4月30日の金魚亭のための新作、脱稿。
題して「金魚夢幻」!!
……んー。あんまり面白いタイトルじゃないわね。
金魚の生き方についての思索的な浪曲であり、
金魚と人間の、切ない恋物語でもあり、
荒唐無稽なオバカ浪曲でもあり、
……まだ脱稿したコーフンが醒めてませんね。
とりあえず書き上げた充実感の中におります。
浪曲のバアイ、新作書き上げても、これから節付け――唄の部分の作曲――という作業があり、それ次第でまたどんどん変わるし、三味線のお師匠さんとお稽古に入れば、きっとまた豊子師匠は……。
「アンタ、そんな節よりこっちの節のほうがいいよ」
とか言ってくださるので、それによってもまた変わるし。
それになにより、今回は、金魚絵師・深堀隆介さんの演出が加わりますから、どういう衣装になり、ヘアメイクになり、舞台になっちゃうんだか。
「とりあえず、着物は着せない、演台もないかも」
と言われているので、OH、ジーザス! びっくりしているのです。
……しかし。それも楽しみ。私の発想にないことが、浪曲に加えられていくことが、楽しみ。深堀さん、アタイは、受けて立つぜ!
「時間を支配する芸」である浪曲師と、「空間を支配する芸」金魚絵師の議論は尽きません。毎度、議論になっちゃうけれど、それが互いの信頼を深めてもおります。浅草。捕鯨船の親爺さんはカッコイイ(きんぎょ亭ブログ3/27)。
ああ、新作に没頭しているうちに桜が散っちゃう!
とはいえ、節付け考えながらも、独演会のこと、考えなくっちゃ。
故郷横浜、なつかしい場所。
浪曲をはじめて聴く方も多いでしょう。
楽しい時間をつくれるといいなあ。一生懸命!
プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:乙女
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。2007年、関西の若手、菊地まどか、春野恵子とともに浪曲ユニット「浪曲乙女組!」結成、東西で公演を行う。一声二節三啖呵。修業修業の日々にて候。



撮影森幸一・明石雄介
奈々福公演予定詳細はホームにリンクしております浪曲カレンダーをご覧ください。
奈々福ことしこれからの自主公演一覧
7月13日「浪曲乙女組!」於:新宿 シアターアプル


8月2日「浪曲乙女組!」於:大阪 トリイホール
9月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月12日「悲願千人斬の女通し読み」於:ポレポレ坐
奈々福公演の予約問合せはプロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
奈々福HOMEhttp://www.geocities.jp/tamamiho55/

誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:乙女
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。2007年、関西の若手、菊地まどか、春野恵子とともに浪曲ユニット「浪曲乙女組!」結成、東西で公演を行う。一声二節三啖呵。修業修業の日々にて候。
奈々福公演予定詳細はホームにリンクしております浪曲カレンダーをご覧ください。
奈々福ことしこれからの自主公演一覧
7月13日「浪曲乙女組!」於:新宿 シアターアプル
8月2日「浪曲乙女組!」於:大阪 トリイホール
9月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月12日「悲願千人斬の女通し読み」於:ポレポレ坐
奈々福公演の予約問合せはプロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
奈々福HOMEhttp://www.geocities.jp/tamamiho55/

2008年03月30日
2008年03月27日
桜まみれ。
ああ、桜が満開ですねえ。
隅田川を吹き渡る、まだ少しつめたい風が気持ちいい。
浅草名物・亀十のどら焼きをパクつきながら、堰堤をぶらぶら。
桜にまみれてみました。
今日もこれから夜桜にまみれに行こうかな。
ここんとこ、とんと仕事が開いてしまっているのですが、春から夏にかけての公演の、宣伝ブツを作ったり、取材を受けたり、台本を書いたり……。
仕込みの時期です。
取材受けると、新鮮な気持ちになります。
ああ、これほど浪曲は知られてない、わかられてない、ということが、わかる。
「若手の人が、現在何人いるんですか?」
えーっと、「若手」の定義にもよりますが。
「曲師の方って、何人いるんですか?」
えーっと……と言いつつその場で数え上げてみたら、木馬亭の定席を弾いている曲師は、奈々福まで含めても、十人とちょい。ぎゃあ。国家で保護してくれ。
「ふだん、どんなふうにお稽古するんですか?」
はい、それはねっ!……………懇切丁寧に説明。
で、「奈々福さんの将来の目標ってなんですか」と言われて、言葉に詰まっちゃった。
ショウライノモクヒョウ? アタクシ、目先のことしか、考えてない!
