27日は四谷伝統芸能振興会主催の「若手演芸サミット」でした。
新宿御苑の見下ろせるステキなホールに集まってくだすった、あたたかなお客様。「バラエティに富んでて面白かった!」と感想を言ってくだすった方がいらっしゃいました。
しかもなぜかこの日は、みんなかけるネタが大ネタばっかり。
ご来場賜りまして、ありがとうございました。
四谷荒木町で、初めて私の浪曲会をやってくだすったのは、豊子師匠と同い年で、古くからの浪曲ファンの「桃太郎」の親爺さん、通称「桃爺」。古希を超えてなお革ジャン+バイクで新宿を疾駆するかっこいい桃爺が、打ち上げに参加。昼間から聞こし召していたせいか、ふだんは無口なのに、昨日はノリノリ。昔の節をうなる、うなる、うなる! 「天保水滸伝」「唄入り観音経」「壺坂霊験記」「赤城の子守唄」「佐渡情話」……関東節から関西節から、うなる、うなる、それがまた、実に見事。桃爺いわく「いまどきは民謡もなにも、きれいな声になっちゃったが、昔の節はそうじゃない。歌は暮らし、唄は人生。民謡歌手の歌う貝殻節よりも、その土地の漁師のうたう塩辛声の貝殻節のほうに、ふか〜い味があるもんだ」と、実に心に刻むべき言葉をぼそっと言って、そしてまた、「つまはおっとを〜」とうなってました。あまりのステキさに、桃爺浪曲会をやりたくなった私でした。
そして今日は28日。若手浪曲広小路亭でした。
太股が筋肉痛。昨日のサミットが、例のごとく落語と講談に混じっての坐り高座だったせいです。
ふつうのときに、いくら正座していても翌日筋肉痛にならないのに、坐って浪曲やると、テキメンなのは、私はきっと酸素のせいだと思います。太股というのは体中でイチバン筋肉比率の高い部位で、酸素消費量も多い。ところが、浪曲やると、多量に酸素を消費するので、太股が酸欠になる。ゆえに傷つき、翌日痛くなる……という仮説を導きました。違うかな。
私の演題は、お正月限定の「前原伊助」。初代重友御大から国友先生に受け継がれ、私がいただいたものですが、中にとっても粋な地節があり、それが粋にできるかどうかが課題でした。
弟弟子の太福、それから浪花亭友歌さんと広小路亭で一緒になるのは初めて。新しい息吹が入って、お客様はどうご覧になったか、いっぱいのお運びで、こちらも心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、4月29日と30日に、木馬亭にて面白い試みを致します。
「きんぎょ亭」
http://blog.goo.ne.jp/kingyo080429/
私のテーブル掛けに見事な金魚を描いてくれた金魚絵師・深堀隆介氏と、和のイベントをしかける席亭・尾上佳子さんと、私とで、「金魚亭衆」を組みました。
木馬亭を、二日間、深堀氏の金魚でうめつくし、「きんぎょ亭」にしてしまおう、そして30日には、金魚の水槽のようになった木馬亭の中で、浪曲の宴を開こうという試みです。
二年前、テーブル掛けを依頼したことがきっかけで、木馬亭に、浪曲にハマってしまった深堀さん。木馬亭をご自身の表現の場にしたい!
と思われ、紆余曲折を経てこのイベントを催すに至りました。
浪曲の宴は、私の他に、特別ゲストとして国本武春師匠にご出演いただきます。
私にはヘアメイクさんと衣装さんがついてくだすって、金魚にさせられちゃう予定。このイベントにおいては、まな板の上の鯉で、奈々福という素材を、深堀さんのイメージで思いっきり料理していただき、私はその装束で、金魚たちとともに、金魚水槽の底から、うなり声を挙げる予定。
いったい、なに? よくわからない?
上記特設ブログに、情報を随時アップしていきますので、ご覧ください。
その前に、2月3日日本橋亭、これも楽しい一席を懸命に演じる予定。よろしくねんねん!
