浪曲師 玉川美穂子、曲師 沢村さくら(浪曲1席+しゃみしゃみいず・ちび)
泉邦宏(sax,guitar,etc.)おのあき(bass)デュオ、ゲストに辰巳光英(trumpet)
阿佐ヶ谷ギャラリー倉庫 http://members.jcom.home.ne.jp/yangyang/a.g.s.htm
泉邦宏HP http://izumi555.hp.infoseek.co.jp/
ちなみに阿佐ヶ谷ギャラリー倉庫のようえいみさんが3日の定席に来てくれた感想とこのイベントの予告。うひゃひゃ。
「11月に倉庫で『浪曲』生声ライブ やっちゃいます!!!
先日、生まれて初めて、浪曲を生で聴きに行きました。浅草の木馬亭という所で、毎月1日〜10日に行われる浪曲の定席というのに行きました。以前から興味のあった、浪曲ですが、ライブを体験して、これはすごいぞ、と思いました。簡単に言うと、落語みたいな話に、啖呵と、歌をプラスして、三味線の伴奏がついてるわけですが、声の出方がすごいです!がらがらしていて、歌になると倍音が出てくるので、びっくりしました。かっこよくて、しびれます。これは、若い人が聴いたら、絶対好きになる、と私は思います。泉さんは以前から、倉庫で浪曲の生声ライブやりたいな、と考えていたらしく、これを実現しようと現在、企画進行中です。はまろう、浪曲に!そして、機会があれば木馬亭に、行ってみてください」
ありがてえありがてえ。しかしPIT INNにも出るようなかっちょええアルトサックスと私の生声と、どう対抗できようというのだろう。さくらさーん、不肖のアタイを助けておくれよう!
本日は豊子師匠のおうちで火を噴くような稽古、たっぷり三席分。でも稽古の時間よりけんちんうどん食べておしゃべりしていた時間のほうがずっと長かったけど。
わかりました、チロリさん。浪曲ナビ出版プロジェクトを立ち上げようではありませんか。浪曲初心者向けの案内書。私が作れるわけではありませんが、各方面の協力をつのって、よしっ作ろう! みなさん力を添えてくださいましよ。おいミホコ、おまえアンケートのまとめさえできてねーじゃねーかよっ、という声がどこかから聞こえるが、それはそれとして。あとは私は実演者として、チロリさんの問いかけに舞台で答えていくしかありませんね、なんちって。自信ない。
おっしゃる様に、今までは、書いても売れなかったから、そう言う本を書く人がいなかったのです。今日の美穂子さんの勇ましい発言の様に、浪曲ナビが有ったらいいなと思っている人は、今後結構増えて来るかも知れません。美穂子さんのこの指泊まれに、賛同の輪が拡がると良いですね。
ところで、例のサイトの図書リストに載っていなかったと思いますが、お薦めの本を一冊忘れておりました。80年代に白水社から出た「芸双書」で、南博先生と永井啓夫さん、小沢昭一さん編集による全10巻の内の第7巻「うなる・浪花節の世界」が浪曲ナビのさきがけの様な本でした。これなら、図書館で見つかる筈です。特に冒頭の小沢さんの「浪花節と私」と題する述懐が、浪花節ファンには堪らない魅力に満ちて居ります。神津善行さんが、楽譜入りで「浪曲の音楽的考察」をしていたり、なかなか多岐に亘って充実した内容の本です。ご参考まで。
EX渋さ知らズの泉さんとのコラボ面白そうだね!渋さ知らズは横浜ジャズフェスにもよくでてるし、たしか地底レコードって言うインディーズレーベルから渋くCDをリリースしてると思うよ!いろんなジャンルの人といろんなかたちの演出で浪曲の良さをアッピールしてね!聞きに行きたいな〜!今日は古本屋で「浪曲十八番」「浪曲家の生活」「浪花節一代記」〆て4190円のお買い物。
ところで浪曲初心者案内書のおはなし。
チロリさんが書いていた「今日聴いたネタはいったいどういうものなのか、というのがわかればなぁ」という点では、『「森の石松」の世界』(橋本勝三郎著・新潮選書)はいかがでしょう。代表的な浪曲のすじや背景、浪花節語りについて簡潔に書かれていると思います。
そうそう、月刊浪曲サイト立ち上げ、嬉しいですねー。
私も玄関先を更新しなくては〜。
ところで、流石にeraさん、良い本を選びました。チロリさんが一番喜びそうですね。ただ残念なのは、あの本に記載の名人上手のあれほど面白い外題の大半が、今では聴かせてくれる後継者が居ないという事。
昔の名作は、決して古くならない。詰まらない新作(失礼!勿論、素晴らしい新作も有るけれど)をやる位なら、今の若手さんには昔の名作で、基本の芸を勉強して貰いたい。
落語や講談で新作人気の若手諸君も、心ある連中は皆そうしています。
http://stelet33.moo.jp/chobo/archives/2004/03/post_7.html
↑まだリニューアル途中で恥ずかしいんですけどね。