昔から、長期計画は苦手。全速力、短距離型。
4月はいろいろ。
なぜか故郷の横浜で独演会が三公演もあり、さらに木馬亭で「金魚亭」があります。
独演会は、ホントに一人なので、二席+トークです。
いずれも、豊子師匠に弾いていただきます。
トークは……話芸の歴史のことしゃべろうかしら。
三味線弾こうかな、うふうふ。それともワークショップがいいかな。
……なーんて、それより先にちゃんと浪曲やれッ、奈々福!
6日(日) 定席出演。御三味線は、渡辺京子師匠=富士琴路師匠の予定!
大変久しぶりに弾いていただきます。わくわく。
19日(土) 横浜の女性ライブトーク「女浪曲師 故郷ヨコハマに帰る」
於:横浜市 フォーラム南太田(京浜急行線南太田駅徒歩3分)
14時開演 ワークショップあり。木戸銭 1000円。
出演 玉川奈々福(曲師・沢村豊子)
大岡川のほとり。私にとってはとてもなつかしい場所です。
http://www.women.city.yokohama.jp/seminor/guest2.php?c_id=852
20日(日) 玉川奈々福独演会 〜たっぷり浪曲聞かせます〜
於:横浜市 かなっくホール4F音楽室(京浜急行線仲木戸駅から直通)
http://kanack-hall.jp/
14時開演と18時開演の二回(ぎゃあっ!)
木戸銭:前売り2000円 当日3000円
出演 玉川奈々福(曲師・沢村豊子)
予約・問合せ 芸人三昧(FAX020-4663-4306)
http://geinin.syoutikubai.com/index.html
主催者の心意気でやっていただく会です。こんなポスターまで! 感謝。

そして、そして。
29日、30日は、金魚亭。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429
深堀さん、そして当日手伝ってくださるスタッフの方々との打ち合わせは進み、木馬亭がどんなすごいことになっちゃうのか、だいぶ具体的に見えてきました。
見えてこないのは私の新作浪曲。
でも、イメージは確実に胸の中にあります。
荒唐無稽で可笑しくて、切ない金魚の世界を描きたい。
浪曲と美術の合作企画、金魚亭。
こんなイベント、他では見られません。二度見られるかも、わかりません。
ご予約、ぜひっ!
隅田川を吹き渡る、まだ少しつめたい風が気持ちいい。
浅草名物・亀十のどら焼きをパクつきながら、堰堤をぶらぶら。
桜にまみれてみました。
今日もこれから夜桜にまみれに行こうかな。
ここんとこ、とんと仕事が開いてしまっているのですが、春から夏にかけての公演の、宣伝ブツを作ったり、取材を受けたり、台本を書いたり……。
仕込みの時期です。
取材受けると、新鮮な気持ちになります。
ああ、これほど浪曲は知られてない、わかられてない、ということが、わかる。
「若手の人が、現在何人いるんですか?」
えーっと、「若手」の定義にもよりますが。
「曲師の方って、何人いるんですか?」
えーっと……と言いつつその場で数え上げてみたら、木馬亭の定席を弾いている曲師は、奈々福まで含めても、十人とちょい。ぎゃあ。国家で保護してくれ。
「ふだん、どんなふうにお稽古するんですか?」
はい、それはねっ!……………懇切丁寧に説明。
で、「奈々福さんの将来の目標ってなんですか」と言われて、言葉に詰まっちゃった。
ショウライノモクヒョウ? アタクシ、目先のことしか、考えてない!
昔から、長期計画は苦手。全速力、短距離型。
4月はいろいろ。
なぜか故郷の横浜で独演会が三公演もあり、さらに木馬亭で「金魚亭」があります。
独演会は、ホントに一人なので、二席+トークです。
いずれも、豊子師匠に弾いていただきます。
トークは……話芸の歴史のことしゃべろうかしら。
三味線弾こうかな、うふうふ。それともワークショップがいいかな。
……なーんて、それより先にちゃんと浪曲やれッ、奈々福!
6日(日) 定席出演。御三味線は、渡辺京子師匠=富士琴路師匠の予定!
