オリジナル作品)
〜仲入り〜
コラボ演目「椿太夫の恋」(人形:百鬼ゆめひな 浪曲:玉川奈々福 三味線:沢村豊子)
全席指定:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:カメリアホール 03-5626-2121 インターネット予約
奈々福なないろ表.jpg奈々福なないろ裏.jpg
☆新しい会、始めます。「奈々福なないろ」。毎回、さまざまなゲストをお迎えして、奈々福自身が様変わりし、浪曲の見え方も違ってくる、化学反応のような楽しい会を企画していきたいと思います。
 初回ゲストは、百鬼ゆめひなさん。等身大の人形をあやつる人形師さんです。傀儡師、と掲題しましたが、人形は原初の芸能のひとつです。彼女にはその匂いがあります。今までに、「イナンナの冥界下り」「海神別荘」「天守物語」「雪女」……など、さまざまな舞台をご一緒してきましたが、「椿姫」を翻案した奈々福オリジナル浪曲「椿太夫の恋」を、ゆめひなさんと共演上演いたします。前方中央の指定席券を奈々福持ちあるいております。

【特報!】奈々福初のDVD「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ!」発売!
収録演目:イントロおしゃべり。弾き語り浪曲シンデレラ。仙台の鬼夫婦。
「奈々福なないろ」にて発売開始いたします。この日お買い上げいただいた方には、サインをいたします。

16日(日)ニュートン寄席(日本古典芸能大会)@江東区塩浜ニュートン ソシエアリーナ13:00〜
出演:昔昔亭全太郎(落語)桧山うめ吉(俗曲)神田陽子(講談)玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村美舟)昔昔亭桃太郎(落語)(出演順)



18日(火)都内某所でクローズの会

18日(火)渋谷らくご@ユーロライブ20:00〜
出演:立川談吉 玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村美舟)春風亭百栄 古今亭文菊
当日券=大人2,500円/学生1,900円/高校生・落研1,200円/会員2,200円
前売券=大人2,300円/学生1,700円/高校生・落研1,000円/会員2,000円
5枚回数券(6か月間有効/窓口でのみ販売)大人10,000円/学生7,500円/会員9,000円
ご予約・お問い合わせ:ユーロライブ


19日(水)みちゆき 奈々福+吉坊二人会〜第七夜 男と男の道行き@木馬亭19:00〜
出演:玉川奈々福「曲垣と度々平」(曲師:沢村豊子)
   桂吉坊「重陽」
開口一番:玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約問合せ:おひつじ亭 akagi@f-1994.co.jp、090-3206-5871(おひつじ亭 赤城)
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★上方落語の吉坊さんとの「みちゆき」早くも七回目。前回は男女の道行きでしたが、今回は、「男と男のみちゆき」。あぶない。はい、あぶないけど奈々福のは、すっとこだなあ。今回開口一番に弟弟子の太福さん出演。チケット、奈々福持ち歩いています。

20日(木)浪曲十八番放送予定@NHK-FM 11:20〜(再放送はよく21日(金)午前5時20分〜)
出演:玉川奈々福「英国密航」(曲師:沢村豊子)

20日(木) 伝統芸能の手法で“心の時代”以前・以後をさぐる ――「てんらい」が挑んだ世界最古のシュメール神話『イナンナの冥界下り』
東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会@アーツカウンシル東京19:00〜

詳細はこちらに。https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/planning/strategic/29916/

23日(日)神保町にて浪曲会(詳細決まったら告知します)