「鯉橋・奈々福二人会」
2月3日(日)17時30分〜(17時開場)
出演:瀧川鯉橋(落語)・玉川奈々福(浪曲・曲師玉川みね子)・あいあいず(ゲスト)・瀧川鯉八(前座)
木戸:2,000円
会場:お江戸日本橋亭
中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1F
銀座線三越前駅より2分
JR新日本橋駅歩2分・JR神田駅歩7分
http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/image/map1.gif
予約:すなしま03-3646-8465
プロフィール
this is the NANAFUKU
名前:玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:乙女
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。2007年、関西の若手、菊地まどか、春野恵子とともに浪曲ユニット「浪曲乙女組!」結成、東西で公演を行う。一声二節三啖呵。修業修業の日々にて候。



撮影森幸一・明石雄介
奈々福公演予定詳細はホームにリンクしております浪曲カレンダーをご覧ください。
奈々福ことしこれからの自主公演一覧
7月13日「浪曲乙女組!」於:新宿 シアターアプル


8月2日「浪曲乙女組!」於:大阪 トリイホール
9月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月12日「悲願千人斬の女通し読み」於:ポレポレ坐
奈々福公演の予約問合せはプロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
奈々福HOMEhttp://www.geocities.jp/tamamiho55/

誕生日:三波春夫先生と同じ7月19日
性別:乙女
職業:浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)
一言:1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目興行を行う。2007年、関西の若手、菊地まどか、春野恵子とともに浪曲ユニット「浪曲乙女組!」結成、東西で公演を行う。一声二節三啖呵。修業修業の日々にて候。
奈々福公演予定詳細はホームにリンクしております浪曲カレンダーをご覧ください。
奈々福ことしこれからの自主公演一覧
7月13日「浪曲乙女組!」於:新宿 シアターアプル
8月2日「浪曲乙女組!」於:大阪 トリイホール
9月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月6日「玉川奈々福のおはようライブ ほとばしる浪花節!」於:木馬亭
12月12日「悲願千人斬の女通し読み」於:ポレポレ坐
奈々福公演の予約問合せはプロジェクト福太郎090-7001-6867 tamamiho55@yahoo.co.jp
奈々福HOMEhttp://www.geocities.jp/tamamiho55/

2008年01月28日
2008年01月26日
ここンとこ不精でスミマセン。
ここンとこ不精でスミマセン。日記は一週間分まとめて。
某日。日本経済新聞社の取材。「伝統芸能でがんばる女性たち」という主旨だそうです。2月初旬、夕刊文化面掲載予定です。掲載日わかったらお知らせしますね。取材に来てくださる記者のかたがたが、「浪曲乙女組」のことと、私の演題に「浪曲シンデレラ」があるということを知っていてくださるのは、嬉しい。
某日。浅草のイサミ堂に。オトモダチから、初代幸枝若先生の「寛永三馬術」のビデオがあるという話を聞いて、問い合わせたら、さすがイサミ堂。あった。二十年ほど前にMTRという会社からでた浪曲ビデオシリーズの中の一本。初代の先生の十八番「大井川乗り切り」の場面。幸枝若先生は、去年「笹川の花会」と「千人坊主」の入ったビデオが出たばかりで、それはすでに入手ズミ。三馬術は、私も「愛宕山」を持っているので、勉強になるはずとイサミ堂に行ったら、やっぱり一本じゃすまなくなって、三代目の先生のビデオ、それから港家小柳丸師のものと、関東節を二本買ってしまった。イサミ堂にいくと平静でいられなくなる。古い浪曲のSPがずらり並んでいるのだ。レコードとレコードの間から、ビイ〜ンと腹に響く胴声が染み出てくるような幻聴に襲われる。いかん、いかん。きりがない。ビデオを抱えてうひうひ言いながら帰る。
某日。突然の発熱。一日眠る。眠りながらの子守唄は、女流関西節。中で、京山華千代師匠の「村上喜剣」にしびれた。忠臣蔵外伝のひとつのこの演題は、長い道中付けの見事さが有名であるが、それを支える三味線、東家みさ子師の揺れる音締めと、お二人の息の合い方、その完成度の高さに酔う。録音でこれだけの音なら、ナマでそばで聞いたら、どんなに魅力あふれる音だったことだろう。東家みさ子師は武春師匠が最初に師事した方だ。少し元気になったので、起きだして、イサミ堂で入手したビデオのうち、三代目の先生の「平手の最後」を見る。なつかしい勝太郎先生。この芸格。所作の美しさ。女性を演じるときの色っぽさ。平手を演じるときの目の色・殺気。久しぶりに三代目の先生の「平手」を見ると、それを師匠がどう受け継ぎ、どう発展させたかが、よくわかる。先生と師匠が重なる。もう、ばあばあ泣いてしまって、おかーさんにドン引きされました。
さて、明日は。
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで。(tamamiho55@yahoo.co.jp)
それから、もひとつ、宣伝、宣伝!