大変久しぶりに弾いていただきます。わくわく。
19日(土) 横浜の女性ライブトーク「女浪曲師 故郷ヨコハマに帰る」
於:横浜市 フォーラム南太田(京浜急行線南太田駅徒歩3分)
14時開演 ワークショップあり。木戸銭 1000円。
出演 玉川奈々福(曲師・沢村豊子)
大岡川のほとり。私にとってはとてもなつかしい場所です。
http://www.women.city.yokohama.jp/seminor/guest2.php?c_id=852
20日(日) 玉川奈々福独演会 〜たっぷり浪曲聞かせます〜
於:横浜市 かなっくホール4F音楽室(京浜急行線仲木戸駅から直通)
http://kanack-hall.jp/
14時開演と18時開演の二回(ぎゃあっ!)
木戸銭:前売り2000円 当日3000円
出演 玉川奈々福(曲師・沢村豊子)
予約・問合せ 芸人三昧(FAX020-4663-4306)
http://geinin.syoutikubai.com/index.html
主催者の心意気でやっていただく会です。こんなポスターまで! 感謝。
そして、そして。
29日、30日は、金魚亭。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429
深堀さん、そして当日手伝ってくださるスタッフの方々との打ち合わせは進み、木馬亭がどんなすごいことになっちゃうのか、だいぶ具体的に見えてきました。
見えてこないのは私の新作浪曲。
でも、イメージは確実に胸の中にあります。
荒唐無稽で可笑しくて、切ない金魚の世界を描きたい。
浪曲と美術の合作企画、金魚亭。
こんなイベント、他では見られません。二度見られるかも、わかりません。
ご予約、ぜひっ!
2008年03月23日
傑作チラシ近日公開乞御期待。
金魚亭のための新作浪曲を執筆しようと、お籠もりをしていたのですが、まだできません。
うう〜〜〜む。
そんな中。今年の乙女組のチラシと、師匠の一周忌追善公演のチラシの案が出来上がってきました。
近日公開予定。
さて、明日の産経新聞朝刊の読書面に、ちょこっと文章書かせていただきました。
文筆のご依頼があるとはオドロキでした。
私達浪花節にとっては恩人である、小沢昭一さんのご著書についてです。見てね。読んでね。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080323/bks0803230930006-n1.htm
うう〜〜〜む。
そんな中。今年の乙女組のチラシと、師匠の一周忌追善公演のチラシの案が出来上がってきました。
近日公開予定。
さて、明日の産経新聞朝刊の読書面に、ちょこっと文章書かせていただきました。
文筆のご依頼があるとはオドロキでした。
私達浪花節にとっては恩人である、小沢昭一さんのご著書についてです。見てね。読んでね。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080323/bks0803230930006-n1.htm
2008年03月16日
浅草おやつベスト1はっ?
きんぎょ亭ブログにワクワク浅草・おやつ編、更新しました。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
浅草おやつではないけれど、最近私は文京区本郷の菓寮・花小路の「焼きかりんとう」にハマっています。
ここのかりんとう、黒糖の味がとてもよい!
金魚亭といえば、ブログにもあるように、深堀さんはどんどん新しい金魚を生み出している様子。なのに、私はまだ新作を書き上げていません。どうわああ〜。汗・汗・汗!
とはいえ、本日は浅草の小さな写真館にて、玉川一門の写真を撮りました。6月29日に催す「玉川福太郎一周忌追善公演・弟子六人一丸!」という会のチラシ用です。
みね子師匠のご都合がどうしてもつかなかったので、残る弟子六人、みんなおめかしして集まって、いわゆる家族の「記念写真」みたいに撮りました。
福助姉とお福姉が、「師匠亡きあと、残された弟子が、このままではいけないっ!」と、メラメラと湧き上がる気持ち(お福姉・談)を下の者ドモに訴えられ、企画された会です。
「姉さん、こうしたほうがよくないですか」と、つい余計な口をきけば、「いいえ奈々福、それは違うわ」と言われて納得。
それぞれ、「よい」と思うことは、違うのです。
一人一人の芸人が、いろんな思いで、いろんなカタチで会を持てば、お客様はお客様の心に添う会を選ぶことができます。
素晴らしい。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
浅草おやつではないけれど、最近私は文京区本郷の菓寮・花小路の「焼きかりんとう」にハマっています。
ここのかりんとう、黒糖の味がとてもよい!
金魚亭といえば、ブログにもあるように、深堀さんはどんどん新しい金魚を生み出している様子。なのに、私はまだ新作を書き上げていません。どうわああ〜。汗・汗・汗!
