新宿御苑の見下ろせるステキなホールに集まってくだすった、あたたかなお客様。「バラエティに富んでて面白かった!」と感想を言ってくだすった方がいらっしゃいました。
しかもなぜかこの日は、みんなかけるネタが大ネタばっかり。
ご来場賜りまして、ありがとうございました。
四谷荒木町で、初めて私の浪曲会をやってくだすったのは、豊子師匠と同い年で、古くからの浪曲ファンの「桃太郎」の親爺さん、通称「桃爺」。古希を超えてなお革ジャン+バイクで新宿を疾駆するかっこいい桃爺が、打ち上げに参加。昼間から聞こし召していたせいか、ふだんは無口なのに、昨日はノリノリ。昔の節をうなる、うなる、うなる! 「天保水滸伝」「唄入り観音経」「壺坂霊験記」「赤城の子守唄」「佐渡情話」……関東節から関西節から、うなる、うなる、それがまた、実に見事。桃爺いわく「いまどきは民謡もなにも、きれいな声になっちゃったが、昔の節はそうじゃない。歌は暮らし、唄は人生。民謡歌手の歌う貝殻節よりも、その土地の漁師のうたう塩辛声の貝殻節のほうに、ふか〜い味があるもんだ」と、実に心に刻むべき言葉をぼそっと言って、そしてまた、「つまはおっとを〜」とうなってました。あまりのステキさに、桃爺浪曲会をやりたくなった私でした。
そして今日は28日。若手浪曲広小路亭でした。
太股が筋肉痛。昨日のサミットが、例のごとく落語と講談に混じっての坐り高座だったせいです。
ふつうのときに、いくら正座していても翌日筋肉痛にならないのに、坐って浪曲やると、テキメンなのは、私はきっと酸素のせいだと思います。太股というのは体中でイチバン筋肉比率の高い部位で、酸素消費量も多い。ところが、浪曲やると、多量に酸素を消費するので、太股が酸欠になる。ゆえに傷つき、翌日痛くなる……という仮説を導きました。違うかな。
私の演題は、お正月限定の「前原伊助」。初代重友御大から国友先生に受け継がれ、私がいただいたものですが、中にとっても粋な地節があり、それが粋にできるかどうかが課題でした。
弟弟子の太福、それから浪花亭友歌さんと広小路亭で一緒になるのは初めて。新しい息吹が入って、お客様はどうご覧になったか、いっぱいのお運びで、こちらも心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、4月29日と30日に、木馬亭にて面白い試みを致します。
「きんぎょ亭」
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
私のテーブル掛けに見事な金魚を描いてくれた金魚絵師・深堀隆介氏と、和のイベントをしかける席亭・尾上佳子さんと、私とで、「金魚亭衆」を組みました。
木馬亭を、二日間、深堀氏の金魚でうめつくし、「きんぎょ亭」にしてしまおう、そして30日には、金魚の水槽のようになった木馬亭の中で、浪曲の宴を開こうという試みです。
二年前、テーブル掛けを依頼したことがきっかけで、木馬亭に、浪曲にハマってしまった深堀さん。木馬亭をご自身の表現の場にしたい!
と思われ、紆余曲折を経てこのイベントを催すに至りました。
浪曲の宴は、私の他に、特別ゲストとして国本武春師匠にご出演いただきます。
私にはヘアメイクさんと衣装さんがついてくだすって、金魚にさせられちゃう予定。このイベントにおいては、まな板の上の鯉で、奈々福という素材を、深堀さんのイメージで思いっきり料理していただき、私はその装束で、金魚たちとともに、金魚水槽の底から、うなり声を挙げる予定。
いったい、なに? よくわからない?
上記特設ブログに、情報を随時アップしていきますので、ご覧ください。
その前に、2月3日日本橋亭、これも楽しい一席を懸命に演じる予定。よろしくねんねん!
「鯉橋・奈々福二人会」
2月3日(日)17時30分〜(17時開場)
出演:瀧川鯉橋(落語)・玉川奈々福(浪曲・曲師玉川みね子)・あいあいず(ゲスト)・瀧川鯉八(前座)
木戸:2,000円
会場:お江戸日本橋亭
中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1F
銀座線三越前駅より2分
JR新日本橋駅歩2分・JR神田駅歩7分
http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/image/map1.gif
予約:すなしま03-3646-8465
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粋な地節?よく分かりませんでした\(^o^)/
ご来場賜りまして、ありがとうございました。
15分じゃ短いって言っていただけるなんて嬉しいですねえ。どうしても「ちょうど時間」の人ばかりになっちゃいますものねえ。芸がない。次回は粋に聞こえるよう精進します。