「鯉橋・奈々福二人会」
2月3日(日)17時30分〜(17時開場)
出演:瀧川鯉橋(落語)・玉川奈々福(浪曲・曲師玉川みね子)・あいあいず(ゲスト)・瀧川鯉八(前座)
木戸:2,000円
会場:お江戸日本橋亭
中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1F
銀座線三越前駅より2分
JR新日本橋駅歩2分・JR神田駅歩7分
http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/image/map1.gif
予約:すなしま03-3646-8465
注目の若手実力派・瀧川鯉橋さんと久々ご一緒させていただきます。去年一度しか演じていない、トータルでも十回はまだ演じていない演題を、やる予定(冷汗)。応援してね、来てね、来てね。
某日。日本経済新聞社の取材。「伝統芸能でがんばる女性たち」という主旨だそうです。2月初旬、夕刊文化面掲載予定です。掲載日わかったらお知らせしますね。取材に来てくださる記者のかたがたが、「浪曲乙女組」のことと、私の演題に「浪曲シンデレラ」があるということを知っていてくださるのは、嬉しい。
某日。浅草のイサミ堂に。オトモダチから、初代幸枝若先生の「寛永三馬術」のビデオがあるという話を聞いて、問い合わせたら、さすがイサミ堂。あった。二十年ほど前にMTRという会社からでた浪曲ビデオシリーズの中の一本。初代の先生の十八番「大井川乗り切り」の場面。幸枝若先生は、去年「笹川の花会」と「千人坊主」の入ったビデオが出たばかりで、それはすでに入手ズミ。三馬術は、私も「愛宕山」を持っているので、勉強になるはずとイサミ堂に行ったら、やっぱり一本じゃすまなくなって、三代目の先生のビデオ、それから港家小柳丸師のものと、関東節を二本買ってしまった。イサミ堂にいくと平静でいられなくなる。古い浪曲のSPがずらり並んでいるのだ。レコードとレコードの間から、ビイ〜ンと腹に響く胴声が染み出てくるような幻聴に襲われる。いかん、いかん。きりがない。ビデオを抱えてうひうひ言いながら帰る。
某日。突然の発熱。一日眠る。眠りながらの子守唄は、女流関西節。中で、京山華千代師匠の「村上喜剣」にしびれた。忠臣蔵外伝のひとつのこの演題は、長い道中付けの見事さが有名であるが、それを支える三味線、東家みさ子師の揺れる音締めと、お二人の息の合い方、その完成度の高さに酔う。録音でこれだけの音なら、ナマでそばで聞いたら、どんなに魅力あふれる音だったことだろう。東家みさ子師は武春師匠が最初に師事した方だ。少し元気になったので、起きだして、イサミ堂で入手したビデオのうち、三代目の先生の「平手の最後」を見る。なつかしい勝太郎先生。この芸格。所作の美しさ。女性を演じるときの色っぽさ。平手を演じるときの目の色・殺気。久しぶりに三代目の先生の「平手」を見ると、それを師匠がどう受け継ぎ、どう発展させたかが、よくわかる。先生と師匠が重なる。もう、ばあばあ泣いてしまって、おかーさんにドン引きされました。
さて、明日は。
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで。(tamamiho55@yahoo.co.jp)
それから、もひとつ、宣伝、宣伝!