とはいえ、本日は浅草の小さな写真館にて、玉川一門の写真を撮りました。6月29日に催す「玉川福太郎一周忌追善公演・弟子六人一丸!」という会のチラシ用です。
みね子師匠のご都合がどうしてもつかなかったので、残る弟子六人、みんなおめかしして集まって、いわゆる家族の「記念写真」みたいに撮りました。
福助姉とお福姉が、「師匠亡きあと、残された弟子が、このままではいけないっ!」と、メラメラと湧き上がる気持ち(お福姉・談)を下の者ドモに訴えられ、企画された会です。
「姉さん、こうしたほうがよくないですか」と、つい余計な口をきけば、「いいえ奈々福、それは違うわ」と言われて納得。
それぞれ、「よい」と思うことは、違うのです。
一人一人の芸人が、いろんな思いで、いろんなカタチで会を持てば、お客様はお客様の心に添う会を選ぶことができます。
素晴らしい。
2008年03月10日
浅草のグルメ情報なら私にまかせろ。
勉強会で、金魚亭のチラシをご覧になったお客様。
「誰、これ?」
奈々福だったらっ!
4月の金魚亭は、ちょっと変わった試みなので、金魚亭衆を組んだ代表の尾上、絵師の深堀、マネージャーの水谷、そして奈々福が、どんな準備をしているのかを皆様にお伝えしようと、金魚亭ブログを立ち上げております。私はチャラチャラ、好きなこと書いてるだけですが。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
「金魚亭ブログ」にて、わくわく浅草・朝ごはん編と、昼飯編を更新しました。
近日、オヤツ編、雑貨編、そして怒涛のヨル飯編を……。
ヒマがあったら、アップします。
金魚亭チケット絶賛発売中です。当日と予約の値段が違います。
また30日のチケットで、29日もフリーで入れます。
お申し込みは、金魚亭まで。
kingyo080429@mail.goo.ne.jp
「誰、これ?」
奈々福だったらっ!
4月の金魚亭は、ちょっと変わった試みなので、金魚亭衆を組んだ代表の尾上、絵師の深堀、マネージャーの水谷、そして奈々福が、どんな準備をしているのかを皆様にお伝えしようと、金魚亭ブログを立ち上げております。私はチャラチャラ、好きなこと書いてるだけですが。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
「金魚亭ブログ」にて、わくわく浅草・朝ごはん編と、昼飯編を更新しました。
近日、オヤツ編、雑貨編、そして怒涛のヨル飯編を……。
ヒマがあったら、アップします。
金魚亭チケット絶賛発売中です。当日と予約の値段が違います。
また30日のチケットで、29日もフリーで入れます。
お申し込みは、金魚亭まで。
kingyo080429@mail.goo.ne.jp
2008年03月09日
鹿島の棒祭り
おはようライブを終えた奈々福は一路、鹿島へ飛びました。
3月9日は、鹿島神宮の「祭頭祭」、そう、棒祭りです。
浪曲「鹿島の棒祭り」では、5月の設定になっていますが、毎年3月9日に固定されているこのお祭り。
青葉若葉には早いけれど、そらは水浅葱に晴れ上がり、春の風に梅が香る、さわやかな日になりました。
父親が伊勢の産なもので、伊勢神宮には何度も行ったことがありますが、お伊勢さん以外で、こんなおおきな神社をはじめてみました。

境内は二十万坪あるそうですが、ほとんどが鬱蒼とした深い森です。

樹齢何百年はあろうかという樹がいっぱい。下から見上げると…。

「鹿島神宮は武人を祀ったお社、まだ古いものも残っているときく」
と、平手造酒も言っておりますが、残っております。古い刀剣類。宝物館には、ワタシの背丈ほどもあるような、日本最古の、国宝のドでかい刀剣がありました。
境内はじいちゃんばあちゃんから地元の子どもたちまでで大賑わい。
そんな中で、「三国一の甘酒」を飲み、こんにゃくの刺身を肴に茨城の地酒もしこたま飲みました。