24日(月・祝)『五代目港家小柳を偲ぶ会』@木馬亭18:00〜
出演:港家小そめ 
   港家小ゆき
   玉川奈々福
   大利根勝子
   天中軒雲月
曲師 :玉川祐子、沢村豊子、玉川みね子
小柳追悼.jpg
☆今年ご逝去された、港家小柳師匠の追悼会に出演させていただきます。以下お弟子さんの小そめさんの言葉を引用します。
「9月に師匠五代目港家小柳を偲ぶ会を所縁の師匠方にご出演いただきまして、師匠小柳が療養中も帰ってきたがっておりました浅草木馬亭で開催することになりました。浪曲に加えてトークショーも予定しております。私は小ゆき姉さんと、玉川祐子師匠のお三味線で深川裸祭りをリレー浪曲させていただきます。本音を申しますと、追悼というのは大変寂しく、できることなら師匠と一緒の舞台に立ちたかったと思っておりますが、お客様の拍手と声援が何より好きだった方ですので、お時間ございましたらご来場いただければ嬉しく思っております。よろしくお願い申し上げます。」
ご予約 office.minatoya@gmail.com (オフィス港家)
080-5462-6085(堀田)

25日(火)浪曲・玉川奈々福 講談・神田松之丞二人会@椿山荘
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 神田松之丞
場所:椿山荘グランドホール椿(オリオン)
開場:17:30
食事:18:00〜18:45
演芸:19:00〜
お一人様:8000円(松華堂弁当+1ドリンク付き)
予約:イベント予約センター 03-3943-1140(9時〜20時)WEB予約もあり。
☆な、な、なんと、椿山荘でディナーショウというお仕事を頂戴しました。またまた松之丞さんと。ちょっとどういう場になるのか、未知の世界ですが、椿山荘は好きな場所なので、楽しみです。お庭の景色もすばらしいので、ぜひ楽しんでいただければと思います。

27日(木)静岡県の小学校にて、浪曲WS
☆アウトリーチ事業の一環で、90分のワークショップを6年生にしてきます。

28日(金)玉川奈々福 独演会 Vol.17@大倉山記念館19:00〜
出演者:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)2席
ゲスト:柳家松太郎(切り絵師)
料金(木戸銭):2500円(前売)3000円(当日)
会場:大倉山記念館 ホール(〒222-0037 横浜市港北区大倉山2-10-1)
会場へのお問い合わせはご遠慮願います。
◎東急東横線「大倉山駅」より徒歩7分。駅とKFCの間の坂道を渋谷方向に上る
予約:芸人三昧 enbu@kf.netyou.jp 電話&FAX 045-568-5947
☆芸人三昧の胴元とはもう、ずいぶん付き合いが長くなりました。独演会17回目ですか。ふぉぉぉ。ありがとうございます。大倉山記念館はすばらしいホールなんですが坂がきびしいんです。頑張ってのぼってきてくださいませ!

30日(日)DVD発売記念ライブ!@西新宿ミュージックテイト14:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:予約1500円・当日2000円(DVD購入者限定)
予約:03-5332-6396 もしくは、ticket@musicteito.co.jp
場所:ミュージックテイト西新宿(新宿区西新宿7-16-13)
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★初のDVD、「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ!」が20日に出ます。
記念ライブをミュージックテイトさんがやってくださるということで、豊子師匠と二人で行きます。

30日(日)「NHK浪曲特選・夏」NHK-Eテレ 14:30〜16:10放映予定
出演:澤孝子「一本刀土俵入り」(曲師:佐藤貴美江) 真山一郎「刃傷松の廊下」 富士路子「慈母観音」(曲師:水乃金魚) 玉川奈々福「浪曲百人一首 恋歌編」(曲師:沢村豊子) 東家一太郎「一太郎の浅草案内」(曲師:東家美)
企画コーナー:玉川太福 国本はる乃(曲師:沢村美舟)
 