「鯉橋・奈々福二人会」
2月3日(日)17時30分〜(17時開場)
出演:瀧川鯉橋(落語)・玉川奈々福(浪曲・曲師玉川みね子)・あいあいず(ゲスト)・瀧川鯉八(前座)
木戸:2,000円
会場:お江戸日本橋亭
中央区日本橋本町3-1-6日本橋永谷ビル1F
銀座線三越前駅より2分
JR新日本橋駅歩2分・JR神田駅歩7分
http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/image/map1.gif
予約:すなしま03-3646-8465
注目の若手実力派・瀧川鯉橋さんと久々ご一緒させていただきます。去年一度しか演じていない、トータルでも十回はまだ演じていない演題を、やる予定(冷汗)。応援してね、来てね、来てね。
2008年01月20日
私は朝青龍派です。
昨日、立会いで出島に押し負けていたのが気になる朝青龍。
勝ち方がよろしくない。あの状態でも勝つんだから、うまいなあと思うが、ちょっと心配。
皆さん、朝青龍が負けるところが見たくて、国技館に足を運び、テレビに釘付けになっているんでしょうかねえ。
すでにその時点で朝青龍の勝ちですねえ。
理屈や筋論を圧倒しちゃいましたねえ。
朝青龍の相撲取りとしての魅力は、私にとっては圧倒的。
テレビを通してさえ伝わるあの迫力、近くで見たらどんなにすごいだろう。全身白くて強い鞠のようだ。
それになんといっても愛嬌あるし。去年来、その愛嬌がうすれてきているのが、惜しまれてならない。
まあ、オトモダチになりたいかというと、あんまり近くに寄りたくない気はするが。
身体一つを張って、自分を証明していかねばならない過酷さよ。
ほとばしれ朝青龍!
某日。オトモダチの俳人Mさんの出版記念会で余興。『徹底天保水滸伝』以来、ずっと通ってくださっている友情に応えたい。お酒の入ったくだけた席で浪花節やるのもなにとやら、三味線抱えて俗曲をすこしやったあとに、それでもやっぱり浪花節だから、セメの手に乗せて、彼の句集の中から数句を抜き読みした。太棹でやる「さのさ」ってのは、ちょいとお座敷的じゃないかもしれないけど、ま、浪花節なんだし。いっか。Mさん、おめでとう!
某日。テレ東の「アド街ック天国」の神楽坂特集。私もよく行く「もー吉」が取材受けてるって聞いてた。ヤンキースの松井君が巨人時代、もー吉でしょっちゅうご飯を食べていた縁で、もー吉は松井君大贔屓なのだが、番組で、マスターがヤンキースのユニフォームを来て登場したのには驚いた。店の宣伝しないで松井贔屓を宣伝してる。しょうがないなあ、もう。ええー、もー吉はお酒のつまみも、おいしいですよってとりあえずここで言っておきます。
ええー、今度の週末になりましたので、も一度宣伝しときます。
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
毎度おなじみ、落語講談浪曲が一挙に聞ける会。四谷伝統芸能振興会セレクトによる「右肩上がりの若手選りすぐり」とのことです。なんせ「サミット」ですから。
来て見て確認してくださいまし。
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで(tamamiho55@yahoo.co.jp)
勝ち方がよろしくない。あの状態でも勝つんだから、うまいなあと思うが、ちょっと心配。
皆さん、朝青龍が負けるところが見たくて、国技館に足を運び、テレビに釘付けになっているんでしょうかねえ。
すでにその時点で朝青龍の勝ちですねえ。
理屈や筋論を圧倒しちゃいましたねえ。
朝青龍の相撲取りとしての魅力は、私にとっては圧倒的。
テレビを通してさえ伝わるあの迫力、近くで見たらどんなにすごいだろう。全身白くて強い鞠のようだ。
それになんといっても愛嬌あるし。去年来、その愛嬌がうすれてきているのが、惜しまれてならない。
まあ、オトモダチになりたいかというと、あんまり近くに寄りたくない気はするが。
身体一つを張って、自分を証明していかねばならない過酷さよ。
ほとばしれ朝青龍!
某日。オトモダチの俳人Mさんの出版記念会で余興。『徹底天保水滸伝』以来、ずっと通ってくださっている友情に応えたい。お酒の入ったくだけた席で浪花節やるのもなにとやら、三味線抱えて俗曲をすこしやったあとに、それでもやっぱり浪花節だから、セメの手に乗せて、彼の句集の中から数句を抜き読みした。太棹でやる「さのさ」ってのは、ちょいとお座敷的じゃないかもしれないけど、ま、浪花節なんだし。いっか。Mさん、おめでとう!