平手造酒を演じるならば、ここでタコを食べずにおかれようか。
タコブツは探してもなかったので、たこ焼きで代用。
そしたら、たこ焼き屋台のおばちゃんが、「鹿島の犬婆」に見えてきて……。
酒に酔い、くらくらと、浪曲の世界と現実とを行き来している目の前を、祭の囃子手が通ってゆきます。


派手な装束の囃子手たちが、樫の棒を、輪になって打ち、祭頭囃をはやしながら、境内を進んでいきます。
日暮里で調達したのかと思うほどの、キンキラキンの布地。
背中には、ぬいぐるみだの造花だの、好きなものをくくりつけ、かつらかぶったり化粧したり、老若男女、かぶきたい放題にかぶいております。
囃子手たちは、ヤンキーな兄ちゃんから、子どもたち、主婦たちと、いろいろ、さまざま。
「イヤーホエ鹿島の豊竹トホヨトヤ
イヤートホヨトホヤア、ヤレソラ御社楽目出度いイヤーホエ……」
見たかった「鹿島の棒祭り」。
ここらへんで、賭場は開かれていたのかな。
ここらへんで、平手は飯岡の用心棒とわたり合ったのかな。
酔いは醒めず、夢とうつつを行き来しつつ、帰途に着いたのでした。
3月9日は、鹿島神宮の「祭頭祭」、そう、棒祭りです。
浪曲「鹿島の棒祭り」では、5月の設定になっていますが、毎年3月9日に固定されているこのお祭り。
青葉若葉には早いけれど、そらは水浅葱に晴れ上がり、春の風に梅が香る、さわやかな日になりました。
父親が伊勢の産なもので、伊勢神宮には何度も行ったことがありますが、お伊勢さん以外で、こんなおおきな神社をはじめてみました。
境内は二十万坪あるそうですが、ほとんどが鬱蒼とした深い森です。
樹齢何百年はあろうかという樹がいっぱい。下から見上げると…。
「鹿島神宮は武人を祀ったお社、まだ古いものも残っているときく」
と、平手造酒も言っておりますが、残っております。古い刀剣類。宝物館には、ワタシの背丈ほどもあるような、日本最古の、国宝のドでかい刀剣がありました。
境内はじいちゃんばあちゃんから地元の子どもたちまでで大賑わい。
そんな中で、「三国一の甘酒」を飲み、こんにゃくの刺身を肴に茨城の地酒もしこたま飲みました。
平手造酒を演じるならば、ここでタコを食べずにおかれようか。
タコブツは探してもなかったので、たこ焼きで代用。
そしたら、たこ焼き屋台のおばちゃんが、「鹿島の犬婆」に見えてきて……。
酒に酔い、くらくらと、浪曲の世界と現実とを行き来している目の前を、祭の囃子手が通ってゆきます。
派手な装束の囃子手たちが、樫の棒を、輪になって打ち、祭頭囃をはやしながら、境内を進んでいきます。
日暮里で調達したのかと思うほどの、キンキラキンの布地。
背中には、ぬいぐるみだの造花だの、好きなものをくくりつけ、かつらかぶったり化粧したり、老若男女、かぶきたい放題にかぶいております。
囃子手たちは、ヤンキーな兄ちゃんから、子どもたち、主婦たちと、いろいろ、さまざま。
「イヤーホエ鹿島の豊竹トホヨトヤ
イヤートホヨトホヤア、ヤレソラ御社楽目出度いイヤーホエ……」
見たかった「鹿島の棒祭り」。
ここらへんで、賭場は開かれていたのかな。
ここらへんで、平手は飯岡の用心棒とわたり合ったのかな。
酔いは醒めず、夢とうつつを行き来しつつ、帰途に着いたのでした。
2008年03月08日
奈々福、ほとばしりました!
土曜日の朝。まだ眠り足りない頃合いに、いっぱいのお運びをいただきまして、ありがとうございました! 朝早いというのに、「待ってました!」と腹からの掛け声を賜り、奈々福一発で目が覚めました。ネタおろしの「茶碗屋敷」は、もともとは講談。「細川茶碗屋敷の由来」というお話。三代目勝太郎先生が演じていたものです。古くからのお客様には、つたなさが目立ったことと思いますが、精進してもっと練っていきたいと思います。二席目「前原伊助」、これは最後まで演じられたのは、過去数回しかなく、今回も「丁度時間」でスビバセンでした……でも、本当に今日はお客様に支えていただきました!ありがとうございました!