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2018年07月19日

8月の予定。

あらためて、8月の予定をアップしておきます。けっこう夏休みモードですね。暑いし、旅も終わったし、秋に向けて英気を養います。

1日(水)、公共放送の番組収録

2日(木)「暑気払い 講談と浪曲」@グランドアーク半蔵門18時〜
出演:神田すみれ(講談)「応挙の幽霊」
   玉川奈々福(浪曲 曲師:沢村豊子)「飯岡助五郎の義侠」(伊藤桂一原作 奈々福作)
日 時:平成30年8月02日(木)午後5時半受付 午後6時開演9時お開き
会 費: 1万円(お食事・飲物付き)
場 所: グランドアーク半蔵門  3階 「光の間」(椅子席)
千代田区隼町1−1 電話:03−3288−1628
最寄駅: 地下鉄半蔵門線半蔵門駅 6番出口(エスカレーター完備)より徒歩2分
振込先: 三井住友銀行 赤坂支店 普通 8069470 NPO法人蔦くらぶ
☆毎年、すみれ先生とご一緒させていただいている会で、今年からオープンに、お客様募集することになったようです。
「助五郎の義侠」は天保水滸伝を、飯岡側から描いた小説を浪曲化したもので、大好きなネタなので、聴いてほしいです。

4日(土)「玉川奈々福のおはようライブ、ほとばしる浪花節!」@木馬亭10:30〜 
出演:玉川奈々福「平成狸合戦ぽんぽこ」(高畑勲原作 玉川奈々福脚色 曲師:沢村豊子)
木戸銭500円(朝一番の笑顔付!)
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☆今回、ネタおろしではなく、9年前に作った新作をかけます。高畑勲監督に「いつでもやっていいからね」と言っていただきながら、機会がなかった。監督が亡くなられてショックを受けて、台本読み直したら、いまなお現代性のまったく褪せないものでした。監督への思いを込めて、再演しようとおもいます。

4日(土)浪曲定席木馬亭@浅草 木馬亭12:15~
出演:富士綾那 東家孝太郎 花渡家ちとせ 玉川奈々福 天中軒涼月 一龍斎春水(講談)玉川こう福 東家浦太郎
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
★バラエティに富んだ顔づけの日です。男女のバランスも、関東節、関西節のバランスも。多彩な浪曲を聞いていただける日かと思います。

6日(月)浪曲定席木馬亭@浅草 木馬亭12:15~
出演:港家小そめ 澤雪絵 玉川奈々福 国本晴美 真山隼人 一龍斎貞橘(講談)天津ひずる 東家浦太郎
木戸銭:2000円(25歳以下半額)
★関西から真山隼人さんが出演します。隼人さんの三味線は、豊子師匠の一番弟子、沢村さくらさんです。同じ関西節でも、関東の関西節と、関西の関西節とは違います。それもお愉しみに。


8日(水)浪曲日本橋亭「暑気払いは浪曲で!」@お江戸日本橋亭13:00~
出演:天中軒景友「若き日の小村寿太郎」、富士綾那「甚五郎京都の巻」、東家孝太郎「長兵衛嫁とり」、玉川奈々福「金魚夢幻」
曲師:沢村豊子 水乃金魚
木戸銭:予約1500円 当日2000円
予約問合せ:(一社)日本浪曲協会 03-3844-1611
☆夏は「金魚夢幻」のご要望がありますね〜。でも協会企画で演じることは、あんまりないなあ。

14日(火)毎週火曜は浪曲火曜亭!@日本浪曲協会広間19時〜
出演:玉川奈々福 港家小ゆき(曲師:沢村豊子)
木戸銭:1500円(茶菓付き)
☆お盆最中ですけれど、火曜亭は御休みなくやります。暑いさなかの熱い浪曲。茶話会もおたのしみに。

18日(土)欧州&中央アジア公演帰朝報告会〜玉川奈々福たっぷり土産話と浪曲の会〜@神戸・喜楽館19:00〜
◎文化庁文化交流大使として、1ヶ月半にわたり、イタリア・スロベニア・オーストリア・ハンガリー・ポーランド・キルギス・ウズベキスタンの7ヶ国で浪曲公演を行ってきまして。東京で報告会をするのですが、MTK(もっと玉川奈々福を関西に呼ぶ会)が、関西でも!と手を挙げてくださいました。そして開館したばかりの、神戸新開地の喜楽館を予約してくださいました。
なんというありがたさ……。
出来たばかりのぴかぴかの寄席で、珍道中の土産話と、新作&古典浪曲の2席。
2018年8月18日(土)19時00分開演/18時30分開場@喜楽館(神戸市兵庫区新開地2丁目4−13/私鉄各線「新開地駅」より徒歩2分)
前売 3,000円/当日 3,500円(自由席)
チケットぴあHP https://t.pia.jp/
チケットぴあ電話予約 0570-02-9999(Pコード 597-410)
セブンイレブン、チケットぴあ店舗
【お問い合わせ先】
mail:mottonanafuku@gmail.com /tel:050-5435-1730
【主催】MTK(もっと玉川奈々福を関西に呼ぶ会)
神戸報告会.jpg

