引き続き、歌手活動も続けますので、応援よろしくお願いしますねんねん。

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さて。
奈々福年内最大の公演まで三週間を切っております。
奈々福版 浪曲 研辰の討たれ〜ひとり忠臣蔵でござる〜
◆日時 2019.12.5(木)19:00開場 19:30開演
◆会場 伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田・6F)
◆出演 玉川奈々福(全2席 曲師:沢村豊子)
望月太左衛(邦楽囃子方)三増紋之助(曲独楽)
◆料金 3500円 (全席指定・税込)

これを浪曲にしたいっと熱望したのは、野田版「研辰の討たれ(とぎたつのうたれ)」。
木村錦花作の歌舞伎「研辰の討たれ」を、野田秀樹さんが亡き勘三郎丈のために大幅に加筆して、
勘三郎丈の、襲名披露の演目として上演されました。
それを歌舞伎座で見て、ノックアウトされました。
私が浪曲でやりたかったことは、これだっ!とまで思い込みました。
「逃げる男」の話です。
浪曲は、わりと「建前」をうたい上げます。その代表が、義士伝です。
「忠義」。そこにはもちろん真心もあるのだが、その忠義のために、個人個人は「わたくし」の生き方を諦めていく。
ところが、「研辰」は徹底して、「わたくし」優先の男です。そのために、イヤなことからは徹底的に逃げます。
それ、生き物としては、正しい。
敵討ちをバカにしながら、その敵討ちに巻き込まれていく男。
勘三郎丈の研辰は、ものすごく魅力的でした。
それが頭から離れない、到底かなうわけはないけれど、でも。
積年の思いをようやく実現させます。
「建前」である義士伝一席と、「アンチ仇討」「反義士」「わたくし」である「研辰」を演じます。
研辰、50分ある!
ををを。しかも、邦楽囃子方の望月太左衛先生に小鼓を入れていただく斬新演出。
二席の合間に、助太刀として、三増紋之助師に、曲独楽もご披露いただきます!
そうそう演じられるネタではないので、
ぜひこの機会に聞いてくださいませ。
こちらが主催者サイト。
http://www.rakugo-atto-za.jp/pg002.html
ご予約は、らくご@座(03-3911-5015)まで、お早めに!!!