2008年03月06日
されるがままにしてたらこうなったのよ〜。
なぜかここにアップできない……。照れる。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429
きんぎょ亭
『大金魚作出工事見学祭』
金魚絵師・深堀隆介によって、木馬亭が金魚の水槽に生まれ変わる過程をお見せします。
奈々福もその時間中、三味線抱えて唄っています。
4月29日(祝)13:00〜19:00 於:浅草 木馬亭
1日フリー入場券500円(30日のチケットをお持ちの方はフリー)
『金魚亭公宴』
金魚の水槽と化した木馬亭で繰り広げられる浪曲の宴
出演:玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 深堀隆介
スペシャルゲスト 国本武春(曲師・沢村豊子)
小泉謙一(和太鼓奏者)
4月30日(水)19:00開演 於:浅草 木馬亭
前売り3000円 当日3500円
チケット予約は、
kingyo080429@mail.goo.ne.jp
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429
きんぎょ亭
『大金魚作出工事見学祭』
金魚絵師・深堀隆介によって、木馬亭が金魚の水槽に生まれ変わる過程をお見せします。
奈々福もその時間中、三味線抱えて唄っています。
4月29日(祝)13:00〜19:00 於:浅草 木馬亭
1日フリー入場券500円(30日のチケットをお持ちの方はフリー)
『金魚亭公宴』
金魚の水槽と化した木馬亭で繰り広げられる浪曲の宴
出演:玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 深堀隆介
スペシャルゲスト 国本武春(曲師・沢村豊子)
小泉謙一(和太鼓奏者)
4月30日(水)19:00開演 於:浅草 木馬亭
前売り3000円 当日3500円
チケット予約は、
kingyo080429@mail.goo.ne.jp
2008年03月04日
乙女の宴
昨日・今日と、「浪曲乙女組!」メンバーが揃いました。
昨日は定席あとの木馬亭の楽屋をお借りして「細雪」ごっこ。
「細雪」ごっこ?
谷崎潤一郎の「細雪」は四姉妹だけれど、乙女三人で、撮影用の衣装を持ち寄り、畳紙の上に広げまくって、選ぶのです。
奈々福おねえさん、ワタシこの色着たいですう、そうねえ、まどかちゃんがこの色ならアタシはこれ着ようかしら、それなら恵子ちゃんはどうする……。恵子ちゃん。恵子ちゃんてば。
「どぅえっ! 今日ってそういう打ち合わせだったんですか!」
……恵子さん、なにも持たずに来ました。
だから着物の色あわせをしようって言ったでしょ?
「どぅああ、だから木馬亭の楽屋で打ち合わせだったんですね。ワタシ、な〜んで木馬亭なのかなって……」
しかたがない人です。
そして今日は、撮影。
今年の「浪曲乙女組!」東京公演は、コマ・プロダクションの主催で新宿コマ劇場の地下、シアターアプルでやらせていただけることになり、スチール撮影をしました。そのための衣装選び+打ち合わせだったのです。コマのお稽古場をお借りしての撮影。お膳立てをしていただけるありがたさ。いつもぜんぶ自分で段取りしているもんなあ。去年とは、全然違ったチラシ・ポスターになりそうです。
はじめてシアターアプルを見たまどかちゃん、恵子ちゃん。
「うわ、ええ小屋やわ〜」
「大きい割りに、天上が低くて、客席と親密感がありますね」
「700席。これをいっぱいにしなくちゃならないんですね」
「頑張りましょうね!」
この公演が、私たちの、そして浪曲の未来を決める、かのような意気込みで、頑張ろう、えいえいおーと三人で誓い合いました。
以下、誓いの宴での三人。

ああ、ああ、恵子ちゃんたら。日本酒飲んで、デッサンゆるんじゃってるってば、恵子ちゃんたら!
いよいよ今年の乙女組、始動です。
その前に、ネタおろしライブもよろしくね。
玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
3月8日(土)11:00開演 於:木馬亭
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付き!)
昨日は定席あとの木馬亭の楽屋をお借りして「細雪」ごっこ。
「細雪」ごっこ?
谷崎潤一郎の「細雪」は四姉妹だけれど、乙女三人で、撮影用の衣装を持ち寄り、畳紙の上に広げまくって、選ぶのです。
奈々福おねえさん、ワタシこの色着たいですう、そうねえ、まどかちゃんがこの色ならアタシはこれ着ようかしら、それなら恵子ちゃんはどうする……。恵子ちゃん。恵子ちゃんてば。
「どぅえっ! 今日ってそういう打ち合わせだったんですか!」
……恵子さん、なにも持たずに来ました。
だから着物の色あわせをしようって言ったでしょ?