19日(日)イナンナの冥界下り@神戸市・凱風館

23日(木)渋谷のラジオ出演 14:00-15:00OA
☆豊子師匠と一緒に、地域FM、渋谷のラジオに生出演します。渋谷のラジオ出演三度めだなあ。なんといっても目玉は、お師匠さんのフリートーク!!!フリー、自由すぎるフリー!

23日(木)清き流れの玉川姉弟会@らくごカフェ19時〜【満席御礼!】
出演:玉川奈々福 玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:予約1800円 当日2000円
ご予約:らくごカフェ rakugocafe@hotmail.co.jp 03−6268−9818(平日12時〜18時受付)
☆満席御礼! 弟弟子の太福さんとのこの会も、21回目になりますが、今回、ネタ出しもしておりませんが、すでに満席。ありがとうございます。

25日(土)奈々福・小ゆき二人会〜小ゆき、奈々福姐の胸を借りる@道楽亭18:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子) 港家小ゆき(曲師:沢村美舟)
木戸銭:予約2500円 当日3000円(別途3500円で打ち上げあり。希望者のみ)
予約問合せ:道楽亭 03-6457-8366 info@dourakutei.com
★道楽亭さんの企画で、小ゆきさんと二人会で、曲師も二人という贅沢さです。すべて小ゆきちゃんに仕切りをお任せします。

26日(日)玉川奈々福の、子どもと楽しむはじめての浪曲@江戸川グリーンパレス17:00〜
出演:玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
木戸銭:子ども(3歳~中学生)1000円 大人2000円(当日2500円)高校生 要相談
申し込み方法:代表者、参加人数、お子さまの年齢、住所、電話番号を以下のいずれかに
edogawakogeki@aol.jp
FAX:03-5662-0917
☆お子さんに浪花節! ここのところ、そういうお仕事がちょいちょい入って面白いし嬉しいです。子どもほど手ごわいお客はない。「浪曲シンデレラ」のご注文と、古典一席。さて、どうなることやら!

30日(木) 田島空の、奈々福追っかけ取材記  欧州中央アジア漫遊動画撮って出し!@カメリアプラザ和室19:00〜
出演:田島空(映像作家) 玉川奈々福(浪曲師)
木戸銭:予約2500円 当日3000円
予約:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp
☆奈々福の文化交流使の公演旅行、スロベニアと中央アジアに同行取材してくれた、田島空監督の面白動画を、奈々福のお土産話とともに。
限定60名さまです。
田島空の撮って出し!.jpg


そして、9月の予定もすでにアップしておりますが、以下の公演、ぜひともきていただきたく、奈々福つかまえてチケットをゲットしてくださいませ。「奈々福なないろ」は前方中央の指定のよいお席を持っております。奈々福手持ちは直売のみです。