某日。テレ東の「アド街ック天国」の神楽坂特集。私もよく行く「もー吉」が取材受けてるって聞いてた。ヤンキースの松井君が巨人時代、もー吉でしょっちゅうご飯を食べていた縁で、もー吉は松井君大贔屓なのだが、番組で、マスターがヤンキースのユニフォームを来て登場したのには驚いた。店の宣伝しないで松井贔屓を宣伝してる。しょうがないなあ、もう。ええー、もー吉はお酒のつまみも、おいしいですよってとりあえずここで言っておきます。
ええー、今度の週末になりましたので、も一度宣伝しときます。
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
毎度おなじみ、落語講談浪曲が一挙に聞ける会。四谷伝統芸能振興会セレクトによる「右肩上がりの若手選りすぐり」とのことです。なんせ「サミット」ですから。
来て見て確認してくださいまし。
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで(tamamiho55@yahoo.co.jp)
2008年01月13日
いろいろあった一週間。
某日 木馬亭定席。御正月の御年賀がわりと、トリの三門柳師匠のあとに、柳師匠と春日井梅光師匠による歌謡ショウ。梅光師匠は「元禄名槍伝 俵星玄蕃」。
「や〜り〜はァ錆びても〜、心は錆びぬゥゥゥ……」
梅光師匠の、名調子。
ふと気付くと、楽屋にいらしたはずの先輩方も若手も、なんだかみんな袖にいる。お客さんもノッているが、袖の先輩方もノッている。
月子師匠が体を揺らして、文句を一緒に口ずさんでおられる。
琴路師匠も、楽しそうに上半身でリズムをとっている。
そして、例のくだり。
「雪を蹴立てて、サク、サク、サクサクサクサク……」
舞台の上の梅光師「先生〜ッ!」
袖一同大合唱「おうッ、蕎麦屋かあ〜〜〜っ!」
楽しい御正月の寄席風景でした。
某日 思い出しただけでヨダレが垂れる。
2月に渋谷のシアターコクーンで上演される、岩松了・作演出の『恋する妊婦』という芝居は、大衆演劇の世界を舞台にしている。初演を見ている。このたびの再演にあたっては、私の贔屓の劇団・花車の姫京之助座長に、劇中劇と舞踊ショーの指導をお願いしたいのだと岩松さんから聞いていた。この一見まったく縁のなさそうなお二人のご縁を、十三年前、この芝居の初演のときにつないで以来のお付き合い。ついては「稽古日に、一緒に来てね」と、座長からも連絡。別にナンの役に立つわけではないけれど、参ります、参りますとも。座長のカバン持ちとしてついていく。いや、もう、ヨダレ垂れちゃう。座長が芝居を指導される場に行くのも、岩松さんの稽古場も始めて。稽古の現場。演出で芝居がみるみるふくらんでいく。出演は、小泉今日子 大森南朋 鈴木砂羽 荒川良々 風間杜夫……といった方々。ええ、ずっと顔はゆるみっぱなし、ヨダレだらだらでした。
某日 歌人・福島泰樹さんの短歌絶叫コンサート。まるで浪花節を聞いているような、歌人の叫び。萩原朔太郎の、中原中也の、寺山修司の、そして福島さん自身の詩魂を、ピアノの生演奏に乗せて、五七調で、うなり、さけぶ。お酒の場で、福島さんが虎造節をうなるのを、ついこの間聞いた。びっくりするほどうまかった。胴声が出る。外の風はつめたく、希薄なのに、吉祥寺の小さなライブハウスの中の空気は、とても濃厚だった。
某日 祝! 豊子師匠退院! 実は10月末から入院されていた。駅でエスカレーターに乗っていたら、上から人と荷物が落ちてきたというのだ。反射的に三味線を抱くようにして身を伏せた、その上に人と荷物は落ちてきて、背骨を傷めてしまった。第一報を聞いて目の前が真っ暗になり、すっ飛んで病院に行った。本当に心配した。
でも。豊子師匠の生命力はハンパではない。熱心なリハビリの甲斐もあって、お師匠さん、超元気! 背筋も腹筋も、怪我する前よりずっとついちゃって、マッスル豊子と呼んでください。
大怪我だったのに、落ち込んだ様子もみせず、ずっと明るかった豊子師匠。
豊子師匠のお人柄を、こんなにありがたい、と思ったことはない。
まもなく復帰されます。ガラスの小粒がぽろぽろこぼれ落ちるような、きらきらとした豊子師匠の音色が再び聞けますよ!