「どぅああ、だから木馬亭の楽屋で打ち合わせだったんですね。ワタシ、な〜んで木馬亭なのかなって……」
しかたがない人です。
そして今日は、撮影。
今年の「浪曲乙女組!」東京公演は、コマ・プロダクションの主催で新宿コマ劇場の地下、シアターアプルでやらせていただけることになり、スチール撮影をしました。そのための衣装選び+打ち合わせだったのです。コマのお稽古場をお借りしての撮影。お膳立てをしていただけるありがたさ。いつもぜんぶ自分で段取りしているもんなあ。去年とは、全然違ったチラシ・ポスターになりそうです。
はじめてシアターアプルを見たまどかちゃん、恵子ちゃん。
「うわ、ええ小屋やわ〜」
「大きい割りに、天上が低くて、客席と親密感がありますね」
「700席。これをいっぱいにしなくちゃならないんですね」
「頑張りましょうね!」
この公演が、私たちの、そして浪曲の未来を決める、かのような意気込みで、頑張ろう、えいえいおーと三人で誓い合いました。
以下、誓いの宴での三人。
ああ、ああ、恵子ちゃんたら。日本酒飲んで、デッサンゆるんじゃってるってば、恵子ちゃんたら!
いよいよ今年の乙女組、始動です。
その前に、ネタおろしライブもよろしくね。
玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
3月8日(土)11:00開演 於:木馬亭
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付き!)
2008年03月02日
もうすぐおはようライブだ緊張するぜ!
今週は、夏の「浪曲乙女組!」シアターアプル公演の打ち合わせやら、栃木県・小山で師匠の追善浪曲会やら、定席やらがありました。
小山では自分の一席のほかに福助姉の曲師、また昨日は定席で、まもなく97歳になられる木村若友師匠の三味線をはじめて弾かせていただき、ひさびさに曲師として心浮き立つ一週間でありました。
小山は長らく師匠が会を続けられた場所、古くからのご友人のお店です。大広間いっぱいのお客様。
福助姉さんが、私の三味線でのびのびと声を出してくださる様が嬉しく、気持ちよかった……。なんだか張り切ってしまい、いつもより掛け声多くかけちゃった気がします。
茨城県在住の豊子師匠が、「近くだから遊びに来たよ〜」とふらり来られて、客席で聞いておられましたが。
「アンタ! 三味線うまくなったねえ〜〜!」
「え、ホントですか?」
「ホントだよ。うまいよ、節より」
……微妙にがっくし。豊子師匠は正直なお師匠さんです(涙)。
昨日は、若友師匠のお三味線を弾かせていただけるなんて、感激でしたが緊張もしました。
若友師匠は、お稽古なし、打ち合わせ、一切なし。
「アンタに弾いてもらえるの、楽しみで、今日は来たんだ。奈々福さん、頼みますよ」
とおっしゃる言葉が、重い……。
でも、四本という高い調子に三味線を合わせることは、師匠が亡くなって以来、なかったこと。新しく張り替えた糸が、なるべく狂わないように、丁寧にのばし、そして、若友師匠のお出番の、二時間前には、その調子に合わせておきました。パツパツに糸を張る感触を、なつかしく思いつつ。緊張の一席。
そして今日は豊子師匠とお稽古。
いよいよ一週間後に迫ったおはようライブの、新ネタの稽古です。
三代目の先生が演っておられた演題。
師匠に、「三代目の先生のあの演題、勉強させていただきたいんですけど」と、申し上げたら、うちの師匠、ニヤリと笑い。
「おまえも狙ってたのか。オレもあのネタやりたいんだぞ」。
それが去年の今頃の話です。
師匠も、私も惚れた演題。どうか聞きに来てくださいね。
玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
3月8日(土)11:00開演 於:木馬亭
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付き!)
それから、4月の「きんぎょ亭」。画家・深堀隆介は金魚の絵の制作に日夜励み、彼のマネージャー・水谷真弓と金魚亭衆代表・尾上佳子は、フライヤーの作成と、後援者・協力者をつのるために日夜走り回り、私は新作の構想をしております。なにせ、木馬亭を二日間に限って、夢の金魚の泳ぎまくる異空間にしよう、そこで浪曲の宴を催そうという、前代未聞の企画ですから、準備に手間もお金もかかります。浅草の、いろいろなお店に、この企画のお話をし、ご協力をいただいております。まもなく、チラシが完成。印刷前に最終チェックをしましたけれど、これは本当に私なのだろうか……。出来次第アップします。これも、見に来てねん!
きんぎょ亭ブログ、金魚亭衆によって更新しております。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
きんぎょ亭
『大金魚作出工事見学祭』
金魚絵師・深堀隆介による金魚インスタレーション。木馬亭がきんぎょ亭に生まれ変わる過程をお見せします。奈々福もその時間中、三味線抱えて唄っています。
4月29日(祝)13:00〜19:00 於:浅草 木馬亭
1日フリー入場券500円(30日のチケットをお持ちの方はフリー)
『金魚亭公宴』
金魚の水槽と化した木馬亭で繰り広げられる浪曲の宴
出演:玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 深堀隆介
スペシャルゲスト 国本武春(曲師・沢村豊子) 小泉謙一(和太鼓奏者)
4月30日(水)19:00開演 於:浅草 木馬亭
前売り3000円 当日3500円
チケット予約は、
kingyo080429@mail.goo.ne.jp
小山では自分の一席のほかに福助姉の曲師、また昨日は定席で、まもなく97歳になられる木村若友師匠の三味線をはじめて弾かせていただき、ひさびさに曲師として心浮き立つ一週間でありました。
小山は長らく師匠が会を続けられた場所、古くからのご友人のお店です。大広間いっぱいのお客様。
福助姉さんが、私の三味線でのびのびと声を出してくださる様が嬉しく、気持ちよかった……。なんだか張り切ってしまい、いつもより掛け声多くかけちゃった気がします。
茨城県在住の豊子師匠が、「近くだから遊びに来たよ〜」とふらり来られて、客席で聞いておられましたが。
「アンタ! 三味線うまくなったねえ〜〜!」
「え、ホントですか?」
「ホントだよ。うまいよ、節より」
……微妙にがっくし。豊子師匠は正直なお師匠さんです(涙)。
昨日は、若友師匠のお三味線を弾かせていただけるなんて、感激でしたが緊張もしました。
若友師匠は、お稽古なし、打ち合わせ、一切なし。
「アンタに弾いてもらえるの、楽しみで、今日は来たんだ。奈々福さん、頼みますよ」
とおっしゃる言葉が、重い……。
でも、四本という高い調子に三味線を合わせることは、師匠が亡くなって以来、なかったこと。新しく張り替えた糸が、なるべく狂わないように、丁寧にのばし、そして、若友師匠のお出番の、二時間前には、その調子に合わせておきました。パツパツに糸を張る感触を、なつかしく思いつつ。緊張の一席。
そして今日は豊子師匠とお稽古。
いよいよ一週間後に迫ったおはようライブの、新ネタの稽古です。
三代目の先生が演っておられた演題。
師匠に、「三代目の先生のあの演題、勉強させていただきたいんですけど」と、申し上げたら、うちの師匠、ニヤリと笑い。
「おまえも狙ってたのか。オレもあのネタやりたいんだぞ」。
それが去年の今頃の話です。
師匠も、私も惚れた演題。どうか聞きに来てくださいね。
玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!
3月8日(土)11:00開演 於:木馬亭
木戸銭:500円(朝一番の笑顔付き!)
それから、4月の「きんぎょ亭」。画家・深堀隆介は金魚の絵の制作に日夜励み、彼のマネージャー・水谷真弓と金魚亭衆代表・尾上佳子は、フライヤーの作成と、後援者・協力者をつのるために日夜走り回り、私は新作の構想をしております。なにせ、木馬亭を二日間に限って、夢の金魚の泳ぎまくる異空間にしよう、そこで浪曲の宴を催そうという、前代未聞の企画ですから、準備に手間もお金もかかります。浅草の、いろいろなお店に、この企画のお話をし、ご協力をいただいております。まもなく、チラシが完成。印刷前に最終チェックをしましたけれど、これは本当に私なのだろうか……。出来次第アップします。これも、見に来てねん!
きんぎょ亭ブログ、金魚亭衆によって更新しております。
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
きんぎょ亭
『大金魚作出工事見学祭』
金魚絵師・深堀隆介による金魚インスタレーション。木馬亭がきんぎょ亭に生まれ変わる過程をお見せします。奈々福もその時間中、三味線抱えて唄っています。
4月29日(祝)13:00〜19:00 於:浅草 木馬亭
1日フリー入場券500円(30日のチケットをお持ちの方はフリー)
『金魚亭公宴』
金魚の水槽と化した木馬亭で繰り広げられる浪曲の宴
出演:玉川奈々福(曲師・沢村豊子) 深堀隆介
スペシャルゲスト 国本武春(曲師・沢村豊子) 小泉謙一(和太鼓奏者)
4月30日(水)19:00開演 於:浅草 木馬亭
前売り3000円 当日3500円
チケット予約は、
kingyo080429@mail.goo.ne.jp