15日(土)奈々福なないろvol.1「傀儡師(くぐつ)と奈々福」@亀戸駅前カメリアホール14:00〜
プログラム
開口一番 天中軒景友(曲師:沢村美舟)
浪曲 玉川奈々福「おたのしみ」(曲師:沢村豊子)
ゲストコーナー 百鬼ゆめひな(オリジナル作品)
〜仲入り〜
コラボ演目「椿太夫の恋」(人形:百鬼ゆめひな 浪曲:玉川奈々福 三味線:沢村豊子)
全席指定:予約3000円 当日3500円
予約問合せ:カメリアホール 03-5626-2121 インターネット予約
奈々福なないろ表.jpg奈々福なないろ裏.jpg
☆新しい会、始めます。「奈々福なないろ」。毎回、さまざまなゲストをお迎えして、奈々福自身が様変わりし、浪曲の見え方も違ってくる、化学反応のような楽しい会を企画していきたいと思います。
 初回ゲストは、百鬼ゆめひなさん。等身大の人形をあやつる人形師さんです。傀儡師、と掲題しましたが、人形は原初の芸能のひとつです。彼女にはその匂いがあります。今までに、「イナンナの冥界下り」「海神別荘」「天守物語」「雪女」……など、さまざまな舞台をご一緒してきましたが、「椿姫」を翻案した奈々福オリジナル浪曲「椿太夫の恋」を、ゆめひなさんと共演上演いたします。前方中央の指定席券を奈々福持ちあるいております。
そしてこの会にて、初のDVDを発売いたします!
【特報!】奈々福初のDVD「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ!」発売!
収録演目:イントロおしゃべり。弾き語り浪曲シンデレラ。仙台の鬼夫婦。
「奈々福なないろ」にて発売開始いたします。この日お買い上げいただいた方には、サインをいたします。


19日(水)みちゆき 奈々福+吉坊二人会〜第七夜 男と男の道行き@木馬亭19:00〜
出演:玉川奈々福「曲垣と度々平」(曲師:沢村豊子)
   桂吉坊「重陽」
開口一番:玉川太福(曲師:玉川みね子)
木戸銭:全席自由 予約3000円 当日3500円
予約問合せ:おひつじ亭 akagi@f-1994.co.jp、090-3206-5871(おひつじ亭 赤城)
みちゆき7.jpg
★上方落語の吉坊さんとの「みちゆき」早くも七回目。前回は男女の道行きでしたが、今回は、「男と男のみちゆき」。あぶない。はい、あぶないけど奈々福のは、すっとこだなあ。今回開口一番に弟弟子の太福さん出演。

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2018年07月17日

面白いこと請け合い「東海道浪花節道中!」

 猛暑お見舞い申し上げます。
 西日本で被災された方、またご親戚・ご友人に被災された方がおられるという方には、心よりお見舞い申し上げます。
 甚大な被害に追い打ちをかけるような酷暑……どうか、お身体をそこなわれませんようにと、祈ります。

 奈々福は、5月27日から一か月半、文化庁文化交流使として、ヨーロッパと中央アジアを旅してきました。
 七か国で13公演、5ワークショップをしてきましたが、ご当地の芸能をいっぱい浴び、交流し、とっても面白い旅でした。
 英気をおもいっきりやしなって、帰国後第一弾の自主公演、直前のご案内になってしまいましたが、
ぜひぜひご来場いただきたい、面白い会です。

玉川奈々福・木村勝千代二人会 東海道浪花節道中

小学生で入門し、少女浪曲師として鳴らしながら、一時期浪曲から離れ、五年前に復帰した木村勝千代さんとの二人会です。
二人とも、「関東節」です。
奈々福は、玉川派(でも、国友忠先生や木村若友師匠にも習ったので、木村風味も入ってます)。
勝千代さんは、純粋木村派(松太郎師匠の秘蔵っ子でしたから)。
明治このかた、圧倒的に男性演者ばかりだった「関東節」で、気を吐く奈々福・勝千代の、
東海道中うなり旅。
箱根山を越え、掛川宿へ、そして浜松近郊の小松村、だいぶ戻って、大井川。
浪曲の有名長編演題「清水次郎長伝」「慶安太平記」「寛永三馬術」「甚五郎旅日記」をちょこっとずつ味わえる、おいしさいっぱいの二人旅です。

曲師:沢村豊子 沢村美舟
演題:慶安太平記 善達箱根山 勝千代(美舟)
甚五郎旅日記 掛川宿 奈々福(豊子)
清水次郎長伝 お民の度胸 勝千代(美舟)
寛永三馬術 大井川乗り切り 奈々福(豊子)