某日 安心したら自分が風邪ひいた。「アンタ、また熱だしたのかい?」豊子師匠の呆れたような声。薬飲んで、ゆずはちみつ飲んで、正月に煮た黒豆の汁も飲んで、うがいもして、ひたすら眠る。眠った甲斐あって、今日は元気。
「や〜り〜はァ錆びても〜、心は錆びぬゥゥゥ……」
梅光師匠の、名調子。
ふと気付くと、楽屋にいらしたはずの先輩方も若手も、なんだかみんな袖にいる。お客さんもノッているが、袖の先輩方もノッている。
月子師匠が体を揺らして、文句を一緒に口ずさんでおられる。
琴路師匠も、楽しそうに上半身でリズムをとっている。
そして、例のくだり。
「雪を蹴立てて、サク、サク、サクサクサクサク……」
舞台の上の梅光師「先生〜ッ!」
袖一同大合唱「おうッ、蕎麦屋かあ〜〜〜っ!」
楽しい御正月の寄席風景でした。
某日 思い出しただけでヨダレが垂れる。
2月に渋谷のシアターコクーンで上演される、岩松了・作演出の『恋する妊婦』という芝居は、大衆演劇の世界を舞台にしている。初演を見ている。このたびの再演にあたっては、私の贔屓の劇団・花車の姫京之助座長に、劇中劇と舞踊ショーの指導をお願いしたいのだと岩松さんから聞いていた。この一見まったく縁のなさそうなお二人のご縁を、十三年前、この芝居の初演のときにつないで以来のお付き合い。ついては「稽古日に、一緒に来てね」と、座長からも連絡。別にナンの役に立つわけではないけれど、参ります、参りますとも。座長のカバン持ちとしてついていく。いや、もう、ヨダレ垂れちゃう。座長が芝居を指導される場に行くのも、岩松さんの稽古場も始めて。稽古の現場。演出で芝居がみるみるふくらんでいく。出演は、小泉今日子 大森南朋 鈴木砂羽 荒川良々 風間杜夫……といった方々。ええ、ずっと顔はゆるみっぱなし、ヨダレだらだらでした。
某日 歌人・福島泰樹さんの短歌絶叫コンサート。まるで浪花節を聞いているような、歌人の叫び。萩原朔太郎の、中原中也の、寺山修司の、そして福島さん自身の詩魂を、ピアノの生演奏に乗せて、五七調で、うなり、さけぶ。お酒の場で、福島さんが虎造節をうなるのを、ついこの間聞いた。びっくりするほどうまかった。胴声が出る。外の風はつめたく、希薄なのに、吉祥寺の小さなライブハウスの中の空気は、とても濃厚だった。
某日 祝! 豊子師匠退院! 実は10月末から入院されていた。駅でエスカレーターに乗っていたら、上から人と荷物が落ちてきたというのだ。反射的に三味線を抱くようにして身を伏せた、その上に人と荷物は落ちてきて、背骨を傷めてしまった。第一報を聞いて目の前が真っ暗になり、すっ飛んで病院に行った。本当に心配した。
でも。豊子師匠の生命力はハンパではない。熱心なリハビリの甲斐もあって、お師匠さん、超元気! 背筋も腹筋も、怪我する前よりずっとついちゃって、マッスル豊子と呼んでください。
大怪我だったのに、落ち込んだ様子もみせず、ずっと明るかった豊子師匠。
豊子師匠のお人柄を、こんなにありがたい、と思ったことはない。
まもなく復帰されます。ガラスの小粒がぽろぽろこぼれ落ちるような、きらきらとした豊子師匠の音色が再び聞けますよ!
某日 安心したら自分が風邪ひいた。「アンタ、また熱だしたのかい?」豊子師匠の呆れたような声。薬飲んで、ゆずはちみつ飲んで、正月に煮た黒豆の汁も飲んで、うがいもして、ひたすら眠る。眠った甲斐あって、今日は元気。
2008年01月04日
新年のご挨拶。
よい年をお迎えのことと思います。
どうか本年もよろしくお願い申し上げます。
大晦日は年越しそばを食べました。
夜中、お腹すいちゃったからケーキも食べちゃいました。
元旦は、予定通り、お雑煮を食べて。
快晴の元日。例年通り、お墓参りから。
おとーさんのお墓。おじーちゃんのお墓。
そして今年は一門で、師匠のお墓。
そして新年のご挨拶まわり。一門の新年会。
初詣はむろん、むろん、浅草寺。
「よい浪曲ができますように……」
今日は木馬亭、今年の初舞台。
お三が日は、開演が11時。朝早くから、若手が舞台を拭き、楽屋を掃除。出演者もいっぱいだけれど、今日は客席もいっぱい。本日は特別、みなさまに甘酒をお振る舞いできて、お正月らしい寄席でした。
木馬亭には五日も出演させていただきます(12時開演、開口一番)。
今月のその他の奈々福
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
毎度おなじみ、落語講談浪曲が一挙に聞ける会。四谷伝統芸能振興会セレクトによる「右肩上がりの若手選りすぐり」とのことです。なんせ「サミット」ですから。
来て見て確認してくださいまし。
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで(tamamiho55@yahoo.co.jp)
若手浪曲広小路亭
1月28日(月)12:30開場13:00開演
出演:玉川こう福、春日井あかり、富士琴美 玉川奈々福 澤華丸 浪花亭友歌、玉川太福
予約1000円 当日1500円
最近入った若手も総出演の正月広小路亭。浪曲の未来が見える、かもしれません。毎度申しますが、木戸で「奈々福は見込みがある」とおっしゃっていただければ、特価1000円で入れます。これがなかなか言いにくいらしいですね。
どうか本年もよろしくお願い申し上げます。
大晦日は年越しそばを食べました。
夜中、お腹すいちゃったからケーキも食べちゃいました。
元旦は、予定通り、お雑煮を食べて。
快晴の元日。例年通り、お墓参りから。
おとーさんのお墓。おじーちゃんのお墓。
そして今年は一門で、師匠のお墓。
そして新年のご挨拶まわり。一門の新年会。
初詣はむろん、むろん、浅草寺。
「よい浪曲ができますように……」
今日は木馬亭、今年の初舞台。
お三が日は、開演が11時。朝早くから、若手が舞台を拭き、楽屋を掃除。出演者もいっぱいだけれど、今日は客席もいっぱい。本日は特別、みなさまに甘酒をお振る舞いできて、お正月らしい寄席でした。
木馬亭には五日も出演させていただきます(12時開演、開口一番)。
今月のその他の奈々福
四谷大木戸演芸サミット
1月27日(日)13:30開場14時開演
出演:一龍斎貞寿 三遊亭金翔 玉川奈々福 田辺一凛 三遊亭楽花生
於:四谷地域センター12階 多目的ホール(新宿御苑前より徒歩3分)
前売1500円 当日2000円
毎度おなじみ、落語講談浪曲が一挙に聞ける会。四谷伝統芸能振興会セレクトによる「右肩上がりの若手選りすぐり」とのことです。なんせ「サミット」ですから。
来て見て確認してくださいまし。
前売りと当日の値段が違います。ご予約は奈々福まで(tamamiho55@yahoo.co.jp)
若手浪曲広小路亭
1月28日(月)12:30開場13:00開演
出演:玉川こう福、春日井あかり、富士琴美 玉川奈々福 澤華丸 浪花亭友歌、玉川太福
予約1000円 当日1500円
最近入った若手も総出演の正月広小路亭。浪曲の未来が見える、かもしれません。毎度申しますが、木戸で「奈々福は見込みがある」とおっしゃっていただければ、特価1000円で入れます。これがなかなか言いにくいらしいですね。