2018年7月21日(土)
13:00開場 13:30開演
会場:木馬亭(台東区浅草2-7-5)
木戸銭:全席自由 前売り3000円 当日3500円
予約問合せ:ななふく本舗 tamamiho55@yahoo.co.jp 090-7001-6867

奈々福勝千代表.jpg奈々福勝千代浦.jpg

「女に関東節、無理!」と、どれだけ今まで言われたことか。
関東節で名前を挙げられた女流の師匠は、二葉百合子先生と、二代目木村友衛先生しか私は知りません。
勝千代さんが復帰してくれたときは嬉しかった。
そして木村派の「慶安太平記」をやってくれてうれしかった。
ある意味両極端の、女流関東節。ガチンコ頑張ります。
ご来場、おまちしております!!!!!
posted by ななふく at 16:09| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月03日

キルギスの語り芸「マナス」との交流会。

 文化庁文化交流しとして、5月27日に日本を旅立って、早くも一か月以上。
 今までに、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランドで公演してきました。
 すでに11公演+3ワークショップ。
 いよいよ旅も終盤、六か国目は、中央アジアのキルギスにおります。
 この国に来たかった。目的があった。
 世界最長の叙事詩「マナス」があり、それを語る「マナスチ」たちがいるからです。
 いったい、どういう芸!?

 キルギスは、遊牧民の国です。いまは定住し、農業国になっているようですが、もともとは移動式住居で、草原を移動しながら生活していた人たちです。だからこの国には伝統的な建物というものがありません。つい一昨日まで一か月間ヨーロッパの伝統的建物を見まくっていた目には、ずいぶんさっぱりした国に映ります。肉は、生活をともにしている家畜があるので、売り買いするものではない、ので、いまでもバザールで肉を扱っている人たちは、ロシア系の人たちらしいです。

 建国は1991年。それまではロシア領でした。国家語はキルギス語ですが、公用語としてロシア語が広く使われています。

 この国に古くから伝わる英雄譚が「マナス」。20万行以上の叙事詩と聞いていましたが、本日聞いたら、50万行以上とのこと。
 活字にまとめられたのが20世紀半ば(一部が、平凡社の東洋文庫に入ってます)。
それも、語り部たちの語りを取材してまとめたもので、全容はまだわからないのだとのことです。

 語り芸ときけば興味津々なわたくしが、文化交流史にご指名受けて、そりゃあ各国の語り芸を聞きたいと思い、キルギスでマナスを聴ける機会を探っておりました。そうしたら、大使館から、マナスのドキュメンタリーを撮っている映像作家の方がいるとの情報をいただき、その方のご尽力で、「共演公演」が実現することになったのです。
そのうえ、私がマナスに興味を持っていることを歓迎してくださったマナス財団の方々が、公演前日に、「交流会」を設定してくださいました。すごい機会です。

 大喜び!

 来る前に、マナスの映像を探しては見てました。
 子どもが語ってる映像がyoutubeにけっこうアップされてました。
 その語りが、半端な迫力ではない。お客さんを一向に見ることなく、自分の語りの中に入り込み、推定年齢五つや六つの子どもがなにゆえにこれほどの確信をもって語ってるのか、とにかく、「習った」「真似をしている」「覚えちゃった」とか、そういう、甘い感じではない、疑問をさしはさむ余地のない、確信に満ちた語りなのです。
「……いったい、なにこれ?」

 今日、打ち合わせした二人のキルギス人通訳さんそれぞれに、マナスってなに、と聞きました。
「この国では伝統芸能はマナスだけです。キルギス人の統合の象徴です」
「マナスは、伝説の英雄の名前からついたものです。でも、その英雄を、本当にいたと信じている人も多くいます」
「初代大統領の方針で、中学生から必ずマナスを勉強することになってます」
「マナスを語る人をマナスチといいますが、マナスチは、誰でもなれるものではありません」
……そこ、聞きたい。どういう人がマナスチになるの?
朝打ち合わせをした通訳のシャヒデンさんは、こういった。
「才能、ですね」
午後から会った、ウイグル系キルギス人のエルミラさんは、こういった。
「伝統の家に生まれて、小さいころに、夢を見て、あなたはマナスになりなさい。とお告げを受けた人が、なります」
……えっ!?
しかも、その子は、お告げを受けたその翌日から、何を見ることもなく、マナスが語れるのだという。
……この話、どっかで聞いた。
あっ、チベットの「ケサル王伝説」の語り部たちもそうなのだ! お能の安田登先生から、この話と同様のことを聞いたのだ!
つまりは、憑依系芸能……ああ、語りの確信は、憑依されているからなのか、納得。


 行って来ました、マナス財団。マナスチの方々がいっぱい待っててくださった!
 待て待て、年季入った人もいるけど、どうみても小学生や中学生みたいな少年もいるぞ。
「彼らはこれからを担うマナスチです」
 この子たちも「天からのお告げ」でマナスチになっちゃった子たちなんだろうか。

いろいろ聞きたいことはあるんだが、先様の仕切りで、まずはお互いの芸の披露。
ちびっこたちから、順々に語っていく。
 ゆったりと始まり、それがだんだん、早間になり、熱を帯びていく、手を振り上げ、声を振り絞り、時々テクニカルな節をつかい、確信に満ちて語り進めていく。
 で、やはり彼ら、お客さんのほうを、一切見ない。自身の語りに、入り込む。

 ぽかんと口開けて感動していたら。
 さあ、あなたどうぞ。奈々福の浪曲の番である。
 そりゃあ、振り絞りましたよ。あっちからいろいろ引きだすためには、こっちもなかなかと思ってもらわなくちゃあならないもん。私の出来はさておき。

 いろいろお話をうかがいました。
 研究者でもあるタランタリさんがいろいろと解説してくださる。
「1950年から60年ごろにつくられた、耳のないお坊さんの映画がありましたね?」
……日本の映画? 耳なし芳一のこと?
「ああ、そうです。それはマナスチの話に似てます」
……ど、ど、どういうことですか?
「芳一は、ドン・タイラ(平家のことらしい)の魂に呼ばれて、海を渡って、天皇の妻のところにいき、タイラの物語を語って、帰ってくる」(小泉八雲とはちょっと違う筋で理解されてるみたいでしたが)
 その、この世にはない魂に呼ばれ、その世界に行って語る、あの世との魂の交渉、がマナスチの本来の姿だというのです。
 ほえええええええっ!!! こりゃ本当に憑依系なんですね。
 そして、こんなすごい声を出しながら、いわゆる声の修業というのはしない。一番大事なのは、言葉の使い方。英雄の姿やその闘いのあり様を、いかに生き生きと具体的にこまかく描写するか。言葉の力があるから楽器を使う必要はない。
 つまり、描写・命。台本、にはなっていないけれど、物語、ネタが、命。それを受け継ぐことが、使命。
 これって、講談。
講談と浪曲の違いというのは、近接芸でありながら際立っている。
マナスは、講談である。憑依系の講談、がマナス、なんだと、本日のところは、強く思った次第。

最後に、七歳でマナスチになり、現在十一歳の少年に、修業でいちばんつらいことはなに、と聞いてみました。
「語っていると、目の前に悲しい世界が見えてきて、心が辛くなる。泣いてしまったこともある」

 十一歳の少年のこの返事に、胸いっぱいになる思いでした。彼らは、語っているときに、完全に物語の世界を生きているのだ。
物語世界半分、お客さんのご機嫌半分、願わくば客席の全員と目が合うように視線投げ色気投げ、日銭稼いでる芸人とは、ありようがまったく、違うのだ!!!

今日は、超面白かったです。文化交流使をお引き受けした甲斐がありました。
さあ、明日はこのマナスチの方々との一緒の公演です。
私は、トップバッターで一席語るほか、ご当地の超有名歌手であり、女性のマナスチでもあるグルザラさんと、5分ずつの語り比べをします。彼女、ものすごうつくしく、唄、節の完成度高いです。どうなることやら。身をなげうって、頑張る!!!



posted by ななふく at 04:17| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする